日誌

石川県高文連放送部の活動から

第57回石川県高等学校放送作品コンクール表彰式


 北陸放送と高文連放送部が主催する第57回石川県高等学校放送作品コンクールの表彰式を行い、受賞生徒と顧問約40名が北陸放送に集まりました。
 
 7月に行った番組制作講習会で学んだ内容を生かし、各校とも夏休みから9月にかけて作品を制作しました。今年はテレビ・ラジオ作品合わせて13校34作品が出品されました。これは平成元年からの過去20年間でもっとも作品数が多く、放送部活動の広がりを感じました。
 
 表彰式の後、入賞作の鑑賞を行い、制作者からのコメントや他校生徒からの質疑応答などが行われました。地域や校内の話題を伝えるドキュメントや、日頃の校内放送や学校行事で発表された作品など、各校放送部員の力作がそろいました。
 
 このコンクールの入賞作の中から、来年2月に福井県で行われる北信越高等学校選抜放送大会、来年8月に茨城県で行われる全国高等学校総合文化祭放送部門に参加する学校を推薦します。
 

全国高等学校総合文化祭放送部門参加


 8月3~4日、長崎県諫早市の諫早文化会館で行われた第37回全国高等学校総合文化祭「2013長崎しおかぜ総文祭」放送部門に、石川県から6校・20名の生徒・引率が参加しました。
 
 郷土の話題を伝えるアナウンス部門、郷土ゆかりの作家・作品を読む朗読部門、地域の話題を伝えるオーディオピクチャー部門・ビデオメッセージ部門に出場しました。結果、ビデオメッセージ部門に出場した金沢桜丘高校の「心に流れる手取川」が優秀賞(全国1~8位相当)を受賞しました。
 
 また、総文祭は、地元の生徒実行委員が司会や技術面などの企画・運営を行う、生徒の手による行事です。今回も長崎県の生徒実行委員の皆さんの素晴らしい進行や楽しい交流会などを楽しむことができました。
 
 3年生にとっては最後の大会となりました。参加生徒の皆さんにとって思い出深い大会になったのではないかと思います。
 
 

NHK杯全国高校放送コンテスト参加


 7月22日(月)~24日(木)の4日間、第60回NHK杯全国高校放送コンテストが東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターとNHKホールで開かれました。
 
 石川県からは9校から生徒・引率60名が、アナウンス部門・朗読部門・テレビドキュメント部門・ラジオドキュメント部門・創作テレビドラマ部門・創作ラジオドラマ部門・研究発表部門に参加しました。また、期間中の夜間も合同練習や番組部門研修会を行い、研鑽を重ねました。
 
 6月の県大会後、合同研修会や各校での練習・番組手直しなどの努力を重ね、この全国大会に臨みました。結果、創作ラジオドラマ部門で、小松高校の作品「TEL me」が、全国4~5位相当の「優良賞」を受賞しました。
 
 来年度以降も多くの生徒・作品が入賞できるよう、支援していきます。
 
 
夜間の練習会

全国大会参加者のための研修会(2)


 7月13日、石川県立工業高校において、全国大会参加者のための研修会(2)を行いました。NHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門・朗読部門に石川県代表として出場する12名の生徒が参加しました。
 
  元高校教諭(放送部顧問)の2名の先生を講師にお迎えし、コンテストに向けての心構えをお話しいただいた後、当日発表する原稿での個別指導が行われました。これまで練習し身につけてきたものを再確認するとともに、新たな視点で自己の課題をチェックする機会となりました。
 
 全国大会は7月22日から東京の国立オリンピック記念青少年総合センターと、NHKホールで行われ、アナウンス・朗読部門に加え、テレビドキュメント・ラジオドキュメント・創作ラジオドラマ・創作テレビドラマ部門、研究発表部門に石川県代表9校の生徒・作品が出場します。石川県から上位入賞者・作品が出ることを期待しています。
 

 

番組制作講習会


 7月10日、北陸放送にて番組制作講習会が行われ、県内14校から生徒49名、教員15名が参加しました。
 
 北陸放送の番組制作の第一線で活躍されている先生方を講師をとして、ラジオ部門・テレビ部門に分かれた講座が行われ、番組視聴・講義・実践練習・質疑応答が行われました。
 
 テレビ部門では、北陸放送社内の松風閣庭園で撮影実習が行われ、構成を考えながら意図をもって撮影することの大切さを学びました。
 
 9月に石川県高等学校放送作品コンクール(北陸放送・高文連放送部主催)を行います。今回学んだ内容を生かして今後番組制作を行い、コンクールに多くの力作を出品してくれることを期待しています。