SSH活動記録
1年普通科「探究基礎」探究スキル育成講座ポスター発表会
2月17日(木)1年普通科「探究基礎」の探究スキル育成講座のポスター発表会が行われました。
探究スキル育成講座では、生徒達は化学と数学から1つの分野を選択し、化学班は自分達で準備した試料の酸の濃度を滴定で調べることで、味と酸の関係を考察してきました。数学班は、それぞれの班が自分たちで選んだテーマに沿って研究を進めてきました。わかりやすいポスター作成や説明の仕方など、班によっていろいろ工夫している様子が見られ、とても興味深く視聴することができました。発表者も視聴者も熱心にポスターセッションしていました。来年度、2年生で行う課題研究がとても楽しみです。
<発表の様子>
2年生普通科理系 課題研究ポスター発表会
1月17日(月)半年間の研究の集大成として、2年生普通科理系の課題研究のポスター発表会が行われました。数学、物理、化学、生物、体育の5分野の研究について、自分たちが設定したテーマに関するポスター発表を行いました。みんな自信を持って堂々と発表し、他のポスターに対しても熱心に質問をしていました。
この日は科学技術振興機構(JST)の主任調査員 桒原爾先生と、石川県教育委員会学校指導課 寺岸俊哉先生が、物理・数学の授業と、ポスター発表会を参観しに来てくださいました。桒原先生から「生徒のみなさんの一生懸命さが伝わってきた。内容を伝えようという強い思いを感じました。」という励ましの言葉を頂きました。この経験を生かして、大学で行う研究につながる日々の学習に対しての頑張りを期待したいです。
【物理の授業の様子】
【ポスター発表の様子】
サイエンス・フェスタ2021 in サイエンスヒルズこまつ
12月12日(日)にサイエンスヒルズこまつで開催された「サイエンス・フェスタ2021」に、本校の生物部、理化部の生徒19名が参加し、3つの実験講座(「携帯カイロを自作してみよう!」「DNAストラップをつくろう!」「カオスを体験しよう!」)を行いました。会場では、小松高校のブースに100人を超える子供たちが来てくれました!参加した小学生たちは、新型コロナウイルスの感染防止対策をしっかりとりながら、とても熱心に、また楽しそうに実験に取り組んでいました。
【携帯カイロを自作してみよう!】【DNAストラップをつくろう!】 【カオスを体験しよう!】
WPI サイエンスシンポジウム・石川県SSH生徒研究発表会 合同開催
12月18日(土)石川県立音楽堂で、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校、そして金沢大学付属高校が参加して、WPI サイエンスシンポジウム・石川県SSH生徒研究発表会が合同開催されました。
SSH指定3校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「 瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について」と「フィボナッチ数列による面積のパラドックスの考察」が代表として発表を行いました。その後、参加校5校のすべての課題研究のポスター発表が行われました。ここで、理数科2年生の生徒達は、他校の生徒達や先生方とのポスターセッションを行うことで、今後の研究の参考にすることができました。
また、審査の結果、「 瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について」が口頭発表・ポスター発表共に最優秀賞を受賞し、来年3月に京都大学で行われる「京都大学サイエンスフェスティバル2021」への石川県代表に選ばれました!さらに「フィボナッチ数列による面積のパラドックスの考察」がポスター発表の奨励賞を受賞しました!
【とくとく音 口頭発表の様子】
【とくとく音 最優秀賞W受賞!】
【フィボナッチ数列 口頭発表の様子】
【フィボナッチ数列 奨励賞受賞!】
【ポスター発表の様子】
SSH研究発表会
12月15日(水)SSH研究発表会を開催し、大学の先生方及び県内の高校の先生方など多数ご来場いただきました。午前は公開授業(「理数数学Ⅱ」・「課題探究Ⅰ」)、午後はポスター発表会を行いました。なお、公開授業の様子はYouTubeでライブ配信され、事前に申し込んだ沢山の方が見てくださいました。
<午前:公開授業>
(1) 「理数数学Ⅱ」(2,3限;理数科2年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。最短距離や、つりあい問題について、微分を用いた最小作用の原理から考察しました。
(2) 「課題探究Ⅰ」(3限;理数科1年生対象)では物理の探究授業が行われました。アクリル板に光の減衰実験に取り組み、得られた実験結果について物理的に考察しました。
生徒たちからは、「習っていない内容を、実験を通して自分で考えて発見し、結果を考察できたのが良かった」、「解いたことのある問題を新しい方法で解くというのがとても面白かった」という感想が聞かれました。
<午後:学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会>
5限目はこれまでの研究の集大成として、大学の先生や大学院生の方々をお招きして、ポスター発表会を行いました。みなさん大変熱心に耳を傾け、様々な専門的アドバイスをしてくださいました。自分たちが考えていなかった新しい視点からの提案をしてもらえて、より深く研究について考えることができて、生徒達はとても喜んでいました。
また、6限目は理数科1年生を対象にポスターセッションを行いました。ここでも熱心な質疑応答が行われ、多くの理数科2年生からは「前回の口頭発表と比べてポスター発表は距離が近いので、より詳しく伝えることができて良かったし、1年生がたくさん質問をしてくれてとても嬉しかった」という声が聞かれ、参観した理数科1年生からは「2年生の工夫とまとめ方がとても参考になり、来年につなげたいと思った」いう声が多数聞かれました。その後、ポスターセッションで指摘していただいたことを今週土曜日に行われる石川県SSH生徒研究発表会(WPIサイエンスシンポジウム)に生かせるように、すぐに話し合い、ポスターの内容を再検討・手直しを行いました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生・大学生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった先生・大学院生・大学生
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 名誉教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤 政行 教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 阿部 聡 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑 俊彦 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 樋口 理宏 准教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上 裕 准教授
金沢大学 理工研究域地球社会基盤学系 森下 知晃 教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野 英二 教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 鈴木 保任 教授
福井大学教育・人文社会系部門 遠藤 貴広 准教授
石川県立大学 生産科学科 髙原 浩之 准教授
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 助教
金沢大学 理工研究域数物科学類修士1年 宮崎 真悠子 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士1年 山岡 弘学 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 南 裕也 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 渡邉 元嗣 氏
金沢大学 理工研究域地球社会基盤学類修士1年 石黒 歩 氏
金沢大学 理工研究域地球社会基盤学類修士1年 岡田 颯馬 氏
石川県立大学 生産科学科4年 松山 純佳 氏
石川県立大学 生産科学科4年 日比野 隼平 氏
【公開授業の様子】
【ポスター発表会の様子】
第3回韓国ZOOM交流
11月22日(月)に28Hの11名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回(2021 DSHS Komatsu International Exchange Program) が行われました。
事前に、9月27日(月)に第1回(自己紹介と学校紹介)、10月28日(木)に第2回(発表班による研究の概要説明)を行ってきましたが、最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、28Hの研究2班の発表(鉱脈の予想の研究、最も消臭効果のある物質の研究)、共同研究班の発表(土壌の液状化現象に関する研究、種子の発芽における水質分析の研究)が行われ、質疑応答を通して、各研究への理解を深めました。
また、両国の文化をより深く理解するために韓国の子供の遊び、韓国の映画に見られる韓国文化、日本のスポーツ(相撲・弓道・競技かるた)、石川県の祭りに関する文化紹介発表が行われました。祭りの発表では、「山中節輪踊り」の手の動きを紹介し、全員で踊りに挑戦する場面があり、大変盛り上がりました。
