日誌

歳時記2

2学期終業式

令和2年12月23日(水)

表彰伝達式および2学期終業式を行いました。

今回も放送による式となりました。

早く普段通り、全校での式を行いたいですね。

なお、本日より1月6日(水)まで冬期休業となります。

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SOSの出し方教育

令和2年12月21日(月)

「SOSの出し方教育」として、本校スクールカウンセラーの藪下 有紀さんより講習を受けました。

困難な事態、強い心理的負担を受けた場合等における対処の仕方を学びました。

 

去る14日に2年生が受講し、本日は1,3年生が時間をずらして受講して、全学年受講しました。

 

SOSの受信者側もしっかりアンテナを立てて、すぐにSOSに気付くようにしたいですね!!

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球技大会

令和2年12月17日(木)

校内球技大会を開催しました。

 

 

生憎の寒さでしたが、防寒対策、コロナ対策をしっかり行い、大きな事故もなく終えることが出来ました。

 

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見て下さい!!!

みなさん、こんにちは。

地歴公民科の山﨑です。

 

突然ですが12月20日(日)にM-1グランプリという大会があります。

簡単に言うと『漫才の日本一決定戦』です。

 

皆さん、ぜひこの大会を見て下さい!!

もう一度言います!

ぜひこの大会を見て下さい!!!

 

今日のメッセージで伝えたいことはただそれだけです!

来週以降、この大会についてたくさんの人と話せたら良いなと思っています。

 

以上です。

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KCB活動

令和2年12月16日(水)

KCB活動を行いました。

今回はワックスがけに備えて、床にこびりついた汚れや壁の落書き落とし、机・椅子の脚の清掃を行いました。

また、動橋地区会館での奉仕活動も行いました。

地区会館では定番となった糸切りを行いました。かなりの速度です。

 

今回は46名の参加者でした。コロナ禍の影響で、ボランティアも制限されています。参加できるボランティアには積極的に参加したいですね!!(もちろんコロナ対策をして)

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社会人セミナー

令和2年12月11日(金)

3年生を対象にした社会人セミナーを行いました。

講師は進路指導課の大倉先生です。

卒業を控える3年生に対して、安易な離職や退学を防止するための対処法を学んでもらうための講習です。

卒業して、もしも会社・学校を辞めたくなっても、すぐに辞めずに周囲に相談しましょう。加賀高校に相談に来るのもアリです!!

 

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志望別進路ガイダンス

令和2年12月8日(火)

2年生を対象にした志望別進路ガイダンスを行いました。

ライセンスアカデミー様主催による、系統別の進路説明会です。

進学希望者は希望の分野を3つ選択して、分野別説明会で各上級学校の方よりお話を伺いました。

コロナ禍でオープンキャンパスも制限されているので、このような機会は大事にしたいですね。 

 

就職希望者は「働き方&収入仮想体験ワークショップ」を行い、それを基にフリーターと正社員の違いについて等のお話を伺いました。

ワークショップでは双六のようなシートを使い、同じイベントでも正規と非正規の差が分かり易く説明してありました。

 

年が明けたらあっという間に最上級生です。準備をしっかりして進路実現に備えましょう!! 

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『買い物袋にいつの間にか』

地歴公民科の前田です。

 

最近、火曜日夜は、妻と一緒にドラマ『この恋あたためますか』を見るのが楽しみになっています。

 

「主人公の女の子がコンビニスイーツをつくる」「主人公とイケメン社長や同僚との恋」の二つがストーリーのメイン。内容ももちろんドキドキですが、出てくるスイーツがとてもおいしそう…。夜10時に見るドラマじゃないなぁと思いながら見ているわけです。

 

昨日仕事の帰りに牛乳を買ってくるようお使いを頼まれました。ご想像の通り、マイバッグの中にはいつの間にかコンビニスイーツが。すでに夜9時。ドラマで見たその裏側を想像したりしながら、ペロリと食べてしまいました。心もふんわり。おなかのお肉もますますふんわりしています。

 

ちなみに、コンビニスイーツだけでなく、最近はパイシートを使ってお菓子を作るのにもはまっています。チョコレートパイを焼いたり、アップルパイを焼いたり。自分でお菓子を作るとその砂糖の量に震えますが、でもまぁ頑張って作った分、カロリーはプラスマイナスでゼロでしょう。

 

甘いものを食べると、脳内ではエンドルフィンという物質が分泌されて、幸福感を覚えるとか。不安感・イライラ感・緊張感をやわらげる効果もあるそうです。石川の冬は天気も悪く、気持ちもどんより、なんとなくすっきりとしません。心が疲れたとき、デザートを一つ…。頑張った日にも、デザートを一つ…。今日も明日も明後日も…?

