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学校日誌

錦高日記8月28日(金)Ⅰ ~紫錦祭 開催直前に・・・~

 コロナ期に対応し「新しい生活様式」に沿った『新紫錦祭』が始まります。今朝も早くから生徒会役員や総務委員の生徒たちが”密を防ぐため”の準備や最後の飾り付けなどをしておりました。 各催事が行われる場所では、周りの人との間隔をあけるために床にポイントが打たれており、混雑を防ぐための仕切りや並ぶ方向を指示するための矢印などを確認することができました。(やれることをしっかりやっていきましょう!)

      

錦高日記8月27日(木) XVI ~31H模擬店紹介 アタタカイイヌ by副担任~

31Hでは「アタタカイイヌ」という店名で「ホットドッグ」を販売します!

本日はその試作や教室装飾を行っていました。

中のソーセージは茹でる→鉄板で焼く、バンズも鉄板で焼くことであつあつで食べていただけるようこだわっています。

ケチャップとマスタードを仕上げにかけますが、苦手な人は販売の人に伝えてくれればなしにすることもできます!

  

錦高日記8月27日(木) XV ~18H催事紹介「燃えてます!」by担任~

やってきました紫錦祭!

7月末、生徒たちに書いてもらった「18Hのメンバーにひとこと」で寄せられた、「もっとみんなと話したい!」、「休校や行事の中止でなかなか話せていない人たち、紫錦祭で仲良くなろう!」、「仲良くいい雰囲気で紫錦祭を成功させよう!」といった数々の声。クラスのみんなと一緒に取り組める待ちに待った紫錦祭に向けて、今日は一致団結してダンスの練習に励みました。

今年度はたった1日の練習で本番を迎えるという極めて厳しい日程で、さらに、密を避けながら練習しないといけないなど、なかなか思うように練習できない状況ですが、そんな状況だからこそ、逆に燃えています! 明日の本番がとても楽しみです!

 

 

錦高日記8月27日(木)ⅩⅣ ~38H模擬店紹介 チュロス試作 by副担任~

本日は紫錦祭前日。38Hは模擬店で販売するチュロスを試作していました。

試作が始まった午後は今日も暑く、フライヤー周辺は油の熱もあり、かなり暑かったと思います。

そんな中、みんな調理から販売までの手順を確認していました。

聞くところによると、38Hのチュロスは変わった作り方をするとか・・。筆者は別の仕事のため、調理場を離れてしまい、どのようなチュロスが確認できておりません。どんなチュロスが出来上がるのか、明日が楽しみです。

   

これがどのように調理されるのか、楽しみ楽しみ。

錦高日記8月27日(木)ⅩⅢ ~28H催事紹介 by副担任~

今日は朝からずっと紫錦祭の準備。暑い中頑張ってます。

28Hの「人生ゲーム」は皆様に楽しんでもらう工夫が盛りだくさん。

看板もできました。でも「仮」と書いてあるのはなぜ?

金色の28という文字の横にはしっかり消毒液。当然コロナ対策も怠りません。

壁の装飾もただいま進行中・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日誌8月27日(木)ⅩⅡ ~26H催事紹介「ぴえんの神様 ちゃちゃ神宮」by副担任~

26Hは今年の紫錦祭で、”神社での夏祭り”をモチーフにした催事を行います。

紫錦祭クラス責任者からヒトコト

「本当に最初どうなるか不安でいっぱいだったけど、なんとか神社の夏祭りの雰囲気をクラスの中につくることができました。今年はコロナで夏祭りも実施されなくなる中で、26Hであの夏の夜のウキウキする感じをあじわいに来ませんか?カワイイ絵馬ももらえるかもしれませんよ 笑」

 紹介する側として写真を撮っていて、1日の中で協力しながら着実に出来上がっていく様子がほほえましく思いました。明日の本番までにどんなふうな空間に完成しているかが楽しみです。

 

錦高日記8月27日(木)ⅩⅠ ~32H模擬店紹介 by副担任~

32Hでは、「匡史のめん」と称して焼うどんを販売します。

今日は試作をしました。生徒同士がお互いにアドバイスし合い、真剣にそれを聞き、実行する仲の良いあたたかいクラスだということが分かりました。みんな最高の笑顔でした。教室の黒板アートには担任の「匡史」先生が描かれています。生徒のみなさん、似ていますよね。笑

明日が楽しみです(^ε^)/

 

錦高日記8月27日(木)Ⅹ ~25H 催事紹介 25Hに乞うご期待!by副担任~

現在フル稼働で準備を進めております!25Hです!

『ぬけだせ2525にこにこ(にこにこ)の森』と題した脱出ゲームを催します!

残り時間少ない中超特急で仕事をしております。この時間も学生の醍醐味ではないでしょうか

 

仲間と共に作り上げたものが生徒の思い出、達成感に結びつきますように。

乞うご期待ください!

  

 

 

錦高日記8月27日(木)Ⅶ ~27H催事紹介 パイレーツ オブ カゴリアン!by副担任~

明日の本番に向け、27Hみんなで一生懸命準備中!

校舎の中でも外でも、気持ちを一つにそれぞれの仕事に取り組んでいます。

「パイレーツ オブ カゴリアン(間違い探し・イントロクイズ・コイン落とし等)」(The PIRATES of the KAGORIAN)

どうぞお楽しみに~

  

錦高日記8月27日(木)Ⅴ ~紫錦祭に向けて・・ 生徒会/総務委員編~

 明日の午後、第一フロアでは、生徒会や総務委員の諸君が企画・運営するステージ発表が行われます。(午前中は1年生による劇やダンスが行われます。)会場の3密を避けるために、座席の間隔を十分に空けるとともに、ステージ発表をいくつかの飲食スペース等となっている教室に生ライブ配信することとなっています。

 また、ステージ発表を裏方として支える音響係や照明係を担う生徒たちも、真剣に業者の方から機器の使用方法を学んでおり、準備を進めています。(頼むよ!!)

 午後から実際にリハーサルが行われます。

      

錦高日記8月27日(木)Ⅳ ~22H催事紹介 STUDIO二組 紫錦祭準備中!by副担任~

22Hのクラス催事は「STUDIO 二組(フォトスポット、顔パネル、黒板アート)」。28日の紫錦祭に向けて準備中!

これからどのように仕上がるのか、楽しみです!!  みなさんお楽しみに。

そして、生徒の皆さんは、明日ぜひ来場してくださいね。よろしくネ。

  

錦高日記8月27日(木)Ⅱ ~15H催事紹介『やる時はやります!!』 by副担任~

 今年度、最大のイベントと言っていい「紫錦祭」。普段はおとなしい印象の15Hですが、実はめちゃくちゃ燃えています。ダンスが苦手な子も多く、なかなか振付が合いませんが、少しずつ一体感が生まれています。明日はダンスを全力で楽しみ、完全燃焼します!!みんなで会場全体を盛り上げます!!!

 

錦高日記8月26日(水)Ⅲ ~ますます好評!錦高ラウンドテーブル②~

 本校2階中央階段正面に、先日行われた「錦丘ラウンドテーブル第2回」のまとめのポスターが掲示されています。第1回と比較すると一目瞭然、コメントの数がグンッと増えており、どれほど活発な意見交換がされたかが分かります。ポスターに書かれている言葉を、いくつかご紹介します。

 「学校って失敗するところ」「色々なことを学んで、就きたい職に就く」「関わりのない人と話をすること自体が『進路』を学ぶこと」「人と出会うことで変わる」・・・学校には、まだ「出会っていない」たくさんの人がいます。色々な人と出会って、意見を交換して、お互いに学ぶことのできる空間が、この錦丘であって欲しいと思います。「夢を語る場が欲しい」・・・ここ、錦丘で語ってください。

 さらにはこんなことも。「何事も始めるのに遅すぎることはない!!」「人生、まだまだこれから」・・・その通り!まだまだ皆さんは若い!夢を持って、なりたい自分を見つけて、前進して欲しいです。

 次回のラウンドテーブルは9月11日(金)、最終回になります。さらに多くの生徒の皆さんの参加を、お待ちしています。

 

錦高日記8月26日(水)Ⅰ ~紫錦祭に向けて・・ 2年生編ver2~

 2年生は、紫錦祭で”縁日”を行います。今日の放課後も教室の内外での準備作業が進められました。

 「ANDYの部屋(1H)」「STUDIO二組(2H)」「コロコロ23(トウェンティスリー)(3H)」「目指せ!ポケモンマスター(4H)」「~抜け出せ2525の森~(にこにこ)(5H)」「ぴえんの森 ちゃちゃ神宮(6H)」「パイレーツ オブ カゴリアン(7H)」「○○ゲーム(8H)」 これらが今年度の2年生による催事の名前になります。

  楽しそうな催事名がならんでおりますが、はてさて当日は具体的に何が行われるのでしょうか??紫錦祭当日は自分の携帯・スマホ等で写真を(周りに配慮しながら)撮影することが許可されます。(撮った写真のSNS等への掲載は絶対に厳禁です!!)ご家庭におかれましても、食事時などに撮った写真を見ながら、お子様と楽しかった時間を是非共有なさってください。

 明日は終日準備の日となります。(熱中症には十分気をつけるよう指導して参ります!)

    

【お知らせ8/26】保護者の皆さまへ ~紫錦祭におけるスマホ使用許可について~

 平素より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

 

 本校は、8月28日(金)に紫錦祭(文化祭)を開催いたします。今年はコロナ禍ということもあり、一般公開および錦丘中学生の参加を取りやめ、保護者の皆さまにも来校をご遠慮いただきたい旨の文書を先日送らせていただきました。

 さて、生徒会執行部の発案により、生徒会課や生徒指導課の指導のもと、紫錦祭当日のみ、生徒のスマートフォン使用を許可することにいたしました。ただし、使用可能な機能は写真および動画撮影のみとし、撮影したものをネット上に投稿・掲載することは厳禁すると、生徒会との協議で決定しております。これを受けて、本日朝のST時に、生徒会長が、その説明を全校生徒に行いました。本校は、お子様方が、IT社会においてSNS使用の正しいあり方をよく考えて、責任ある自立した大人になっていただきたいと考え、指導しております。このような趣旨をご理解いただき、ご家庭におきましてもご協力をいただきますよう、お願いいたします。

 また、生徒会執行部の文書にあるように、スマホ使用許可の目的の1つは「1日開催の紫錦祭の思い出を写真や動画に残すため」となっております。お子様の撮影した画像を一緒にご覧になって、紫錦祭を楽しんでいただければ幸いです。

                                 

                                 石川県立金沢錦丘高等学校長  堀 義明

生徒会より(周知用文書).pdf

 

錦高日記8月25日(火) ~紫錦祭に向けて・・ 3年生編~

 本校の紫錦祭では、3年生が模擬店を行います。

 「アタタカイイヌ(1H)」「匡史のめん(2H)」「孤独の○○○(3H)」「○○ 勝ちゃん(4H)」「つーかーさー・・・○○○食べてこ?(5H)」「俺たちに巻かしとけ!(6H)」「ハリーポッテー~秘密のtaste~(7H)」「走れ!○○○○(8H)」 これらが今年度の模擬店の名前です。

  さて、当日の各クラスでは何がつくられ販売されるのでしょうか??本日7限目はLHということで、全員にクラスTシャツが配られるとともに、当日の担当割りなど細部の計画等が練られておりました。着々と準備が進んでいるようです。(楽しみですね。)

   

錦高日記8月24日(月)Ⅱ ~紫錦祭に向けて準備開始! 2年生編~

 本日から紫錦祭の準備期間となりました。今日は2年生の教室の様子を取材しました。

 2年生は教室などを使ってイベントを企画します。授業が終了すると、段ボールを集めに行ったり、集めた段ボールをカッターなどで加工したり、デザインを話し合ったり、みんなで知恵を出し合っていました。中には、ダンスの練習をする女子もいて、軽快な音楽が流れていました。

 みんなで力を合わせて何かを創り上げる、これは普段の授業ではなかなか体験できません。コロナもありますが、もちろん感染対策をしながら、貴重な体験を重ね、友情を深めていって欲しいです。

    

錦高日記8月24日(月)Ⅰ ~紫錦祭に向けて・・・文化部編~

 いよいよ今週から、8月28日(金)実施の紫錦祭の準備が本格的に始まりました。本日は書道部と吹奏楽部を訪問してみましたが、両部ともしっかりと準備を進めています。書道部の皆さんは看板の作成を、吹奏楽部の皆さんはステージ発表で披露する「○○○○」(昨年度に日本レコード大賞を受賞した曲です。今年度のステージでは○○方のダンス?付きです。)の練習を行っていました。

 今週の”錦高日記”では、校内の紫錦祭の準備の様子や当日の企画等の内容について紹介して参ります。どうぞお楽しみに!!