韓国の先生方からも小松高校生徒の積極的な参加に対して、賞賛の声がありました。
【2021 DSHS Komatsu International Exchange Program リーフレット】
【記念のスクリーンショット!】 【山中節輪踊りの様子】
校内SSH生徒研究発表会
11月3日(水・祝)理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。なお、発表会の様子はYoutubeでライブ配信され、事前に申し込んだ沢山の方が見てくださいました。
生徒達は10グループに分かれ、それぞれのテーマで約半年間取り組んできた課題研究の結果についてパワーポイントで、口頭発表しました。
審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただきました。これらのアドバイスを今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。
参加した理数科1年生は来年度、自分たちが実際に課題研究を行うので真剣そのものでした。とても活発な質疑応答が行われ、1年生は来年に向けて、2年生はこれからの研究に大変参考になったのではないかと思います。
今年度も昨年度に引き続き、ゲストとして大聖寺高校、小松明峰高校が研究発表してくださいました。忙しい中研究をまとめ、発表のために来校していただき本当にありがとうございました。
★審査員の先生方
國藤 進(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
伊藤 正樹(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
田中 忠芳(物理・金沢工業大学基礎工学部 准教授)
加賀谷重浩(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)
川上 裕(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
森下 知晃 (地学・金沢大学 理工研究域地球社会基盤学系 教授)
寺岸 俊哉(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)
★発表順
大聖寺高校 学校をよりよくするための取り組みについて
小松明峰高校 マスクと飛沫
インクの広がりと紙の密度の関係
鉱脈の予測
瓶から液体を注ぐときに出る音の性質について
フィボナッチ数列による面積のパラドックスの考察
指スマにおけるセメントの有用性
スピルリナの増殖条件についての研究
二次元バーコードを利用した暗号の作成
平面展開による金属樹(銅樹)の成長過程における経時変化(白化・緑化)の研究
ヨーヨーのメカニズム
最も消臭効果のある物質は何か
大聖寺高校の発表 ↓ 小松明峰高校の発表 ↓
第2回韓国ZOOM交流
10月28日(木)、韓国大田科学高校との第2回ZOOM科学交流が開催されました。
今回は科学研究の進捗状況を発表し、質疑応答を行いました。
次回(11月22日(月))は、いよいよ最終回。発表会本番です!科学研究発表と、日本文化紹介発表を行います。
いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)
10月16日(土)いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に参加しました。
午前は数学、物理、化学、生物、地学、情報の筆記競技が行われ、午後は実技競技(総合系)が行われました。生徒たちは出場が決まった7月から熱心に問題を解いたり、実技競技の練習を行ったりして、この日に備えてきました。実技競技では、チーム同士で応援の拍手を送りあうなど、一丸となって取り組み、大いに会場を盛り上げていました。
<参加チーム名>
28H・24H チーム名「小松高校B」
28H チーム名「小松高校A」
28H チーム名「部分分数分解のタガエッティー」
18H チーム名「松島Girls」
18H チーム名「ハンマーヘッド」
18H チーム名「アゼチーズ・タキツブテ」
【2年生チームの集合写真】 【1年生チームの集合写真】
第1回韓国ZOOM交流
9月27日(月)、韓国大田科学高校との第1回ZOOM科学交流が開催されました。
今回はお互いの自己紹介、研究の概要説明、学校紹介を行いました。
生徒達は、大田科学高校の生徒の英語力とプレゼンテーション能力の高さや、学校紹介での充実した施設に非常に驚いていました。お互いの発表に対して活発に質疑応答をすることができ、充実した交流になりました。
次回(10月28日(木))は、研究をより深めて発表することになるので、その準備に向けて生徒達はやる気をみなぎらせていました。
理数科1年生「サイエンスツアー」
9月24日(金)サイエンスツアーとして、理数科1年生が金沢大学理工学域と石川県立大学を訪問しました。感染症対策をしっかり行い、2グループに分かれて、バス2台にそれぞれ分乗し訪問先へ向かいました。
石川県立大学では、中谷内先生のご指導のもと、ウィルスの1種λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動により分離後、ゲル内のDNA切断を染色して、観察しました。今回の実験は生徒にとって、全てが初めての経験で、バイオテクノロジーの一端に触れ、遺伝子を扱う細かい作業を班で協力しあいながら熱心に取り組んでいました。
金沢大学では、数物科学類、物質科学類、フロンティア工学類、機械工学類の研究室訪問を行いました。生徒達は大学生から、現在おこなっている研究の内容について説明を受け、興味をもって熱心に質問をしていました。学生の皆さんの生の声を聞くことができて、とても刺激を受けていました。また、大学の先生方は研究室や実験装置などについて丁寧に説明してくださいました。
帰りのバスの中では「沢山研究室を見せてもらうことができて、進路選択の参考になった」「工学部の巨大な研究施設を見ることができてよかった」「目に見えないものを想像することが大切だと分かった」等の声が聞かれました。お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった大学の先生方、関係者の方々に感謝申し上げます。
【石川県立大学での様子】
【金沢大学での様子】
大学実験セミナー(理数科2年)
7月26日(月)27日(火)、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。A班では食品科学科准教授小柳喬先生が講師として、食品に含まれる微生物についての講義と実験の指導してくださいました。B班では生物資源工学研究所助教中谷内修先生が電気泳動法によるDNAの分離、検出についての講義と実験の指導をしてくださいました。
A班は、1日目に食品に含まれる微生物についての講義、食品サンプルから抽出した微生物の培養を行い、2日目に前日仕掛けた食品サンプルから抽出した微生物の生菌数の確認と検鏡を行いました。生徒達は、顕微鏡で見た染色した菌の食品毎の違いに感動し、抽出した菌を顕微鏡で見せ合ったり、写真を撮ったりして、大変盛り上がりました。
B班は、1日目の予定が変更になり、2日目はウィルスの1種λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動により分離後、ゲル内のDNA切断を染色して、観察しました。DNAを目で見るだけでなく、大きさを確認することができて、生徒達はとても嬉しそうでした。
コロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった石川県立大学の先生方、TAの方々、関係者の方々に感謝申し上げます。
<A班の様子>
<B班の様子>
生物野外実習(理数科1年)
7月22日(木)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。
日程
6:30 学校集合
7:00 出発(バス2台に分乗)
10:00 のと海洋ふれあいセンター到着
到着後着替え
11:00~12:00 海洋生物採集
12:00~12:30 着替え
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 ウニ人工授精・発生実験(実験室)
海洋生物観察(実験室)
14:30~15:00 片付け
15:30 のと海洋ふれあいセンター出発
18:30 学校到着
今年度の生物野外実習も、新型コロナウィルス感染の状況から、石川県のガイドラインに沿って、実習を行いました。よって、今年も残念ながら日帰りの実習となりましたが、理数科の生徒全員すべての実習に熱心に取り組んでくれました。
午前は海に入って海洋生物採集をしました。今年もウェットスーツを着て海に潜ることはできませんでしたが、足だけ海につかって海洋生物を採取しました。コロナ禍で予防対策を意識しながらも、実験の班員どうし協力しあって楽しそうに取り組んでいました。この様子を見ていたら、理数科1年生のこれからの活躍がとても楽しみになりました。
午後は午前に採集したウニを人工受精させ、発生の様子を顕微鏡で観察しました。また、発生観察の合間に採取したウニやヒトデ、海藻などの海洋生物の観察・同定およびスケッチを行いました。ウニの人工受精は多くの班が成功し、生徒たちはとても充実した様子でした。
開校式(校長先生挨拶) 海の危険生物に関する講義 海洋生物観察
ウニの観察 ウニの放精、放卵 人工受精させた胚の顕微鏡観察
みんなで集合写真!