 

ちなみに、『この恋あたためますか』の中で出てきたシュークリームが、某コンビニで実際に発売されています。買って帰ろうかなぁと思ってしまうあたり、まんまと乗せられていますね。

 

皆さんもたまにはほっと一息、おいしいスイーツを買って幸せな気持ちになってみてはいかがでしょう。

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消費者セミナー

令和2年12月4日(金)

3年生を対象にした消費者セミナーを行いました。

講師として加賀市消費者センターの相談員の方々にお越しいただきました。

様々な支払方法による危険性を、生徒によるロールプレイによって分かり易く説明していただきました。

 

カードやスマホでのキャッシュレス決済は便利ですが、契約社数が増えると、データ流出のリスクも増えるということを頭に入れておきましょう。

 

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お仕事体験フェア

令和2年12月2日(水)

1年生を対象に「お仕事体験フェア」を行いました。

(株)キッズコーポレーション様による職業体験フェアです。

上級学校の方から直接話を聞くことを通じて、進路実現に向けての意識を高めることが目的となります。

今日は、あらかじめ希望を取っておいた2つの職種に参加しました。

2年後の今頃は進路が次々と決まっている時期です。体験してみて2年後、更にその先のビジョンを見ることが出来たでしょうか?

 

 

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先輩による職業講話

令和2年11月25日(水)

1年生対象の「先輩による職業講話」を行いました。

機械製造・宿泊・介護・警備・販売の各業種より、本校卒業生の方をお招きして様々な話を聞きました。

在学中、どのような勉強をしていたか、卒業してからどんな資格を取ったか、仕事に対する心構え等、卒業生ならではの距離の近さで盛りだくさんの話を聞くことが出来ました。

講話後の感想文も、用紙いっぱいに書く生徒が多数いて、実り多き講話でした。協力していただいた卒業生の皆様、ありがとうございました。

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防犯教室・年金セミナー・KCB活動

令和2年11月20日(金)

防犯教室・年金セミナー・KCB活動を行いました。

2年生対象の防犯教室は大聖寺警察署の生活安全課より講師に来ていただきました。

今回はネットトラブルおよび不審者対策について、DVDで再現事例を見ながらの講習でした。

「いつの間にか被害者・加害者になっていた」という事態にならないように、正しく知識・情報を扱いたいですね。

 

3年生対象の年金セミナーでは、例年外部講師に来ていただいていたのですが、今年はコロナ禍により、DVDによる講習となりました。

10代の身には実感が湧きにくいテーマではありますが、将来、絶対に必要になってくるので、心に留めておきましょう!!

 

KCB活動は今回は校舎内の粗大ゴミの搬出と、動橋地区会館での糸切りです。

創立50年に近づいており、様々な種類の廃棄物が出てきました。

糸切りはだんだん上手になってきました。

 

また新型コロナの波が来つつあります。各々できることをやって感染防止に努めましょう!!

 

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明日から2学期期末考査です!

みなさんこんにちは。家庭科の元林です。

最近、スマホゲームの「みんなで早押しクイズ」(略してみんはや)に熱中しています。

全く知らない世界中の人と早押しクイズするだけのゲームなのですが、レベルがあがるにつれ問題が難しくなります。毎回、「これ高校の日本史でやったはずなのに思い出せない」「漢字が難しくて読めなくて負けた」など悔しい思いをします。高校生のとき、テスト前に一夜漬けで覚えたものはなにも自分に残っていないということを痛感しています。

明日から2学期期末考査が始まりますが、計画的に頑張りましょう。たまには「みんはや」で息抜きするのも良いかもしれませんが、やりすぎには注意です。

 

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季節を追いかけて

皆さん、こんにちは中巳出です。

前回の熟成に続き、今回も美味しいものの紹介をしたいと思います。おススメは季節を追いかける、炊き込みご飯です!家で作っているお米をより美味しく食べたいという欲求から土鍋でご飯を炊くようになり炊き込みご飯にもはまっています。

日本の文化は四季と密接に結びついていると言われますが、私も季節を楽しむことが好きです。出勤中の車の窓から景色の移り変わりを眺めたり、季節のイベントを大事にしたり、服を選ぶときにも季節を感じさせる色を取り入れることが大好きです。そんな中でも食べ物は特に季節を感じられるものの一つではないでしょうか。その季節にしか出ない食材を見つけると思わず手が伸びて炊き込みご飯にして味わってしまいます。春はグリンピースご飯、夏に欠かせないのはトウモロコシご飯(炊くときにはトウモロコシの芯も一緒に炊くとトウモロコシの甘みが出ます!)や新ショウガのご飯、秋の栗ご飯は絶対です。秋の夜長に栗の皮をむくのが至福の時です。冬はダイコンご飯も美味しいですよ。今季初めて作ったのが、落花生ご飯です。落花生の触感がなんとも言えず面白いです。私流の炊き込みご飯の味付け調味料の黄金比もあります。興味がある人はぜひ声をかけてください!

日本人は特に四季を繊細に感じられる豊かな感性があるとも言われています。せっかく日本に住んでいるのなら、もっともっと日本の四季を意識して楽しんでみてはいかがでしょうか?手始めに、美味しい旬の食材を炊き込んでみませんか?

