diary

日誌

海外に進出している県内企業研修及び離型体験学習 自然科学コース・普通理型

R7.7.25

 7月25日、自然科学コースと普通理型の希望者が、金沢村田製作所と金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)の見学に行ってきました。

 金沢村田製作所では、スマートフォンなどの無線通信機器で使われるSAWフィルタや、薄膜微細加工技術を駆使して開発されたマイクロチップコンデンサや薄膜回路基板などの高周波デバイス、また多彩な分野・さまざまな機器に搭載される多種多様なセンサーを開発・製造しているとのことでした。参加生徒28名が3グループに分かれた見学では、電子部品製作での ①前工程(シリコンウエハーに集積回路を形成),②後工程(シリコンウエハーからマイクロチップとして切り出し・検査)を見学し、③自立不倒停止・二輪車ロボット「ムラタセイサク君」の動作実演・技術開発の説明を受けました。

 生徒たちは、普段あまり意識せずに使っているさまざまな機器に不可欠な微細加工技術を目にして、興味深く聞くとともに、疑問に思ったことを積極的に質問をしていました。

  金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)は、プラスチックと繊維の複合素材の開発について研究している施設であり、特に量産のための製造技術の開発に必要な大型機械を備え、企業との共同開発も行っています。研修では初めに繊維強化プラスチック(FRP)の用途や性質について、材料となるプラスチックや繊維の種類や性質、その組み合わせについて講義を受け、その後の施設見学では、ポリプロピレンとリサイクルカーボンが混ざった布のような素材を金型に入れて加熱・加圧処理をすることでCFRPが作られる様子や、炭素繊維やバサルト繊維から開発されたFRPが耐震補強用のワイヤーや、鉄筋の代替として使われることを、実物を見ながら説明していただきました。

 生徒たちは、軽くて丈夫で腐食の心配がないFRPが鉄よりも優れていること、これまで自分たちが考えたことがなかった様々な用途があることに驚くとともに、材料工学の可能性に関心を抱いたようでした。

熱中症予防講習会

7月10日(木)

  12:40から視聴覚室において熱中症予防講習会が開催され、各部活動から2名の生徒が夏季の部活動に向けて、熱中症対策についての講習を受講しました。

今年は気温が高く、もうすでに熱中症警戒アラートが発令される状況です。「熱中症にならない」「万が一熱中症になった場合、適正に対処する」、これらのことに十分配慮し、部活動を行いましょう!

全国総体・総文・野球選手権壮行式

7月4日(金)

  全国総体・総文・野球選手権壮行式が行われました。

 野球部を先頭に全国総体総文等に出場する部活動の入場の後、石尾校長から激励の言葉がありました。また、生徒を代表して生徒会長から応援の言葉と、応援リーダー指揮の下、生徒全員からのエールが贈られました。大会での活躍を期待しています。

インターンシップ事前指導①

 7月7日(月)の放課後、インターンシップ事前指導①が行われました。本校では、「教育」や「看護」の職に就きたいと考えている2年生を対象に、地域の学校や医療機関に協力いただきインターンシップを行っています。今年度は17名の生徒がインターンシップに参加する予定です。
 本日は、ジョブカフェ石川キャリア教育支援グループから講師の方をお招きし、伝える力・理解する力・質問する力を使ってグループ活動を行い、コミュニケーションの大切さを学びました。その後、インターンシップの意義、働く現場で求められる三大能力、仕事ができる人の特性について講演をしていただきました。最後には事前訪問を行う際のマナーについて確認をしました。
 生徒たちは、普段あまり意識することのない「就業」「職業」について、緊張感を持って学ぶことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。