課題探究(2年生普通科理系課題研究)開講式
7月13日(火)、2年普通科理系生徒を対象に、課題研究開講式が行われました。
9月から、自分たちが設定したテーマについて、研究をスタートさせます。開講式では、みんな真剣に研究を進めるにあたっての諸注意を聞いていました。
第2回こまつ研究サポートプログラム
7月14日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。前回の「第1回課題研究中間報告会」から約2か月が経ち、第1回で頂いたアドバイスから方向性を決めて研究を少しずつ進めてきた、これまでの進捗状況を説明し、今後の研究を進めるにあたってのご指導・ご助言をいただきました。的確なアドバイスをいただけたことで、各研究班は気持ちを新たにし、夏期休業中の期間をどのように使って課題研究を進めていくかを話し合いました。
★参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系 名誉教授 國藤 進先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授 佐藤 政行先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授 小松﨑 俊彦先生(物理分野)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授 鈴木 保任先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所 助教 中谷内 修先生(生物分野)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 研究員 板野 敬太さん (地学分野)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 研究員 長谷部 明弘さん (地学分野)
<数学班の様子>
<物理班の様子>
<化学班の様子>
<生物班の様子> <地学班の様子>
第1回こまつ研究サポートプログラム
5月12日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。
会の終了後、生徒達から「大学の先生方の知識量がすごかった」「自分たちで気付かなかったことを気付かせてもらえた」「実験の方向性のヒントをもらえた」という声が聞かれ、大変勉強になりありがたかったとみんな感謝していました。さっそく班員どうしで協力しながら研究に取り組み始めていました。
こまつ研究サポートプログラム第2回目は7月14日(水)に行う予定です。
参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 森下 知晃先生 (地学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
数学班活動の様子
化学班活動の様子
地学班活動の様子
物理班活動の様子
生物班活動の様子
探究基礎オリエンテーション
本日4月15日(木)普通科1年生の学校設定科目「探究基礎」のオリエンテーションがあり、まず探究基礎の目的やスケジュール、ディベート小論文について説明を聞きました。「探究基礎」では前期はディベート小論文、後期は、文系は基礎課題研究、理系は探究スキル育成講座を行い、探究力を養うことを目的としています。
次に、証拠を使って論理的に立証することを具体的にイメージしてもらうために、学年団の先生方によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである。」が行われました。
生徒達は集中してメモを取り、各先生の論に対してどのように反論できるか考え、意見交換をしました。最後には生徒達によって勝敗をジャッジしてもらい、否定側の先生方の勝利となりました。
課題探究Ⅱ 開講式
課題探究Ⅱ 開講式 4月14日(水)
理数科2年生の「課題探究Ⅱ」の開講式が行われました。
「課題探究Ⅱ」では、各グループが設定した課題について1年間研究を行います。
開講式では、校長先生から激励の言葉をいただき、担当の先生との対面式を行いました。
みんな真剣に課題研究を行う上での諸注意を聞いていました。
校長先生から、小松高校理数科で担任をしていた時に、当時の生徒と共に課題研究に取り組んだ際のお話がありました。疑問に感じたり、自らが魅了されたりしたテーマに、情熱をもって研究を進めてほしいという激励の言葉をいただきました。
今年1年間のスケジュールと活動の際の注意点を確認しました。
1年間一緒に研究に取り組んでくださる先生方との挨拶の様子です。
課題研究英語発表会
学校設定科目「課題探究Ⅱ」課題研究英語発表会が行われました。
理数科2年生が1年間取り組んだ課題研究を英語で発表しました。ほとんどの生徒が原稿を見ずに英語でプレゼンテーションを行っていました。
他の学校のALTの方々も講評者として参加し、活発に質疑応答が英語で行われました。コロナウィルス感染症対策で、例年よりも活動が制限された今年度ですが、生徒たちは前向きに取り組みました。一年間課題研究の指導にかかわってきた立場としては、一生懸命質問に対して英語で答えようとする生徒たちの姿にとても心が熱くなりました。生徒たちの多くが「英語での発表の準備・練習は大変だったけど、達成感があった。」と答えていました。
司会者の様子 ALTの紹介
会場全体の様子 発表の様子
1年生との質疑応答の様子 ALTとの質疑応答の様子
ALTからの講評の様子
課題探究Ⅱ ポスター発表会
1月20日(水)、学校設定科目「課題探究Ⅱ」(理数科2年生課題研究)で、ポスター発表会を行いました。大学の先生や大学院生の方々をお招きして、新型コロナウィルス感染症対策をしっかり行いながらポスターセッションを行いました。
今年度の石川県SSH生徒研究発表会ではポスター発表動画を作成しweb上での発表会だったので、発表者と参観者とのポスターセッションはとても楽しかったと、生徒たちは口々に話していました。
また、大学の先生や大学院生の方々が帰られた後に理数科1年生を対象にポスターセッションを行いました。ここでも熱心な質疑応答が行われ、多くの理数科2年生からは「1年生がとても熱心に聞いてくれて、さらにたくさん質問をしてくれてとても嬉しかった。」という声が聞かれ、参観した理数科1年生からは「中学生の研究発表会とは違ったレベルの高い研究でとても楽しかったし、自分たちも課題研究をやるのが楽しみになった。」という声が多数聞かれました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった先生・大学院生
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 名誉教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤 政行 教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 阿部 聡 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑 俊彦 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 樋口 理宏 准教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上 裕 准教授
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 准教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野 英二 教授
石川県立大学 髙原 浩之 准教授
石川県立大学 中谷内 修 助教
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 千歩 泉樹 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 長瀬 太一 氏
金沢大学 理工研究域数物科学類修士2年 富田 優希 氏
会場全体の様子 ポスターセッションの様子 その1
ポスターセッションの様子 その2
ポスターセッションの様子 その3
ポスターセッションの様子 その4 1年生とのポスターセッションの様子
課題探究Ⅱ 論文作成講座
1月13日(水)、新年最初の学校設定科目「課題探究Ⅱ」(理数科2年生課題研究)では、こまつ研究サポートメンバーの石川県立大学中谷内修先生から「論文作成講座」として科学研究論文についての講義を受けました。
本校の課題研究では1人1本の研究論文を作成します。まだ研究は途中ですが、論文を作成することを意識して研究を進めることが大切だと考えております。
中谷内先生から、論文を作成する際の注意点やきまりなどを話していただきました。論文を残すことの意義などを聞いて、論文作成の大切さを知り、生徒たちはさっそく論文作成の準備に取り掛かっていました。
「サイエンスツアー」 理数科1年生
サイエンスツアーとして、理数科1年生が金沢大学理工学域と石川県立大学を訪問しました。
毎年東京大学、東京工業大学、理化学研究所など関東方面を訪れていましたが、新型コロナウィルス感染症対策のため、石川県内の大学訪問となりました。また、感染症対策をしっかり行い、1クラスを2グループに分けて、バス2台にそれぞれ分乗し訪問先へ向かいました。
石川県立大学では、中谷内先生のご指導のもと、「河川に存在するDNAの分析」という内容で、河川水に含まれる外来魚DNAをリアルタイムPCRで増幅させ、電気泳動で分析しました。生徒たちはバイオテクノロジーの一端に触れ、遺伝子を扱う細かい作業を班で協力しあいながら熱心に取り組んでいました。
金沢大学では、数物科学類とフロンティア工学類の研究室訪問を行いました。大学の先生方は研究室や実験装置などについて丁寧に説明してくださり、生徒たちも熱心に質問していました。先生方も優しく丁寧に質問に答えてくださり、生徒たちはとても喜んでいました。
帰りのバスの中では「内容は難しくって理解できないところもあったが、研究に興味がわいた」と話していた生徒が多かったです。お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった大学の先生方、関係者の方々に感謝申し上げます。
県立大学 中谷内先生の講義 電気泳動実験の様子 その1
電気泳動実験の様子 その2 電気泳動の結果確認の様子
金沢大学 数物科学類 数学 金沢大学 数物科学類 物理 金沢大学 物質化学類
金沢大学 フロンティア工学類の様子
石川県SSH生徒研究発表会 校内視聴会
石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表が行われます。
今年は新型コロナウィルス感染拡大のため、SSH指定3校の口頭発表2本ずつとNSH指定校2校を含めた5校のすべての課題研究のポスター発表を動画にしたものをweb上で発表します。webでの視聴は12月11日(金)~12月23日(水)までです。本校からは、11月の校内選考会で選ばれた2グループ「数当てゲームの論理的最適解の考察」と「結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究」が代表として口頭発表の動画をweb上で発表しました。
12月16日(水)5限目、理数科1,2年生全員で感染症対策をしっかり行いながら本校の視聴覚室で各校の口頭発表を視聴しました。その後個別に各学校のポスター発表も視聴し、各発表の質問シートに質問を記入しました。
2年生は昨年、地場産業振興センターでの口頭発表、ポスターセッションを経験しているため、他の高校生とのポスターセッションをしたかった、という声が多数ありました・・・。早く新型コロナウィルス感染症が解決してくれるといいなあと強く思った一日でした。
校長先生の挨拶 理数科1,2年生での視聴
サイエンスフェスタこまつ2020
12月12日(土)、13日(日)にサイエンスヒルズこまつで2日間にわたって行われた「サイエンスフェスタこまつ」に生物部・理化部・理数科の有志の、あわせて20名が参加しました。
「スーパーボールをつくろう」、「DNAストラップをつくろう」、「ちりめんモンスターをさがそう」という3つのテーマで実験・観察を行いました。小学生から大人まで、2日間でのべ約100名の方々が小松高校のブースへ来てくださり、熱心かつ楽しそうに実験・観察に取り組んでくださいました。
参加した生徒たちからは、「とても疲れたが、充実した2日間だった。科学を教える楽しさを通じて、科学がおもしろいと思えた。」、「もっと喜んでもらえるような実験・観察を考えたい」などの感想が聞かれました。
来てくださった方々、協力してくださったサイエンスヒルズの方々、本当にありがとうございました。
「スーパーボールをつくろう」の様子
「DNAストラップをつくろう」、「ちりめんモンスターをさがそう」の様子
SSH研究発表会
12月9日(水)SSH研究発表会を開催しました。県内から33名の先生方が参加してくださり、新型コロナウィルス感染症対策を講じながら、「理数物理」と「理数数学特論」の公開授業を行いました。参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。
「理数物理」(5限;理数科2年生対象)では「虹の幾何学」として、空に見えるアーチ状の虹の色の順番を物理的に考察しました。
「理数数学特論」(5,6限;理数科1年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。「最小作用の原理」として、光が空気からガラスに伝わるとき、どのような進み方をするかについて考察しました。
生徒たちからは、「物理をおもしろいと感じることができた」、「一生懸命考えて、自分の考えがでたときはとても達成感があった」という感想がきかれました。
公開授業「理数物理」の様子
公開授業「理数数学特論」の様子
化学グランプリ2020 全国大会銀賞
10月25日(日)、化学グランプリ2020の一次選考が行われ、本校からは理数科の3年生4名、2年生1名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、一次選考はWEBでのリモート試験にて実施されました。その結果、理数科3年生女子が一次選考を通過して全国大会(11月22日(日)にWEBで実施)に進み、見事、銀賞を受賞しました。おめでとうございます!!