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性の学習講座

令和2年11月18日(水)

1年生を対象に「性の学習講座」を行いました。

「助産師から伝えたい性教育」と題して、菜の花助産院より、植田 幸代さんに講師として来ていただきました。

「正しい知識」を身につけるために、巷に氾濫する性情報を取捨選択できる判断力が大切ですね。

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交通安全教室

令和2年11月13日(金)

講師を大聖寺警察署よりお招きして、3年生を対象に交通安全教室を行いました。

県内の交通事故状況や事故の悲惨さなどについて、プレゼンテーションソフトやDVDを利用して分かり易く説明していただきました。

これまでの「被害にあわないため」の講習ではなく、運転免許を取得後、自らハンドルを握った場合の「加害者にも被害者にもなりえる」ことに対する講習です。ハンドルを握っているときは「高速で動く鉄のかたまり」を操作していることを頭に置いておきましょう。

 

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嶋田うれ葉さん来校

令和2年11月11日(水)

本校卒業生で、脚本家の嶋田うれ葉さんが来校されました。

一昨年、昨年と続いて3年連続の来校となります。

直近の作品では朝のNHK連続ドラマ「エール」の脚本の一部をご担当されています。

生徒全員を対象に講演していただければ良かったのですが、今年は新型コロナの影響もあり、昼食時の放送および生徒会執行部との懇談会の2つに参加していただきました。

放送室での様子です。10分が短く感じる濃い時間でした。

懇談会の様子です。様々な質問を嶋田さんに投げかけましたが、逆に嶋田さんから質問が来ることもありました。

懇談会で嶋田さんより「好きなことを探すのが難しいのなら、嫌いじゃないこと・継続できることをやってみたら」という言葉がありました。

まだ目標がない人も、自分のできることにチャレンジして進路実現に繋げることが出来たら良いですね!

 

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授業風景

令和2年11月10日(火)

「子どもの発達と保育」の授業風景です。

楽しそうに折り紙を折っていますが、実は資格取得に向けての勉強ですので、真剣そのものです。

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最新ヒットを聞いて、英語のセンスを磨こう!4

英語担当の大倉です。今回で4回目となりました。みなさんに聞いてほしい曲を紹介します。動画配信サービスでチェックしてください。

 

Arianna Grande – positions

 アメリカのチャートで初登場1位になりました。「あなたのためなら、どんな立場も演じて見せるわ」という内容で、MVではアリアナさんが大統領を演じています。大統領選直前のリリースだったので、ついでにバイデン候補に投票するようツイートしていました。日本ではアーティストが政治的発言をすることは、滅多にありません。昔、忌野清志郎というミュージシャンが原子力発電反対の歌を歌ったら、レコード会社が発売禁止にしてしまいました。自由な発言が許されるアメリカがうらやましいです。

 

Jawsh 685 and Jason Derulo – Savage Love (Laxed – Siren Beat)

 ジェイソン・デルーロさんが最初は無許可でサンプリングしていましたが、元ネタの作者名を表記することで公式に認められた曲です。さらに、今乗りに乗ってるBTSが参加したBTS Remixも発表され、全米ナンバーワンになりました。元カレを振り向かせるためだけに近寄ってくる彼女の、「ヤバい愛」に振り回される心情を歌っています。

 

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レジ袋

みなさんこんにちは。北野です。

 

今年7月1日からレジ袋の有料化がスタートしました。一枚2~5円のレジ袋ですが、塵も積もれば山となる、今回は一日一枚3円のレジ袋をもらうことと仮定して、実際にいくらかかるか計算したいと思います。

 

1か月で 3×30=90円

1年で  90×12=1080円

5年で  1080×5=5400円

10年で 5040×2=10080円 になります。みんなが90歳まで生きるとしても、あと約70年で70560円もかかることになります。これは大変な金額ですよね。節約しようと思えば払わなくてもよいお金だとも言えます。またお金のことだけでなく、環境に配慮した取り組みでもあります。今一度、この機会に自分のライフスタイルを見直してみてください。

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文化祭

令和2年10月30日(金)

文化祭を行いました。

第一部で行われた講演会では、元本校職員の高鍬稔久氏に講師に来ていただき、「話の散歩」と題して、様々な話を聞くことが出来ました。特にストレッチを中心に血流を活発にする話などを、生徒は興味深く聞いていました。

また、東日本大震災当時の新聞のスクラップを持参していただきました。生徒玄関にて自由に鑑賞できるようにしてあります。

 

第2部では文化部・授業のステージ発表です。

2年生加賀探究の発表です。コロナ禍で延期になっている修学旅行ですが、もし自分たちで企画できたら?ということで予算、日程等を限定して見学先や宿泊先の企画・発表をしました。

吹奏楽部の発表です。ちなみにステージ上にいるのは先生方です。音楽に合わせダンスを披露しました。一番楽しんでいますね(笑)

他にKCB、福祉系列、日本の音楽、和太鼓部の発表があり、日頃の成果を発揮することが出来ました。

また第三部では有志によるカラオケが行われました。

 

中庭では模擬店が開かれました。

3年生はおにぎり、チュロス、やきとりを販売。

ボクシング部・生徒会はうどんを販売。寒かったので、ありがたかったですね。

PTAは中華まん・フランクフルト・デザートセットを販売しました。

豪雨災害募金も行い、募金していただいた方にはお米や里芋、ジュースを進呈しました。

 各授業・部活動の展示や活動を行いました。

 

前日まで天候が確定せず、空模様を見ながらの開催となりましたが、無事に終えることが出来ました。

また、新型コロナ対策もあり、例年以上に準備に気を使った文化祭になったと思います。運営に携わった方々、本当にありがとうございました!!

