学校日誌

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GIGA端末を活かす!教員研修・「探究レポートから生徒の学びアーカイブに~金沢錦丘中学校・高等学校」中村学園大学教育学部 山本朋弘教授

12月13日(火)

9月に来校され本校の授業の様子を参観いただいた、中村学園大学教育学部の山本朋弘教授が書かれた記事が『教育家庭新聞Web版』に掲載されました。掲載記事を紹介します。

連載 2022年12月5日

石川県立金沢錦丘中学校・高等学校(嶋耕二中学校長・朝田肇高等学校長)は、2014年に併設型中高一貫教育校としてスタートした石川県内の唯一の公立中高一貫教育校である。生徒の主体的な学びを進める中で、1人1台端末を活用して学校と家庭で主体的な学びを連携させ、児童生徒の情報活用能力を育成するとともに、家庭学習の充実に努めている。中学校では、1人1台端末環境を活かして、探究レポートに取り組んでいる。現在、理科学習や総合的な学習の時間等の探究的な学びを中心にして、学校や家庭での学びを進めている。「レモンはなぜ酸っぱいのか」「虹はどうしてできるのか」など、生徒が自ら設定した学習課題を自力で解決する学習で1人1台端末を活用している。これまでに、150作品以上がクラウド上で共有されており、それらはアーカイブ化して蓄積されている。英語の授業では、生徒がデジタル付箋で意見を共有して、情報端末で英文を書いてまとめていた。これらは、すべて英文で書き上げている。

高等学校の理科では、各自の実験結果を考察した内容をクラウドで共有し、テキストマイニングで集約して、更に深く考えていた。また、数学では、グラフ作成ツールを活用して、関数の特徴を各自が分析できるような活用場面を設定している。国語では、思考ツールを活用した協働的な学びを展開していた。

これら中高一貫した教育において、生徒の深い学びを支えているのは、教師の教材研究による学習指導の質の高さである。まさに、伴走者として学びを支える教師の懐の深さを感じる。

 

高校0学年の取組『特別講義(特講)』

12月13日(火)

まもなく高校0学年の取組の一環としての「特別講義(特講)」がスタートします。3年生の希望者を対象として、発展的な内容を中心に、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で実施します。来週は、英数理の3教科が開講予定です。発展的な内容を学習することで、さらに自分の力を高める大切な機会としてくださいね。

 

新聞に親しんでいますか!

12月13日(火)

今週3年生は、『新聞に親しもうWEEK』と称して、朝学習の時間に北國新聞デジタル版を活用して、その日の新聞記事から興味関心を持った記事について、クラスメイトと交流する時間を設けています。本日は、A組で実施しました。

ところで生徒の皆さんは、どれくらい新聞を読んでいるのでしょうか。4月に実施した全国学力・学習状況調査(3年生対象)の質問紙調査の「新聞を読んでいますか」の項目では、「ほぼ毎日」「週に1~3回」を合わせての回答は2割弱という結果でした。

最近は説明文を正確に読み解くことも重視されています。小説や物語は、連続型テキストと呼ばれます。連続型テキストを読むための読解力は、本を読むことで身に着き、読書は同時に感性を豊かにもしてくれます。一方、説明文を読むときに必要になるのが、非連続型テキストを読むための読解力です。文章だけでなく、写真や図、表、グラフなどを総合して読み解く、ざっくりでよいので全体を理解する力が必要となります。文章、写真、図、グラフなど、さまざまな要素が混ざった新聞は、適した教材の1つと言えますね。

現在、新聞をあまりあるいはほとんど読んでいないという人は、まずは新聞の「見出し」だけ読んでみることから始めてはどうでしょうか。見出しというのは新聞記事のタイトルです。新聞をめくりながら見出しを斜め読みして、気になる記事を探したり、おもしろい写真を探したりする。続けているうちに記事本文を読むなど、次のステップに繋がっていきます。気長に無理せず、毎日10分だけ、新聞と向き合ってみてはどうですか。

 

今週もスタート!

