門前東西小ニュース

2019年7月の記事一覧

石川県小学生陸上競技大会

選手10名の成績は,女子走り高跳び1位,男子80mハードル2位,女子ジャベリックボール投げ2位,女子コンバインドB3位・5位,男子コンバインドA4位,女子80mハードル5位(ここまで入賞),男子コンバインドB9位,女子コンバインドA9位,女子走り幅跳び12位でした。この日行われた種目の中では,今年初めて行われたコンバインド種目が1位になれば全国大会に行ける種目ということで,本当に激戦でした。出場選手数は種目によってバラバラで,公式種目のうち一番多い種目で44人,一番少ない種目で15人でした。本校は,児童たちの素晴らしい活躍が続き,表彰式登壇ラッシュ。児童の送迎および応援,テントの片付け等お手伝いくださった保護者の皆様,ありがとうございました。

男子コンバインドA 6年H君 4位 1713点(走り高跳び 1位 1m35,80mハードル 7位 15秒92)
1種目の走り高跳び(昨年は1m10だった)で1m35も跳び,2位(1m29)以下を大きく引き離しての1位。かなりはっきりと全国大会が見えてきた瞬間でした。(H君は,どちらかというとハードルの方に自信があったのです。)ところが,80mハードルで,とんでもなく速い選手が一人いて,一気に引き離されてしまいました。走り高跳びのアドバンテージも瞬く間になくなりました。結局,最後につまずいてしまったことで大きく失速したこともあり,3位の選手と1点差(3位の選手は1714点)の4位でした。でも,精鋭がそろった激戦種目でのこの成績はたいへん立派です。おめでとう。短い間ではありましたが,我々全員が,全国大会へ行く夢も見せてもらえました。ありがとう。



女子コンバインドA 6年Mさん 9位 1372点(走り高跳び 9位 1m15,80mハードル 9位 16秒56)
Mさんは,両種目とも自己新記録。素晴らしかったです。惜しくも入賞(8位まで)には届きませんでしたが,納得です。特にハードルは,このところようやく一皮むけてきたところだったので,本番まであと少し時間がほしいところでした。右写真は,サブトラックでの最終練習の様子。



男子コンバインドB 6年H君 9位 1716点(走り幅跳び 7位 3m93,ジャベリック投14位 38m50)
彼は,この一ヶ月でめきめきと力をつけてきており,全員の中で,市予選以降,最も伸びた選手です。惜しくも入賞まであと一歩ではありましたが,よくがんばりました。右写真は,開会式後の様子です。



女子コンバインドB 5年Tさん 3位 1481点(走り幅跳び 8位 3m38,ジャベリック投 3位 34m50)
Tさんは,学童野球でもレギュラー。野球で鍛えた肩の強さで,3位入賞を果たしました。素晴らしい。Tさんは5年生なので,来年も出場できますね。もう一段上の結果(!)を期待しています。



女子コンバインドB 6年Tさん 5位 1469点(走り幅跳び10位 3m19,ジャベリック投 2位 36m55)
Tさんも,学童野球でレギュラー。圧倒的なジャベリック力で,5位をゲットしました。今年の様子を見ると,コンバインドAには,有力陸上クラブの多くが力を入れているように思えました(入賞者に,かっこいいユニフォームの選手が多かった)が,コンバインドBは,体操服(小学校で出てきた選手)の入賞者が多かったようです。やはり,ジャベリックボール投げは,ずっと野球やドッジボールのクラブでがんばってきた選手が有利なのでしょうか?



女子走り高跳び 6年Hさん 1位 1m24,女子走り幅跳び 6年Mさん 12位 3m37
この日のハイライトは,なんといってもHさんの1位でしょう。すごかったです。おめでとう。彼女はもともと走り高跳びが得意だったのですが,今年は最初から調子が上がらず,市予選も含め,ずっと不調でした。ですが,それでも負けずに跳び続け,ついに一気に圧倒的な自己新記録を,なんとこの大舞台で出してしまったのです。素晴らしい。
Mさんは,昨年に引き続いての走り幅跳び出場。本来の得意種目(80mハードル)では出場できず残念ではありましたが,それでもいつも前向きな練習態度でがんばってきました。昨年の記録(3m10)も大きく更新しました。立派でした。



男子80mハードル 6年T君 2位 15秒90
市予選に向けての練習では,得意な走り高跳びと走り幅跳びのみ練習。その種目の代表を目指していました。(昨年も走り幅跳びで出場しました。)しかし,市予選前の不調になり,なんとかぶっつけ本番で出場したハードルで参加できることになりました。市予選でのタイムは18秒2。それからの1ヶ月,少しずつタイムは上がり,調子もつかみだし,ついにこの日のサブトラックでのアップの時に初めて(!)ハードル間を全て3歩で走れたのです。しかも,楽々と!本番も水を得た魚のようにピョンピョンと9台のハードルを3歩で走り抜けました。納得の2位でした。よかったですね。おめでとう。右写真は,サブトラックでの最終練習の様子。



女子80mハードル 6年Mさん 5位 15秒22
本校期待のエースの一人。入賞は当たり前。どこまでいけるかという期待を背負っていました。昨年は16秒76で11位。今年にかけていたのです。結果は5位。素晴らしい。やはり期待通りの成績を残してくれました。しかし本人は不満気。まあ,それでこそエースです。右写真は,サブトラックでの最終練習の様子。



女子ジャベリック投 6年Oさん 2位 41m78
Oさんこそ,昨年も入賞(33m93で7位)した唯一の大エース。今年はできるだけ上を目指してきました。結果は2位。期待以上です。ジャべリックボールがどこまで飛んでいくのかと思いました。すごかったです。おめでとう。右写真は,全ての表彰が終わり,解散する時のものです。大会サイドの問題(プリンターの故障)で,故障後に行われた種目で入賞した3人(女子コンバインドB2人,女子走り高跳び1人)の賞状が手元になく,残念でした。※後日,学校に届きました。



今年の選手10名のうち6年は9名です。そのうち5年だった昨年も出場していたのが6名もいて,うち5名までが今年入賞を果たしました。やはり,大舞台での経験は人を成長させるのですね。逆に今年の5年生は1名。来年は,また1からのスタートとなるのでしょうか?いえ,このスピリッツは,次世代の児童たちにも引き継がれていくことでしょう。そう信じましょう。選手の皆さん,お疲れ様でした。そして感動をありがとう。
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