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かがんこちゃんハロウィンバージョン

以前お知らせしたハロウィンバージョンのかがんこちゃんは、全部で3種類ありました。

CGデザインの授業を選択している3年生、素敵な作品をありがとうございました。

今後も、季節やイベントに応じて、色々なかがんこちゃんがホームページに登場する予定です。

皆さん、お楽しみに!!

 

  

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修学旅行探求 発表会

令和2年10月27日(火)

2年生の「総合的な探究の時間Ⅰ」で、修学旅行についての発表会を行いました。

予算、泊数を決めておいて、班ごとに修学旅行の企画を行い、プレゼンテーション資料を作成して今日の発表に臨みました。また昨今の情勢を鑑みて、コロナ対策についても、盛り込んでの発表となりました。

プレゼンテーションが初めての生徒が多く、かなり短い発表になってしまった班もありました。

東武トップツアーズ株式会社の方から講評をいただきました。

 

まだまだ至らない点のある発表でしたが、他の生徒からの評価を受け止め、次に繋げて行きたいですね!!

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野外炊飯

令和2年10月26日(月)

3年生の生涯スポーツの授業で野外炊飯実習を行いました。

火起こしです。今日は風があったので、炭に中々点火せず苦労しました。

空き缶を加工して、かまどと釜を作り、ご飯を炊きました。(二段重ねの下段がかまどで上段が釜です。)

起こした火の上で焼き鳥やホイル焼きを行いました。

 

昨今のキャンプブームでメディアでもバーベキューをよく見るようになりました。

画面上では簡単にやっていても、いざ自分がとなると、うまくいかないことが多々あります。

今日の実習を糧にして、実際のバーベキューで手際よく準備できれば最高ですね!!

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KCB活動

令和2年10月20日(火)

KCB活動を行いました。今回は動橋地区会館での奉仕作業と動橋駅の清掃および校舎周辺のゴミ拾いです。

動橋地区会館での様子です。糸切りの作業も手馴れてきました。

校舎周辺のゴミ拾いです。普段とは違う視点で学校を見ることが出来たのではないかと思います。

 

今回は生徒43名の参加でした。秋晴れの下、気持ちよく活動できました。

ボランティア活動への参加には、リピーターの生徒が多く、地域貢献意識の高まりを感じています。

次回は11月20日(金)の予定です。

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「かがんこちゃんと10月」

 皆さん、こんにちは。

 前回はホームページの「かがんこちゃん」についてお話ししましたが、今回もホームページの「かがんこちゃん」についてです。

 今回は、10月をテーマにCGデザインの授業を選択している3年生が作ってくれた作品をトップページに載せています。そして、今日から10月30日までの間、3年生がデザインをして作ってくれたハロウィンバージョンのかがんこちゃんをホームページに載せていきます。

 さて、全部で何種類あるでしょうか?ぜひ、ホームページを見て確認してみてください。

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模擬面接

令和2年10月8日(木)

第3回目となる模擬面接を行いました。

全員参加の模擬面接はこれで最後です。あとは各自で多くの先生方に模擬面接を申し込み、来たる本番への最後の詰めを行いましょう!!

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【新天地】で生きること

 こんにちは。数学科の秋山です。考査の勉強は順調ですか?今回は皆さんの勉強の一休みに読んでもらおうと、少し個人的な話をします。

 

 私は、石川県の2つ隣の県である新潟県で生まれ育ちました。今までの人生で1番一生懸命に打ち込んだ野球や高校近くの河川敷で当時の彼女に振られたこともいい思い出です。そんな生まれ育った新潟県ですが、大学入学を機に縁もゆかりもない土地、滋賀県に行くことに。極度の人見知りだったので、不安しかなかったことを鮮明に覚えています。「このままではダメだ。」そう思った私は、「人見知りの自分を知っている人は誰もいない。」と人見知りを捨てがむしゃらに人に声をかけました。その結果なのかどうかは分からないが、交友関係が広がり、有意義な大学生活を送ることができました。

 

 話は変わりますが、よく別れや送別の挨拶の定型文として、「新天地でのご活躍をお祈りします。」と使われます。【新天地】とは、「新しい世界、これから切り開いていく世界」という意味があるそうです。みなさんも今後、進学・就職をし、新たな場所【新天地】に身を置くことになるでしょう。もちろん不安は大きいはず。そんな時は、「何も知らない・誰も知らないからこそできること」を考え、自分からアクションを起こし、新たな世界を切り開いてみてはどうでしょうか?世界の見え方が180度変わり、人生が一気に充実したものになりますよ!!