 

錦高日記号外 ~第23回俳句甲子園 全国大会審査結果発表・表彰式~

 8月23日(日)の13:00~16:00に、オンラインで「第23回俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)」の全国大会審査結果発表、表彰式、エキシビションマッチ(愛媛県立松山東高校vs開成高校)が行われました。この大会には、全国82チームの中から、投句審査で選ばれた本校を含む32チームが参加しています。

 本校チームのメンバー(21H野口結加さん、21H山田晃弘さん、22H眞舘美羽さん、24H沖村采城さん、26H中村なつきさん)も、職員室に集まり、皆でこの配信にリモート参加しました。団体優勝・準優勝のチームと個人賞の一部(最優秀賞・優秀賞)が獲得できた場合には、Zoomを用いてリモート出演まですることとなっておりましたが、残念ながら本校生の名前は呼ばれませんでした。しかし、野口さんの作品が入選しており、また全国の志を同じにする仲間の顔をみたり、その考え方等を共有することができたので、得られたものは大きかったようです。

 コロナ期においては、今後もこのようなリモートでの会の開催・参加が主流となるのでしょうね。著者も大変勉強になりました。

    俳句の甲子園出場チーム一覧.pdf

  

  

錦高日記8月21日(金) ~1年生芸術を参観しました~

 本校では、毎週木曜日と金曜日に1年生の芸術の授業があります。今日は音楽・美術・書道の授業にお邪魔をしました。

 まず、音楽です。コロナ禍では感染予防の観点から、思い切り大きな声で歌うことも、楽器を演奏することもできません。そこで細川先生は、週2時間の授業のうち1時間は音楽鑑賞を行うことにしたそうです。今日は古典音楽鑑賞の最終日でベートーベンの作品鑑賞の日でした。筆者が高校生だった頃は、音楽鑑賞といえばレコード(?!)を大きなスピーカーで鑑賞するというものでしたが、今日の授業では、ベートーベンの生涯における様々な場面でどのような曲を創ったかがわかるDVDでした。生徒の興味・関心を引き出す内容で、細川先生の解説も聞きながら、生徒たちは美しい曲を鑑賞し、たくさんのメモを取っていました。

   

    次に美術です。美術の授業では8月17日より新しいプロジェクト、家を設計し模型を作る、が始まっていました。教室の前には、これまで先輩達が創り上げた優れた模型が並び、中には、空中に浮いているかのような住居のデザインもあり、若者の自由で豊かな発想が伺われるものもありました。担当の開先生も「おもしろい」と評していらっしゃいました。今日はまだ設計図を書いたり、ボードを切り始めたり、といった段階でした。今後、それらを組み立て、着色をするという作業へと移っていきます。どのような独創的な住居ができるか、楽しみです。

    

 最後に書道です。今まで冷房のない暑い書道室で授業をしていただいていました。今年やっと冷房が入り、今は快適な室内で、書に集中できています。今日の文字は「有道」。本間先生がいくつかのポイントを話された後、一斉に書き始めました。本間先生の説明の中には「右」と「左」の書き順の違いを復習する場面もあり、筆者は興味深く伺いました。生徒達の真剣な横顔がとてもステキでした。

   

 

 

 

錦高日記8月20日(木)Ⅱ ~暑さ克服!自分の命は、自分で守る!~

 本日も大変に暑い日でした。青い空には雲が全くなく、朝早くから直射日光がジリジリと校舎を焦がしました。「昨日の暑さとは違う」と誰もが思ったことだと思います。

 感染症対策として、窓を開けなくてはならない、だがそうすると熱風が吹き込み冷房が効きにくくなり、教室内が暑くなる。コロナか、熱中症か、というジレンマ。

どこまでも青い空。今日は少し細めて窓を開けました。

 そこで、本校では「自分の命は、自分で守る」の考えのもと、8月いっぱいという期間限定で、教室内および授業中でのうちわや扇子、ハンディーファンなどの涼を取る道具の使用を認め、必要とあれば水分の摂取も認めるとしました。生徒達には、今年の夏の特殊性(夏休みのはずの期間に授業をする、コロナだから窓を開けマスクをしなければならない、熱中症にも要注意)と酷暑という状況を考えると、本来であれば授業中には容認できないことであるが、特別に認めるとしました。ただし、自分の都合ばかりを優先させるのではなく、周囲の人を思い遣って行動して欲しいと伝えました。

 このような決定をしたのも、すべて、周囲への思いやりを大切にしながら、自分で考え、判断して、行動する、自立した人間になって欲しいという想いからです。

 皆で支え合って、この暑さを乗り越えたいですね。

   

錦高日記8月20日(木)Ⅰ ~夏ノ暑サニモ負ケズ・・・(第2回錦丘ラウンドテーブル)~

 本日は朝から高い気温が続き、体育の授業及び放課後の運動部の活動等が禁止となってしまいました。

 このようななか、放課後の物理講義室で『錦丘ラウンドテーブル』と称する、予め設定されたテーマについて皆が自由に意見を出し合い共有する会の2回目が行われました。会場には、生徒約20名と本校教員8名が集まり、「これからの進路」をテーマとしたディスカッションが行われました。

 前回と同じく会は十分に盛り上がりましたが、終了後には3年生のリーダーたちが反省会までしっかりと行っていました。彼ら彼女らは己のファシリテーター、リーダーとしての力量を着実に伸長させているようです。(本当に感心します!)

 次回は9月に実施される予定です。自分の意見を臆せずに他人に伝えたり、他人の意見を引き出したりできるコミュニケーション力は、これからの時代にますます重要視されるものだと思います。1、2年生たちも物怖じせずにたくさん参加してくれることを強く期待しています。

          

錦高日記8月19日(水)~紫錦祭全体説明会開催~

    本日の放課後、総務委員会および生徒会執行部による、紫錦祭の全体説明会が行われました。紫錦祭に参加する全ての団体の責任者と先生方が集まり、総務委員長の司会のもと、日程や注意事項、ルールの説明などがスムーズに行われました。最後には質疑応答が行われ、投げかけられる質問に、総務委員たちは明確な回答をしていました。資料作成から会議の運営まで生徒たちの手で行われており、物怖じしない堂々とした態度は頼もしい限りでした。生徒の自主性と自律性のもと、楽しく、思い出深い紫錦祭となってくれることでしょう。

  

錦高日記号外 ~錦丘ラウンドテーブル(2回目)案内~

 8月20日(木)の放課後に、前回好評だった『錦丘ラウンドテーブル』の2回目が開催されます。36H片岡鈴々さんを中心として、会がさらに盛り上がるようリーダーたちによる綿密な打ち合わせがなされています。どうぞお楽しみに!!

ほりほりの部屋Vol.24「『なりたい自分』を信じて~『不東』って?~」

 皆さん、こんにちは。堀です。学校再開3日目です!今日から錦中も再開!8月中旬に錦丘学園全生徒登校!これもいわゆる、“New Normal(新たな日常)”なのかしら??コロナ対策と熱中症対策、両方にらみながらの~~~GAT!!

 

 この写真は、諸君や錦中が誕生した頃、奈良の薬師寺にて堀がいただいた御朱印です。玄奘三蔵法師の肖像朱判の上から力強い筆致で書かれている「不東(ふとう)」というコトバ、見聞きしたこと、ありますか?「ふとう」を諸君のスマホやパソコンで変換しても、「不当」とか「不等」、「埠頭」、「不倒」くらいで、あとは人名として数件ヒットするくらいでしょう。「不東」には、あまり一般的ではないコトバであるがゆえのインパクトがあります。そして、中国、唐時代の僧、玄奘三蔵法師が使ったコトバとして添えられると、ひとかたならぬ強烈な意思を表明する際に使うコトバだということが想像できる人もいるのではないでしょうか?

 世界遺産の薬師寺はまさに国宝の宝庫。金堂に安置されている本尊の薬師三尊像(特に月光菩薩!惹かれます!)、再建された東塔・西塔(再建前の方が好きかも。寂れた感じで。)、伽藍北側に位置する玄奘三蔵院内の「大唐西域壁画」(日本画の巨匠、平山郁夫画伯が30年<!>かけて完成・奉納。これだけでも一見の価値あり!絵が仏様であり、信仰の対象。行くと必ず、時を忘れてたたずんでしまいます。)等々、見所満載。ここを中心にした奈良大和路の旅、是非とも実現してください。一人一人の興味関心がばらつくので、団体ではなく、自由な一人旅がオススメ。古(いにしえ)の都、日本人の心のふるさと、奈良。時間をかけて、じっくりと回るプランで。<ちなみに「なら」という音は、韓国(朝鮮)語では「みやこ」の意。福井県に「若狭」という地名がありますが、この「わかさ」という音は、韓国(朝鮮)語では「いりぐち」の意。古代、朝鮮半島(韓半島)から海を渡り、大陸の先進文化を携えた「渡来人」が、「いりぐち」(若狭)から上陸し、通称「鯖の道」を辿り、「みやこ」(奈良)を開いたというワケ。つまり、「奈良」も「若狭」も表意文字ではなく、表音文字と捉えると納得。奈良に春を告げる風物詩「お水取り」という行事の由来とも関係あり。ルーツに共通点が多いのに、長い年月に渡る仲良かった歴史があるのに・・・なぜ、現代の日本と隣国は・・・タメイキ。悪化したのは、ここ数十年のこと。きっとまた、仲の良い隣人に戻ります。さらに、ちなみに、日本人の祭礼、お祭りに欠かせない御神輿(おみこし)。天高く担ぎ上げる際のかけ声は?そうです。「わっしょい!わっしょい!」ですね。これも、「ワッソ!ワッソ!」がなまったコトバ。韓国(朝鮮)語では、この音は「神様、ここに来て!」の意。大阪四天王寺には、その名も「ワッソ祭り」が実在し、舟に似せただんじりが町中練り歩き、そのだんじりには半島から渡来した人々が乗っており神様と崇められているそうな。なんとなく「チコちゃん」に出てきそうな話題??>

 玄奘三蔵法師は、実在した中国(唐時代)の僧で、西暦629年27歳の時、陸路、(密)出国し、インドの街ガンダーラを目指しました。<あ~、今、堀の耳には、ゴダイゴの「ガンダーラ」(1978年10月リリース。堀、高2の頃の大ヒット曲。ググってね。)のサビの部分がリフレインリフレイン“In Gandhara, Gandhara. They say it was in India.”ちなみに、ゴダイゴのボーカル、タケカワユキヒデさんはこの当時、東京外大在学中。その英語の発音にあこがれましたっけ。>中国から西の方角、インドを目指し、極めて険しい山道(チベット越え?)を、西へ、西へと。仏教の僧侶として原点に返り、仏教発祥の地で仏教を極め、母国に本場の経典や仏像を持ち還り、母国で正しい仏の道を広げんがための行為でした。この一見無謀な、しかしながら、純粋な志を抱いて「西方浄土」を目指した際、自分を戒めるために吐いたコトバ、それこそが「不東」だったのです。宗教人としての「なりたい自分」になるまでは、経典を持って還るその日までは、東の方角にある母国へは、ふるさとへは帰らない、東には戻らないという強烈な意思表示、それが「不東」というコトバに込められているのです。御朱印の玄奘三蔵法師の姿は左向きに描かれています。つまり、西をひたむきに目指しており、右向きに、つまり、東を決して向かない姿を表したものとされています。玄奘三蔵法師は、実に16年後の西暦645年43歳の時、600点以上の経典や仏像を携えて帰国。それまでの誤訳を修正しつつ、正確な経典翻訳に尽力し、正しい仏教の布教に努めたとのこと。(宗教家であると同時に翻訳家。語学にも精通。)また、インド巡礼の旅の様子を「大唐西域記」として残しています。<さらには、この巡礼の旅は、後にフィクションである中国の「西遊記」のモデルともなりました。お供に、孫悟空(サル)・猪八戒(ブタ)・沙悟浄(日本ではカッパ)を連れだって。さらにさらには、日本で「ドラゴンボール」に?!(「おら、悟空!」野沢雅子風に。)さらにさらにさらには、この漫画が英語をはじめとする様々な言語に翻訳されて全世界へ!ついには中国へ逆輸入!コトバって面白いよね。>

(シアトルの書店にて購入。米語では、「日本の漫画」のことを“otaku”と言います。なので、米語の“I love otaku.”において、愛を注ぐ対象は、人ではなく、日本の漫画ということ。誤解なきよう。アメリカの書店には“OTAKU”と大きく書かれた「日本の漫画専門コーナー」があったりします。世界に誇る日本のサブカルチャーです!)

