学校日誌

2学期終業式

 午前9時10分から終業式があり、全校生徒は第一体育館に集合し、校歌斉唱のあと、荒巻校長先生から講話がありました。

 初めに22日が冬至で、これから一日ごとに昼が長くなっていく暦の上での変化を例に、今年の自分を振り返り、前向きな気持ちで新年を迎えてほしいと話されました。そして次の2つも例にして、生徒たちの変化を期待しました。

 

  ・ラグビーワールドカップでは、苦しい練習を乗り越えて、“ONE TEAM”として皆が協力することの大切さを教えてくれた。

  ・昨日のサッカー・クラブW杯でリバプールが優勝した。チームのユニフォームのロゴマークに“Youllnever walk alone.”とある。試合に出場した選手だけでなく、関わってくれているサポーターやスタッフ全員がいたから勝ち取ったものである。

 

 最後に、相手の気持ちを考え、相手の立場に立って考えて実践することが大切であるとし、新たな一年に向けて、生徒たちに期待する気持ちを重ねて述べて講話を締めくくり、終業式を終えました。

校内球技大会

 12月20日(金)に球技大会が開催されました。種目は男女ともバレーボールとバスケットボールで、トーナメント形式で行われました。優勝チームは以下の通りです

  男子バスケットボール(参加チーム数15) 優勝 34HB

  女子バスケットボール(参加チーム数10) 優勝 24HA

  男子バレーボール(参加チーム数19) 優勝 31HA

  女子バレーボール(参加チーム数11) 優勝 34H

租税教室

12月17日(火)6限のLHの時間を使って、3年生全員が4階大講義室に集合して租税教室が行われました。谷内米一氏(北陸税理士会七尾支部税理士)を講師に迎え、「税の意義と役割」をテーマにご講演をいただきました。3年生の7割以上は来年度の4月から社会人として働くことになります。社会での税金の使われ方を知り、税の必要性や意義、その役割などについて理解を深めることができました。

第2回避難訓練

 12月17日(火)12時50分から、「志賀原子力発電所での事故のため放射性物質が放出された」との想定で避難訓練を行いました。時間帯は昼休みで、生徒たちは避難指示の放送に従って自分のクラスへ避難しました。担任・副担任がクラス生徒の避難状況を確認後、担任が本部(2階職員室)へ点呼報告しました。教職員も全員が本部へ点呼報告し、避難訓練を終了しました。

 その後生徒たちは教室で配付された「原子力防災のしおり~志賀原子力発電所~(石川県危機管理監室危機対策課作成)」から抜粋した「屋内退避の指示が出されたら」のプリントを使って、災害時の対応について学習しました。

令和元年度「ふるさと企業を知る会」

12月10日(火)の5・6限目に、2年生全員を対象に「ふるさと企業を知る会」がありました。24社の地元の企業に勤務する本校卒業生(一部他校)の若手社員が講師となりました。

 この会は

を目的としており、能登地域活性化人材確保推進実行委員会が主催者となっています。2年生全員が8会場のうち2会場を選びました。1社あたり約10分で、仕事内容、仕事を通して学んだこと、社会人として必要なこと、地元で働くことの魅力などについて語っていただきました。話を聞く生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾け、大変有意義な時間となりました。

参加いただいた企業は以下のとおりです。

 

第1会場:㈱白山、林ベニヤ産業㈱、肥田電器㈱

第2会場:三協立山㈱三協マテリアル社、シグマ光機㈱、丸井織物㈱

第3会場:イソライト工業㈱、㈱栗田北陸製作所、㈱バイテックファーム七尾

第4会場:㈱加賀屋、㈱TSG、㈱八幡「八幡グループ」

第5会場:石川サンケン㈱、SWS西日本㈱田鶴浜工場、吉田道路㈱

第6会場:EIZOエムエス㈱、㈱NTN能登製作所、㈱和倉ダスキン

第7会場:㈱オガタ、㈱スギヨ、能登テック㈱

第8会場:㈱ステンレス久世、鹿島興亜電工㈱、㈱どんたく「スーパーどんたく」
                                     (会場順、説明順)

「元氣創生塾」講演会

 12月6日(金)の5限目に、総合経営学科の1~3年生140名を対象にして、「元氣創生塾」講演会がありました。これは6月に公益財団法人 北陸電力教育振興財団会が主催する「元氣創生塾」講演会に申込み、受諾をいただいてこの度実現したものです。講師は岡本俊英氏(株式会社VISCUM 代表取締役社長)で、「好きなものを通して巡り合った人との出会い」が演題でした。

