学校日誌

学校日誌

向学心

先生方は生徒達の向学心を満たす授業に向けて、日々いろいろと工夫をしています。先生方の知識がとても豊富なので、納得して思わずうなずく様子や「へぇー」という声があがっていました。

 

2年生の社会科では「なぜ欧米は日本にやってきたか」をテーマにイギリスやフランス等の歴史について学習していました。理科では放射能がテーマでした。日常生活や社会問題等についても改めて考えた様子でした。

「この分野は面白いな。興味があるな。」「なぜそうなるんだろう」「こんなこともっと学びたいな。」という自分の向学心を刺激する分野は、今すぐの定期テスト等には結びつかなくても、自分のキャリア形成につながっていきます。授業での自分の“向学心”をきっかけにして、自分の将来についていろいろ自由に描いてみましょう。

分かるとうれしい

2年生の数学では、一次関数の利用について学習していました。グラフから読み取ったことを意欲的に発言し、考え方を説明していました。

単元末だからこそ、これまで学んできた知識や技能がつながり、問いの答えが分かると、生徒達はとてもうれしい表情を見せてくれます。分かった自分に思わずガッツポーズ、そして周りからの拍手。そんな授業は楽しいですね。

じっくり一人で考えたり、仲間と対話して考えたりと、主体的に学ぶ姿が見られました。

 

「夢を語る会」オンラインで実施  アーカンソー州から

9月15日(金)

本校、金沢錦丘中学校・高等学校を卒業され、現在アメリカで会計士になるために、アーカンソー州立大学に在学中の谷内俊介(やちしゅんすけ)さんに、「夢を語る会」にてオンラインでお話していただきました。(現地時間は夜中の2時!!です。後輩達のために本当にありがとうございました。)

会場には、中学生・高校生が一緒に参加しました。留学の経験談や苦労話、そして錦丘中学校・高校時代のお話を、笑いを交えながら、後輩達に役に立つようにと、とても具体的にお話してくださいました。留学を考えている人はもちろん、そうではない人にとっても「なりたい自分」に向け挑戦している谷内さんのお話はとても参考になったと思います。

「人それぞれ得意・不得意があるのはあたり前だから、『自分の』ものさし・尺度で考え、『自分はどんな人だろう』と考え続けること・思考をまわし続けることが大切!!」

「周りの人に感謝の気持ちをもって、今・ここでの最大のパフォーマンスの発揮を!!」と、後輩たちのキャリア設計に大変参考になる熱いメッセージもいただきました。

声掛け

9月は、前期の最後の月です。

各学年の掲示板には、前期リーダー会の皆さんが中心となって取り組んできた振り返りが掲示されています。皆さんが、学年をよりよくしようと取り組んでくれておかげで、どの学年もそれぞれに落ち着いた学校生活を送ることができています。

前期の締めくくりとして、2年生の前期リーダー会の皆さんが「声掛け」の取り組みを提案してくれました。自分にとっても、周りの人にとってもうれしくなるようなことに”気づき”、それを”声掛け”として実行していきましょう。

総合的な学習の時間では -3年生-

 

3年生は個人で、自分の課題研究テーマについてまとめていました。1学期の学習内容を夏休み中にも継続して深めてきたことから、自分の研究内容が明確になってきている様子でした。先生に自分が困っていることを話し助言を受けながら思考を整理し、少しずつ自信をもって研究を進めていく様子も見られました。

これだけ長い期間をかけてテーマを掘り下げていく経験は、これまでなかったと思います。書いたり消したりと、なかなか思い通りには進まないこともありますが、全く心配はいりません。ここでいろいろもがいたことは高校生になった時の「総合的な探究の時間」の学びに活きてきます。”今の自分”の考えをしっかりまとめてくださいね。