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【校長室より】就職者激励会

 昨日の放課後、就職者激励会を行いました。以下のことを話しました。

 

 就職者激励会ということで今日は「3人のレンガ職人」の話をします。

 世界中を回っている旅人が、ある町はずれの1本道を歩いていると、1人の男が道の脇でダラダラと難しそうな顔をしてレンガを積んでいました。旅人は、その男のそばに立ち止まってたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日、雨の日も強い風の日も、暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか、まったくついてない。」
 旅人は,その男に「大変ですね」と慰めの言葉を残して、歩き続けました。
 しばらく行くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。しかし、その男は、先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。そこで、また旅人はたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男はこう答えました。
「オレはね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね。」
旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。
すると、意外な言葉が返ってきました。
「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから、大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」
旅人は、その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。
 さらにもう少し歩くと、別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでいました。旅人は興味深くたずねました。
「ここで、いったい何をしているのですか?」
すると、男は目を輝かせてこう答えました。
「ああ、オレたちのことかい?オレたちは歴史に残る偉大な大きな教会をつくっているんだ。」
旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。
すると男は、楽しそうにこう返してきました。
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」
 旅人は、その男にお礼の言葉を残して、元気いっぱいに歩き始めました。

 今の話で3人のレンガ職人が出てきました。皆さんはこれから就職するにあたり、どのレンガ職人のようになりたいと思いますか。1人目のイヤイヤ仕方なしに働くのか、2人目の家族を養う責任を果たすために働くのか、3人目のようにレンガを積むことや教会をつくることそのものに大きな価値を見いだす。そして多くの人を幸せにして、喜ばせるために働く。同じ仕事をするにしても、働く事に対する心構え次第でやりがいも大きく変わってきます。
 就職試験が近づいていますが、働くことに対する心構えや会社に対する思いについて、自分のことばでしっかり伝えてください。健闘を祈っています。

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就職者激励会

令和2年10月6日(火)

来る就職試験(10月16日~)に向けて、就職者激励会を行いました。

校長先生より、同じ仕事をするにしても、だらだらするより、責任感や誇りを持って取り組むことが大切だということを教わりました。

担任の高瀬先生をはじめ、多数の先生方から励ましの言葉がありました。

 

今年はコロナ禍の影響で1か月遅れの就職試験開始となりました。ただ、学校が2か月遅れで始まっているので例年よりも準備期間が短くなってしまった感がありますが、残りの短い期間を集中して過ごし、万全の態勢で臨みましょう!!

 

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Web学校・企業見学会

令和2年9月30日(水)

1年生を対象にした、Web学校・企業見学会を実施しました。

見学会に参加していただいた学校・企業は金沢学院大学・短期大学様およびナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社様です。

例年、進路学習の一環として学校や企業へ直接訪問して見学会を行ってきました。

今年度は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、WEB会議システム「ZOOM」を利用したWEB見学会という形での実施となりました。

2年後の進路決定までに企業・上級学校への見学等の機会は、新型コロナウイルスの影響により例年よりも減少する可能性があります。

今回のような機会を大切にして進路実現の糧にしましょう。

 

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〝笑う″だけで心も体も元気アップ↑

今回は、保健室からお届けします。

私たちの体は、常に細菌やウイルスが侵入したり、がん細胞が生まれていますが、そんな病気の元をナチュラルキラー細胞が退治してくれています。ナチュラルキラー細胞は〝笑う″ことで活性化され、免疫力がアップすると言われています。

昨日の体育大会では、みなさんの元気な笑顔がたくさん見られましたね。

〝笑う″と他にも、

・脳の働きがよくなる

・血液の流れがよくなる

・ストレス解消になる

・幸福感がアップする

・自律神経のバランスがよくなる

といいことずくめです。

大笑いしなくても、笑顔だけで効果があるそうですよ。

コロナ渦では、我慢することも多いかもしれませんが、そんなときこそ〝笑って″過ごしたいですね。

では、みなさん鏡に向かって、はい、にっこり♪

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体育大会

令和2年9月24日(木)

校内体育大会を開催しました。

コロナ禍で様々な学校行事が変更・削減される中、無事に開催の運びとなりました。

  

秋も深まり、最高の体育大会日和になりました。

新型コロナの影響で例年と違う形の新競技も登場しました。

ちなみに写真は新競技フライングゲットです。てこの原理でボールを飛ばし、籠でキャッチします。

PTAによる昼食の振る舞いも、生徒にとっては大変嬉しいものでした。

手伝いに来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

実況も大会を大変盛り上げてくれました。

   

綱引きは11Hが無敵の強さを誇り優勝しました。

  

リレーの逆転勝利など、総合力で22Hが優勝しました。

 

開会式にて桐生校長から、今年度、初めて全校生徒が一同に集まる行事を行うことができました。

新型コロナ対策で例年より綿密な計画を立てた生徒会・特別活動課の皆様、お疲れさまでした!!

