日誌

2022年6月の記事一覧

あしあと

校舎内を歩いているといろいろなところに学習の成果物が展示されています。学習の足跡です。それを見るとどんな勉強をしたのかはもちろん、子どもの性格や頑張り具合などもおおよそ見えてきます。27日の授業参観ではこれらの成果物もしっかり見てあげてください。

 

 

   

古くからつたわるもの

 3年生が能楽を体験しました。錦城能楽会の先生7名が来校し、謡や鼓などの体験をさせてくださいました。能楽は昔の言葉で語られ、独特の節回しもあるので、3年生で理解できるのか心配もありましたが、みんな一生懸命に先生の話に耳を傾け「高砂」を謡ったり鼓を打ったりして、能楽の楽しさを味わっていました。最後は「羽衣」の一部を演じていただきました。たくさんの児童が食い入るように能に見入っていました。

 石川県はかつて、植木職人が作業をしながら謡を口ずさむほどたくさんの人が能や謡に親しんでいました。そのため「空から謡が降ってくる」と言われたほどでした。能の歴史は700年もあるそうです。今回、3年生は多くの人が守りついできた伝統に触れる貴重な体験をすることができました。

 

 

初泳ぎ

 4時間目、6年1組が初泳ぎを楽しみました。準備体操の後、プールに行き、冷たいシャワーを浴びました。担任の先生から水泳の授業の注意事項を聞きました。プールの事故は命にかかわります。先生の話を聞くことや、ルールを守ることはとても大切です。

 その後、低学年用の台をプールに沈めて、しばらく自由の時間がありました。泳いだり、歩いたり、水の中で回転したりと思い思いに初めてのプールを楽しみました。

読み聞かせ

 2回目の先生による読み聞かせがありました。先生たちは自分が読み聞かせに行く学級を思い浮かべて、どんな方法で、どんな話をしようかと考えています。この日も、絵本あり、紙芝居あり、世界の様子についてのお話ありと内容も方法も多彩でした。子どもたちは先生たちの読み聞かせに集中して聞き入っていました。

 

 

いじめは✖

 5年生で弁護士の髙見先生に「いじめ予防教室」をしていただきました。いじめがダメなことはほとんどの子どもは知っています。それなのになぜいじめは起きるのでしょうか。いじめは不満、イライラなど何か満たされないものがあったりするとき、それを誤った方法で解消する行為としてあらわれることがあるそうです。誰かを嫌な気持ちにさせ、困らせることで憂さを晴らすということのようです。生きていくうえで不満やイライラをすべて避けて通ることはできませんから、いじめが起きないようにするには正しい解消の仕方を学ばせたり、子どもの心の中に「いじめをしない」という大きな堤防をつくってやることが大切です。今回の教室もその一つのステップです。

 

授業後に髙見先生から「こんなに意見がたくさん出る学年は初めてです。」とほめていただきました。