12月12日(月)

今日は晴れの1日でした。風は冷たいですが、青空が見えたり日差しが差し込んだりすると何かホッとしますね。しかしながら、やはり冬の寒さもあり体調を崩している人も少し見受けられます。十分な栄養・睡眠、適度な運動を取り、体調管理には十分注意して今週も過ごしていきましょう。

本日の授業の様子です。

 1年数学

見取り図と展開図、それぞれの長所と短所についての考えを共有・確認し、見取り図と展開図の理解を深めました。見取り図や展開図は、空間認知能力が必要でなかなか難しい学習内容ですね。私の苦手な分野です。

3年英語

仮定法について学習中。仮定法の文構造を確認後、"If you had one million yen now, what would you do with the money?"をトピックに、ペアを代えながら各自の考えを交流しました。あなたならどう答えますか? 理由も含めて2文以上の英文で答えなさい。 "If I had one million yen,"  I would ~ .

心温まる素敵なひとときに感謝!

12月11日(日)

本日10時より、金沢錦丘中学校吹奏楽部による『校内定期演奏会~tutti~』が、視聴覚室にて開催されました。

校歌の演奏(Special Thanks : Mr.Hirata)で演奏会の幕が開きました。

 

第1部は、2、3年ステージ『栄光の全て』の演奏及びアンサンブル(クラリネット4重奏・金管4重奏[1]・コントラバス2重奏・フルート4重奏・金管5重奏・オーボエ・ファゴット2重奏・金管4重奏[2]・打楽器7重奏・クラリネット6重奏・金管8重奏・サックス8重奏)が披露されました。

 第2部は、3年生の華麗なステージでスタートしました。演奏後に3年生1人1人から保護者の方々への感謝の言葉がありました。続いて1、2年生ステージ、そして後輩達から3年生へ愛いっぱいのメッセージが送られました。部長の山森さんの挨拶の後は、最後の全員ステージ。『となりのトトロ~コンサート・バンドのためのセレクション~』と、お馴染みの曲が披露されました。アンコールも含め、あっという間の2時間余りでした。吹奏楽部の息の合った美しくて楽しくて心温まる音の調べに、「ほっと一息」、心癒やされる時間を過ごすことができました。

参観いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。また、この日に向けて、限られた時間の中一生懸命練習に励んできた吹奏楽部の皆さん、指導いただいた顧問の本川先生、北村先生、本当にありがとうございました。最後に、3年間ともに励まし頑張ってきた3年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

今週も意欲的な学びの姿でした。

12月9日(金)

今日は、太陽が顔をのぞかせる穏やかな1日となりました。今週も生徒の皆さんは、いつも通りの意欲的な学びの姿でした。2学期もあと残り2週。冬の寒さで体調を崩している人も少しいるようです。この週末も部活動や大会、習い事等、それぞれの予定があるかと思いますが、少し心と体をリフレッシュする時間も作ってくださいね。来週も生徒の皆さんに会えることを楽しみにしています。それではすてきな週末を!

 

 

皆さんの素敵なところで満開です!

12月9日(金)

『やさしさの木』が、皆さんの素敵なところであっという間に満開です。

「いつも朝明るく挨拶してくれたり、たくさん話しかけてくれてありがと!これからもいっぱいしゃべろーね!」「いつも勉強についてのアドバイスをくれてありがとう。助かっているよ!」「分からない問題を聞きに来て頼ってくれたり、休んでいた分のプリントを見せてくれたりしてくれて、ありがとう!うれしかった」「授業で分からなかったところを教えてくれてありがとう」「具体的に直すべきところはしっかり指導、できているところはほめてくださりありがとうございます。高校でもお願いします」「いつも笑顔で周りを盛り上げていてすごいね。頑張って暗い雰囲気にならないようにしてるのもすごいなあって思います」

自分の大切さとともに他の人の大切さを『認め合える』錦丘中学校です。

 

錦中版プレバト!! 『俳句、秋の紫錦祭』

12月8日(木)

文化委員会企画、『俳句、秋の紫錦祭』の投票集計結果がまとまり、上位9作品が中学校棟3階廊下に掲示されています。生徒の皆さんが選んだ錦中の特待生、名人達!?の感性豊かな作品を紹介します。

秋かおれ オレ対大仏 にらめっこ

時迫り 秋風ともに 駆け付ける

秋の虎 静かな威厳 ふすまより

風吹けば 落ち葉の名刺 交換会

ハロウイーン 母はいつでも 鬼の衣装

はらはらり 君を思えば 募る落ち葉

爽やかな 秋風の中 君思ふ

誕生日 十月生まれ 多すぎる

紅葉見て 心も瞳も 赤染まる

「やさしさの木」が咲き始めています。

12月8日(木)

