志賀高日誌

2021年12月の記事一覧

卒業生と語る会

 12月24日(金)令和3年度卒業生と語る会を実施しました。
 世間はクリスマス一色ですが,志賀高校ではサンタクロースよりありがたい『卒業生と語る会』が実施されました。今年度講師として母校にやってきてくれたのは,いずれも令和2年度卒業生の,株式会社加賀屋勤務 今枝広太さん,株式会社イスルギ勤務 濱本夢歩さん,金沢星稜大学1年 谷場飛勇さん,の3名です。3人の講師たちは,「在学中に身につけることは“時間厳守”,"挨拶”,"報連相”」「検定資格取得でも生徒会でも一生懸命に取り組むことが大切」「大学の単位修得は高校より遙かに難しい」などと,今を大切に生きることの重要性と社会や大学の厳しさを在校生たちに伝えていました。
 在校生はときにはメモを取りながらしっかり集中して話を聞き,「最後まであきらめないと決心した」「今できることを最大限やる」「勉強と遊びと両方頑張る」などと感想を述べながらも,仕事や大学の大変さを生の声を通して感じていたようでした。
 3人とも大変忙しい時期にもかかわらず,スライドや動画を用意し在校生のためにできるだけ良い講演会にしようと努めてくれ,本校卒業後も企業や大学でさらに大きく成長している姿を見せてくれました。他にも素晴らしい卒業生はたくさんいるのですが,仕事が休めないなど様々な事情によりこの3名に来ていただきました。3名とも在校生のことを思い,在校生にとってとても貴重な講演を行ってくれました。
 良い卒業生たちがいて,志賀高生は幸せですね。みなさんも今日の話を糧にして高校生活を充実させ,卒業後も後輩たちに成長した姿を見せに来てほしいと思います。まずはこの冬休みの過ごし方ですね。良い年を迎えられますように。

R3_卒業生と語る会

フードデザイン・健康講座

 12月17日(金)、31Hと32Hの一部が選択している「フードデザイン」において、志賀町保健センターの栄養士さん、志賀町の食育コーディネーターさん2名の計3名が来校して、「健康講座」が行われました。

 まず、栄養士さんから健康的な食生活などについてのお話しがあり、そのあとロコモ度テストのうち、2ステップテストと立ち上がりテストの2つと骨密度検査を全員が体験しました。

 2ステップテストは全員問題ありませんでしたが、立ち上がりテストでは下肢筋力が不足している生徒が数名みられました。骨密度検査でも平均値より低い生徒がいました。

 そのあとさらに、コンビニで食事を購入するなら何を買うかを実物大の写真を使って選び、自分の食べたいものと、バランスを考えて選んだ場合を比較しました。

 生徒たちは、自分の結果に一喜一憂しながら測定し、自分の筋力不足や骨密度不足を目で見て実感し、食生活や生活習慣の改善を誓っていました。社会に出てからもこの学びを役立てて欲しいと思います。

R3_フードデザイン・健康講座

赤い羽根共同募金運動

 12月20日(月)、生徒会役員やレスリング部、希望者計25名が、志賀町共同募金委員会主催の赤い羽根共同募金運動に参加しました。生徒玄関前に集合したあと、会長の尾﨑さまからご挨拶をいただき、集合写真を撮影したあと、活動場所であるどんたく高浜店とショッピングセンターアスクに移動しました。

 人通りの少ない場所もありましたが、生徒たちは買い物客の皆様に「赤い羽根共同募金に協力お願いします」と声をかけ、募金して下さった方に「ありがとうございます」と大きな声で挨拶していました。なかには千円以上募金して下さる方や、「活動場所すべてに入れてきたよ」と声をかけて下さる方もいて、生徒は「こんなにたくさんの人が協力してくれるなんて思わなかった」と感激していました。

 この活動で得られた募金が少しでも何かの役に立ってくれることを願っています。

R3_赤い羽根共同募金運動

認知症サポーター養成講座

 12月17日(金)、志賀高生を対象とした認知症サポーター養成講座が実施されました。この講座は、「志賀町が、認知症になっても安心して暮らせる町となるために、高校生にも正しい知識を持ってほしい」との地域包括支援センターからの要請を受け、実現しました。そして、本校で参加者を募集したところ、福祉選択者やボランティア部、その他の生徒たち、先生方、多くの人が興味を持ってくれ、計33名の参加がありました。

 当日は、地域で認知症高齢者のサポートを行っている4名のキャラバン・メイトが、高齢化の現状や認知症の症状について、わかりやすく教えてくれました。中でも、認知症の方への支援では、高校生2名も参加し、寸劇が行われ、そのリアルな演技に、会場が盛り上がりました。

 参加した生徒たちからは、「志賀町の高齢化率を知り、驚いた。実際に認知症の人と関わる時は、偏見を持たず、見過ごさず、温かい関わりをしたい」「認知症の人の気持ちになって考え、本人なりの目的があってこその行動であると、周りが理解しようとすることが大切だと学んだ」等、多くの感想が聞かれました。

 参加者33名がサポーターカードを受け取り、認知症サポーターとなりました。認知症の人とその家族を温かい目で見守り、できることから取り組んでいきたいと思います。

R3_認知症サポーター養成講座

校内球技大会

 12月16日(木)、球技大会が行われました。今年度はバドミントン、バレーボール、わなげの三種目です。クラスの人数が少なく、二種目しかエントリーできなかったクラスや、先生方を助っ人にしたり、種目を掛け持ちしたりして三種目になんとか出場したクラスもありました。