 さて、諸君はどうですか?「不東」と言えるまでの「なりたい自分」が見つかっていますか?自ら定めた、ぶれない目標、および、そこに到達するまでの手段方法が、具体的に見えてきていますか?確認ですけど、踏み台となる大学のことだけじゃないよ。その後のことも含めて。難しく考えなくてもいいんです。たとえば、こんな人がいました。「俺をベンチ入りメンバーからはずした、あのカントクを見返したい。だから、俺は石川県で高校の教員になる。そして、野球部カントクになって、あのカントクのチームに勝つ!!なので、高校の教員免許がとれる大学・学部を目指す!」と言い、それなりにがんばったけど、残念ながら、浪人。その2ヶ月後、こう言いました。「やっぱ、ああいうネガティブなモチべーションだめやわ。切り替えます。父親よりも金を稼ぐ。できれば海外で。なので、大学は国際系か経済・経営・商学系。あるいは、その両方できるとこ。」この人は、就職5年目の28歳時点で、その父親の年収を上回り、現在、東京で35階建てのタワーマンションの最上階(分譲)にて、毎日富士山やスカイツリーを窓から眺めつつ、その窓は開けても蚊が入ってこず、幸せに新婚生活を送っています。お金の勉強、大切です。次回、「なりたい自分」を実現した石川県出身者の具体例を、教え子からのお便りを中心に書いてみます。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記8月18日(火) ~紫錦祭に向けて 衛生講習会開催~

 本日、3年生対象に衛生講習会が開催されました。養護の八重樫先生から、食品の扱い方や調理の際の注意事項などについて説明していただきました。今年の紫錦祭は一般公開をしないので、お客様は本校在校生のみですが、先日行われた食券販売の様子から見ても、生徒達は手に入れたチャンスを最大限に活かして、最高の思い出とサービスを創り出そうとしています。生徒達の美味しい作品に期待してます!

  

錦高日記8月17日(月) ~今日から学校!~

 学校に生徒が戻ってきました!今日から学校再開です。8月後半には紫錦祭もあります。2020年の夏の終わりを充実して過ごして欲しいと思います。

 第一体育館の入口には、熱中症予防のための掲示板があります。今日は「警戒~積極的に休息~」レベルでしたが、体育館ではバレーボールを楽しむ男子生徒の姿が、グラウンドではソフトボールに熱中する女子生徒の姿が見られました。

 教室では、サーキュレーターが回り、エアコンがフル回転している中、生徒達は一生懸命授業に取り組んでいました。

 猛暑の中でも、生徒達は何かを学び取ろうと元気に活動しています。また、放課後の校舎内外も生徒たちの元気に満ちあふれていました。(やはり学校はこうでなくてはなりませんね。)

             

 

錦高日記8月7日(金) ~さらに快適な教室環境へ~

 コロナ対応として、これまで窓を開けて冷房を入れてきましたが、雨降りの日には窓を開けることができず、冷たい空気を全体に行き渡らせることが難しい日もありました。

 ですが、もう大丈夫です。すべての教室、講義室にサーキュレーターが設置されました。

 このサーキュレーター、かわいらしい丸いフォルムで、上下左右に首振りをします。しかも、とっても静かです。小型で場所を取らないのもグッド。小さいからパワーに不安が・・・という声もありますが、きっと活躍してくれると思います。

 8月1日から16日まではつかの間の夏休みです。サーキュレーターが活躍するのは17日からということになります。

 生徒のみなさん、大切に使ってくださいね。

【お知らせ8/7】在校生および保護者の皆さま、卒業生の皆さんへ

 ご承知のとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大が、全国規模で見られています。特に、東京や大阪、愛知などの大都市圏では相当数の感染者数が報告されています。このような状況を受けて、昨日の一斉メールでもお伝えいたしましたが、石川県からも県民の皆様に感染拡大防止のお願いが出されました。

 本校も8月1日より、生徒達は夏休みとなっておりますが、この夏休み期間に、大都市圏等に居住されるご家族が帰省されたり、ご家族で県外に旅行されることもあるかと思いますが、慎重にご判断いただきますよう、お願いいたします。

 重ねて、「新しい生活様式」で示されているように、健康管理やマスクの着用、身体的距離などにもご配慮をお願いいたします。

 来週8月11日~14日は学校閉庁日となっております。校内には一切入ることができませんので、ご理解をお願いいたします。

 また、夏休みを利用して、母校を訪れようとしている卒業生もいるかと思いますが、来校する際には必ず健康チェックをし、事務室で受付をしてください。発熱や風邪症状等がみられる場合は、来校をご遠慮ください。また、来校目的をはっきりさせたり、約束を取るなどして、むやみに長時間滞在することのないようにお願いいたします。みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。

 

ほりほりの部屋Vol.23「『沈黙の時』って何?~日本の8月は黙祷の月~」

 皆さん、こんにちは。堀です。How humid it is today! なんて日だっ(小峠風に)!中途半端な雨やな~。めっちゃ蒸し暑いですぅ。でも、湿度になんか負けないっ!ちなみに堀家の今晩のおかず、もとい、おつまみは、・・・おろしニンニクたっぷり入れた特製味噌だれでいただく焼き餃子(+<安い>豚コマ&ネギたっぷりの豚汁)だお!ガーリックパワーでGATだお!!

*文末の「だお」は、1970年代の名作ギャグ漫画「すすめ!パイレーツ!」<江口寿史作・少年ジャンプより>にて、パロディで使用されていたのをいまだに記憶。もともとは「だよ」の幼児語か?

 昨日、午前8時15分、校内放送を通じ、主に模試で登校していた3年生諸君とともに、広島での75年前の悲劇でこの世を去った方々の鎮魂のため、1分間の黙祷を捧げました。NHKのテレビ放送を傍らに見ながら、放送のタイミングを計っていました。例年なら5万人(!)の参列者で埋め尽くされる平和公園も、今年はコロナ対策ということで800人のみの参列で、ソーシャルディスタンスが保たれている様子でした。外国人と思われる方々は、コロナ以前から日本に滞在している各国の大使レベルの方々とのこと。イヤホンで式典の進行内容を同時通訳で聞いておられたようです。さて、進行役の方の「黙祷!」というかけ声は、どのような英語に翻訳されていたのでしょう?

“A moment of silence, please.”あるいは、“Please take a moment of silence.”

と表現します。直訳すれば、「沈黙の時を(お過ごしください)。」くらいの意味です。和英辞書を繰ると、「黙祷」は、“silent prayer<発音要注意!「プレア」くらいの響き。「プレイアー」はNG!>”、「黙祷する」は、“pray silently”あたりもヒットします。しかし、pray「祈る」という動詞、および、prayer「祈り」という名詞は、実際の使用場面は、「神に対して」という宗教色が濃い場面がとても多いのです。昨日、広島の進行役の方も、堀も、「黙祷!」と言った際、何か特定の宗教における全知全能の神への祈りを求めたわけではありません。むしろ、宗教を超えて、さらには人種をも越えて、人類普遍の感情として、死者の尊厳を慮(おもんぱか)り、その魂が安らかなることを祈って欲しかったわけです。なので、英語では“a moment of silence”と表現するのです。文字づらだけを追いかけた日本語転換・英語転換は、とても味気ない場合(「沈黙の時」って・・・)があります。言葉の習得は、その使用場面や使用している人の思いにまで想像の翼を広げると、何十倍にも楽しめるものです。曖昧さが美徳となることさえもあるのです。

(昨年8月9日、長崎にて黙祷。奥に小さく平和祈念像。)

 昨日の8時15分、明後日の11時2分、来週末15日の正午。日本の8月は“a moment of silence”の月。被爆当時、世界の研究者から、「被爆した場所には、75年間、草木も生えない」と言われた、その75年目を今年迎えています。極めて短時間で、あの焼け野原から戦後復興を成し遂げたこの国の底力(特に、人材育成力つまり教育力)はすごいのです。また、今年の8月9日は、コロナさえなければ、日本中が歓喜で盛り上がっていたはずの日、東京オリンピック閉会式の日のはずでした。8月15日は日本にとって、終戦記念日。甲子園での試合をいったん止めてでも、「黙祷」するシーンは、諸君も目の当たりにしたことがあるでしょう。それほど、大切な日。今のこの国の繁栄は、過去の多くの犠牲の上に成り立っていることを再認識する、8月ってそんな月だと思います。

 諸君が高校を卒業し、コロナが終息していれば、一刻も早く訪れて欲しい場所が本州に3カ所あります。広島、長崎、そして、鹿児島の知覧です。先の2つは、上空から一方的に爆弾を落とされた場所です。知覧は違います。特攻基地のあった場所。この地から、片道燃料のみを積み、爆弾共々、相手の戦艦めがけて体当たり。生きて還ることを想定していない、旧日本陸軍の極めて非人道的戦法。これに、形式上は「自ら志願」して、身近な愛する人々を守るべく、飛び立った若者たち。糾弾されるべきは軍の上層部であり、特攻隊の若者たちの純粋な気持ちに全く非はありません。その彼らの心情が吐露され、飛び立つ前夜に家族に宛てた膨大な数の「遺書」(最後の手紙)が、1つの例外もない見事な達筆で、毛書で書かれた実物が、「知覧特攻平和会館」には展示されています。展示場中央には、海底深くから発見され、再現された、「ファイター・ゼロ」、「零式戦闘機」通称「ゼロ戦」が鎮座しています。以前訪れたとき、ガングロ・ミニスカ・ルーズソックス(何のこと?ググってね)の高校生の一団が、遺書を読みながら、ボロボロ泣いて、メイクも崩れ、ガイドさんに「もう時間ですから~!」と手を引っ張られているのに、「もっと読みた~い!」と言って、展示場から離れようとしなかった光景は、今でも鮮明に思い出すことができます。

 3カ所とも、その当時のことを、直に教えてくれる、「語り部(かたりべ)」という方々がおられます。使命感溢れる、平和の伝道師。是非、その体験談を生で聴いて欲しいのです。戦後75年、その方々の平均年齢83才。天寿を全うされる方々は増加の一途。語れる方の数は減少の一途。あまり時間がないのです。だから、一刻も早く、早くと思っています。ちなみに、「特攻隊」の若者のことを、米軍はどのように表現していたか、知っていますか?「特別攻撃隊」の略だから、“special attckers”??戦争末期、アメリカは、日本の軍事のみならず、気候や文化・風習、思考パターンに至るまで、調べ上げていました。どういう若者が選抜されてファイター・ゼロに搭乗し、狂気の攻撃を仕掛けてくるのか、当然、熟知していました。なので、敬意を込めて、こう呼んだのです。“flying elites”「空飛ぶ、選ばれし者(空飛ぶエリート)」。旧日本軍上層部は、頭脳明晰かつ運動能力にも長けた者を選抜して送り込んでいたのです。最年少隊員は、17~18才。つまり、諸君の年頃で、しかも、頭良くて運動神経良い者が選ばれていたわけです。その立場で、遠く離れた家族、父親・母親・兄弟姉妹・息子・娘に対し、特攻前夜に記した手紙。どれを読んでも、心が激しく揺さぶられます。「二度とこういうことがあってはならない。二度と過ちはおこしません。」心から平和を望む、そんな気持ちに自然となります。「語り部」の方々の口上も素晴らしく、引き込まれます。知覧なんて、ちらん(知らん)、とか言わないで。記憶の片隅に留めておいてくださいませ。行ってみてください。いつか、きっと。“Surely, someday.” ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

P.S.先日、県立美術館で「没後35年 鴨居玲展―静止した刻―」を鑑賞してきました。

金沢美大卒業まで金沢市在住だった画家。父の死後、追われるように金沢を去り、パリをはじめとする海外生活の後、神戸を終の棲家としました。「これ、エヴァの使徒のモデルじゃね?」と思われるほど独特でメッセージ性の強烈な教会やら、二次元の絵なのにダイナミックな顔の表情や動き出しそうなサイコロやら、美しい青や緑の使い方に感動やら、非現実的であるが故に画家の意図が感じられる、想像力がかき立てられる作品に圧倒されました。今月いっぱいの開催です。高校生はなんと無料です。身分証明or生徒手帳持参で。息抜きにゲージツ鑑賞もいいもんですよ。オススメ。

錦高日記8月6日(木)Ⅱ ~巨大な黒い物体の正体~

 本日も暑い日でした。そんな太陽の日差しを吸収するかのように、黒い、大きな、布製の物体が、4階渡り廊下に3枚掛けられました。皆さん、これ、何だかわかりますか?

 正体は、吹奏楽部が床に敷いて使っている布だそうです。これを敷いて音を吸収させているそうです。そんな心遣いをしてくれていたのか、と感動もしましたが、その大きさにもびっくりしました。ちなみに、これを取り込むときの布は、太陽のエネルギーをたっぷりと含んでとても熱いそうです。吹奏楽部のみなさん、ご苦労様です。

 以上、本日の1コマでした。

錦高日記8月6日(木)Ⅰ ~挑め!マーク模試~

 本日、3年生全員がマーク模試に挑みました。8クラス全てが生徒で埋まり、問題に真剣に取り組む姿が見られました。8月の「天応山」パート2です。

 

 さて、3年生の教室前の廊下を歩いていくと、今年も本校の守護神のお地蔵様が鎮座しています。ふっと見ると、鉛筆を持っていました。それに、前にはジーンズ地の筆入れが・・・はは~ん、これが校長先生が「ほりほりの部屋」で書いていた鉛筆なんだ、と気付きました。この鉛筆を使えばハイスコアが望めるのかな~、特に英語はいけるんじゃないか、などなど思いました。

 明日のマーク模試、この鉛筆でチャレンジする生徒がいるかどうか、ちょっと気になります。がんばれ!3年生!

