学校の様子

学校の様子

防災教育 ~自分の命、地域の未来を守る知恵と行動~

 11月17日(月)、自衛隊の方々をお招きし、「防災教育~自分の命、地域の未来を守る知恵と行動~」をテーマに授業を行いました。前半の講義では、複合災害が起こると危険が連鎖する可能性があることや、災害警戒レベルを色で理解し、状況に応じて自ら避難行動を考える大切さについて学びました。

 後半は、町野・南志見地区の地図を使ってグループごとに避難経路や行動を検討するワークを行いました。子どもたちは「山が近く土砂崩れの危険があるからこの道は避けよう」など、発災時の状況を想定しながら真剣に話し合い、具体的な避難行動を考えることができました。

 また、自衛隊の方が実際に携行しているバッグの中身を見せていただき、災害時に必要な持ち物について理解を深めました。季節によって必要な物が変わることや、助けを求めるための笛の重要性など、日頃からの備えについても学ぶことができました。

 最後には、自衛隊の方々が手作業で作成してくださった大きな地図を使い、自宅周辺の危険箇所や指定避難場所までの経路を確認しました。子どもたちは指でなぞりながら地形や道の安全性を確かめ、「自分を過信せず状況をよく見て行動することが大切」「地図を使うことで避難行動を具体的に考えられた」など、多くの学びを得た様子でした。

 今回の学びを、今後の防災教育や日常の安全意識向上にしっかりとつなげていきたいと考えています。ご指導いただいた自衛隊石川地方協力本部能登地域事務所の皆さま、ありがとうございました!

   

 

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