学校日誌

1学期終業式

 1学期は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う臨時休業のため、6月1日(月)に授業が再開されました。毎日の7限授業と月2回の土曜授業を行うことで「学びの保障」をし、本日8月7日(金)に終業式を迎えました。

 7月から再び感染者が増加している現状を踏まえて、終業式は全校放送形式でした。生徒たちは自分の教室で校歌を聴いた後、静かに平木校長先生の話に耳を傾けました。

 オンライン授業と課題のやりとり、グーグルクラスルームによるSH、7限授業や土曜授業等、これまでの生徒の頑張りを称える言葉から講話は始まりました。今後も「新しい生活様式」を意識して、警戒を緩めないこと、夏休みは、主体的に学ぶ力を発揮する機会と捉える、将来への意識を高める、目標をもつ、計画を立てるなど、それぞれの学年ごとに休みの過ごし方についての話がありました。そして、命を大切にし、気の緩みによる事故に遭わないこと、七尾東雲高校生としての自覚をもった行動をし、本校の教育目標にある「自律貢献」を期待していると講話を締めくくり、終業式を終えました。

 また、本日8月7日(金)は、5日(水)から行われている保護者懇談会の最終日でもありました。暑い中、感染症対策にご協力いただきながら、大勢の保護者の皆様に学校へお越しいただきましたことを感謝申し上げます。

【終業式①放送室スタンバイ】【終業式②教室の様子】

【保護者懇談会①教室前】 【保護者懇談会②ソーシャルディスタンス・フェイスシールドとマスク】

防犯教室

 6月17日(水)7限に1年生を対象にした防犯教室が第一体育館でありました。「非行防止に対する意識を高め、未然防止を図ること。また、防犯についての正しい知識を得て、気持ちを引き締めること」を目的としました。七尾警察署生活安全課生活安全係長の清水勇輔氏を講師としてお迎えし、スマートフォンを利用する際の注意事項についてお話を頂きました。

必ずウィルス対策ソフトをインストールしてセキュリティ対策を講じること、自分のIDやパスワードを他人に教えないこと、個人情報を安易に入力しない、不適切画像を絶対に掲載しないこと等、ネットモラルやルールについて再確認する貴重な教室となりました。

2年生も第一体育館に集まって防犯教室に参加することが当初の計画でしたが、3密回避のため予定を変更し、翌18日(木)7限目に録画したビデオを各教室で視聴し、防犯について学びました。

避難訓練

 6月16日(火)の7限目を使って避難訓練を実施しました。「能登半島沖で大規模地震が発生し、七尾市でも震度5の揺れがあり、その後1階機械室から出火」と想定した訓練でした。今回は、新型コロナウィルス感染症対策として、通報訓練と避難訓練の2項目にしぼって行いました。

 地震発生後、生徒たちはシェイクアウト訓練を行い、「しゃがむ、隠れる、じっとする」の3つの安全行動(3必)をとった後に、指示に従ってグラウンドに避難しました。

 避難完了後、学校長から講評がありました。訓練となると、緊張感が欠けてしまいがちが、緊急時においては、正しい情報を速やかにキャッチし、正しく判断し、正しい行動を取ることが大切である。そのためには心の訓練が必要である。この避難訓練は、「命を守る」ことに直結した教育活動であることを心に刻んで欲しいと話されて、避難訓練を終了しました。

令和2年度演劇科無名塾塾員による特別授業

今年度の「無名塾塾員による特別授業」が6月3日(水)から本校Keiko場を会場に行われました。講師は、本郷 弦氏と樋口泰子氏です。内容は「一人芝居」で、4日(木)の3年生の授業は、実際に一人ずつ演技をし、その後すぐに先生から寸評をいただく形で進行していました。演じた生徒は先生からのアドバイスに耳を傾け、それを見ている生徒もメモを取りながら、表現方法についての学びを深めました。

各学年とも1日に2時間ずつ授業があり、1年生は「写真展」、2年生は「Boy meets Girl」、3年生は「新 一枚の写真」をテーマに、5日(金)までの3日間に渡ってご指導をいただきました。

お花のプレゼント

5月29日(金)午後2時半ごろ、「さいだ花店(七尾市藤橋町)」さんから突然の訪問がありました。6月1日(月)からの学校再開に向けて、生徒たちへの励ましのメッセージを添えたお花のプレゼントでした。斉田真紀子様から、中村教頭へ手渡されました。

いただきましたお気持ちを生徒たちへ伝え、私たち教職員も頑張ります。ありがとうございました。