 

 

 

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校内進路ガイダンス

令和2年9月16日(水)

1年生対象の進路ガイダンスを行いました。

少人数ごとに興味のある職種について話を聞きました。

 その道のプロから直接その職業について学ぶことにより、自己の進路実現に向けての目標設定に役立てることができたと思います。

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「悩んでいる時間=成長している時間」

 皆さんの今悩んでいることは何ですか。高校生の時期は自分の将来のことや人間関係のこと等、考えることも多いのではないでしょうか。そのすべてを一気に解決しようとするとものすごく大変です。自分自身そんなときにはいつも「一つ一つ丁寧に」と言い聞かせて過ごしています。

いろいろと悩んでいるときに、実践していることが二つあります。一つ目は、自分一人で考えても解決しないときは周りに話をすること。二つ目は、悩んでいる自分自身を受け入れ、認めるということです。こんな自分もいいよな、ありだよなといった具合で、「一人一人ちがってみんないい、だから自分もいい!」という言葉は生きる上で大切にしています。

落ち着いて、目の前の一つに全力を尽くす、一つ終われば次の一つに全力を尽くす。そんな日々を過ごし、悩みながら成長していきたいなといつも考えています。

 

保健体育科 今西 聡

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「スポーツ概論」特別講演

令和2年9月15日(火) 3限 科目 「スポーツ概論」特別講演

                  講師 本校事務職員の津幡澄子氏

 

 いつでも手軽にできるスポーツをやろうと決意したことに端を発し、今までにフルマラソンは計8回完走、ウルトラマラソンには1回チャレンジしたとのことです。津幡氏は早朝ランニングに取り組む中マラソンに挑戦したくなったいきさつや大会中は沿道の声援が力になったこと、さらには参加者との触れ合いなどの素晴らしい体験を生き生きと生徒に伝えてくれました。これからの目標は、ウルトラマラソンの制限時間をクリアして完走するとのことです。目標達成を願っています。

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自転車一斉マナー指導

令和2年9月11日(金)

自転車一斉マナー指導を行いました。

保護者の方々と共にイヤホンなどの注意を行いました。

最近は生徒側からの「先手の挨拶」が増えてきたように感じられます。

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「“志村けん”さんより学ぶ!」

みなさんまたまたまた、国語科の 森 です。

「志村けん」さんが新型コロナウィルスの影響で3月に亡くなったのがついこの前のようです。天才的なコメディアンで子どもから年配の方まで幅広い人気でした。そんな志村さんが目指す人物像が「常識人の変な人」だそうです。これは、志村さんの著書「志村流」を読むと分かります。

その著書の中で、学校生活や仕事をするうえで役立つことが書かれていましたので、紹介します。

・「常識のないヤツに成功なし」

 仕事をするうえで、どんな時でも約束の時間前に現場に入ります。相手が先輩であろうが後輩であろうがそれは変わりません。時間に遅れてしまえば、仕事をする前から相手に対して引け目を感じたり、借りをつくってしまうからです。日頃から、常識の2・3割増しぐらいを考えておくと間違いがないのです。

・「仕事の最初の掟(おきて)、それは礼儀だ」

 「自分がやられていやなことを人にしない。」それは人間社会としてのルール。礼儀は新しい古いではなく、永遠不滅のものです。

・「準備こそ全力投球」

 コントを作る場合、かなりの下準備をし、出来上がった後でも、何回もチェックをします。準備であっても全力で完璧なものを目指します。その大事な準備作業を他の人に任せるのは、最後の責任を放棄しているようなものです。だから、仕事は8割方準備で決まります。

 今回は「志村けん」さんについて書きました。これはほんの一部ですが、大変参考になることばかりです。一瞬の笑いをとるために綿密に時間をかけていたなんて、全く知りませんでした。そのような見えない努力をしているからこそ成功があるのだと思います。

 最後に、志村さんはこうも言っています。「迷ったり、うまくいかなくなったら、もう一度、勇気を出して、原点に帰ってみる。」誰でも、失敗したりすることがありますが、そんな時は初心に帰ることが大切ですね。私も、今一度初心に帰ってみます。では、また!

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第3回KCB活動

令和2年8月28日(金)

第3回のKCB活動を行いました。

今回は動橋駅および動橋町内の清掃、動橋地区会館内での奉仕活動(糸切り)です。

駅構内および駅周辺の清掃です。

 

動橋地区会館内での作業です。

当日は猛暑にもかかわらず、生徒45名・教員10名の参加がありました。全員熱中症対策・感染防止対策をしっかり行っていました。

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銅のなべ

  本日の配信担当は、1年生の理科「科学と人間生活」を担当している小田原です。よろしくお願いします。

 「科学と人間生活」の授業で、金属の熱の伝えやすさ(熱伝導性)について学習しています。ガスを使った料理の場合、熱伝導性の高い銅の鍋を使うと、食材に味がしみこみやすいように感じます。しかし、最近増えてきているIHで調理すると、銅の鍋だと加熱し辛いケースもあるようです。

 ガスで調理することを幼い頃から経験してきた自分は、授業をしながら時代の移り変わりを感じています。

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2学期が始まりました

みなさんこんにちは。英語科の芦高です。短い夏休みでしたが、どのように過ごしましたか?

私はこの夏休み、涼しい時間に散歩を楽しみました。ただひたすら歩くだけなのですが、とても爽やかで気持ちの良いものです。人間、歩きながらネガティブなことは考えられないそうですが、本当にそうだと思います。メンタリストのDaigoさんが歩くことの効果について、こう話しています。「歩くことはメンタル面での最強のエクササイズだ。10分程度でも歩くことでポジティブな気分になり、感情が安定する。集中力や注意力も高まる。ポイントは、目的なくただ歩くことを楽しむこと。」とのこと。確かにそうだな、と実感しています。みなさんも、熱中症に気を付けながらにはなりますが、歩く時間を大切にしてみてはいかがでしょうか。

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大人になるって?

