2021年8月の記事一覧
2年生 インターンシップ
8月3日から8月5日の3日間にわたり2年生を対象にインターンシップが行われました。生徒は事前学習として、各事業所について詳しく調べ、マナー講座で基本的なマナーについて学び体験に臨みました。生徒たちは各事業所でそれぞれ与えられた仕事に一生懸命に取り組んでいました。
〈体験を終えての生徒の感想〉
・3日間という短い時間だったけど、社会人としての責任や礼儀の大切さを実感しました。
・インターンシップの3日間を通して、働くことの厳しさと楽しさを学べました。
・コミュニケーションの大切さや仕事の大変さを学ぶことができました。
・今回の経験をこれからの進路選択に生かしていきたいです。
教職員による心肺蘇生法とAED研修会
心肺蘇生法とAED使用法確認のための研修会
8月19日(木)に、全教職員参加のもと、心肺蘇生法とAED使用法確認のための研修会を行いました。当初は、志賀消防署から講師をお迎えして救命講習会を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況悪化により実施が困難となったため、校内教職員だけでの研修会に切り替えました。
目的は、「緊急を要する傷病者を発見した職員が、迅速かつ的確に対処できるように、一次救命処置を確認し習得する」こと。内容を、「コロナ禍による変更点を踏まえた心肺蘇生法とAED使用法の手技の確認」に絞って取り組みました。
講師不在のため、手技や手順の確認は動画視聴で行い、その後、志賀消防署からお借りした訓練人形を使った実技訓練をしました。
万が一事故が発生した場合、傷病者の命を救うべく、その場に居合わせた教職員が誰であっても迅速に対応でき、救命のバトンを救急隊員につなげることができるように、今後も一次救命処置の訓練を継続していきます。
北吉田地区寄らん会との交流会
8月5日(木)、3年生総合学科8名が、「北吉田地区寄らん会」との交流会に参加しました。今回は、志賀町役場の保健師さんへの「ケーブルテレビでやっている志賀人体操の高校生と交流したい」というご依頼をきっかけに、開催が実現し、とても嬉しく思っています。
感染防止を徹底するため、受付での検温、手指消毒からスタートしました。猛暑の1日でしたが、17名の参加者が北吉田集会所に集まってくださいました。大島地区そくさい会に続き、2回目の交流会ということで、生徒たちの司会・進行にも余裕が見られ、参加者からの要望に上手くアドリブを効かせ、対応していました。フレイル予防体操(志賀人体操)とレクリエーション「ハートをねらえ!」では、皆さんが真剣に、そして楽しく活動してくださり、コロナ禍において大きな声で笑うことが難しくなっている中、参加者の笑顔の花が咲いていたことが嬉しかったです。
また、手話「星影のエール」の動画撮影にもご協力いただきました。ワンフレーズですが、寄らん会の皆さんと気持ちを合わせることができ、素敵な映像を撮ることができました。
生徒たちからは、「今日は落ち着いて体操を進めることができた」「レクリエーション、盛り上がって楽しかった」「高齢者の方々も、会をまとめている地域の方々も元気で明るい地域やね」と感想が聴かれました。最後に、「地域の学校やから、応援しとるからね」とエールを送って下さった寄らん会の皆様、本当にありがとうございました。
2年生 インターンシップマナー講座
7月21日、26日の2日間にわたって2年生を対象にインターンシップマナー講座が実施されました。
テーマ:「自ら学び、未来を描く」
講 師:志賀ロータリークラブ 梢 正美 氏(ドリームコンシェルジュ)
生徒が事前課題で考えたことをもとにインターンシップを受ける目的や目標を全体で共有・確認することから始まり、社会人としての基本の心得として第一印象の重要性についてお話をいただきました。また、挨拶のしかたや敬語の使い方など実習をおこない、インターンシップで実践できるよう指導していただきました。生徒たちは、初めは小さな声であいさつをしていましたが、企業はインターンシップ生に明るさや元気を期待して受け入れているというお話をいただき、生徒同士で出来ているか確認しあいながら実習に取り組んでいました。
民生委員さんと一緒に高齢者単身世帯の見守り訪問
7月30日(金)、3年生総合学科福祉系列の生徒4名が、志賀町の徳田地区、里本江地区、給分地区の民生委員さんに同行し、高齢者単身世帯の見守り訪問に参加しました。
徳田地区では、訪問前に民生委員の山﨑さんにインタビューをさせていただきました。「なぜ、民生委員を引き受けようと思ったのですか」「徳田地区はどんな地域ですか」等、たくさん質問をさせていただきましたが、山﨑さんの「少しでも地域の役に立つことができれば」という言葉が印象に残りました。その後、男性の一人暮らしの高齢者のお宅を訪問しました。1時間近く、生活の様子や趣味、離れて暮らす家族について、笑顔で楽しく話をされる様子に私たちが元気をいただきました。
里本江・給分(中浜)地区では、民生委員の増田さん、堀辺さんから詳細な資料を基にお話を伺いました。お二人の「訪問を喜んでくださる方の笑顔が一番嬉しい」という言葉が印象的でした。その後、一人暮らし高齢者のお宅を二軒、訪問しました。お二人とも笑顔が素敵で、民生委員さんや地域の方に支えられながら、生きがいを持って暮らされていて、こんな風に年をとれたらいいなと感じました。
生徒たちからは、「民生委員ってすごい仕事やね」「高齢者の方々が元気で安心したね」「高齢者はいろいろな生活の工夫をしていて、勉強になるね」といった感想が聞かれ、地域での支え合いの活動が、誰もが安心して「住み続けられるまちづくり」に繋がっていることを理解する貴重な機会となりました。