 元証券マンの岡本氏は、興味のあった緑化産業で起業し、ライフスタイル提案型の花屋さんを開業、そして花を活ける以上に人を活かすことに喜びを感じるようになりました。フローリストをされる一方で、国内外でも多数のワークショップを行い、次々と新しいことや興味のあることにチャレンジする氏の生き方は、本校総合経営学科の「自己の在り方生き方の基礎を固めて個性を伸長する」という教育目標に相通ずるものです。氏の自分の「好きなこと」を通して、多くの人と出会い、協力し合うことで、仕事の幅を世界まで広げ、更なる成長・発展を目指しているといった講演を聞き、「主体性を持ち自由な発想で物事を考え、判断する力を身に付ける」とする今回の講演会の目的を達成することができました。

1・2年生はこれからの進路に繋げていきたい、3年生は社会に出たときに活かしたいと、3年生の代表生徒が講師に感謝の気持ちを伝えました。

後期生徒会役員認証式及び表彰伝達式

 11月26日(火)の6限目のLHの時間に、後期生徒会役員認証式が行われました。

 この5日(火)に役員選挙立会演説と投票がありました。信任投票で当選した7名の役員に、校長先生から任命書が手渡されました。校長先生から全校生徒に向けて執行部に対する協力と期待の言葉に続き、和倉生徒会長が代表して意気込みを語って終了しました。選挙時に掲げたスローガンの達成に向けて、一致団結して取り組んでほしいと思います。期待しています。

【後期生徒会役員】

会 長 23H 和倉  優  

副会長 24H 楠  眞步、12H 長岩 秀隆

書 記 21H 髙間 颯太、22H 西田 満義

会 計 24H 大空えりな、24H 三村 碧衣

引き続いて表彰伝達式がありました。11月の新人戦を中心とした各種大会や文化行事等で優秀な成績を修めた生徒に、校長先生が賞状を手渡して全校生徒に披露し、祝福の拍手を送りました。

社会人としての電話応対・マナー講習会について

 11月19日(火)6限目のLHの時間を利用して、七尾ライオンズクラブ主催による3年生を対象とした「社会人としての電話応対・マナー講習会」がありました。講師に浦 寿美子氏(のと共栄信用金庫 電話応対講師)をお招きしました。身だしなみや挨拶を含めた、社会人としての最低限のマナーや電話応対等について、実技を交えてわかりやすく説明していただきました。今日学んだことをこれからの高校生活にも活かしていって欲しいものです。

第2回 商業を学ぶ高校生の国際感覚育成事業

 11月16日(土)の午後「商業を学ぶ高校生による国際感覚育成事業」として、金沢大学の留学生をお招きし、七尾の観光名所を英語でガイドしました。第1回は9月に七尾城で行われ、今回は前回よりもさらにパワーアップした姿を見せることができるのかが注目されました。

 留学生が乗ったバスが13時に本校に到着し、総合経営学科商業系列ビジネスコースの生徒16名がバスに同乗して、スタート地点にあたる七尾市街に向かいました。ベトナム、タイ、バングラデシュ、インドネシアなどから8名の留学生が参加し、3班に分かれて自己紹介をしました。この時点ですでに笑い声が聞こえ、コミュニケーションが取れているようでした。そして、全員で一本杉通りのスタートにあたる仙対橋に向かいました。一本杉通りの歴史説明で、“出会いの一本杉”という昔話から、女子トークで盛り上がりを見せました。実は参加生徒16名中女子が13名、留学生8名中女性が7名だったからです。

そして3班が別々に一本杉通りにある「昆布海産物 しら井」「髙澤ろうそく店」「鳥居醤油店」を紹介しました。続いてバスに乗って北陸三十三霊場の一つで七不思議の伝説が残る「妙観院」へ向かいました。後半は激しい雨となり心配しましたが、最後に向かった和倉温泉「湯っ足りパーク」では雨も上がり、日が射し始めました。

ここで一緒に足湯を体験しました。ほとんどの留学生にとって初めての体験ということで満喫していました。生徒からは今度七尾に来るときには“出会いの一本杉”という昔話から、素敵な人と温泉に来てくださいと、笑い声が絶えないガイドツアーとなりました。

 生徒たちはこの事業以外にも、これまでもいろいろな機会を通して七尾市の魅力を発信してきました。英語であっても、日本語であっても、自分たちが学んだことを伝える楽しさや、難しさを知ることができました。今後の高校生活だけでなく、卒業してからもこの経験を活かせるようになって欲しいものです。

修学旅行


11月12日(火)から15日(金)まで2年生の修学旅行があり、九州へ行ってきました。北野教頭先生を修学旅行隊の隊長とし、合計7名の先生が引率しました。

 大相撲九州場所の観戦、長崎での平和学習と自主研修、劇団四季による「ライオンキング」の観劇、USJへでの遊興など、内容盛りだくさんの修学旅行でした。4日間とも天候に恵まれ、この3泊4日は高校生活にとって忘れられない思い出になったようです。