学校日誌

学校日誌

Skit Contest!

12月15日(木)

1年生のコミュニケーション英語を覗くと、スキットコンテストを実施中でした。未来の自分に遭遇、あるいはニンジンしか売っていないストアなどの場面設定の工夫、ウイットに富んだスキット内容、ジェスチャを交えた熱演等、少しの時間と思っていましたが、最後まで参観してしまいました。とっても楽しかったです。

 

「絵馬」で高校3年生に思いを届けよう!

12月14日(水)

『受験生応援企画~絵馬で思いを伝えよう!~』、今年も中高生徒会が企画してくれました。

毎日朝早くから下校時刻までそして休日も、教室あるいは廊下の自習机の前で、懸命に自分の目標に向かって勉強を頑張っている高校3年生をいつも見ています。数年後の自分の姿を重ねている中学生の皆さんもいるかもしれませんね。応援メッセージは、受験生にとって大きな心の支えになると思います。ぜひ、絵馬で思いを伝えて、高校3年生を応援してください。

また高校家庭部の皆さんが、思いを込めて1つ1つ「叶う結び」した手作りの『しお守り』も置かれています。家庭部の皆さんの温かい心遣いが伝わります。『しお守り』には、「邪気や病気等の災いを退け、幸運を招く」「試験の前にぎゅっと握ると、塩のパワーで肩の力が抜け気持ちを落ち着けてくれる」「旅先等で眠れない時に、これを枕元や枕の下に入れるとぐっすり眠れる」等の効果があるそうです。

絵馬は、2階購買横の講義室前に12月12日から国公立後期試験実施日まで掲示されます。

 

本日の授業風景

12月14日(水)

午後からは各学年、総合的な学習の時間等でした。

1年生

6限目は、2学期の振り返りや冬休みの学習計画を立てました。7限目は、2学期学級MVP等の発表を視聴覚室にて行いました。各賞の発表で名前が呼ばれると、皆さんとてもうれしそうでした。

2年生

5、6限目は、NクエストプロジェクトⅡの発表に向けたプレゼン作成に各グループで取り組みました。どのグループも完成間近な様子です。7限目は、冬休みの学習計画を立てました。

3年生

5、6限目は、SDGs課題研究のポスター作成に係る留意点等を確認し、作成に取りかかりました。7限は、副担任の先生方が道徳を行いました。法や決まりの意義、家族の在り方について、深く考えました。

 

「虎」「望」「活」「騒」「新」「初」「彩」「運」「話」「成」「習」・・・

12月14日(水)

冬の冷たい風が吹く朝で、1日がスタートしました。

1年生のフロアに、『漢字一字で表す2022年』が掲示されています。「緊張でガチガチになっていたけど、部活に入って優しい先輩に恵まれて、優しい先生に出会って、私と関わってくれる友達もできて、このいろんな優しい人たちとの出会いで、今年は新しい環境に馴染めて、私の日々が『彩』っていったなあ~と感じたので、この漢字にしました」1人1人がこの1年をどのように過ごしてきたか、その思いがよく伝わってきます。

ちなみに、一昨日12日(月)、今年一年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表されました。公益財団法人日本漢字能力検定協会は、漢字の奥深さと意義を再認識するための活動の一環として、毎年年末に今年一年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から募集し、最も応募数の多かった漢字を発表しています。

去年は、オリンピックイ ヤーで「金」。一昨年はコロナ禍の「密」。さらに、その前は令和 の「令」。そして、今年はいくさの「戦(せん)」でした。「戦」が選ばれた理由として、ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年であったことや円安・物価高による生活上での「戦」い、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」も注目されたことが挙げられています。

さて、あなたの今年の漢字一字は何ですか?みなさんも振り返ってみてください。

GIGA端末を活かす!教員研修・「探究レポートから生徒の学びアーカイブに~金沢錦丘中学校・高等学校」中村学園大学教育学部 山本朋弘教授

12月13日(火)

9月に来校され本校の授業の様子を参観いただいた、中村学園大学教育学部の山本朋弘教授が書かれた記事が『教育家庭新聞Web版』に掲載されました。掲載記事を紹介します。

連載 2022年12月5日

石川県立金沢錦丘中学校・高等学校(嶋耕二中学校長・朝田肇高等学校長)は、2014年に併設型中高一貫教育校としてスタートした石川県内の唯一の公立中高一貫教育校である。生徒の主体的な学びを進める中で、1人1台端末を活用して学校と家庭で主体的な学びを連携させ、児童生徒の情報活用能力を育成するとともに、家庭学習の充実に努めている。中学校では、1人1台端末環境を活かして、探究レポートに取り組んでいる。現在、理科学習や総合的な学習の時間等の探究的な学びを中心にして、学校や家庭での学びを進めている。「レモンはなぜ酸っぱいのか」「虹はどうしてできるのか」など、生徒が自ら設定した学習課題を自力で解決する学習で1人1台端末を活用している。これまでに、150作品以上がクラウド上で共有されており、それらはアーカイブ化して蓄積されている。英語の授業では、生徒がデジタル付箋で意見を共有して、情報端末で英文を書いてまとめていた。これらは、すべて英文で書き上げている。

高等学校の理科では、各自の実験結果を考察した内容をクラウドで共有し、テキストマイニングで集約して、更に深く考えていた。また、数学では、グラフ作成ツールを活用して、関数の特徴を各自が分析できるような活用場面を設定している。国語では、思考ツールを活用した協働的な学びを展開していた。

これら中高一貫した教育において、生徒の深い学びを支えているのは、教師の教材研究による学習指導の質の高さである。まさに、伴走者として学びを支える教師の懐の深さを感じる。