また、11月1日(日)、日本生物学オリンピック2020代替試験の一次試験が行われ、本校からは理数科の3年生2名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、オンラインで実施されました。
韓国科学交流
12月4日(金)に28Hの12名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回が行われました。
事前に、9月28日(月)に第1回(自己紹介と学校紹介)、10月28日(水)に第2回(発表班による研究の概要説明、お互いの文化に対する質問)を行ってきましたが、第3回の最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、共同研究班の発表(ティーリーフパラドックスの発展的研究、グリシンを用いてヒスタミンを減少させる研究)、28Hの研究2班の発表(結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究、天然素材を使った接着剤の研究)が行われ、それぞれの研究に対して活発な意見交換や、質疑応答がありました。また、両国の文化をより深く理解するために、日本の俳句に関する文化紹介発表と、韓国の若者の文化紹介、ハングルに関する発表が行われました。
今回は、コロナの影響でZOOMでの交流となりましたが、オンラインで、発表したり、意見を交換したりしたことは、これから重要になるスキルであり、とても充実した交流になりました。
交流の様子
校内SSH生徒研究発表会
11月3日(火・祝)学校設定科目「課題探究Ⅱ」の課題研究発表会が行われました。新型コロナウィルス感染症による休校あけの6月から約半年間取り組んだ研究について口頭発表行いました。本当に忙しい毎日でしたが、現段階での研究結果をどの班もわかりやすく発表しようと工夫していました。
今年度はゲストとして大聖寺高校、小松明峰高校も研究発表してくださいました。忙しい中研究をまとめ、発表のために来校していただき本当にありがとうございました。
発表順
大聖寺高校 スリープバスター~睡魔をぶっ壊す~
小松明峰高校 セルオートマトン・Excelを用いたシミュレーション教材
結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究
可燃性気体の燃焼による爆発力の研究
数当てゲームの論理的最適解の考察
ベナール対流の発生条件と流動速度の関係
日本の絵に隠れた比率
ユズの抗酸化作用の有無についての研究
行列を用いた文字認識
ユーグレナの金属イオンによる運動抑制
天然素材を使った接着剤の研究
雪の結晶をつくる核の研究
大聖寺高校の発表の様子 小松明峰高校の発表の様子
小松高校の発表の様子(その1) 小松高校の発表の様子(その2)
質疑応答の様子 大学の先生の講評の様子
いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)
10月17日(土)いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に参加しました。
午前は数学、物理、化学、生物、地学、情報の筆記競技が行われ、午後は実技競技(総合系)が行われました。生徒たちは出場が決まった7月から熱心に問題を解いたり、理数科のクラス内で実技競技の練習を行ったりして、この日に備えてきました。今年は新型コロナウィルス感染症のため出場チーム数が限られており、残念ながら出場できなかった1年生の生徒もたくさんいました。来年もぜひ参加を希望してほしいです。
石川県の科学好きな生徒たちの集まりで影響されたのか、帰りのバスでは1年生の生徒たちが「とても楽しかった」、「来年も参加したい」、「来年のために今日から準備したい」という感想が聞かれ、引率した教員としてとても嬉しかったです。
参加チーム名 28H「ゆるゆるエナジーズ」
28H チーム名「束進小松駅前校」
28H チーム名『「サクサクパンダ」チャンネル登録よろしく』
17H及び18H チーム名「こんにちはクラブ」
18H チーム名「F6」
18H チーム名「ステラ」
会場の様子
第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」 学校設定科目「課題探究Ⅱ」
9月16日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。7月に行われた報告会でのアドバイスを参考に、生徒たちは夏の間研究を進めてきました。今回はこの結果を踏まえて、今後の研究の方向性及び計画について助言をいただきました。
大学の先生方からのアドバイスや励ましをいただくことで、課題研究へのモチベーションが上がったと生徒の多くが話していました。
参加していただいた大学の先生方
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 小松﨑 俊彦 先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生(地学分野)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生(生物分野)
数学班の様子 物理班の様子(その1)
物理班の様子(その2) 化学班の様子
生物班の様子 地学班の様子
全国SSH生徒研究発表会
全国SSH生徒研究発表会では、毎年8月に全国すべてのSSH指定校が参加して、課題研究などのステージ発表やポスター発表が行われています。昨年は神戸国際展示場にて開催されました。しかし、今年は新型コロナウィルス感染拡大に伴って一同に集まっての開催が中止となり、ポスター発表や口頭発表は動画及びオンラインによる審査となりました。
〇一次審査(8月11日);ポスター発表。書面及び動画による審査(審査対象は全参加校222校)
〇二次審査(8月17日);一次審査のポスター発表動画とオンラインによる質疑応答
(審査対象は一次審査を通過した63校)
〇最終審査(8月28日);リアルタイム配信による口頭発表(審査対象は二次審査を通過した6校)
〇表彰;文部科学大臣表彰(1校)、科学技術振興機構理事長賞(2校)、審査委員長賞(3校)
奨励賞(3校)、ポスター発表賞(21校)、生徒投票賞(18校)
本校からは理数科3年生4名の課題研究「液面で浮上する液滴の安定性について」が参加登録しました。
7月20日(月)までに研究要旨、ポスター画像、ポスター発表動画を作成し提出しました。その結果、見事一次審査を通過することができました。二次審査は各校それぞれ持ち時間30分で、ポスター発表に対する質疑応答を、オンラインで5名の審査員と行いました。結果は、残念ながら最終審査に残ることはできませんでしたが、「ポスター発表賞」を受賞することができました。
地学野外実習
8月21日(金)1年理数科理数地学選択者と希望者の合計15名で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。
まず、能美市和気町の加賀産業道路沿いにある約2000万年~1700万年前の新生代の火山活動からできた火山岩である巨大流紋岩の観察を行いました。その後、金沢市大桑町へ向かい、大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行い、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。
とても暑い日でしたが、新型コロナウィルス感染症対策と熱中症対策をしっかり行い、生徒たちは熱心に実習に取り組んでいました。
巨大流紋岩の観察の様子 化石採集の様子
生物野外実習
7月23日(木)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。
日程
6:30 学校集合
7:00 出発(バス2台に分乗)
10:00 のと海洋ふれあいセンター到着
到着後着替え
11:00~12:00 海洋生物採集
12:00~12:30 着替え
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 ウニ人工授精・発生実験(実験室)
海洋生物観察(実験室)
14:30~15:00 片付け
15:30 のと海洋ふれあいセンター出発
18:30 学校到着
今年度の生物野外実習は、新型コロナウィルス感染の状況から、石川県のガイドラインに沿って、実習を行いました。よって、残念ながら日帰りの実習となりましたが、理数科の生徒全員すべての実習に熱心に取り組んでくれました。
午前は海に入って海洋生物採集をしました。例年のようにウェットスーツを着て海に潜ることはできませんでしたが、足だけ海につかって海洋生物を採取しました。コロナ禍で予防対策を意識しながらも、実験の班員どうし協力しあって楽しそうに取り組んでいました。この様子を見ていたら、理数科1年生のこれからの活躍がとても楽しみになりました。
午後は午前に採集したウニを人工授精させ、発生の様子を顕微鏡で観察しました。また、発生観察の合間に採取したウニやヒトデ、海藻などの海洋生物の観察・同定およびスケッチを行いました。ウニの発生は8細胞期までしか観察できませんでしたが、全班観察することができ、生徒たちはとても充実した様子でした。
開講式での校長先生の挨拶の様子 到着してから、海の危険生物についての講義を受けました。
(この時はまだ小松は雨が降っていました…)
海洋生物採集の様子 その1 海洋生物採集の様子 その2
海洋生物採集の様子 その3 まず、採集したウニの観察です。
ウニの放精、放卵の様子 人工授精させた胚の顕微鏡観察の様子
第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」 学校設定科目「課題探究Ⅱ」
7月15日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。
新型コロナウィルス感染症による休校期間中に理数科の生徒たちはGoogle Classroomなどで研究テーマについてオンラインで担当の先生を交えて話し合いを重ねてきました。研究をスタートさせてから約1ヵ月でしたが、生徒たちは熱心に大学の先生方に質問し、これからの研究方針について相談していました。