 みなさん、こんにちは。理科の河﨑です。徐々に顔を覚えてもらい、挨拶をしてくれる人が増えてきて、心の中で喜んでいる今日この頃です。三回目の河﨑からの話は、自分が大学時代に聞いて印象に残っている話をします。

 大学生初日の1限目にガイダンスがありました。そこで、まず教授が言った言葉が「早く大人になりなさい」でした。高校卒業したばかりで、これから大学生という日々を楽しむぞ!と意気込んでいた私には、不思議な言葉でした。

 教授の言った“大人になる”とは、どういう意味なんでしょうか。皆さんの心の中に答えは出てきますか。なかなか出てきませんよね。当時の私もそうでした。教授がいう“大人になる”と言うことは、“自分の社会的役割を自覚し、自分に責任感を持たせた行動をしていくこと”だそうです。また、この話では、“早く”という言葉を強調していて、大学入学時からでも、高校生のときだっていい、早ければ早い方がいい。ぎゅっと要約するとこんな感じです。

 私は社会人になりましたが、大人になったかと言われるとまだまだなりきれていません。大人になるのは、忍耐力を持ち現実を見つめることのような気がします。逃げるのは簡単でなんの苦労もなく、終わらせることができます。同時にそこには、社会的役割、責任、信頼、といった大切なモノを捨てることも含まれてきます。私も早く大人というステージに上がれるよう、前進して行こうかと思います。皆さんも大人というステージについて少し意識してみるといいかもしれません。

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みなさん、こんにちは。

地歴公民科の山﨑です。

 

今日は皆さんに僕が最近はまっているものを紹介します。

それは短歌です。

短歌とは五・七・五・七・七のリズムで詠む詩のことです。

このたった31字の中で情景や作者の思いが表現されています。

すごいことだと思いませんか?

短歌を読んでいると自分のボキャブラリーや表現力のなさを痛感すると同時に、言葉の奥ゆかしさのようなものを感じることができます。

 

せっかくなので、僕のお気に入りの短歌を紹介してメッセージをしめたいと思います。

穂村弘さんの『短歌ください』という本から選びました。

こちらです。

 

『ヴォリュームを ゼロに落とした ラジオから 一番好きな 歌が聴こえた』

 

皆さんもぜひ読んでみてください。

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学校閉庁日のお知らせ

学校閉庁日のお知らせ

 

8月11日(火)~14日(金)は学校閉庁日となっています。

一部の事務職員のみの出勤となります。全ての部活動も休みです。

 

緊急のご用件がある方は8:30~16:55の時間帯に学校まで連絡下さい。

学校電話番号 0761-74-5044

 

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【校長室より】1学期終業式(7/31)

 1学期の終わりにあたり話をします。今回も放送を通してなので、皆さんの表情が見えなくて残念ですが、目でしっかり聴いてください。

 6月1日に授業を再開しました。生徒の皆さんが安全で安心して学校生活をおくれるようにということで、事務や学務員、司書、購買職員の方々が感染予防のために物品を調達したり、手作りで準備してくれました。また毎日、こまめに消毒作業をしていただいています。この放送を通してお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。感染対策は今後も長期にわたります。生徒の皆さんは「新しい生活様式」を常に頭に置いて、行動してください。

 はじめに地域交流の話をします。
 本校は総合学科の学校で地域とのつながりや地域貢献を大事にしています。1学期に行われた地域と関わる主な活動を紹介します。
 1つめは、3年生のTSⅡの授業で「動橋まちかふぇプロジェクト」が始まりました。このプロジェクトは動橋駅前の旧石垣繊維工場を、地域の方々の憩いの場に造り替えようようというものです。自分たちで主体的に課題を見つけて、議論を重ね、課題を解決しながら進めて行く取組で、このあと、どうなっていくのかとても楽しみです。3年生頑張って下さい。
 2つめはKCB活動による動橋駅や地区会館の清掃です。多くの人が参加してくれました。この活動は皆さんの先輩方が続けてきたものです。この活動を引き継ぎ、今後も積極的に参加してください。
 3つめは 家庭科の授業で製作したマスクを地区会館に寄贈しました。マスクは施設の利用者に使われ、大変喜ばれているそうです。
 4つめです。福祉の授業ではZoomを使って「動橋ひまわりの家」との交流授業を行いました。本来なら直接いききしての交流を行うのですが、今回は新たな取組で、オンラインで情報交換を行いました。
 以上が1学期に行われた地域交流活動の主なものです。これからも地域と関わる取組を大事にしていってください。

 次に資格取得の話をします。高校3年間で少なくとも2つ以上の資格取得・検定合格を目指して下さい。皆さんの先輩の中には3年間で8個の資格取得・検定合格を勝ち取った人もいます。資格取得・検定合格は加賀高校での努力の証、頑張った証です。合格めざして地道に粘り強く取り組んでください。

 最後に、今回も読書の話をします。
 昨年の1学期終業式では読書には「趣味としての自由な読書」と「義務・強制としての読書」があるという話をしました。「義務・強制としての読書」は一人前のしっかりとした判断力のある大人になっていくためにも本を読まなければならない、ということでした。
 今日は藤原正彦さんの著書「本屋を守れ」の中の一文を紹介します。「人間の判断力は、自分の経験を通じても形成されるけれど、いかんせん一人の人間の経験は限られている。そういうなか、唯一、時空を超えさせてくれるのが読書なのだ。読書こそが、心の底に揺るぎない道徳や情緒を根づかせてくれる」とありました。是非、読書を通して豊かな人間性を磨いて下さい。この夏休み、落ち着いて読書に向き合い、自分のことばで感想文を書いて下さい。
 それでは以上で、1学期終業式の話を終わります。

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風情

こんにちは。前田です。

 

いきなりですが、皆さんは風情(ふぜい)がある、という言葉を使いますか?