 

 

ほりほりの部屋Vol.22「ある日のぼっちめしin summer~意外とイケる!そうめん弁当~」

 皆さん、こんにちは。堀です。How hot it is today! 食欲落ちるけど、しっかり食べてGAT!!

 本日金沢の最高気温、何度だろう?36℃越え??体温じゃん!登校禁止体温近く??なんて言っている錦生の何と多いことか・・・そもそも「°C」のCって何?「摂氏」のことです、って答えるでしょうね。じゃあ、「摂氏」って何?日本じゃ「摂氏~度」って言うけど、他の諸外国もいっしょ??ちなみに、アメリカは「°F」、つまり、「華氏」を用います。渡米して、まず、すんなりとはイメージが湧かないものの1つがこの度量衡表記の問題です。「ヒューストンまで15マイルくらい。車で30分くらいかな?」なんて言われても、距離感が全然ぴんとこない。「明日のシアトルの予想最高気温は98°。厳しい暑さでしょう。」という天気予報を聞いても、「沸騰直前か?」なんて思ってしまう始末。ハワイのアラモアナ・ショッピングセンターでナイキのシューズ買おうとして「足のサイズ、何インチですか?」なんて店員に聞かれた日にゃあ、購買意欲げんなりだぜ~。数字とそれにともなう単位が持つ情報は、日常的な会話の場面や様々なビジネスシーンにおいて、決定的判断材料となります。数値聞き取り能力は、「使える英語」のリスニング力向上のためには致命的に重要です。「訳」ではなく、イメージで捉えることができるようになるまで、相当の訓練が必須です。が、「習うより慣れよ」の世界なので、誰でも、その環境のなかにどっぷり浸かっていれば、必ず使いこなせるようになります。だからやっぱ、近い将来、トビタテJAPAN!after/with COVID-19・・・(「°C」:「摂氏」というのは、この温度表記を考案したスウェーデンの天文学者Celsius(セルシウス)の中国音訳「摂る(変換できず)修斯」の頭文字に「さん」の意の「氏」を付けたもの。「°F」:「華氏」というのは、この温度表記を考案したドイツの物理学者Farenheit(ファーレンハイト)の中国音訳「華倫海特」の頭文字に「氏」。中国音訳というのは、「コカコーラ」を「可口可楽<かーくーかーりーのように響く>」と表記するような感じ。)

 し、白い!限りなく白いお弁当。As white as snow・・・薬味のわずかな緑がアクセント。ここにつゆをぶっかけて・・・めんが小さな一口状にくるくる幾層も丸めて重ねてあって・・・大きめの保冷剤で挟んで持参すれば、お昼頃までは十分冷たくて大丈V(古っ)!つゆをぶっかけたら、カンタンにめんはほぐれます。めん1束分でも、十分おなかいっぱい。蒸し暑く、食欲減退のお昼ごはんには意外とイケます。つゆにもちょっち(具志堅風に)一工夫。ラー油をお好みの分量、たらし込んでみて!ゴマの風味と辛みの刺激で食欲マシマシ。そうめんにラー油、合うんです!しかも、食事時間超短縮可能。本日の堀の完食までの時間、1分25秒!あっちゅうま!食後しばらくすると、ずうんとおなかに来ます。胃袋でつゆ吸って、めん膨張。おなか、ぱんぱん。お弁当作成者に負担かからず(そうめん1束ゆでて、水にさらして、水きって。ジップロック容器に一口サイズに丸めて入れていくだけ。薬味はお好みのものをラップするのみ。つゆもお好みのものを小さめのジップロック容器<パチンと閉まる容器。こぼれないように。>に注ぐだけ。ラー油もお好みでたらし込み。)、弁当箱洗いもラクラク。1度お試しあれ~。自分でも作れるよ。栄養バランスについては、その日の朝食や晩ご飯で調整してね。こればっかりはNG!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記8月5日(水)Ⅱ ~2年生 数学ゼミの実施~

 本日の午前中、2年生の有志が参加した『数学ゼミ』が行われました。事前課題として示されていた問題を予習してきた参加者たちは、真剣な面持ちで先生の解法を聞いていました。時折、(ソーシャルディスタンスを保ちながら)隣の人と相談をしたり、途中の計算を確認しあったりしながら、難問にも挑戦しており、充実した90分間を過ごしました。

 本校では、例年よりも短くなっていますが、今の自分がやりたいことを行うことのできる時間を確保しています。学習でも、部活動でも、趣味などでも・・・生徒たちにとってこの時間が有意義な時間になってくれることを強く期待しています。

   

ほりほりの部屋Vol.21「『ボールはともだち こわくないよ』(「キャプテン翼」より)~エンピツはともだち~」

 皆さん、こんにちは。堀です。夏休み短っ!短いからこそ、濃「密な」時間を!部活で「密な」時間を!受験勉強で「密な」時間を!そして、趣味でも「密な」時間を!この「3密」時間をGATで!!

 今年度の錦丘高校は、夏季休暇を8月1日から8月16日までの16日間としました。臨時休校中の諸君にお願いした自学自習内容に加え、7月後半に追加実施した授業内容と8月17日以降の8月後半の追加実施内容で、今年度初めの休校分の授業進度は、ほぼほぼリカバーできる予定です。諸君に「自立した学習者」となってもらうため、ひいては、「自立のために自律できる大人」となってもらうため、平日補習を始め、土曜補習や長期休暇中の補習は、今年度より本格的に全廃しています。このコロナ禍においてこそ、「なりたい自分」を本気で目指し、内発的に学習に励んで欲しいという気持ちからです。「やらせられた学力」や「大学に入ることのみを目標とする勉強」では、大学進学後の伸びは期待できません。「伸びきったゴム」に未来はありません。また、高校生活を学習以外の面からも充実させて欲しいと、心から願ってもいます。部活動や生徒会活動、そして自分の好きなこと・趣味の世界など、我を忘れて没頭できるものや時間は、2度と戻らない、多感な高校時代において、何物にも代えがたい宝物です。どうか、悔いのない過ごし方をして下さい。Time flies like an arrow. (この英文、「時間は矢のように<速く>飛ぶものだ。」から転じて、ことわざとして「光陰矢のごとし。」と訳されています。が、ちょっと前の自動翻訳機の第1候補訳は、「時間バエ<どんなハエじゃ??>は矢を好む。」でしたぁ!各単語毎に分解して、使用頻度に応じた確率上最も可能性の高い訳を選択した結果、とのことでした。たしかに、前後の文脈がなければ、こんな意味になり得るのですね。ちなみに、今の翻訳家のお仕事は、機械が自動翻訳したものを微調整していく作業が主です。映画字幕や文学作品の翻訳ではなく、膨大な量の、一刻を争う、ビジネス上必要な書類(実際はメールやライン等)の翻訳が日々日常のお仕事なのです。)

 さて、この写真はなんでしょう?左から順に、ジーンズ生地の筆入れ(鉛筆入れ)、HB12本入りの「木物語」(トンボ鉛筆社製)<これは、ただの比較用>、H20本の「ユニ」(三菱鉛筆社製)、そして、鉛筆補助器です。右の写真のように使用します。短くなった鉛筆でもこれを使うことで適正な長さに調整でき、最後まで使い切ることができたというスグレモノ。当時の富山の高校生は皆、持っていました。(下部のメッキがはがれて錆びつつありますが、現在でも使用可能です。)「三菱のユニ」も当時は定番のブランド鉛筆の1つでした。

 ここで「当時」と言っているのは、堀が高校3年生あたり、ナント今から40年前(!)、堀が受験生だった頃を指しています。諸君が受験するのは「大学入学共通テスト」と呼ばれ、昨年までの卒業生が受験していた「大学入学センター試験」と呼ばれていたものをベースに思考力・判断力・表現力をも測る目的で改良されたものです。ただ、どちらも、正解だと思う楕円形の(4択の)マークを鉛筆で塗りつぶす形態という点はほぼ踏襲されています。この「センター試験」のさらなる前身が、堀がその第2回目(および第3回目も・・・くぅ~)を受験した「大学入学共通一次試験」というものでした。日本が国として初めて、全国立大学に一次試験として、マーク型の共通統一テストを課した、大学入試制度の大改革の2回目(と3回目・・・くぅ~)でした。つまり、マーク型入試が日本に誕生したのは今から、41年前のこと、ということなのです。当時は傾斜配点などなく、どの大学も配点は同じで、文系も理系も全教科受験で1000点満点。ちなみに堀は、国語(200点)、数学(200点:数Ⅰ・100点、数Ⅱ・100点)、英語(200点:リスニング存在せず!)、理科(200点:生物・100点、化学・100点)、社会(200点:日本史・100点、世界史・100点)という真っ向勝負の選択でした。現役合格が叶わず、金沢の予備校で浪人することになった際、母親が新品の「三菱のユニ」を2ダース手渡してくれ、こう言いました。「これで1年、がんばるこっちゃ。」泣けました、ふがいない自分が情けなくて・・・

 58年生きてきて、あれほどまでに全力で集中して1年間継続して勉強したことはありません。マーク型の問題集を解くとき、マーク型の模試を受けるとき、マークをするときはいつでも、この2ダースの、24本のかけがえのない「道具」の力を借りました。いつしか、単なる練習「道具」から、ともに人生をかけた勝負に向かう「戦友」とでも言うべき存在となっていきました。1本1本に親しみが湧き、1本1本に名前を付けるようになっていきました。24「本」ではなく、24「人」に。「道具」が「ともだち」になっていきました。模試の直前ともなると、「ジョン、今日の国語の先発はおまえだ。現代文、行けるとこまで行け!あとの古文はダグラスが引き継ぐ!万一、ポキッといっても、リリーフにはリッキーがいる!大丈夫だぁ~」などと、心で独りごちておりました。(なぜか外国人男性の名前ばかり。当時ハマッてた洋楽や洋画の影響大!)そうこうしているうち、高得点がとれる「ともだち」とそうでもない「ともだち」が出てきて、必然的に使用頻度にも差が現れ始めました。写真の右寄りの短い「ともだち」ほど、調子の良かった「戦友」、ということなのです。補助器を使ってでも、先発に起用し続けた結果なのです。(元の鉛筆の長さが、左側のトンボ鉛筆の箱の長さ。相当、酷使したこと、おわかりいただけます?)

 そうこうして迎えた第3回共通一次試験。「ともだち」とともに、すさまじい戦果をあげることになります。国語180点、数学200点(無失点、完封!)、英語186点。理科社会は省略(というか詳細は忘却の彼方・・・)。トータル1000点満点中、880点というハイスコアをマークしました。当時の予備校の校長先生は、京大受験を盛んに勧めてきました。が、当時の「なりたい自分」は小学校か中学校の教員であり、揺らぐことなく、両方の免許が取得できる、金沢大学教育学部中学校教員養成課程(英語)に二次試験願書を提出しました。(ちなみに、教員採用試験の際も、第1希望は中学校教員、第2希望は小学校教員と願書に明記しました。面接でもそう答えました。何を間違って小松商業高校が初任校となったのか?県教育委員会殿!未だに不明なりねぇ~<コロ助風に>でも、結果的には錦丘の諸君に出会えたのだから、人生これで良しとする。)

 ここまで読んできて、あれ?と思われた人、いませんか?2ダースの「ともだち」のはずなのに、写真には20本しか写ってない・・・4人はいずこ?補助器にも入れなくなるほど短くなり処分された??house house あ、いや、いえいえ。通算9回、高校3年生の担任を経験しました。その際、毎回、ホーム担任として言ってきたこと、それは、「試験本番の際、机上で唯一頼れる『道具』を大切に!そして、本番のみ使うのではなく、練習で使い慣れた、使い込んだ「道具」こそが最高の武器となる!<新庄剛という野球選手を知っているか?阪神タイガースや日本ハムファイターズで活躍した強肩豪打の外野手で、派手な演出でチームを盛り上げることでも有名な超個性的選手だった。その華麗さと裏腹に、生涯使用したグローブはたった1個。ぼろぼろになっても、修理して修理してデビューから引退まで、たった1個の「道具」で華麗な外野守備を演出した。日ハムでの引退セレモニーの際も、バットではなく、その外野手用グローブをグラウンドにそっとおいてスポットライトから消える、というラストシーンをもって、ずっと使ってきた「道具」、ともに戦ってきた「戦友」へのリスペクト・敬意を表した。どう?かっこいいと思わないか?>」というようなことでした。センター試験の直前になると、「先生。先生の「ともだち」を連れて行っても良いですか?私にも力、貸してくれますよね?」というような申し出が相次ぎ、「連れてって。必ず、助けてくれるから。」と24人の我が「戦友」は人気者でした。大切な「ともだち」だから、受験終わったら、必ず連れて帰ってきてね、とお願いはしてあったのですが・・・長年にわたり、また1人、また1人と帰らぬ人となったのでした、計4人・・・行方不明なり・・・よって、20本なのです。高得点マークの縁起物として、大明神の前に置いときます。

