笠野っ子ニュース

2018年5月の記事一覧

ツバメ調査実施

↓今年もツバメ調査を実施しました.これは昭和47年から石川県の小学生が協力して続けられている調査で,愛鳥週間の期間に自然を愛する心,鳥を愛する心を育むことのきっかけとして行っています.笠野小学校でも子供たちが地区ごとに調査を行いました.調査していますと,中にはひなが落ちないようにでしょうか,傘を吊り下げてあるところもあり,人間の優しさが感じられました.ツバメは人間を信頼し,人間がいるところに巣をします.人間が猫や蛇などの天敵から守ってくれると分かっているからなのでしょう.また,ツバメが来るということは,えさとなる虫が豊富で,巣材となる泥やワラもあり,そして,人が住んでいるという環境が守られているということが分かります.今年の調査結果はいかがであったでしょうか.ちなみに,笠野小学校の子ども達が調査した結果は,成鳥の数は昭和47年は25羽,平成28年は32羽,平成29年は41羽でした.使用中の巣の数は,平成28年は28個,平成29年は37個で,ゆたかな自然環境は守られていること,さらに,この地域に住む「人の温かさ」を感じました.

↓ 1,2年音楽 歌声指導専門の先生をお招きし,きれいな声で歌う学習をしました.口を開けるポイントを教えていただき,試してみると,すぐに変化が表れました.楽しくて笑顔いっぱいの時間でした.定期的に指導に来て下さるようお願いしました.またお会いできるので楽しみです.

↓中庭の巣箱が老朽化し撤去したのですが,地域の方のご厚意で,なんともいえないくらい素晴らしい巣箱が出来上がりました.詳しくは,5月24日の探鳥会の日に除幕式を行いますのでその時にお知らせいたします.今日は内見会です.