校長室便り
明日から夏休みです!
たったひとつの この「いのち」
たったひとつの かけがえのないものを
それは
わたしたちはもらった
わたしたちの力で生かしていくものだから
そして
花や木にも 動物たちにも わたしにも
多くのものに支えられているものだから
だれにも平等に たったひとつだけ
何よりも大切にしたい
この いのち
(文科省 心のノートより)
職員室前に掲示してあるこの詩。皆さんは何を感じますか?きっと一人一人感じ方も違うし、とらえ方も違うかもしれません。しかし確かなのは、「たったひとつの かけがえのない いのち を大切にする」ということですね。
今年度、鳳至小学校では、道徳教育を基にして「生命尊重」をテーマに、子どもたちにいろいろなことを考えさせています。そして私たちは、子どもたちからいろいろなことを教えてもらっています。今後も、いろいろな機会をとらえ、子どもたちには自己の生き方を見つめ直しよりよい生き方を考えさせていきます。そして、自他のいのちを大切にする心を育んでいきたいと思っています。
さて、私が鳳至小に赴任して、はや3ヶ月半が過ぎました。本日で一学期が終わります。まずは、子どもたち及び職員に大きな怪我や病気もなく一学期が無事に終えたことを喜びたいと思います。
この一学期、本校の教育活動に関わり、多くの保護者や地域の方々から温かい言葉を沢山いただきました。本当にありがとうございました。また、子どもたちの明るい笑顔にも沢山出会うことができました。これらは私自身にとって大きな励ましとエネルギーになっています。改めて鳳至小学校に来て良かったと感じていますし感謝しています。
明日から45日間の長い夏休みが始まります。子どもたちは、学校中心の生活から家庭・地域での生活になります。私たちは、全ての子どもたちが、健康で安全な楽しい夏休みになって欲しいと願っています。そこで、次の五つのことを夏休みにできるよう、子どもたちと話し合ってみてください。
①自分の「いのち」は自分で守る。(交通事故・水難事故・犯罪などには絶対に合わない)
②規則正しい生活をする。(早寝・早起き・朝ご飯の習慣化)
③決まった時間に学習をする。(宿題・バリ勉・作品応募への挑戦・読書・新聞読書など)
④一日一善(お手伝い・地域行事への貢献・元気のよいあいさつ・物を大切にするなど)
⑤ルールに基づいたSNS機器などの使い方(使いすぎ及び21時以降は親に預けるなど)
できれば「こうしなさい。」というだけではなく、「どうすればいいのか。」「何をすべきなのか。」考えさせ、子どもの話に耳を傾けて下さい。そして「こうしていきたい。」と自己決定させてあげて下さい。親子で有意義な夏休みになることを願っています。
学校の職員は、夏休み中も勤務が割り振られています。夏休み中に2学期の教材準備や研究、運動会などの行事の準備などを行います。また、指導力向上を目的に研修にも取り組みます。さらに全職員で協力し、子どもたちが気持ちよく学校生活が送れるよう、学校の環境美化作業なども行います。きっと始業式には、新しい環境、パワーアップした職員で、大きく成長した313名の素敵な子どもたちを迎えられると思います。
是非、健康・安全で有意義な夏休みにして下さい。
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