 3年生諸君!明日からのマーク模試、重要な練習試合です。全国につながる大切な試合です。全力で、戦ってきなさい!勝ち負けではない!ここまでの自身の学習をこのまま続けていけばいいのか?それとも、大幅な軌道修正が必要なのか?それを見極める試合と位置づけなさい。今から今から!まだ何も終わってないから。諸君も自分自身の「ともだち」を作ろう!「戦友」を持とう!エンピツはともだち。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記8月5日(水)Ⅰ ~錦丘ギャラリー~

 本校の中央階段2階踊り場には美術のコーナーがあり、毎日登校する生徒や教職員の目を楽しませてくれています。保護者懇談でご来校された方の中にも、足を止めていただいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 現在その場所には、美術系大学へ進学した卒業生もしくは在学生たちの作品が展示されています。中には美術作品に対する論文も掲示されており、一口に美術といっても色々な分野や側面があることが分かります。

 本日は、その作品の数々をどうぞお楽しみください。

    

 

錦高日記8月4日(火)Ⅱ ~生徒会執行部&総務委員、頑張っています!~

 本日の午後も、生徒会室では生徒会役員と総務委員の諸君が紫錦祭のオープニングやフィナーレにおける司会原稿づくり、各催事に必要な備品の割り振り表の作成など、一大イベントのための下準備を行っていました。コロナ禍により、例年とはまったく違う紫錦祭の準備と運営。梅雨が明け、気温の高い毎日となっていますが、冷房の効かない部屋で彼ら彼女らの作業は続いています。(いつも本当にアリガトウね。)工夫のしどころは満載で、準備に余念はつきません・・・。

    

錦高日記8月4日(火)Ⅰ ~がんばれ、3年生!オープン模試~

 昨日から、3年生の希望者を対象にオープン模試が行われました。志望する大学別に実際の入試問題に沿った問題が出題されます。試験時間も本番と同じです。したがって、大学によっては、2日間をかけて模試が実施されました。

 夏は受験の天王山とよく言われますが、山を登る時には裾野から一歩一歩登って行くのと同じように、目標に向かって焦らず着実に上を向いて進んで行って欲しいです。

 今週末、3年生はセンター型の模擬試験を受けることになっています。がんばれ!3年生!

 

錦高日記8月3日(月) ~保護者懇談期間が始まりました~

 本日から、生徒たちは夏休み、学校では保護者懇談期間が始まりました。やっと梅雨も開け、夏らしい強い日差しが降り注ぎ、30度を越える気温の中、たくさんの保護者の方においでいただきました。順番を待っていただく教室前は、残念ながら冷房は効きません。窓からは熱風が・・・そんな環境を思ってか、うちわを置いてあるクラスがありました。(このクラスには椅子に座布団も敷いてありました。おもてなし、ですね。)

 

 おもてなしといえば、待っていただく間に見ていただこうと、廊下には情報誌の他に、学級日誌やクラスの生徒達の寄せ書きが貼ってあるクラスもありました。こんなクラスにしたい!自分はこんな人です!といったことが書いてあり、ご家庭では見られない子ども達の姿が垣間見られるのではないでしょうか。

   

 今回の保護者懇談はコロナ禍ということもあり、ご来校いただく際には健康チェックをお願いしています。教室内の面談場所には、保護者と担任の間にアクリル板が設置されています。仕切りがあると隔たりを感じがちですが、ぜひ、コロナ禍を乗り越えて、がっちりと繋がりを築いていただきたいと思います。

 

錦高日記7月31日(金)~紫錦祭に向けて 食券販売がありました~

 今日は1学期(?)最後の授業日でした。明日から短い夏休みが始まります。生徒達も先生方も、ちょっと一息です。

 本日の5・6限目に、3年生による紫錦祭の食券販売がありました。学年を半分にし、時間制限を設けて体育館で行いました。例年であれば、たくさんの人が一気に食券を求め、長い列を作るのですが、今日は”計画通り”スムーズに販売できました。3年生たちはこの日のために手作りした看板を持って、大きな声でお客さんを呼び込んでいました。作成したポスターの中にはユニークなものもあり、人々の注目を集めていました。

 今年の紫錦祭は、コロナ感染症拡大防止のために、一般公開を行わず、錦丘中学校の生徒も参加せず、1日のみの開催となります。様々な制限もありますが、きっと生徒達は工夫を凝らして、ギュッと凝縮された、楽しい紫錦祭を創り上げてくれると期待しています。

     

 

錦高日記7月30日(木) ~先生の助っ人参上!~

 本校卒業生である大学生の宮原大夢さんが、夏休みを利用して、学習支援サポーターとして本校に手伝いにきてくれました。今日は、社会や英語授業のサポート、化学実験指導のサポート、数学小テストの採点、職員室での印刷物の手伝いや健康チェック票の回収ボックスの製作など、マルチに校務のお手伝いをしていただきました。8月中にあと数日来てもらうことになっていますが、成績をつけたり、保護者懇談会の準備を行ったりするなどちょうど忙しい時期にある我々教員にとって、大変心強い助っ人となりました。アリガトウ!(彼への仕事の依頼は、ホワイトボードに書いておくことで成立するのです。)

  

【お知らせ7/30】保護者及び卒業生の皆様へ ~令和2年度の紫錦祭について~

 日頃より、本校の教育活動に対して、ご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

 さて、本校の文化祭である「紫錦祭」を下記の日程で開催いたします。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、日程を2日間から1日のみとし一般の方への公開や、錦丘中学生の参加も取りやめるという苦渋の決断をいたしました。よって、本年度の紫錦祭は、十分な感染症対策を行ったうえで高校生のみが参加するものといたします。

 つきましては、誠に申し訳ありませんが、保護者・卒業生の皆様におかれましても来校をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

   8月27日(木)準備日(終日)

     8月28日(金)1年ステージ発表、2年催事、3年模擬店、委員会・部活動企画、展示等

                            石川県立金沢錦丘高等学校長    堀  義明

                            石川県立金沢錦丘高等学校PTA会長 井波 秀俊

 

錦高日記7月29日(水) ~1年生 ICTで英語のテスト~

 今週、1年生は、ICTを用いて英語のテストを受けています。

 まず、各自のスマホに向かって指定された英文を読み上げる音読テスト。録音された音声データはGoogle Classroom内の指定の場所に送信されます。次に教科書の内容にそってリテリングテスト。生徒達は自分の英語で教科書の内容を要約し、同じようにして音声データを提出します。

 次にライティングテストです。テーマが与えられ、1分間の構想の後、キーボードを使って自分の意見を入力していきます。最後にプリントアウトされて、採点されます。コロナの影響で、まだ情報の授業ではPCを使用していない1年生の中には、キーボードと格闘する者も。大文字にするにはどうしたらいいのか、ピリオドはどこにあるのかなど、スマホなら素早く入力できる生徒も、キーボードには不慣れな者が見受けられました。

 ICTの発達した現代で生きるには、PCに慣れることも必要だと思います。練習を重ねて、スマホのように使いこなせるようになって欲しいと思いました。

【お知らせ7/29】保護者の皆様方へ ~保護者懇談会に際してのお願い~

 平素より本校の教育に対しご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

 さて、本校は1学期の保護者懇談会を8/3~8/7(クラスによって異なりますので、ご注意ください。)に予定しております。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、下記の点についてご協力願います。

 ・当日、発熱等風邪症状、気になる体調不良等がある場合は、学校(076-241-8341)に連絡のうえ、来校をお控えください。なお、代わりの懇談日については担任と打ち合わせてください。 
 ・来校前の検温、来校時のマスク着用をお願いいたします。

    ・来校された際には「錦丘健康チェック」の用紙に健康状態を記入しご提出ください。この用紙は生徒玄関奥の中央階段1Fに置いておきます。(または予めお子様に配付したもの、このHPよりダウンロードしたものを、当日記入してお持ちいただいても結構です。)提出は同場所に置いてある回収ボックスにお願いします。

    以上、ご面倒をおかけしますが、よろしくお願いいたします。  

                                       石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

 

錦高日記7月28日(火)Ⅱ ~きっと、次回もおもしろい! 錦丘ラウンドテーブル~

 7月22日付け錦高日記に「ラウンドテーブル」実施のご報告をしました。その時に各グループが作成したまとめのポスターが、中央階段2階に掲示されています。

 参加者の写真入りの掲示物には、当日参加した生徒だけでなく、参加しなかった生徒たちも立ち止まります。「これからの授業」はこんなのがいい!というアイディアの数々には、うなづく内容も、(私たち教師にとっては?)ドキッとする内容も書かれています。(例えば、眠くない授業、とか・・)ポストコロナの社会で学校がどのように変わるべきなのかを、自由に意見を出し合って、それが「楽しい」と感じてもらえたらいいなと思います。

 きっと次回も、興味深いテーマで、刺激的な意見のやりとりが行われると思います。より多くの生徒達の参加を期待します!

  

 

錦高日記7月28日(火)Ⅰ ~2年生 課題研究 課題・仮説設定の巻~

    本日の7限目、2年生は課題研究を行い、「課題・仮説の設定(全5回)」のラストの時間としました。これ以降は、自分たちが設定した課題やその課題に対する仮説を実証する調査や検討などを行う時間となっていきます。

 各グループでは、生徒たちメンバーによる活発な議論がかわされていましたが、担当の先生が一生懸命にアドバイスをしている姿も見られました。現在、45もの研究グループ(志を同じにした2年生がクラスに関係なく混在しています。)があり、中には外部の方々ともつながって「伏見台商店街の活性化」や「世界初!オンライン部活動を創る」などというテーマで研究を行うところもあります。昨年度も面白い視点での研究発表が多数ありましたが、今年度も熱の入った研究が期待されます。

 ☆2年生課題研究 研究テーマ一覧表.pdf

      

ほりほりの部屋Vol.20「成績通知表って何のため?~保護者に通知?それだけ??~」

 皆さん、こんにちは。堀です。テスト結果に一喜一憂せず!常に謙虚にGAT!

 今日も蒸し暑いですねぇ~。湿度がぁ耐えがたし!知り合いのあるALTがかつて、こんなことを言っていましたっけ。“Japan has 5 seasons: summer, fall, winter, spring and rainy!”日本の梅雨独特の高温多湿がもたらす不快さは万人共通で、春でもない夏でもない別物のようです。それにしても長梅雨です。今月中に明けるかな?あと4日、踏ん張ろう、お互いに!!本日も、エアコン活躍中!換気しながら・・・。

 先日、ダー子、ぼくちゃん、リチャードが活躍する、4ヶ月遅れ(?)の最新映画の公開初日初回上映を観てきました。大笑いしに行ったのに、不覚にも、ラストシーン近くでぽろぽろ泣いてしまいました・・・傑作です!良い意味で裏切られます、前作までとは違った意味で。そう!この映画冒頭での、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイの名言の引用は、まさに、シリーズ化されている中で、今回の映画製作そのものについて述べられたものではないか、と堀は感じました(あくまで個人の所見)。

There is nothing noble in being superior to your fellow men; true nobility is being superior to your former self.   

Ernest Hemingway / American writer (1899-1961)

(ダー子の声で日本語訳がかぶります。)「他人より優れていることが高貴なのではない。本当の高貴とは、過去の自分自身より優れていることである。」

→「今回のこの『プリンセス編』は、他の映画と比べても意味はない。むしろ、過去の今までのシリーズと比べて欲しい。全く違う次元に進歩しているから。」という制作側や出演者からの強烈なメッセージだと受け取りました(あくまで個人の所見)。オススメ!!

<今までの詐欺師、総出演、オールスター版!とか、三浦〇馬のコメディアンとしての見事な資質もこれが見納めか・・・とか、コロナが終息したら是非とも諸君に訪れて欲しい国、近い将来、世界経済の中心の1つ(ハブ)となるであろう国、シンガポールの魅力満載!とか、「えっ?!あの子、すずちゃんじゃないの?すずちゃんやとばっかり思ってた!」とか、エンドロール中に「スクリーン」から出ちゃだめよ、最後のオチを見逃さないように!(実際、何人も出て行っちゃった・・・もったいない・・・)とかとか>

 さきほどの名言の続きを以下に記します。(堀の名訳<迷訳?>付き)

It’s easy to compare yourself to other people. Almost everyone does it. Each person secretly says, “I’m better than she is...I am more intelligent than he is...I work harder than that guy...I am a nicer person than she is.” It’s fun to compare yourself to other people. It makes you feel noble and good.

But comparing yourself to others is meaningless. Why? It has no meaning because there will always be people who are better than you. And there will always be people who are worse than you. So these comparisons are a waste of time.

There is only one comparison that has meaning. What is it? It’s the comparison between you today and the person you used to be. In other words, are you a better person today than you were one year ago? If you are a better person today, that’s great: keep up the good work! But if you are not a better person today than you were in the past, then maybe it’s time for some serious changes in your life.