会の終了後、生徒達から「スタートが遅くなってしまって、心配していたけどがんばろうという気持ちが出てきた。」という声が聞かれ、さっそく班員どうしで協力しながら研究に取り組んでいました。
こまつ研究サポートプログラム第2回目は9月16日(水)に行う予定です。
参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生 (地学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
数学班の様子 その1 数学班の様子 その2
物理班の様子 その1 物理班の様子 その2
化学班の様子 生物班の様子
地学班の様子
科学系部活動実験教室
7月11日(土)理化部、生物部あわせて18名の生徒がサイエンスヒルズこまつで小学生を対象に実験教室を行いました。
今年は新型コロナウィルスの影響で密を避けるために募集定員10名としました。それでも、10名の小学生が参加してくれて、高校生が考えた4つ実験(「表面張力の実験」、「重曹で入浴剤をつくろう」、「重曹とクエン酸を混ぜるとどうなる?」、「ホワイトボードマーカーで書いた絵を水に浮かべよう」)に対して、熱心に質問したり、楽しそうに実験に取り組んだりしてくれました。高校生たちもとても充実した様子でした。
表面張力の実験 重曹で入浴剤をつくろう
重曹とクエン酸を混ぜるとどうなる? ホワイトボードマーカーで書いた絵を水に浮かべよう
1年普通科「探究基礎」探究スキル育成講座(化学実験講座)
1年普通科「探究基礎」の探究スキル育成講座の化学実験ポスター発表会が行われました。
リンゴやミカン、レモンなどの自分達で準備した試料の酸の濃度を滴定で調べることで、味と酸の関係を考察しました。
どの班も同じ実験の方法(中和滴定)でしたが、わかりやすいポスター作成や説明の仕方など、班によっていろいろ工夫している様子が見られ、とても興味深く視聴することができました。発表者も視聴者も熱心にポスターセッションしていました。来年度、2年生で行う課題研究がとても楽しみです。
発表会場その1の様子
発表会場その2の様子
発表の様子 その1
発表の様子 その2
2年普通科理系「課題探究」課題研究発表会
半年間取り組んできた2年生普通科理系の課題研究のポスター発表会が行われました。数学、物理、化学、生物、体育の5分野の研究についてポスター発表を行いました。自分達が設定したテーマに対して研究を行ってきたので、みんな自信を持ってポスターセッションをしていました。また、他のポスターにも熱心に質問をしていました。
私たち教員もこの半年間、生徒達と一緒に各研究テーマに取り組んだので、生徒達が堂々と研究を発表している様子を見てとても感慨深いものがありました。
この経験を生かして、大学生で行う研究につながる日々の学習および大学受験に対してのモチベーションを高めてもらえたらと思います。
発表の様子 その1
発表の様子 その2
発表の様子 その3
発表の様子 その3
発表の様子 その4
発表の様子 その5
科学の甲子園 第1回研修会を行いました。
筆記競技の過去問を解き、昨年度の大会の様子や今後の日程などを教頭先生から説明していただきました。競技の様子を見て、モチベーションが上がったようです。
研修の様子
石川県中学・高校生徒研究発表会(物理・生物・化学)
・12月8日(日)第10回石川県中学・高校生徒物理研究発表会 場所;金沢泉丘高校
本校からは理化部物理班が参加しました。
「液面で浮上する液滴の安定性について」
「鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム」
「過冷却現象の解析」 の3班が発表しました。
その結果、「鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム」が8月に高知で行われる全国高等学校総合文化祭自然科学部門で石川県代表として発表することになりました。
・12月15日(日)石川高校生物のつどい 場所;金沢桜丘高校
本校からは生物部が参加しました。
「ナミテントウの変態期間における記憶保持について」
「雑草を材料にして作成した紙の保水性」 の2班が発表しました。
「雑草を材料にして作成した紙の保水性」 「ナミテントウの変態期間における記憶保持について」
・12月22日(日)石川地区中学高校生徒科学研究発表会 場所;石川県文教会館
本校から理化部が参加しました。
「増粘剤によるスライムの伸長性の変化」を発表し、奨励賞を受賞しました。
韓国科学交流4日目
科学交流4日目、早朝5:00、空港に向かい、小松へ9時45分頃到着しました。そして10時45分頃、バスで小松高校に到着しました。全員、特に体調を崩すこともなく無事に研修の日程を終えることができました。
到着後、学校で解団式を行いました。校長先生が、「この研修には多くの方々の協力があって成り立っていることを忘れないでほしい。この経験をぜひこれからの活動に生かしてほしい。後輩たちにも伝えていってほしい」と話されました。生徒達からも、とても充実した研修だったという声が多数聞かれました。
解団式の校長先生のお話の様子
韓国科学交流3日目
科学交流3日目、朝は強い雨が降っており、心配しましたが、みんなの願いが通じたのか曇りになりました。
大田からKTX(韓国の新幹線)でソウルに移動し、国立果川博物館とソウル大学へ行きました。博物館では最先端の科学技術や韓国の自然史の展示を見学しました。
国立果川博物館
博物館の自然史展示見学の様子
昼食の石焼ビビンバ
夕食は骨付きカルビでした
韓国科学交流2日目
科学交流2日目、午前は大田科学高校の課題研究ポスター発表会に参加しました。夏に小松に来てくれた8人の韓国の高校生との久しぶりの再会です。
生徒達は韓国の高校生のポスター研究発表に対して、熱心に質問していました。また、英語による自分達のポスタープレゼンテーションを韓国の高校生に理解してもらえたという手ごたえがあって、充実したポスターセッションとなりました。
午後は、KAIST(韓国先端科学技術大学)およびETRI(韓国電子通信研究院)を見学し、バーチャルリアリティーの体験をしました。
夜、夏に小松に来てくれた8人の韓国の高校生とともに食事をしました。本校の生徒の一人が英語と韓国語でスピーチをし、さらに盛り上がりました。
オープニングセレモニーの様子
ポスタープレゼンテーションの様子
大田科学高校前で韓国の生徒・先生たちと記念撮影
KAISTでの記念撮影
ETRIのVR体験の様子
韓国科学交流1日目
仁川空港での様子
しゃぶしゃぶ
夕食の様子
韓国科学交流出発!
海外でしか得られないものをたくさん吸収してきて欲しいものです
サイエンス・フェスタ2019 in サイエンスヒルズこまつ
12月14日(土)、サイエンス・フェスタ2019に本校の生物部、理化部の生徒12名が参加しました。生徒たち自身が考え、準備した、
「チリメンモンスターをさがそう!」
「コマが回るしくみを知ろう!」
「試験管に雪を降らせよう!」 の実験講座を行いました。
どの実験講座にもそれぞれ80名ほどの小学生たちが訪れ、とても熱心に、また楽しそうに実験に取り組んでくれました。部員たちも小学生の様子を見て、わかりやすく説明するように頑張っていました。
小松高校のブース 「試験管に雪を降らせよう!」の様子
「コマが回るしくみを知ろう!」の様子 「チリメンモンスターをさがそう!」の様子
石川県SSH生徒研究発表会
石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表会が行われました。
SSH指定3校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「海岸線とフラクタル」と「液面で浮上する液滴の安定性について」が代表として発表を行いました。その後、NSH指定校2校を含めた5校のすべての課題研究のポスター発表が行われました。ここで、理数科2年生の生徒達は、他校の生徒達や先生方とのポスターセッションを行うことで、今後の研究の参考にすることができました。また、参観者として参加した本校理数科1年生は来年度に取り組む課題研究の参考になるよう、熱心に質問をしていました。
「海岸線とフラクタル」の発表の様子
「液面で浮上する液滴の安定性について」の発表の様子
他校の発表に熱心に質問をしました
ポスター発表会の会場の様子
ポスター発表の様子
SSH研究発表会
SSH研究発表会を開催しました。大学の先生方及び県内の高校の先生方など多数ご来場いただきました。本当にありがとうございました。
<日程>
午前;公開授業「総合科学(物理分野・化学分野・生物分野)」理数科1年生
・物理分野(物理実験室)
電子天秤を用いてリング法による水とエタノール混合溶液の表面張力を測定する実験に
取り組み、結果から液体内部のエタノール分子の分布について考察した。
・化学分野(化学実験室)
発泡スチロール球を容器に詰めることで、規則的配列の一例として体心立方構造を
見つけ、その単位を確認し、充填率を計算で求めた。
・生物分野(生物実験室)
CO2センサを用いて光合成に有効であると考えられる光源を調べることで、基本的な
探究スキルを学習した。
午後;学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会(視聴覚室)
理数科1年生や本校の教職員の先生方だけではなく、多くの中学校、高校の先生方や
講評者としての大学の先生方が来てくださり、とても活発なポスターセッションと
なりました。その後、ポスターセッションで指摘されたことを、次の日に行われる
石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、ポスターを直したり、確認をしたり
して、自分達の研究結果についていろいろ話し合いを重ねていました。
★講評者として来てくださった先生方
國藤 進先生 (北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
阿部 聡先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授)
小松﨑俊彦先生 (金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授)
川上 裕先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授)