昨日7日の『人権を考える集会』の最後に、生徒会長の高木さんから話のあった「やさしさの木」。早速、クラスメイトや部活の仲間、先輩達からもらった「やさしさ」の花が咲き始めています。

「いつも一緒におしゃべりするのが楽しいよ。これからもたくさんおしゃべりしようね!」「〇〇がいると場が和んですごい楽しい時間になるよ。いつも私を笑顔にしてくれてありがとう」「私が落ち込んでいたり、悩んでいたりしたときに『うん、うん』と話を聴いてくれることがうれしいです」「いつもクラスの声かけをありがとう!いつも周りを見ていてすごいと思うよ」

季節は冬真っ只中ですが、錦中の「やさしさの木」は満開になる日も近いです。

 

 

 

うれしい悲鳴です!

12月8日(木)

本日朝に、表彰披露を行いました。本来であれば、先週2日(金)の全校朝礼時に行う予定でしたが、10月以降の各種大会や各種コンクール等での受賞者が大変多く、日程を変更しての実施となりました。様々な分野で、生徒の皆さんの日頃からの努力や取組が評価されたり、力を発揮してくれて、本当にうれしく誇らしく思います。

生徒の皆さんの活躍は、学校ホームページの「天晴れ!錦中生!」及び学校ホームメニュー「部活動・表彰の記録」に掲載していますので、ご参照ください。

「人権」について考えました。

12月7日(水)

本日6、7限目に、「人権について考える集会(ミート開催)」を行いました。

この会は、人権週間がある12月(4日~10日)に、人権について考える機会の設定及び取組を通して、1人1人が人権意識の深まりや広がりを持てるようにすることを目的としています。

今年度は、『認め合い』をテーマとし、互いの存在を認め合い、よりよい学校生活をみんなで送っていくにはどうしていけばよいか、考えました。

まずは、短所を長所に言い換えて相手に伝えるリフレーミングでアイスブレイク。続いて生徒会執行部から、今集会の目的、テーマ設定理由、事前アンケート結果等の話がありました。その後、約40分の学級討議を行いました。どの学級においても大変熱心な話し合いが繰り広げられました。学級討議後、各学級討議結果報告及び各学年からの振り返り、生徒会長による全体まとめ、校長先生からのお話がありました。

「自分の大切さとともに他の人の大切さ」を認め、それが様々な場面や状況下で具体的な態度や行動にあらわれる錦中生1人1人であり、錦丘中学校であることを強く思います。

 

 

放射線に関する出前授業!

12月7日(水)

本日の3年理科の授業は、日本科学技術振興財団から講師をお招きして、各クラスごとに「放射線に関する出前授業」(2~4限)を実施しました。生徒達は、『霧箱実験』を通して、放射線について考えました。暗がりのなかライトを照らして、自然の鉱石(モナス石)から出ている放射線が白い筋状に見えると、「おー」という声があちこちから聞こえてきました。

学習内容の定着及び活用する力を確認しました。

12月6日(火)

本日2年生は、「評価問題【国語・数学・英語】」に取り組みました。これは、現在までの学習内容についての知識・技能の定着及び習得した知識・技能を活用して思考・判断・表現する力を試し、中学校卒業までにこれらの力の定着を目指すために実施しているものです。またあわせて、生徒の定着状況を確認し教員の指導改善を図ることも目的としています。

 

「天地」「初志」

12月5日(月)

今日の1、2年生の国語は書写の毛筆。1年生は「天地」、2年生は「初志」の楷書に取り組んでいました。始めと終わりの筆圧を同じにすると太さが整うなどのポイントを意識しながら、何回も半紙に練習しました。集中した姿でした。年明けの10日(火)の3学期スタートの日には、毎年恒例の「書き初め競書会」が行われます。

 

先週末も、錦中生大いに奮闘しました。

12月5日(月)

