学校日誌

21世紀少年の翼「中国・江蘇省青少年訪問団」交流会

 7月27日(金)の14時、中国江蘇省の高校生8名が本校を訪問しました。図書室を会場にした開会セレモニーでは、通訳を介してお互いの自己紹介、本校生徒会執行部による学校紹介、記念品交換等を行い、交流会1へと続きました。まず初めに家庭部の生徒がリードして「水引を利用したストラップづくり」に挑戦しました。それから総合経営学科の農業系列が管理するハウスを見学し、ピロティーを会場にして、交流会2「東雲高校歓迎ダンス(ダンス部)・出し物披露(江蘇省高校生)」と続きました。

 最後に全員が生徒玄関前で記念撮影をし、交流会は終了しました。本校生徒と江蘇州の高校生との交流は、初めのうちはぎこちなかったものの、簡単な英語や日本語そしてジェスチャーを交えながら段々と和気あいあいとし、メールアドレスの交換や、お互いのスマホで写真を撮りあう様子も見られました。約2時間半の交流でしたが、参加した生徒たちにとって大きな思い出になったようです。

1学期終業式

 7月20日(金)は1学期終業式の日で、全校生徒は第1体育館に集合、校歌斉唱のあと荒巻校長先生の講話がありました。

 まず全体に対して、無駄を省き、計画を立てて時間を有効に使っているかどうかを問いかけ、そして3年生には就職・進学にとても重要なこの夏の過ごし方を、2年生には学校の中心学年としての自覚を、1年生には将来の目標の早期決定を求めました。また先日の西日本豪雨災害にも言及し、自分の命の大切さとそれを守ること、全員が健康で有意義に過ごし、笑顔で9月3日の始業式を迎えられることを願って講話を締めくくり、終業式を終えました。

避難訓練

 7月19日(木)の14時15分から避難訓練がありました。「能登半島沖で大規模地震が発生し、七尾市でも震度5の揺れがあり、その後1階機械室から出火」と想定してのものでした。最近続いている猛暑のため、避難場所をグラウンドから第2体育館へと変更し、通報訓練と避難訓練の2項目にしぼって行いました。また今日の訓練は、7月11日の県民一斉防災訓練(シェイクアウトいしかわ)の参加に代替しており、地震発生後「①しゃがむ②隠れる③じっとする」の安全行動のあと避難しました。

 七尾鹿島消防本部から4名の署員の方から指導を受けました。先日の豪雨が西日本を中心に大きな被害をもたらしました。自分の家が安全なのか、ホームページで防災マップを見るなどして情報確認をし、普段からの備えをしっかりとしてほしいと講評をいただきました。

終了後、消防署員の方々から失火場所の確認とその連絡の仕方、複合火災警備機に表示されるパネルの見方や警戒区域図の掲示、そして119番通報について等の指導をいただきました。次年度に活かしたいと思います。

自転車乗車マナー一斉指導

 6月22日(金)朝7時30分から「自転車乗車マナー一斉指導」がありました。

 PTAからは高山会長と町口顧問、そして川向副会長、林副会長をはじめとする育成委員の方々11名、さらに本校3年生の公安委員と教員合わせて合計31名で指導しました。

JR徳田駅、徳田駅踏切、白馬交差点、そして本校校門前の4箇所に分かれて、自転車通学する生徒へのマナー指導や安全乗車への呼び掛け、そして挨拶指導も併せて行いました。この4月から本校隣に朝日小学校が開校ました。本校生の登校時間と一部重なることもあり、小学生も多く通学します。昨年度よりも増して交通安全に気を付ける必要性を感じました。

 30分間の活動でしたが、朝早くからご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。

生徒対象校内研修会

 6月20日(水)17時から、スポルトを会場に各部活動生徒代表者26名に対し、「心肺蘇生法とAEDを用いた除細動」と題して研修会を行いました。日本赤十字石川県支部から岩本勝救急法指導員を講師としてお招きし、1時間に渡り心肺蘇生法について教わりました。

 生徒は胸骨圧迫(心臓マッサージ)、人工呼吸、AED使用のやり方について実際に体験しました。救急車到着までの平均到着時間が8.6分、それまでに私たちが出来ることを、チームワークをもってやらなければならないことを学びました。参加生徒は、自分の所属する部活動部員に今日学んだことを還元することになっています。