志賀高日誌
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救命講習会「一歩踏み出す勇気を」
10月11日(金)、志賀消防署より講師の方をお迎えし、部活動代表生徒を対象とした救命講習会を行いました。 心臓が止まってしまうような重大な事故は、いつ、どこで、何が原因で起こるか分かりません。心臓や呼吸の動きが止まった人の命が助かる可能性は、その後約10分の間に急激に少なくなっていきますが、心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)などの応急手当を行えば、救命率が上がり、社会復帰にも影響します。急変した人を助けるためには、そばに居合わせた人(以下「バイスタンダー」といいます。)が応急手当を行うことが重要となります。講師の方からは、まずは「一歩を踏み出す勇気」を持ち、「すぐに119番通報をする」、「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」など、救急車到着までの約8分間、救命の連鎖をつなげてほしいとお話がありました。
実施後のアンケートでは、もし人が倒れる場面に遭遇した場合には、「119番通報とAEDの手配」、「心肺蘇生を 実施し、AEDを使うことができる」とほとんどの生徒が答えています。また、「もし遭遇した場合、自分から積極的に助けに行こうと思った」「緊張してうまくいかないことがあるかもしれないけど、勇気を持って人を助けたいと思った」等の感想もたくさんありました。
学校の中で、あるいは外で、万が一事故に遭遇した場合、勇気を出して動くことができる志賀高生が一人でも増えるよう、今後も生徒対象の救命講習会を継続していきます。