今週もスタート。寒さに負けず、2学期の残り3週間をしっかり過ごしていきましょう。

さて、4日(日)に行われた「アーティスティックスイミング第26回13~15歳ソロ・デュエット大会」において、本校の延武久遠さん(1年)が、ソロ部門で全国大会基準点を突破し、全国大会の切符を手にしました。全国大会は来年1月28、29日に東京辰巳国際水泳場にて行われます。おめでとうございます。健闘を祈ります。

また、3日(土)、4日(日)に全国加藤杯遊学館オープン卓球が行われ、本校男子卓球部が出場しました。3日は予選ブロック、4日は順位決定リーグが行われました。2日間を通して県内外の強豪チームと対戦できたことは、貴重な経験となったことと思います。今回見つかった成果と課題を次に繋げてください。

 

 

数学検定を実施。

12月3日(土)

本日午前中に、実用数学技能検定を実施中です。高校生を含めて、準1級から4級の各級に13名が、1次(計算技能)、2次(数理技能)の検定試験に臨んでいます。各種検定試験に積極的にチャレンジして、自身のキャリアアップを図ることは素敵なことですね。

錦丘中の特色を展示しています。

12月3日(土)

本日3日(土)、4日(日)の2日間、百万石ビブリオバウム:石川県立図書館2階展示室にて、金沢錦丘中学校の紹介と美術作品展を行っています。ぜひ多くの方々に、本校の魅力の一端を知っていただければと思います。

 

3年生「卒業生と語る会」を開催しました。

12月2日(金)

本日午後より、3年生対象の「卒業生と語る会」が、大学生3名、社会人3名を講師としてお招きし、行われました。

分科会では、生徒達は大学生、社会人各1名の講話を聞きました。講師の方々からは、大学で学んでいること、将来の夢(志望校・学科等)を決めたきっかけや理由、中高の学びがどのように現在に役立っているか、仕事内容、仕事を通して感じた今社会が求めている力、大学での学びがどのように役立っているか、中学校生活で大切にしてほしいこと等について、それぞれの立場で丁寧に話をしていただきました。全体会では、分科会での感想を交流し、最後に先輩方から、3年生の皆さんに向けて温かいメッセージをいただきました。卒業生の皆さん、大変ご多用の中講師を務めていただき、本当にありがとうごいました。

〇〇の名人、達人達!

12月2日(金)

5階1年生のフロアに、参考となる「Foresight(学習計画表)」と「自学ノート」が掲示されています。規則正しい生活習慣の確立や学習事項の定着に向けて、どれも大変創意工夫が見られるものばかりです。自分自身に参考にできるものは、ぜひ取り入れていってください。

 

 

全校朝礼を行いました。

12月2日(金)

今週最終日は、みぞれ交じりの雨の降る朝からのスタートでした。

本日、全校朝礼を行いました。

はじめに、生徒会執行部から話がありました。まずは今月の生活目標ついてでした。今月の生活目標は「充実した生活を送ろう」です。続いて、「目安箱」「ちょこっと幸せ」設置のお知らせがありました。錦中をさらによくしていくための前向きで建設的な意見や、周りの人達からもらったやさしさや見つけた小さな幸せなどを、投稿してくださいね。

次に、校長先生から2つのことについて話がありました。

『一つ目は、「人権」について。12月4日(日)から10日(土)までは人権週間。「人権」は、「私たちが人として生きていくために、誰もが生まれながらに持っている基本的な権利」。今、社会では、高齢者・障害のある方・外国の方・感染症患者の方々など、日頃の生活に苦しんでいる人たちがいる。皆さんの周りにも、日頃の学校生活で悩んでいる友達がいるかもしれない。自分の言動や態度、SNSでのやりとり等で、相手を傷つけていないか、ちょっと立ち止まって、考えて行動してほしい。悩んでいる友達や身近な人がいたら、相手の気持ちを考え、優しい声かけをしてほしい。また、もし自分自身に不安や悩みがあったら、先生や家族、友達に相談してほしい。必ず力になってくれるはず。二つ目は、「安全」について。冬が到来している。登下校中の交通安全には、特に気を付けてほしい。また、コロナ及びインフルエンザ感染防止のためにも、手洗い、換気に気を配り、健康に過ごしてほしい。』

生徒会長が、最後に生徒の皆さんに伝えたように、「時間に余裕を持った行動」を心掛け、令和4年の残りの1ヶ月を寒さに負けずに元気に過ごしていきましょう。