草野 英二先生 (金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授)
中谷内 修先生 (石川県立大学 生物資源工学研究所 助教)
公開授業(物理分野)の様子
公開授業(化学分野)の様子
公開授業(生物分野)の様子
ポスター発表会の会場の様子
ポスター発表の様子 その1
ポスター発表の様子 その2
課題研究校内発表会(理数科2年生)
「小松高校オープンスクール」の日に、理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。保護者の方々はじめ、多くの小学校・中学校・高校の先生や中学生にも参加して頂くことができました。本当にありがとうございました。
生徒達は10グループに分かれ、それぞれのテーマで1年生の3学期から取り組んできた課題研究の結果についてパワーポイントで、口頭発表しました。
審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただきました。これらのアドバイスを今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。
参加した理数科1年生も熱心に研究発表を聞き、たくさんの質問が出ました。とても活発な質疑応答が行われ、1年生は来年度の自分達の課題研究に、2年生はこれからの研究の参考になったのではないかと思います。
★審査員の先生方
國藤 進 先生(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
伊藤 正樹 先生(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
佐藤 政行 先生(物理・金沢大学理工研究域数物科学系 教授)
加賀谷重浩 先生(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)
川上 裕 先生(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
寺岸 俊哉 先生(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)
★理数科課題研究発表順
① 天然色素を用いた万能pH指示薬の研究
② ナミテントウの変態期間における記憶保持について
③ まわり将棋
④ 液面で浮上する液滴の安定性について
⑤ コロイド結晶膜による構造色の研究
⑥ 小松高校におけるゼニゴケの生育環境の研究
⑦ 海岸線とフラクタル
⑧ 鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム
⑨ 雑草を材料にして作成した紙の吸水性
⑩ 過冷却現象の解析
審査員の先生方
会場全体の様子
発表の様子
質問の様子
質疑応答の様子
大学の先生の講評の様子
地学野外実習(理数科1年)
9月28日(土)1年理数科理数地学選択者と希望者で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。
大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行ったあと、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。
化石採取の様子
地層観察についての説明を受けている様子
日本陸水学会(高校生ポスター部門)
9月27日(金)~30日、金沢大学角間キャンパスで日本陸水学会金沢大会が開催されました。
28日(土)に行われた高校生ポスター発表には、
2年理数科の課題研究;「鳴き砂から出る音について」
「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」
の2チームが参加してポスター発表を行いました。
「鳴き砂から出る音について」の発表の様子
「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」の発表の様子
日本創造学会(高校生ポスターセッション)
9月28日(土)~29日(日)、北陸先端科学技術大学院大学で日本創造学会研究大会が開催されました。
28日(土)に行われた高校生ポスターセッションでは、
理科部化学班の研究;「スライムの材料比とその性質」
「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」
理科部物理班の研究;「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」、
生物部の研究 ;「テントウムシの変態期間における記憶保持について」
の4チームが参加してポスター発表を行いました。
「ビンから注ぐときに出るトクトク音について」のチームが最優秀賞(物理)
「テントウムシの変態期間における記憶保持について」のチームが最優秀賞(生物)を受賞しました。
「スライムの材料比とその性質」の発表の様子
「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」の発表の様子
「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」の発表の様子
「テントウムシの変態期間における記憶保持について」の発表の様子
関東サイエンスツアー(理数科1年生)2日目
9月27日(金)
午前;◎東京工業大学すずかけ台キャンパス
◎理化学研究所横浜事業所
2グループに分かれて研修
・東工大では大場・熊谷研究室、平松研究室、吉敷研究室を見学させていただきました。最先端の研究を見て、工学部への 興味が高まりました。また、東工大の先生方や大学院生の方々の丁寧な対応から東工大への志望を高めた生徒が多数いました。
・理化学研究所では最先端の生化学の研究についての説明や実験装置などを見学させていただきました。事前研修や理数生物の時間に学んだことを参考に熱心に見学したり質問したりしていました。
東京工業大学 フロンティア材料での見学の様子
理化学研究所(遺伝子の研究)
理化学研究所(免疫の研究)
関東サイエンスツアー(理数科1年生)
理数科1年生の関東サイエンスツアーが行われました。
午前;上野国立科学博物館
午後;東京大学(本郷キャンパス) 航空宇宙工学(中須賀研究室)
天文学(戸谷・藤井・左近研究室)
生命工学(相田研究室)
有機合成化学(小林研究室)
夜;OBとの懇談会
・生徒達は研修先について、熱心に事前学習を行ってきました。そのおかげで、博物館でも東京大学でも積極的に研修に取 り組み、質問も活発にしていました。
・夜は本校OBとの懇談会で、高校時代の様子、勉強法、志望学部・志望校の決め方、部活動と勉強の両立、理数科特有の教科や課題研究について、教えてもらったり、質問したりしていました。みんな口々に有意義な時間だったと言っていました。
小松駅での結団式の様子 | 国立科学博物館 |
東大安田講堂前 | 戸谷・藤井・左近研究室 |
中須賀研究室 | 相田研究室 |
OBとの懇談会 その1 |
OBとの懇談会 その2 |
ディベート大会
生徒達は試合をやるだけでなく、運営係、審査員も行うことで、生徒主体のディベート大会を行うことができました。
結果・・・1位;14H、17H、3位;15Hでした。
今年度のテーマ
① 日本はすべての動物園を廃止すべきである。
② 原発を廃止すべきである。
③ 遺伝子組換え食品の販売を禁止すべきである。
④ すべての乗用車を電気自動車に切り替えるべきである。
肯定側立論の発表の様子
否定側から肯定側への質疑の様子
肯定側から否定側への質疑の様子
体験入学での課題研究発表
8月21日(水)、小松高校体験入学が行われました。中学生を前に、理数科3年生3人が「ライデンフロスト効果の解析とその応用」の課題研究を発表しました。
中学生にとって、難しい内容だったと思いますが、高校生の課題研究とはどのようなものかを感じ取ってくれたら・・・と思っています。
体験入学後のアンケートでは「難しかった。」、「よかった。」、「すごいと思った。」、「おもしろかった。」という意見が見られました。
発表の様子
全国SSH生徒研究発表会
8月7日(水)8日(木)、神戸国際展示場にて、全国SSH生徒研究発表会が行われました。全国のSSH指定校が参加して課題研究など口頭発表やポスターセッションを行いました。本校からは3年生2名が「チェック柄の印象の移り変わり」というテーマでポスター発表を行いました。また、7日(水)には本校の理数科1年生33名と理数科2年生3名も参加し、自分たちの課題研究の参考にしようと、熱心にポスター発表を聞き、質問をしていました。
ポスター発表の様子
質疑応答の様子 その1
1年生も熱心にポスターによる研究発表を見ていました。
1年生が質問している様子
SSH国際科学交流④
7月31日(水)、3日間の国際科学交流を終えた韓国大田科学高校のみなさんが帰国前に小松高校に来校しました。交流してきた小松高校の生徒も20名程集まり、韓国の生徒さんたちと小松高校生がこの3日間の科学交流についての感想を英語で発表し合いました。その後、お互い記念品を交換したり、記念写真などを撮り合ったりした後、韓国の生徒さんたちは小松高校から小松空港へ向かい、帰国しました。
両学校の生徒、どちらも別れを惜しんでおり、再会を約束していました。次は小松高校の生徒達が12月に韓国大田科学高校を訪問する予定です。
感想の発表の様子 その1
感想の発表の様子 その2
歓談の様子
空港へ向かう前の記念写真
大学実験セミナー②・SSH国際科学交流③
7月30日(火)、前日に続いて、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。韓国大田科学高校の生徒8人と県内のALTの方々が参加してくださいました。
午前は、前日仕掛けた食品サンプルから抽出した微生物の生菌数の確認と検鏡を行いました。
午後からは、実験結果についての英語スライド作成および英語によるプレゼンテーション大会を行いました。