・堀訳(この訳には様々なテクニックを使用。知りたい人は校長室へCome!Come!)

「仲間より優れていることに、いささかの気高さもありはしない。すなわち、真の気高さとは、過去の自分より優れていることである。」アーネスト・ヘミングウエイ

 自分と他のひとを比べるのは自然なこと。ほとんど皆、していること。誰しもこんな風に密かにつぶやくもの、「私はあの女よりはまし・・・あの男より賢い・・・あいつよりがんばってる・・・あの女よりはいいひとだ。」。自分を他のひとと比べるとうれしくなる。立派で、いいひとになったかのような気分になる

 でも、自分を他のひとと比べても意味はない。なぜか?それは、生きていればいつだって、自分より優れたひとがいるから。同じように、自分より劣ったひともいつだっているから。だから、こんな風に他のひとと比較するなんて、時間の無駄。

 一方で、意味のある比較がたった1つだけ存在する。どのような比較か?それは、今の自分と昔の自分との比較だ。つまり、1年前の自分より今日の自分がいいひとになっているか、ということだ。今日、いいひとになっていると思えるなら、それはすごいこと。そのままのやり方で進めばいい。でも、過去の自分より今の自分が進歩していると思えないなら、その時こそ、自分の生き様において、真剣に見直しをすべきタイミングが来ている可能性はかなり高いと言わざるを得ないだろう。

 当時、富山県最大級のマンモス中学校(1学年400名超!1クラスに45名!)、高岡市立志貴野中1年学年末の「通知票」とその5年後、富山県立高岡高校卒業時の「通信簿」です。(高校時の中身に興味がある人は校長室へCome!Come!)

 本校は、「成績通知表」と呼びます。来週、保護者懇談の席上で、あるいは、郵送されて、各家庭へと届けられる予定です。元来、保護者に我が子の学校での様子や各教科の成績を知らせるためのものです。高校においては、小中学校とは異なり、詳細な文章での表記箇所は激減しており、数値データがその大半を占めています。卒業後の「踏み台」として、ほぼ全員が上級学校への進学志望の場合、特に3年生諸君にとって、今回の数値データは極めて重要な進路判断材料となることは事実です。

 しかしながら、堀は諸君に(保護者の方々といっしょに)今1度考えて欲しいことがあります。数値そのものの良し悪しではなく、なぜその評価点になったのかを考えるきっかけとして、つまり、今学期、何ができて、何ができなかったのか、諸君個々人が、保護者の方々といっしょに、具体的に振り返るための指標として捉えて欲しいのです。満足できる評価点の教科もあれば、不満な教科もあるでしょう。考えてください。話し合ってください!ホーム担任を始めとする本校教員にも相談してください!「なりたい自分」のために必要な教科なら、貪欲に、本気で取り組みましょう!他のひとと比べると自分はだめだから「なりたい自分」をあきらめるの?この考え方、なんか違和感ありませんか??ヘミングウェイの名言、今一度、読み直しましょう。

 また、今回は3回あるうちの初回の成績通知です。ここが出発点となり、今後、どのように評価点が変化していくか、つまり、「個人内評価」の変化にも是非とも注目して欲しいと思っています。必ずや、上昇させて欲しいと願っています。他のひとと比べるのではなく、過去の自分と今の自分を、さらには、今までの自分とこれからの自分を比べるのです。あきらめずに、粘って粘って、繰り返すことで、慌てず、地道に、でも確実に、「なりたい自分」に近づいて欲しいのです。自身の力を過信した「うさぎ」ではなく、己を知り、己のペースでゴールにたどり着く「かめ」であって欲しいのです。

 「偏差値を追うな!偏差値は後からついてくる!」偏差値自体を、大学入学自体を、目標とする生き方はもう、止めにしませんか?偏差値も大学も所詮、通過点であることをお忘れなく!「踏み台」に過ぎないことお忘れなく!100年もある人生、常に「よくなろう」とする姿勢を維持しましょう。約1年半後、退職したら何しよう?2年生といっしょに卒業したら何やろう?堀「がめ」のゴールはどこ??視界不良なりねぇ(コロ助風に)。ワタシハダレニソウダンスレバイイノデショウ??Save ME, please!! ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記7月27日(月)Ⅱ ~教室の掲示物Ⅱ~

 教室の掲示物には、ホーム担任や学年の思いや個性が現れています。朝の校内巡視の際に目にすることができた、とある教室の掲示物を3種類紹介いたします。皆さんなら、どれに一番興味を持ってみられますでしょうか・・・!?

     

 

 

錦高日記7月27日(月)Ⅰ ~錦をさらに華やかに 6-7月の花々たち~

 本校の中央階段の踊り場には華道部の活けた花々が飾られます。ちょっと物憂い月曜日の朝でも、色鮮やかな季節の花々を見ると「今週もがんばってみよう!」という元気がもらえます。今日は、華道部顧問の加納先生がご紹介してくださったオレンジのバラ「エマハミルトン」からこれまでの花々をご紹介します。

     

 いかがだったでしょうか。バラ、花菖蒲、紫君子蘭、向日葵、そして竜胆へと、季節が暑い夏へ向かって行くのが感じられます。今年はまだ梅雨が明けていませんが、うっとおしさを忘れて、ちょっとゆったりとした気分になっていただけたら幸いです。

錦高日記7月22日(水)Ⅱ ~大学生に向けて~

 20日に続いて、Zoomによる、教職を目指す大学生に対する公開授業がありました。学生たちに実際の授業を見てもらい、その後、意見交換や質疑応答を行うといったものでした。(生徒達の個人情報は堅く守られております。ご安心ください。) 20日は32Hと17H、22日は13Hと28Hの英語の授業が公開され、その後は英語科の鈴木先生が大学生とやりとりをしました。学生達の質問の中には、「なぜ、英語の教師になろうと思ったのか。」といったことも含まれ、鈴木先生はご自身の経験をもとに誠実に答えていらっしゃいました。「生徒から、先生!ここがわからないよ!と言われると嬉しい。なぜなら、その言葉は、その先生を信頼している証だと思うからです。」という鈴木先生の回答がとても印象的でした。

 

錦高日記7月22日(水)Ⅰ ~第1回錦丘ラウンドテーブル開催~

 昨日の放課後、4F物理講義室を会場として、『錦丘ラウンドテーブル』と称した、予め設定されたテーマについて皆が自由に意見を出し合い共有する会が行われました。会場には、生徒約40名と本校教員8名が集まり(放送部の皆さんが会の様子をカメラに収めていました。)、「これからの授業」をテーマとしてディスカッションを行いました。

 まず、会の発案者である3年生の片岡鈴々さんから、この会の開催を皆に呼びかけた熱い思いなどが参加者に語られ、①議論中、誰に対しても敬語は一切使わないこと ②グループの全員が平等に話し合いに参加できるようお互いに配慮しあうこと ③議論中に「でも」などという他人の意見を否定する言葉は決して使わないこと などの会のルールが共有された後、グループ毎に自由なディスカッションが始まっていきました。3年生のグループリーダーたちが司会を行い、自己紹介、これまでの学びの中での好きな授業とその理由、好ましい授業の共通点を挙げるなどして、生徒と教員の双方が望む授業のやり方についてお互いの考えが深められるよう導いていき、最後に、意見を述べ合った仲間たちとエアハイタッチをして締めくくりました。その後、各グループで出た意見や考えを模造紙に書くことによって全体で共有していきました。参加の生徒にも教員にもたくさんの笑顔が見られ、お互いに良い時間を過ごすことができたのだと確信しています。

 次回のテーマは「これからの進路」であり、8月に実施される予定です。自分の意見を臆せずに他人に伝えたり、他人の意見を引き出したりできるコミュニケーション力は、これからの時代にますます重要視されるものだと思います。次は、1年生たちも物怖じせずにたくさん参加してくれることを強く期待しています。

            

 

錦高日記7月21日(火)Ⅱ ~1年生類型登録説明会~

 本日7限目、1年生を対象に、類型登録説明会が開催されました。

 教務課の沖野先生から、「文系とは、理系とは」について説明があり、勉強したときに「わくわくする学問から選ぶ」とよいことや、苦手科目を避けるのではなく、積極的な姿勢で選んで欲しいこと、行きたい大学の入試科目や将来就きたい職業などを考慮に入れることなどが話されました。その後、理科については礒野先生が、社会については村井先生が科目選択のポイントを説明されました。生徒達は、フォーサイトを広げて熱心にメモを取りながら、じっと聞いていました。

 類型登録の調査は9月末に行われます。この夏の間に、じっくりと「なりたい自分」とは何かを自分自身に問いかけ、周りの友人や大人の方々と話して、「最後は自分自身が決断」して欲しいと思います。

   

錦高日記7月21日(火)Ⅰ ~新聞部 『錦丘新聞』が発行されました!~

 本日、新聞部の作成した『錦丘新聞』第140号が発行されています。今号の内容は、1面が"生徒会"及び"広がる格差"について、2面が"夏休みの過ごし方"及び"妖怪?アマビエ"についてとなっております。先日、本校の学校紹介動画が配信されました(このHPの”ダウンロード”のページからご覧いただくことができます。)が、この中で現生徒会の活動状況等を述べている生徒会長の26H石川裟紅良さんの思いなども掲載されています。

 さて、今年は学校の臨時休業の影響により、3月~5月までの部活動はまったくできませんでした。5月末の登校日、3年生部員たちがミーティングを行ったときに、やはり最後に何か新聞をつくってから引退するべきでは・・・ということになり、6月から1,2年生部員の力も借りて約1ヶ月の時間で作り上げた魂の作品です。新聞部員たちの熱意・努力と工夫の結晶であるこの作品を、皆様是非読んでみてください。

 

ほりほりの部屋Vol.19「昔の夏は“Homestay”! 今年の夏は“Stay home”?!~語順が逆だと、意味も逆?~今は・・・トビタテナイJAPAN??」

 

 皆さん、こんにちは。堀です。授業続くけど、GAT!

 今日は1学期終業式!明日からウキウキワクワクの夏休み!のはずでした・・・実際はコロナで失った授業を補うため、明日からも今月いっぱいは普通授業、8月盆明け2週間も授業・・・という展開になりました。諸君もつらいでしょうが、先生方も耐えています。家庭の都合で1日丸々お休み欲しくても、消毒作業だけは他の先生に頼みづらいからという理由で、そのためだけに出勤される方もおられました。(「頼みづらい雰囲気になっているのなら、校長の責任です。家庭を犠牲にはしないでください。」とお願いしました・・・スミマセンでした・・・)諸君同様、先生方も、全く未経験の夏休みに突入します。お互い、思いやりやいたわりの心を、いつも胸に秘めつつ、日々を過ごしてもらえたら、と強く念じています。よろしくお願いいたします。

 今週末から始まる、「GO TO トラベル」キャンペーン。その趣旨は、コロナ自粛で疲弊した日本経済立て直しの起爆剤、のはずでした。しかしながら、東京を中心とした感染者急増の流れの中、東京発着の旅行については補助なし、との決定がなされました。週末4連休、金沢にもたくさん観光客やってくるのかな?「利他行動」と「利己衝動」の間で揺れる日本人の選択や、いかに?!海外観光客は来たくても来れないもんね・・・先日、金沢を代表するカレー屋さん、「ホッ〇・ハ〇ス」に行くと、入り口右手、入店してすぐのところに等身大のインド人店長の写真パネルが、「帰ってこれましぇ~ん」みたいなコトバとともに、ドーンと鎮座しておりました。里帰りでもしてたのかな?逆に、店内にいた他のインド人(とおぼしき)店員さんたちも戻られないのね。こんな地方都市の一飲食店でさえも、グローバル経済が展開する中、コロナの攻撃を受けているのを目の当たりにした次第です。それにしても、スパイスはいい!GAT食品ですねっ!!

