新規日誌1
休日デッサンコンクール
8月5日と6日、主に国公立の美術大学を志望し、共に切磋琢磨する3年生が休日に有志で集まり、日本画教室にてデッサンコンクールをしました。
今年に入って4度目のデッサンコンクール、課題の内容は大学入試の実技試験を想定しており、今回は大学入試でも最長クラスの制限時間12時間でヴィーナスの石膏像やデルフィニウムの花、りんごなどが上からみて点対称に配置された机上を鉛筆で描くという内容でした。2日制の長丁場で、空間を意識しつつも長時間しっかりとモチーフと向き合い描き込めるかという課題でした。優秀者には景品が贈呈されます。
この夏はお盆の期間を利用し、生徒それぞれが自分の志望校対策のことを考え、中には県内のみならず東京や愛知の大手美術予備校の夏期講習に参加する生徒も居ます。
皆それぞれの目標に向かってこの夏頑張っています。ぜひ応援よろしくお願いします。
第47回全国高等学校総合文化祭2023かごしま総文美術・工芸部門に出品しました
石川県代表作品として展示された芸術コース美術専攻3年有山さんが3日間にわたる大会行事に参加しました。
1日目 7月29日(土)
鹿児島県総合体育センター体育館にて開会式、交流会①に参加しました。
『交流会① オッのコンボ』では各県代表生徒6人とお世話役の鹿児島県の高校生2名が一つのグループになり、裏面がシール状になった大島紬の端切れを卵の形の石膏に貼り付けて各自デザインした作品を仕上げました。制作中の会話で情報交換も行いました。
2日目 7月30日(日)
県歴史美術センター黎明館と市美術館にて行われた『交流会② 作品鑑賞会』に参加しました。
これは前日の班メンバーの作品を鑑賞し互いに感想を伝えあう活動で、それぞれの作品の良さや気づきを伝えあいながら交流を深めました。
3日目 7月31日(月)
最終日は開会式と同じ会場にて作品講評会、閉会式が行われました。
約400点の作品からアートディレクターの上国料勇氏が選んだ5点について講評が行われました。選ばれた
作品に刺激をうけ、同じ高校生でも発想力のすばらしさ、巧みな表現、テーマの設定などに多くの学びがありました。
合わせて行われた上国料氏の講演では、デッサンの重要性などこれから制作を続けていく際のヒントを得ることができました。鹿児島での実りの多い3日間になりました。
<本人の感想>
「全国の高校生と交流できたことで全国の高校生のなかには想像もできないような表現を追求している人が数多くいること、その存在を知ることができたことは貴重な体験になりました。全国展出品参加は、一緒に描く仲間や学校の先生方、家族の支援があって実現したものなので、感謝の気持ちを持ちながらこれからも頑張りたいと思います。後輩も来年の全国展に出品できること、4年後石川県で開かれる全国総文祭でも後輩たちが活躍できることを祈っています。」
全国高等学校総合体育大会 ボート競技
7月28日(金)~31日(月) 北海道の網走湖で行われた全国高等学校総合体育大会ボート競技に、本校から2年生の村井くんが出場しました。初日の予選では3着以内に入れませんでしたが、2日目の敗者復活戦で勝ち上がり、準々決勝へと進むことができました。準々決勝では少しの差で惜しくも敗れてしまいました。応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。彼は2年生なので、これからの活躍が楽しみです。
看護体験に参加しました
小松市民病院の看護体験に3年生4人、1年生2人が参加しました。
バイタルサインの測定や聴診、ミキシングと呼ばれる薬剤を混ぜる作業の体験をしました。
また車椅子やオムツの体験も行いました。
8月1日にも9名が参加しました。
夏季実技強化週間2
7月21日(金)から始まった夏季実技強化週間も折り返し地点に来ました。2日目には本校卒業生で現在金沢美術工芸大学に在学中の学生、5日目には富山大学の学生がデザイン専攻の後輩指導に来てくれました。インダストリアルデザイン、芸術学、芸術文化の各専攻で学ぶ先輩から実技の指導や受験についてのアドバイス、そして大学生活の楽しさを教えてもらいました。期間も半ばを越えましたが、先輩の励ましを受け、新たな気持ちで課題に取り組んでいます。