英語プレゼンテーションのために、石川県立大学准教授グレン・ロバート・ノリス先生が英語プレゼンテーションについての講義をしてくださいました。生徒達はグレン先生やALTの方々のご指導のもと、プレゼンテーションの準備や練習を行い、2日間行った実験の結果について英語でプレゼンテーションと質疑応答を行いました。なお、入賞したチームには副賞として小栁先生から、細菌・発酵に因んでFishSource(魚醤)が贈られました。
参加してくださったALTの方々 |
Ms. Starla E. Solem(小松商業高校) |
Ms. Jennifer J.E.Brokenshire(金沢二水高校) |
Mr. Paul E. Davis(県立工業高校) |
Mr. Stefan J. Czarnecki (金沢二水高校) |
Ms. Naomi R. Bridgeman (金沢泉丘高校) |
Ms. Zoya S. Erdevig(小松高校) |
Mr.Marcus A. Smith(小松高校) |
実験の様子 その2
英語プレゼンテーションについての講義の様子
プレゼンテーション賞 第1位 10班
ベスト生菌数賞 第1位 10班
プレゼンテーション賞 第2位 7班
ベスト食品微生物科学者賞 4班
大学実験セミナー①・SSH国際科学交流②
7月29日(月)、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。石川県立大学食品科学科准教授小柳喬先生が講師として、食品に含まれる微生物についての講義と実験の指導してくださいました。また、アドバイザーとして生物資源工学研究所助教中谷内修先生が指導・助言してくださり、TA(ティーチングアシスタント)として、大学院生・大学生11人が指導補助にあたってくださいました。
まず、食品に含まれる微生物についての講義、食品サンプルから抽出した微生物の培養、顕微鏡による微生物の観察を行いました。韓国大田科学高校の生徒達も一緒にセミナーに参加し、理数科の生徒達のグループにそれぞれ混ざって、英語でコミュニケーションをとりながら協力して実験を行いました。そして、次の日の準備をして1日目を終えました。
この日の夜は、理数科2年の生徒と韓国大田科学高校の生徒は寺井の「さらい」を合宿所として宿泊し、夜は交流会を催しました。昨日に引き続き、とても盛り上がりました。
校長先生の英語での挨拶
小柳先生の講義
食品サンプルを選択中
食品サンプルから微生物の抽出中
宿舎での交流会の様子
2019さが総文で理化部が奨励賞を受賞しました。
7月27日(土)~7月29日(月)、第43回全国高等学校総合文化祭2019さが総文自然科学部門で、理化部の3年生3名が「ライデンフロスト効果の解析とその応用」という研究テーマで研究発表し、奨励賞を受賞しました。彼らが1年生の3月からずっと地道に取り組んだ研究の結果が評価され、とても嬉しいです。これからの受験勉強にもこのように頑張ってくれるのではないかと思います。そして、大学生になっても真摯に研究に取り組んでほしいです。また、1,2年生もこの結果を励みに課題研究や日々の勉強に対して誠実に努力を積み重ねていってもらえたらなあと思います。
表彰式の様子
巡検研修(有明海の干潟体験)の様子
SSH国際科学交流①
7月28日(日)、韓国大田科学高校(DSHS)の高校生8名と引率の先生2名が来校し、本校の理数科2年生8名と交流しました。
小松空港でお迎えした後、小松高校で自己紹介等をしながら昼食を食べました。その後、サイエンスヒルズこまつへ行き、小松高校生とDSHS生でペアとなりLEGOを使ったプログラミング実習を受けました。今日初めて会ったのに、協力し合ってミッションをクリアしていました。
その後、九谷焼陶芸館にて絵付け体験をしました。それぞれがとても個性あふれる絵付けとなり、小松高校生もDSHS生もお互いの絵を見て褒め合っていました。
夕食後は、DSHS生が共同研究の概略についてプレゼンし、この内容について質疑・討議を行いました。そして、小松高校生は自分たちが現在行っている課題研究についてそれぞれ説明し、意見交換を行いました。活発な意見交換が行われ、消灯時間になったとき、みんなとても残念そうでした。
小松空港にてお出迎え
正門前にて集合写真
芦城公園で記念撮影
プログラミング実習の様子 その1
プログラミング実習の様子 その2
九谷焼陶芸館での絵付け体験の様子
共同研究についての質疑・討議の様子
理数科生物野外実習が行われました。
7月25、26日(木、金)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。
日程
7月25日(木) | |
6:15 | 学校集合・荷物積み込み |
6:30 | 学校出発 |
10:00~11:00 | のと海洋ふれあいセンターにて海洋生物採集 |
13:00~ | ウニ発生実験・顕微鏡観察① (のと海洋ふれあいセンター実習室) |
20:00~ | ウニ発生顕微鏡観察② (能登少年自然の家実験室) |
22:00~ | ウニ発生顕微鏡観察③ (能登少年自然の家実験室) |
1日目は午前中、海に入って海洋生物採集をしました。これから人工授精させるウニとその他の海洋生物を班ごとに採取しました。みんなウェットスーツを着用し、一生懸命海に潜り、班員が協力し合って採取していました。午後からは、ウニの人工授精を行い発生の様子を夜までずっと顕微鏡観察しました。
海洋生物採集の様子
ウニの人工授精実験の様子
野外炊飯の様子
ウニ発生の顕微鏡観察の様子
7月26日(金) | |
6:15 | 学校集合・荷物積み込み |
6:00 | ウニ発生顕微鏡観察④ (能登少年自然の家実験室) |
9:00~ | ウニ発生顕微鏡観察⑤ (のと海洋ふれあいセンター実習室) |
13:00~ | 海洋生物観察(のと海洋ふれあいセンター実習室) |
18:00~ | 学校到着・後片付け・解散 |
2日目は午前中ウニ発生観察を継続して行いました。午後は前日に採取した海洋生物の観察と同定を行いました。また、のと海洋ふれあいセンターの坂井恵一先生に棘皮動物についての講義を受けました。棘皮動物の性質や構造について詳しく説明して頂き、棘皮動物に親しみが生徒達は前日に自分達で採取した生物だったため、興味も思い入れもあり、とても大切に扱いながら熱心に観察していました。
海洋生物観察の様子
能登少年自然の家での集合写真
教員向け第2回課題研究指導研修会が行われました。
7月17日(水)放課後、数学・理科の教員対象に課題研究指導の研修会が行われました。
第1回に引き続き、石川県立大学 生物資源環境学部 生物生産科学科 応用昆虫学 准教授 弘中満太郎先生を講師にお招きして、「研究という地味な行為を進める方法」というテーマで課題研究についてご指導いただきました。 今回は特に「論文を作成指導について重点的にご指導いただきました。論文を作成する意義から論文の構成、各項目の書き方について丁寧に指導していただき、今後の指導の指針となりました。弘中先生
講義の様子
第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」
7月17日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。前回は開催されなかった数学の研究班の報告会も行われました。前回の「第1回課題研究中間報告会」から約2か月が経ち、研究を少しずつ進めている様子から、研究の仮説、現在の進捗状況について報告し、大学の先生方からご指導・ご助言をいただきました。どの研究班の生徒達もみんなこれから始まる夏休みに向けて、勉強と部活動、課題研究をどのように両立させるかについて熱心に考えていました。
★参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系
名誉教授 國藤 進先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授 阿部 聡先生(物理系)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授 小松﨑 俊彦先生(物理系)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科
教授 草野 英二先生(化学系)
富山大学 理工学研究部(工学部環境応用化学科)
教授 加賀谷重浩先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所 助教 中谷内 修先生(生物分野)
数学班の様子 その1
数学班の様子 その2
物理班の様子 その1
物理班の様子 その2
化学班の様子 その1
化学班の様子 その2
生物班の様子
科学探究・課題探究Ⅲ特別講義が行われました。
学校設定科目「科学探究」(普通科理系3年生)、「課題探究Ⅲ」(理数科3年生)の特別講義が行われました。東北大学大学院工学部電気情報物理工学科准教授鳥谷部祥一先生を講師としてお招きし、「熱揺らぎの物理学と生体ナノマシン」というテーマで講義をしていただきました。
キネシンやATPアーゼ、DNAポリメラーゼ、鞭毛モーターなどの生体内における分子モーターについての最先端の研究についてわかりやすく説明してくださいました。また、東北大の紹介や研究者についても丁寧に説明していただきました。多くの生徒が、受験勉強へのモチベーションが上がったと話していました。
講義の様子講義の様子
講義の様子
質疑応答の様子
「課題探究Ⅲ」の研究報告会が行われました。
理数科3年生の学校設定科目「課題探究Ⅲ」で行っている課題研究について、現時点での研究報告会が行われました。自分達で設定した研究テーマについて、目的、先行研究、仮説、方法などについて説明しました。
物理・数学コース研究テーマ
・垂らした鎖の形
・孔から水を流出させるとき、水面の高さの時間変化
・コンデンサーの放電にともなう電流の時間変化
・円柱に巻き付いたひもの張力
・放射性物質の崩壊
物理・数学コースの発表の様子
化学・生物コース研究テーマ
・スクロース、フルクトースによるアルコール発酵の違い
・単糖類・二糖類・多糖類におけるアルコール発酵の違い
・酵素反応における活性化エネルギーの測定
・4種のベリーのアルコール発酵の違い
・身近な物質を用いたアルコール発酵
化学・生物コースの発表の様子
「課題探究Ⅲ」の探究活動が始まりました。
理数科3年生の学校設定科目「課題探究Ⅲ」では、4月から数学・物理コース、化学・生物コースに分かれて、科目融合型の学習をしてきました。