 毎年、この時期、夏休み突入の頃になると思い出すのは、リーダーとして引率したアメリカでの「ホームステイ」のことです。7月中旬から8月下旬にかけて、ヒューストン、ラベル(ワイオミング州の小都市)、シアトルの各都市近郊に、それぞれ約1ヶ月間滞在しました。数え切れない、お金では買えない<numerous and priceless>思い出を、引率した生徒たちと共有しています、いまだに。(彼らはもう、諸君らの父親・母親、かそれ以上の年代です。)写真もたくさん撮りましたが、その大多数が押し入れの段ボール箱の奥深くで眠っています。比較的取り出しやすい箱にあった写真をいくつか紹介します。肖像権等の問題があるので、日本人が写り込んでいるものは避けて。

 ワイオミング州にある世界最初の国立公園「イエローストーン・ナショナルパーク」を乗馬しながらの、1泊2日のキャンピング~(なつかしのギャグ)。最後はおしり痛かったけど、馬で高原を延々と疾走したり、マシュマロをキャンプファイヤーで焼いて食べたり、階段状に無数に広がるエメラルド色の温泉池の美しさに感動し、数十メートルの高さまで規則的に噴出する巨大ガイザー(温泉噴出塔)におののき、大陸の桁違いの大きさを肌で直に感じることができました。

 運動神経抜群の、180センチを超える高身長のホストブラザー、ホストファーザーとのツアーでした。3人の顔は引きつってます。それもそのはず、後方に写っているのは、正真正銘、野性のアメリカン・バイソン。地球上最強動物の一種。偶然出会えました!しかし、「最弱動物」にとって、これ以上近づくのは危険とのことで、引き気味の撮影でした。また、後ろの木々が黒っぽく見えるのは、来園した1989年(今から31年前、堀27才、教員生活5年目、白髪・老眼メガネなし!)の前年の大森林火災の後遺症です。

 1989年8月15日、堀にとって、2回目の「ホームステイ」引率終盤、ステイ先のワイオミングの小さな地方空港にて。見送りに来てくれた当時高校3年生のホストブラザーとのラストショット。今、彼は・・・49才かあ・・・Time flies・・・狭い2人部屋で1ヶ月、一緒に過ごしました。Basementと呼ばれる地下室でした。当時は、大げさではなく、核戦争に備えて、アメリカ中の家屋には、田舎でも当たり前のように地下室が作られていました。実際、夏涼しく、冬暖かい快適空間。最初の夜、パジャマに着替えようとしていると、奴は指を指して大笑いし、“In USA, just like this!”(アメリカじゃあ、こんなふうにするんだ!)と叫び、真っ裸でシーツに滑り込んだシーンも、昨日のことのように鮮明に思い出すことができます。教科書は言うまでもなく、TV画像や映画でも伝わりきらない、「異国の地の、異国の常識」。一緒に住んで、食べて、飲んで、経験しないとわからない肌感覚。一晩中、互いの国の文化・風習・食べ物・恋愛等々、様々な価値観について、語り明かした日々。「ホームステイ」こそ、その国の人の本質を知ることができる、唯一無二の方法だと思います。ホテルステイなんて、世界中どこへ行っても一緒、おんなじ。若いときには全く不要!!!「違うこと」、違う価値観を経験すること、そして、それもアリだな、と感じること。グローバル人材となるために大切なのは、そういう経験です。そして、「深く、広く」知るためには、英語が何より大事。あくまで手段として。先日、NHKでアメリカを代表するロックバンド「キッス」の中心人物ジーン・シモンズの特集をやっていました。彼はミュージシャンとしても成功者ですが、ビジネスでも大成功を収めたアメリカ人としても有名です。彼、実は、イスラエル出身。番組後半で、若い日本人シェフがジーンに、「あなたがロックで成功したように、僕は和食で成功したい。秘訣は何か。」と尋ねる場面がありました。ジーンの答えは「英語だ。」世界で通用したければ、英語を学べ。(Learn English.)とだけ、言い放ちました。Queenのフレディ・マーキュリーが、英国で、インド系移民として辛酸をなめつつ、大成功を納めたのと同様、ジーンもまた、米国で、ユダヤ系移民として人生の勝利者となったのです。移民として、異分子として、世界で通用するための必要条件、それが英語なのです。

 やっぱり、諸君に求めるのは、「トビタテJAPAN」です!そして、homestayです。今は、無理。Stay homeです。でも、人類は必ず、コロナを押さえ込みます。そもそも諸君らの人生は100年あるんだから。慌てなくてもいいんです。企業の寿命も18年しかないんです。変化の激しい未来に生きていくんです。だからこそ、道具を、武器を持ちましょう。「読む」「聞く」だけじゃなくて、「書く」「話す」という、4つの技能をバランス良く、統合的に、つまり、それぞれ絡めながら、使える方向を目指すのです。大学も所詮、踏み台。踏み台に乗ることが目的??バカらしい。踏み台にしてこそ、学歴に意味があるのでは??踏み台から、大きくジャンプアップ!Soar up! 人口が減少し、資源がない国を救うべく、こんな時こそ、夢忘れず、人生の大局見失わず、「なりたい自分」目指し、「トビタテJAPAN」!!本来なら、明日から夏休み!の今日、徒然なるままに書き記してみました。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記7月20日(月) ~(4年連続)『牧水・短歌甲子園』出場決定!!~

 素晴らしいことに、また本校生徒のマルチメディアセンターでの創作活動が評価されています。「第10回牧水・短歌甲子園」において、本校1年生3名(11H坂戸志帆さん、11H堀田彩夏さん、11H山本莉音さん)のチームが見事予選を通過しております。これで本校は4年連続!!の全国大会出場となりました。本当におめでとうございます!

 ただ、本戦(宮崎県日向市で開催予定でした)はコロナ禍によって「紙上対戦」となってしまうそうで、今後は紙上対戦用の題詠6首(2首×3名)をつくらなくてはなりません。お題(作品の中に詠み込む文字)は”恋”と”若”に決まっており、青春時代が遙か遠くにいってしまった者にとっては、作品づくりに大変苦労しそうなものなのですが、高校生にとっては青春ど真ん中ストライクのお題になるのでしょうね。作品の締め切り日は7月27日(月)となっていますので、代表選手たちは週後半にある久しぶりの連休にホッとする間もなく、作品づくりに追われる忙しい今週となりそうです。(下の写真は4Fマルチメディアセンター前の掲示物になります。)

『今日も明日も明後日も会えない君がいて気づいた私の絶対条件』

『ペンを置き式から逃げて伸びをする目の前広がる朧月夜よ』

『五月雨に濡れてるような君の目が見つめる先は僕ではなくて』

  

錦高日記7月17日(金)Ⅱ ~3年生 球技大会~

 本日、3年生のみ、しかも半日のみですが、球技大会が行われました。様々な行事がなくなってしまった3年生のために、体育科の先生が中心となって、授業を調整しプログラムを組んで、今日の球技大会が実現しました。(1・2年生の皆さんには3月に球技大会があります。ご安心を。)男子は、フットサル、卓球、バレーボール、ソフトボールで、女子はバレーボールとソフトボールで、クラス対抗のゲームとなりました。昨日までの試験と普段の受験勉強で溜まったストレスを、ここぞとばかりに大きな歓声とガッツポースで解消していました。(コロナ禍では歓声は御法度ですね。ご勘弁ください。)生徒の元気な「黄色い」声は、私たちに元気をくれました。3年生の皆さん、楽しみましたか?よかったですね!

              

 

 

錦高日記7月17日(金)Ⅰ ~「錦丘ラウンドテーブル」の開催予告!~

 期末試験が終わったところですが、本校生はすでに次の目標に向かって走りだしています。36H片岡鈴々さんの発案によって、『錦丘ラウンドテーブル』が来週7/21(火)の放課後に行われる予定となっています。これは、学校の様々な課題についてテーマを設定し、本校の有志”生徒”と”教員”が対等な立場で自由に意見を出し合うディスカッションを行うものです。生徒会活動のように学校生活を変えることをはたらきかけるための活動ではありませんが、自分の考えを人にわかりやすく伝える”意見発信力”などや他人の多様な意見を引き出す”傾聴力”など、己のコミュニケーション力等を総合的に向上させることをねらいとしています。

 さて、第1回テーマは『これからの授業』です。コロナ禍によってオンラインでの取組が急に増えている学校において、生徒と教員の双方が望む授業のやり方について、じっくりと意見交換をし本校における「最高の授業」を探っていくことをねらいとします。参加希望者は、当日16時に4F物理講義室に集まる(申し込みの必要なし)ことになっており、各グループには1~3年生及び本校教員が混在し、3年生がファシリテーター役に挑戦します。多くの生徒が集まって会が盛り上がることを強く期待しています。

  *生徒たちが写っている写真はファシリテーター役を担う3年生らの打ち合わせの様子です。

 

 

錦高日記7月16日(木) ~期末試験、終了!~

 今日は1学期期末試験の最終日、1年生は数学、その後に学年集会、2年生は数学と保健、3年生はLC発展と数学または世界史/日本史、その後進路講演会という日課でした。

 1年生では試験終了後に学年集会が行われ、生徒指導課の宮岸先生より、SNSの使い方に関する注意事項が改めて伝えられました。「1日の限定公開だから、大丈夫」と思ってクリックしてしまう前にもう一度考えて欲しい、画面の向こうにはそれを見て不快に思う人がいるかもしれない、そういった人たちの「痛みに思いを馳せられる人」になって欲しい、とお話しされました。1年生は初めての「18歳成人」の学年となります。本校在学中に、成人としての心構えを学ぶだけでなく、人として思いやりにあふれた人になって欲しいと思います。

 その後、国数英の先生方から、返却後のテストの活用の仕方、これからの学習についての話がありました。1年生も本格的に「高校生」になろうとしています。

 

   ところで今日は、試験終了とともに、パーッと夏空が広がりました。きれいな青空に爽やかな風が吹き、試験後の部活動にはげむ生徒たちの顔も晴れやかでした。そんな中、ソフトテニス部の女子生徒たちが、校舎1階の窓掃除をやってくれました。水をかけてスクイザーで擦ると、汚れがきれいに落ちていきました。ピカピカの窓ガラスになりました!来校される方々も気持ちがいいと思います。本当にありがとうございました!

  

 

 

ほりほりの部屋Vol.18「5ヶ月ぶり!理性と野性の間で~コロナに関する一考察②~」

 皆さん、こんにちは。堀です。テスト、終わったね。2・3年生諸君は10~11科目、ご苦労さん。1年生諸君は8科目といえど、高校初の定期テスト。準備の仕方も自信が持てず、プレッシャーもあったでしょう、お疲れ様。今日は部活動でリフレッシュ?速攻帰宅、「動森」三昧?ゆっくり寝る?入試対応学習モード継続の3年生も多いのでしょうね。皆それぞれでいいのです。大切なのは明日以降の「テスト返し」の時間。諸君一人一人個別の課題と弱点が浮き彫りになる時間。間違えることは恥ではありません。間違いを正さない(or正そうとしない)ことこそが恥なのですから。間違いこそが、諸君自身のオリジナル参考書なりよ~(コロ助風に)。間違いに立ち向かうべし!GATで!!

(貸切り状態。コロナのせい?おかげ?)

 

 先日、2月公開の「1917」以来、5ヶ月ぶりに映画館へ行きました。高校生だった頃から振り返っても、人生ダントツ最長のブランク。昨年も60本以上、映画館で鑑賞。毎月5本以上見ていたわけです。映画館で映画を観ることは、趣味であり生きがいです。高1の頃に観た「ロッキー」のシルベスター・スタローンや「スター・ウォーズ」のハリソン・フォードのコトバを字幕無しで聞き取れるようになりたい、と願ったことが、「なりたい自分」英語教師へのきっかけの1つでした。それほどまでに堀の日常に深く入り込んでいたものを150日以上にわたり遠ざけざるを得ず、ストレスを感じることになったのは、コロナウィルスが持つ、ある攻撃力のせいなのです。(映画館に実際行ってみると、「もぎり」の際も係員にチケットを手渡さずに見せるだけ<つまり、もぎらない「もぎり」>、とか、座席も全席指定でソーシャルディスタンス万全、とか、上映中もマスク着用を義務づけ、とか、完全入れ替え制で全席消毒・幕間換気等々、コロナウィルス対策は十二分に実施されているなあ、と感じました。それ以前に・・・先日、観客は堀一人・・・all alone・・・感染リスク限りなくゼロ??大丈夫か、映画館経営?!)

