校長室便り
心のふるさと!
「心のふるさと」
校長 滝井 陽一
先日、平成27年度最後のPTA評議委員会を開催しました。今年度、役員及び評議委員の方々には、夜遅く集まっていただき本当にお疲れ様でした。
今年度の事業報告等の中に、昨年度に比べ各事業とも参加人数が増えたという喜ばしい報告がありました。これも鳳至小学校の子どもたちのより良い成長を願い、各学年委員の皆様が各事業に積極的に取り組んでいただいた結果だと思います。本当にありがとうございます。
また、子どもたちは、多くの保護者・地域の皆様の温かさに接することができ沢山の笑顔が見られました。きっと子どもたちにとって忘れられない体験になったことでしょう。
ある本を読んでいると以下のような詩に出会いました。
(作者不明)
「ふるさと」
育ったところ 必ずしも家庭ではない 心を育てられたところが 家庭である
学んだところ 必ずしも母校ではない よき師よき友にめぐり会えたところが 学校である
生まれたところ 必ずしも故郷ではない 心をとどめたところが 故郷である
どのような豪華な家に住んでも、どのような立派な校舎に学んでも、人が最後に行き着くところは、真に心を育んでくれたところであるという意味です。
この詩は、私たちに『真に心を育んでくれたところはどこか』ということを問いかけています。 「家庭・地域・学校」が一体となり、時には優しく、時には厳しく接していくことで、子どもたちの心に「家庭・地域・学校」が、ふるさととして残っていくのではないでしょうか。それができるのが鳳至小学校だと改めて感じています。
今年度のPTA各事業等で保護者・地域の方々の参加が増えたことは、心のふるさとになる良ききっかけとなったでしょう。
今後も、事業内容等の見直しを図りながら子どもの心に残る取組になるよう推進していくことで、将来地域を愛し、地域を誇りに思い、再び地域に戻ってくる子どもたちに成長することを願いたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
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