 どの競技も、真剣な表情でチームメイトと協力して戦い、観客からも大きな声援が飛んでいました。がんばりすぎて翌日は階段を辛そうに上り下りしている生徒も見られました。

 それほど気温も下がらず、楽しい一日を過ごすことができました。

<結果>

バドミントン 優勝 31H  準優勝 21HA

バレーボール 優勝 22H  準優勝 32HA

わなげ    優勝 21HA 準優勝 31H

R3_球技大会

2学年修学旅行4日目

 12月10日(金)、修学旅行4日目、今日は吉野ヶ里歴史公園を見学したあと帰路につき、バス、新幹線、サンダーバード、バスと乗り継いで本校には19時頃到着の予定です。

 吉野ヶ里歴史公園では、ガイドさんからお話しを聞き、実際に竪穴式住居に入ってみたり、展望台に上って公園の景色を楽しんだりしました。教科書に載っていたあの竪穴式住居(復元)を見られて、生徒たちは感動していました。帰宅したら家族に楽しかった思い出をたくさん話してくれることでしょう。

 月曜日には元気な姿で登校してくれるのを待っています。

R3_修学旅行4日目

2学年修学旅行3日目

 12月9日(木)、修学旅行3日目、今日は九十九島動植物園「森きらら」、有田焼の窯元、七ツ釜遊覧船、唐津城とゆったりとした行程の中で自然や歴史、文化に触れる旅となりました。

 最後の宿泊先は国指定の文化財に登録されている由緒ある旅館「綿屋」。温泉にゆっくりつかって旅の疲れを癒やしました。

 生徒たちからは「唐津城から見た景色が想像以上にきれいだった」、「久しぶりの動物園で、動物たちのかわいさにとても癒やされた」、「昨日歩き続けて足が疲れていたので、旅館の温泉が気持ちよかった」などの感想が聞かれました。

 4日目の今日は、吉野ヶ里歴史公園を見学したあと帰路につき、本校には19時頃到着の予定です。

R3_修学旅行3日目

2学年修学旅行2日目

 12月8日(水)、修学旅行2日目、今日は生徒が楽しみにしていた長崎市内自主研修、ハウステンボスでした。ハウステンボスはクリスマスムードで、さらに旅行気分を盛り上げてくれました。1日中たくさん遊び、たくさん歩き続けた生徒達はさすがに疲れた様子でしたが、お土産をたくさん買って満足気でした。

 宮崎君は自主研修中にNHK長崎からインタビューを受けていました。

 3日目は、九十九島動植物園「森きらら」、七ツ釜遊覧船、唐津城などを巡ります。

R3_修学旅行2日目

天皇杯全日本レスリング選手権激励費贈呈

 12月7日(火)、本校校長室にて高浜高校同窓会会長船登さまより、12月16日から開催される天皇杯全日本レスリング選手権に出場する岡田愛生さん(50kg級)と水澗琉奈さん(57kg級)に対して激励費が手渡されました。船登さまからは「何試合もある中、集中力を持続することは難しいが、集中力を切らせたら終わり。気持ちを切らさずに戦い続けて欲しい」との激励の言葉をいただきました。そのあと、岡田さんからは「インターハイでは2位で、優勝に一歩届かなかったが、今回は優勝できるようにがんばりたい」、水澗さんからは「お世話になったみなさんに活躍する姿を見せたい」との言葉がありました。高校生活最後の大会となる二人の活躍を期待しています。

R3_天皇杯全日本レスリング選手権激励費贈呈

2学年修学旅行1日目

 12月7日(火)、朝6時に学校に集合した2年生が修学旅行に出発しました。一日目は移動がほとんどでしたが、夕方から長崎平和記念公園、原爆資料館を見学したあと夕食を摂り、スロープカーで稲佐山山頂へ向かい長崎の夜景を楽しみました。好天に恵まれ、幸先の良いスタートとなりました。明日は全員が楽しみにしている長崎市内自主研修とハウステンボスです。

R3_修学旅行1日目

英語科の公開研究授業が行われました

 今年度志賀高校は県内4校の「英語教育充実事業」の実践校に指定されています。これにともない,富山大学大学院教職実践開発研究科教授 岡崎 浩幸氏を招き,他校の先生方も大勢参観される中,11月26日(金)の22Hコミュニケーション英語Ⅰにおいて,公開研究授業が行われました。この日の研究テーマは[(英語による)やり取り]です。日本の英語教育は,従来の「読むこと」「書くこと」の2項目だけでなく,「聞くこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」の3項目を加え,よりコミュニケーション重視で日常で役に立つスキルを身につけられるよう変わってきています。実践的な[やり取り]を身につけるために,生徒たちは2つの言語活動に取り組みました。

 一つめの活動は,”Which is it?”,画面に出ている写真を言い当てる,楽しみながら英語でやり取りするゲームです。日本家屋や交通標識など,日頃の授業では扱わない題材を,知っている英単語を駆使して互いに[やり取り]しながら一生懸命伝え合っていました。

 二つめの活動は,”At a Restaurant”,レストランで口頭だけで食事を注文するという活動です。客役の生徒も店員役の生徒も,実際にレストランにいるかのような緊張感で,何度も[やり取り]を繰り返しながら「注文」を確認していました。教科書どおりの英語とは少し違っていましたが,なんとか頑張って,半分以上の生徒が今日の目標”Order what you want to eat.”を達成していました。

 正しい英語はもちろん大切ですが,伝えようとする気持ちはもっと大事です。今日はよく頑張って,とても積極的に「英語」を駆使していました。とても良かったと思います。参観された岡崎教授も,みなさんのコミュニーケーションスキルの高さにとても驚いていました。これを機会に世界への興味がさらに深まるといいですね。今日もいい勉強でした。

R3_英語科の公開研究授業