風情とは、独特の味わいがあること、だそうです。風情という言葉も美しい言葉ですね。

 

先日授業の前の時間に、ある生徒と、「蝉の声を聞くと暑く感じる」という話をしました。たしかにそうかもしれません。耳に入る音一つでそうした感覚を得るなんて、よくよく考えると不思議なことです。

 

一方で、涼やかに感じる音もあるでしょう。生徒玄関横に、3年生が授業で作成した「風鈴」がかかっています。素敵な作品ばかりです。そよぐ風を受けて、「ちりん」と鳴るその音を聞くと、とてもさわやかな気持ち、涼しい気持ちになりますね。やはり音一つ。不思議です。

 

イメージって大きいなぁと思うと同時に、風鈴の音に涼しさを覚えるのは、やはり日本の文化が自分の中にも根付いているんだなぁ、ということも感じます。エアコンみたいに実際に涼しいわけではないのに、涼しく感じるのですから。

 

日本の文化の歴史は「外来文化の歴史」でもあります。和辻哲郎という学者が唱えたのが、文化の重層性という言葉でした。「日本の文化は日本古来の考え方や心の在り方に、大陸由来の仏教文化・儒教文化や、近代に急激に流入した西洋文化、その合理性が重なりあって作られているのだ」ということです。

 

裏を返せば、新しいものが入ってきたときに、過去のものは塗りつぶされていくということではない、ということでしょう。

 

新しいものが入ってきても、古いものにも価値がある。新たな文化にも、古いものの存在は息づいている、ということです。

 

ところで、私は「方言」をよく使います。というか、使うようにしています。「~しまっし」なんて。私の親は転勤族だったので、方言を使いませんでした。その中で育った私も方言を使うこともありませんでした。東京の大学に進学していた時も、都会育ちの友人たちからは訛り(なまり)がないといわれました。でも、地元に帰って過ごしている中で、あるいはこうして教員として働く中で、文化の大切さを感じました。そして、「方言も大切な文化なんだなぁ」と思ったのです。それ以来、郷土への愛着を込めて、方言を使うようにしています。「方言を使うなんて、ダサい。」とは思いません。標準語も大事、方言も大事。文化の重層性ですね。

 

新しいものが入ってきても、古いものにも価値がある。

そして、その中の一つが「風情」を感じる、ということでもあるでしょう。私たちの、『独特の味わい』の感覚は、生まれ育った国や地域の文化と切っても切り離せないからです。石川県の方言で有名な「きんかんなまなま」、意味は分かりますか?沖縄の人にはわからない、「きんかんなまなま」の風情もきっとあるだろうと思います。

 

長くなりましたが、「風情」はいろいろなところにたたずんでいます。それを感じるのも、感じないのも自分次第。風鈴の音にも風情があり、そしてまた蝉の声にも風情があります。蝉の声に「暑苦しいなぁ」と思うか、「いやぁ、夏だなぁ」と思うか。

 

暑い日が続きます。梅雨が明ければ、夏本番です。暑いのはいやだなぁ、と思うだけでなく、いろいろなところに隠れている日本の文化、そして「風情」を探してみるのもいいかもしれませんね。

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部活動について

みなさんこんにちは。家庭科担当、バドミントン部副顧問の元林です。

夏休みまであと少し。今日は部活動についてお話します。

 

私は先日、県のバドミントンの3年生大会の運営に参加しました。(本校バドミントン部には3年生の部員はいませんので、一人ぼっちで行ってきました。)新型コロナウイルスの影響で、県総体も夏のインターハイもなくなってしまい、今大会が3年生にとって最後の大会です。それぞれの目標を胸に、3年間あるいはそれ以上頑張ってきたであろう他校の生徒たちが試合をしていました。去年の今頃は、練習ができなくなるとか、大会がなくなるとか、そんなことになるなんて思ってもいなかったでしょうから、なんだか少し切ない気持ちになりました。

 

大会の次の日、この話を本校のバドミントン部の1,2年生にしました。部に入っている生徒は、毎回の練習を大切にして、何事にも一生懸命取り組んでほしいなと改めて思いましたし、部員に求めるだけでなく、顧問の私も君たち生徒とともに、常に課題を見つけて、一生懸命取り組みたいものだなと感じました。部員は皆、真剣に話を聞いてくれてうれしかったです。

 

部活動だけでなく、何事も小さなことの積み重ねです。短い夏休みが始まりますが、毎日の積み重ねを大切にできたら良いですね。

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