これから、この内容を踏まえ、グループごとにテーマを決めて探究活動を行います。2年時「課題探究Ⅱ」で行った課題研究の経験を生かして、どの生徒もテキパキと実験計画を立てて、実験器具を準備し、仮説を立て、協力しあいながら研究を始めていました。
数学・物理コースの探究活動の様子
化学・生物コースの探究活動の様子
教員向け課題研究指導研修会が行われました。
5月22日(水)放課後、数学・理科の教員対象に課題研究指導の研修会が行われました。
石川県立大学 生物資源環境学部 生物生産科学科 応用昆虫学 准教授 弘中満太郎先生を講師にお招きして、「科学的方法の基礎」というテーマで課題研究の指導について講義をしていただきました。指導の方法を明示していただき、有意義な90分間でした。
講義の様子
第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」
5月22日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。
会の終了後、生徒達は「モチベーションが上がった」、「方向性を支持してもらえて自身がわいてきた。」、「不安だった点にアドバイスをもらうことができて有意義だった」という声が聞かれ、さっそく班員が協力しながら研究にとりくんでいました。こまつ研究サポートプログラム第2回目は7月17日(水)に行う予定です。
参加していただいた大学の先生方
金沢大学 理工学研究域 数物科学系 教授 阿部 聡先生
金沢大学 理工学研究域 機械工学系 教授 小松崎 俊彦先生
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授 草野 英二先生
石川県立大学 生物資源工学研究所 助教 中谷内 修先生
生物班の様子
化学班の様子
物理班の様子
物理班の様子
ディベート論題レクチャーが行われました。
1年普通科学校設定科目「探究基礎」で行われるディベート学習のためのディベート論題レクチャーが行われました。
4月25日(木)は「日本は原子力発電をすべて廃止すべきである。是か非か。」、「日本は遺伝子組換え食品の販売を禁止すべきである。是か非か。」というテーマについて、5月9日(木)は「日本はすべての動物園を廃止すべきである。是か非か。」、「日本はすべての乗用車を電気自動車に切り替えるべきである。是か非か。」というテーマについて、理科、英語、地歴の先生方から講義を受けました。
ここで学習したことを踏まえて、これから各班にわかれてディベートの準備を行います。ディベート大会は9月25日(水)に行われます。
電気自動車についての講義の様子
講義を受けている1年生の様子
ディベート開講式が行われました。
普通科1年生の学校設定科目「探究基礎」が始まりました。「探究基礎」では前期はディベート、後期は基礎課題研究を行い、探究力を養うことを目的としています。
本日はディベート開講式が行われました。まず、ディベートガイダンスがあり、ディベートとは何か、について学習しました。また、担任・副担任の先生方によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである。」が行われ、生徒達は熱心にメモを取ったり、うなずいたりして聞き入っていました。最後には生徒達によって勝敗をジャッジしてもらい、肯定側の先生方の勝利となりました。
ディベートガイダンスの様子
モデルディベートの様子その1
モデルディベートの様子その2
ジャッジの様子
学校設定科目「課題探究Ⅱ」が始まりました。
理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」の開講式が行われました。
1年間、数学、物理、化学、生物の各分野で自分達が考えたテーマについて研究を行います。
まず、校長先生から「正しい研究プロセス、思考のプロセスを学び、正答のない問題に協力しあって、粘り強く取り組んでほしい。」と励ましの言葉をいただきました。その後、担当の先生との対面式を行い、各班に分かれて活動を始めました。
校長先生の挨拶
課題研究を行う上での諸注意について聞きました。
SSH室長からの激励
対面式の様子
学校設定科目「課題探究Ⅲ」が始まりました。
理数科3年生で、学校設定科目「課題探究Ⅲ」が始まりました。生徒の希望に応じて、数学/物理コース、化学/生物コースに分かれ、科目融合・領域融合型の学習に取り組み、その後、グループごとの探究活動に取り組みます。
第1回の本日は「微分方程式の基礎」というテーマで微分方程式について学びました。これから始まる新しい探究活動に必要な知識として、生徒達はみんな熱心に取り組んでいました。
SSH中間評価について
「優れた取組状況であり,研究開発のねらいの達成が見込まれ,更なる発展が期待される」
という高評価をいただきました
これまでの生徒の努力や学校としての取り組みが評価されうれしく思います
これからも学校全体で協力して更なる研究開発を進めていきます
リンク
・スーパーサイエンスハイスクール(平成28年度指定)の中間評価について:文部科学省ホームページ
・スーパーサイエンスハイスクール(平成28年度指定)の中間評価について:報道発表資料
ジュニア農芸化学会2019
第15回日本物理学会Jr.セッション(2019)
「ライデンフロスト効果の解析とその応用」の発表の様子
「糸電話の共鳴振動数に影響をおよぼす要因について」の発表の様子
SSH研究開発実施報告書を公開しました
課題研究英語発表会
理数科2年生が1年間取り組んだ課題研究を英語で口頭発表しました。他校からのALTの方々も講評者として参加し、質問に対して2年生も一生懸命英語で答えていました。
講評者のALTの方々
Ms. Rachael E. Bradshaw 大聖寺
Ms. Starla E. Solem 小松商業
Mr. Julian R. Pawlikiewicz 小松工業
Mr. Ryan C. Hughes 小松明峰
Ms. Naomi J. Witt 寺井
Ms.Zoya Erdevig 小松
Mr.Marcus Smith 小松
講評者のALTのみなさん
会場の様子
質疑応答の様子
ALTからの講評のようす
「探究基礎」実験講座(化学)ポスター発表会
理系希望の生徒が、自分達の身の回りにあるさまざまな食品に含まれる酸濃度に関して実験・考察した研究についてポスターセッションしました。活発な質疑応答が行われ、来年の2年生で行う課題研究につながる研究発表会となりました。
研究テーマ例;「レモンの分析」「リンゴジュースの分析」「オレンジジュースの分析」「のむヨーグルトの分析」「梅干しの分析」 など
「課題探究」ポスター発表会
数学・物理・化学・生物・保健体育分野の中で、自分達が興味のあるテーマについて実験・考察した研究についてポスターセッションしました。活発な質疑応答が行われ、有意義な研究発表会となりました。
研究テーマ例;数学分野「ボロノイ図」、物理分野「鉛筆の芯の硬度による電気抵抗の違い」、「射的の研究」、「ダイラタンシー」、化学分野「オレンジジュースの凝固点降下」、「デンプン電池の研究」、「銅アンモニアレーヨンの合成」、「酸化還元反応」、生物分野「ゾウリムシの運動に対する調味料の影響」、体育分野「ウォームアップがパフォーマンスに及ぼす影響についての考察
韓国科学交流③④
12月19日(水) 4日目
みんな元気に帰国しました。昼前には学校に到着することができました。
韓国科学交流③.pdf
韓国科学交流②
韓国科学交流②.pdf
韓国科学交流①
石川県SSH生徒研究発表会
口頭発表の部では、金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校の3校が発表し、本校からは「ライデンフロスト効果の解析とその応用」、「チェック柄の印象の移り変わり」というテーマで発表しました。
ポスター発表の部では金沢泉丘、七尾、本校に加えて金沢二水高校、金沢桜丘高校が発表しました。活発な質疑応答が行われ、有意義な研究発表会となりました。
司会の様子
口頭発表の様子
ポスター発表の様子
課題探究Ⅱ校内SSH生徒研究発表会
課題探究Ⅱ校内SSH生徒研究発表会.pdf
関東サイエンスツアー
このことからも、生徒達は興味と目的を持って研修に臨み、熱心に学芸員の方や大学の先生方に質問していました。とても充実した2日間でした。
関東サイエンスツアー.pdf
探究基礎ディベート大会
野外実習
8月23日(木)に理数科1年生希望者で、金沢市大桑町犀川河川敷日程 にて、地学野外実習を行いました。
野外実習.pdf
全国SSH生徒研究発表会
全国SSH生徒研究発表会.pdf
国際科学交流・工学部実験セミナー
小学生向け実験教室「自由研究ヒント講座」
7月1日(日)にサイエンスヒルズこまつで、本校の科学系部活動と理数科の生徒が合同で近隣の小学生を対象に「自由研究ヒント講座」を開催しました。今年は、「手で持てる水をつくろう」「空気砲を作ってみよう」「ペーパークロマトグラフィー」「ブドウジュースの色をかえてみよう」「偏光板を使ってあそぼう」を行いました。来場してくれたたくさんの小学生たちはどの実験にも熱心にまた楽しそうに取り組んでくれ、実験を行った生徒達も一生懸命説明していました。
中学生との科学交流
7月31日(火)に安宅中学校で、本校の理化部と1年理数科の生徒が安宅中学校の生徒と石川県中学生サイエンスチャレンジの製作・競技課題(モーターカーの製作)について、一緒に取り組み、模擬競技を行いました。競技終了後は、お互いが製作したモーターカーについて紹介しあったり、質問しあったりして、科学を通して中学生と交流することができました。
中学生にアドバイスするだけでなく、学ぶこともたくさんありました。また、中学生が純粋に製作に取り組む様子にも影響を受けたようでした。
小中学生との交流.pdf
3年理系・理数科講演会
3年理系・理数科講演会.pdf
SSH研究発表会
探究基礎ディベート開講式・レクチャー
SSH課題研究Ⅱ 開講式
理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」の開講式が行われました。
「課題探究Ⅱ」では、自分たちが設定した課題について1年間研究を行います。開講式では、校⾧先生から激励の言葉をいただき、担当の先生方との対面式を行いました。また、みんな真剣に課題研究を行う上での諸注意を聞いていました。
課題研究Ⅱ 開講式.pdf