 その攻撃力に言及する前に、地球の「生態系」における人間の立ち位置について、今一度考えてみる必要があります。そうすることで、ウィルスから攻撃されている「人としての心」、人間の本質といったものがあぶり出され、後半、逆転する方法、人間が取るべき方向性(映画館が生き残る術も含めて)も見えてくると考えるからです。

 そもそも人間は、二足歩行で巨大な頭を持つ裸の猿です。野生の「生態系」においては、運動能力で全ての動物に劣っており、おそらく最弱です。つまり、全ての生物が人間にとっては天敵であり、脅威なのです。

 そんな最弱動物が「生態系」の中で生き残れているのはなぜでしょうか?それは、「助け合いの心」(=「理性」)から生じる「利他行動」を進化させたからに他なりません。血のつながりのない赤の他人をも助け、属するコミュニティを守るという、「利他行動」こそが、他の野生生物が持たない、人間唯一の武器となり、知識や知恵を共有し、文明・社会を発展させ、野生生物との闘いに打ち勝ち、現在の繁栄を築いた、ということなのです。

 一方で、我々「最弱動物」の中には、野生生物がすべからく持つ「自己中心的思考」、つまり、「利己的本質」(=「野性」)も潜んでいます。後生へ、自らの遺伝子をより多く残すこと、自分および自分の遺伝子を持つものの生存のみを優先するという「利己衝動」とでも言うべき内なるものを持っていることは否定できません。

 さらに、現代は、多くの人間が野生生物との闘いから解放され、物質的に恵まれた社会に住み、経済的にも一人で生きていけるという感覚が当たり前になっています。「利他行動」よりも「利己衝動」が優先される世界が広がりつつあります。加えて、高齢化に伴い、自分の人生を楽しむこと、つまり、今の自分が最優先という人間だけが持つ「エゴ」まで必要以上に肥大化させてしまっています。

 コロナウィルスは、最弱動物の「利他行動」という唯一無二の武器を逆手に取り、自滅させる方向へ、数的調整へと導くという攻撃を仕掛けてきているのです。諸君も知っているとおり、このウィルスは、無症状で潜伏的に感染が拡大するという、かつてない特徴を備えています。感染して自分が死ぬという恐怖ではなく、家族や仲間に感染させて死なせてしまうかもしれないという不安を人間につきつけているのです。その結果、人間は、ロックダウンやら、自粛やら、休校というような「利他行動」という武器を活用しながらも、自らの経済活動を急速に縮小させる結果となり、このまま進行すれば、自身の生存そのもの、あるいは、コミュニティの存在そのものまでもが危うくなる、という事態に直面しているわけです。また一方で、「自分さえ無症状ならいい」という、「利己衝動」までもが引きずり出されています。場合によっては、国により、民族により、あるいは、年代により、様々な価値観を基に、この衝動がむき出しになって、いろんな場面で対立を生み出している図式は、日本のみならず世界の至る所のニュースから知れるところです。それぞれが自身のコミュニティを守るべく、ブロック経済に走るようなことになれば、前回の世界大戦の二の舞となり、数的調整は一気に加速するかも知れません。<歴史を学ぶ意義ってこういうところにあるのでは?>

 人間は今まさに、「利他行動」(=理性)と「利己衝動」(=野性)の間(はざま)で揺さぶり続けられています。仮に人間が「利己衝動」に走れば、ウィルスの思うツボ。後半の逆転劇は起こりません。この試合に勝つためには、ワクチン開発や治療法の確立まで、ある程度の時間を稼いで当面の攻撃をしのぐ必要があります。今こそ、Stay home! With masks! Social distance! という対抗策には、「自分を守る」以上に「家族や仲間を守る」という意義があることを忘れてはなりません。「利他」の精神で!

 新薬やワクチンによって、逆転劇は必ず起こると信じています。しかし、再び資源浪費型経済に戻ってしまえば、また新たなウィルス禍が生じることになるでしょう。我々が目指すべき方向はどこなのでしょうか。人間の持つ唯一無二の武器、(日本人には特に長所であり誇れる)「利他行動」(人に迷惑を掛けないことを是とする道徳性、自分よりも周囲のことを思いやって優先する国民性など)の重要性を今一度顧みるとともに、自然と共生する資源循環型経済へ、という意味での「新しい生活様式」へ変容することが肝要なのではないでしょうか。次世代を思いやり、他の生物を思いやり、自然を思いやるという、「利他行動」をさらに進化させることができるかどうか。この試合、その真価が問われています。進化で真価が・・・お後がよろしいようで。最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

P.S.アート・美術関連の小説の名手、原田マハさんのこの本、オススメです!ご希望あれば、お貸ししますよ。

 

 原田さん自身、学生時代に「もぎり」のバイト経験もあるほどの映画好き。この本のストーリーは、「大丈夫か、映画館経営?!」とつながりあり。エンディング、本当に感動的!マジ、泣けます!加えて、この文庫本のオビを見ると・・・泣けます・・・別のイミで。様々な方面からの映画出演依頼を、「コメディアンとしてのイメージを崩すことになるから。」との超プロ意識から、長年、拒否し続けていた志村けんさんの初主演(初出演?)映画でした。口説き落としたのは、日本映画界の重鎮、山田洋次監督。クランクインしたばかりの今年の春、コロナ罹患の報道が出てから、あっという間でしたね・・・

 志村さん主演の映画を観ることはもうありません。残念です。昨年、NHKの「となりのシムラ」シリーズで、新境地を開拓しつつあるときだっただけに、よけいに口惜しいです。沢田研二さん(ジュリー)が代わりを務めるとのこと。撮影再開されているのかな?映画楽しみですが、今はただただ、「合掌(これは「キネ神」からのパロディ。読んだらわかる。)」。

 

錦高日記7月15日(水) ~生徒会執行部の活動~

 期末試験3日目が終了しました。本日は1年生が現代社会と保健を、2年生が生物基礎/地学基礎(文系)または物理基礎/生物基礎(理系)と現代文とコミュニケーション英語Ⅱを、3年生はコミュニケーション英語Ⅲと世界史特講/日本史特講(文系)または化学(理系)と公民特講/日本史特講(文系)または地理B(理系)を受験しました。ようやく残り1日となりましたが、生徒たちには気を緩めずに最後まで頑張ってほしいと期待しています。
 さて、6/24の日記でお知らせしましたが、今年度より生徒会執行部の皆さんが作成・配付していこうとしている生徒会便りの名前が『紫錦速報』と決定されたようです。本校のHPも彼ら彼女らに負けないように校内の様々な生徒情報や学校行事の様子等を発信していきたいと思いますので、こちらもよろしくお願いします。また、校舎各所におかれるようになった目安箱には、1週間あたりで約90枚もの様々な意見が投函されているようですよ。今後も執行部と在校生の間で活発な意見交換が行われていくことを願ってやみません。

 

錦高日記7月14日(火)Ⅱ ~3年生 フェイスシールドをつけて実験~

 写真は3年生の化学の授業風景です。先週金曜日の授業で、初めてフェイスシールドを装着して「アルコールとアルデヒド」の実験に臨みました。フェイスシールドを着けるとグッと雰囲気も上がります。生徒たちは、真剣に試験管を見つめ、データを記録していました。時折笑い顔もこぼれ、普通教室での学習では味わうことができない「実験」の魅力を満喫しているようでした。将来のサイエンティストたちですね。

**この実験はテストにでたのかな~??出てなくても実験は楽しいですよね!?**

   

【お知らせ7/14】保護者の皆様方へ ~制服リサイクルの販売停止について~

 日頃より本校PTA活動にご協力をいただきありがとうございます。

 さて、例年本校PTAでは卒業生から任意で制服を提供していただき、学校行事等を利用し必要とされる在校生へ安価に販売し、その売り上げをPTA活動費として活用させていただいております。

 しかしながら、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため学校行事の多くが中止となっており、制服を販売する機会がございません。このため、大変勝手ではございますが、今後の制服リサイクルの販売を停止させていただくこととしましたので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、PTA行事が再開され制服リサイクルの販売も再開する場合は、このホームページ等にてまたご案内いたします。

                              石川県立金沢錦丘高等学校PTA会長  井波 秀俊

錦高日記7月14日(火)Ⅰ ~期末試験2日目、野球部のチーム紹介~

 期末試験2日目が終了しました。本日は1年生が古典と化学基礎を、2年生が古典と世界史A/地理Aと政治経済(文系)と化学(理系)を、3年生は古典と生物&地学演習(文系)と物理/生物(理系)を受験しました。折り返しになりますが、残り2日間も頑張ってほしいものです。
 ところで、今朝の新聞に本校野球部のチーム自己分析が掲載されていました。また、今夕にはHABスーパーJチャンネル「ボクらの夏2020」(17:33頃から放映予定)にて、その活動も紹介されます。興味のある方は、是非ご覧ください。なお、本チームは石川県独自大会地区予選において、7/18(土)に県立工業高校と対戦いたします。こちらの応援もよろしくお願いいたします。

 ※球場の写真は昨年度の試合のときのものです。

  

 

錦高日記7月13日(月) ~試験期間中の図書室~

 今日から1学期の期末試験が始まっております。いつもの放課後ならば、生徒たちでいっぱいのマルチメディアセンター(図書室)なのですが、今日はガランとしてしまっています。(この上の学習室は自習する生徒でいっぱいだったのですが・・・)

 先日、昼休みの時間にのぞいたときには、本を借りたい高校生と中学生たちが受付に列をつくっており、図書委員の男子生徒が黙々と貸し出し作業を行っていた姿が印象的でした。試験日は残り3日、生徒たちははやく自由な放課後を過ごしたいのでしょうね。

   

 

ほりほりの部屋Vol.17「ホントに悪魔??まさかの・・・~コロナに関する一考察①~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今学期最初で最後の定期テスト、スタートです!今日から4日間、全力で!全ては「なりたい自分」に近づくために。何が何でも、GAT!!

 ある日の夕暮れ時。5階のGOT業務を終えて、ふとテラスに目をやると、なにやら手すりに・・・あれは・・・?

(写し方、悪くてスミマセン・・・いつも)

 ときおり、ゆっくりと左右見渡しながら、悠然と構える姿。この頃、ニュースなどで目(耳)にすることがある「チョウゲンボウ」では??鳥類の生態系のトップに君臨する猛禽類(もうきんるい)の一種。ハヤブサ科に属し、鷲(ワシ:eagle:楽天?)や鷹(タカ:hawk:ソフトバンク?)の仲間。そういえば、以前よく見かけたカラスたちが、ここんとこ、さっぱり見かけなくなっていたっけ。君が「来校」してくれているからなのね、きっと。カラス自身に罪はないけれど、棲みつかれるとフン害に悩まされるし、繁殖期になると近づく人を攻撃するし・・・本校生徒の安心安全のためには助かります。まさに、「大明神」に続く、守護神、守り神ですね。頼りにしてます。今しばらく、Stay at NISHIKI, please!!

 さて、今回の新型コロナウイルスについて、何が真実なのかさえもわからないくらい、様々な情報が飛び交っています。出所が明確な情報、信用できる機関からの情報をもとに堀がわかったことや考えていることについて、2回に分けて書いてみます。諸君から意見や考えを聞いてみたいです。いつでも校長室にお越しください。今回の視点は、先ほどの「生態系」です。(3年生諸君にとっては、小論文ネタになってくれれば、との願いもあります。参考まで。「生物」担当の先生方、間違いは指摘してください。すぐ修正します。よろしくです。)

 地球上のありとあらゆる生命体は生態系の中で、生物多様性の一員として進化を繰り返しています。ウィルスも、その例外ではなく、それぞれ決まった野生生物の中で共生関係を築いてきました。そして、ある種の生物集団が増えすぎて、生態系のバランスを崩すようなことが起これば、その集団に寄生し、感染症をもたらし、集団密度を低下させて数の調整を図ってきました。(一方で、より強い集団へと進化させる、つまり、内なる天敵としての機能も果たしてきた、とも言えるそうです。)

 ここに、「ウィルスがなぜ存在するのか?」という問いへの答えがあります。地球上の生態系バランスの維持、ということです。増えすぎた生命体を減らすべく、数的調整を行う、という図式です。(「チョウゲンボウ」が本校に飛来したのも、この山科地区周辺の生態系維持という観点から考えてみるのが正論なのでしょう。本校のフン害防止目的、ではなさそうです・・・)つまり、我々人間が生態系バランスを崩すようなことをしたため、従来決まっていた(人間ではない)野生生物とコロナウィルスの共生関係を崩すようなことをしたため、数的調整の場面に巻き込まれつつある、ということなのです。我々人間が生態系を破壊し続け、このウィルスと野生生物が生息するエリアの奥深くまで足を踏み入れたことで、このウィルスとの接触機会が増大し、自然界から人間社会に噴出させてしまっているのです。AIDSもエボラ出血熱も同様で、新興感染症は全て自然破壊の産物で、このコロナウィルスは、新興感染症の最先端に位置づけられる、とのことです。

 先週のNHK番組、ノーベル賞受賞者で京大教授の山中先生とタモリさんの対談番組「人体VSウィルス」にて、山中先生は自身が大好きなスポーツ、ラグビーに例えて、こうおっしゃっていました。「この試合は今、前半が始まったところです。前半は(ウィルスに)やられっぱなしの展開です。ハーフタイムに作戦を練って、後半は逆転します!」世界の第一線で活躍され、全世界を網羅するネットワークを持っておられる山中先生のコトバとデータ提示には強い説得力がありました。いろんな治療方法や複数の既存薬の効果的活用法などについて、様々な映像を交えて、根拠を示しながら、シロウトにもわかりやすく解説されていました。生死を分けるポイントは、「血栓」だということもよく理解できました。早期のワクチン開発とともに治療方法の確立を心から期待しています。

 人類にとっては「悪魔」の存在、でも、生態系全体から見れば「救世主」・・・なのかも・・・生物学的な視点から、客観的に整理するとそういうことになります。人間の日常生活の視点から見れば、土砂降りの雨は好ましいものではない一方で、屋久杉の視点から見れば、必要不可欠というのと似ているかもしれません。それにしても、人類応援団としては、なんとか逆転のきっかけがほしいところです。そのためにも、相手のもう一つの攻撃手段についてよく理解する必要があります。人類の本性、「人としての心」を蝕む攻撃手段について。次回も、コロナウィルスについて。To be continued.ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

錦高日記7月10日(金)Ⅱ ~2年生 ZOOM講習会~

 本日2年生は、7限目「総合的な探究の時間」にZOOMによるZOOM講習を受けました。

 職員室のPCの前に講師の北村先生が会議を始めると、各教室のスクリーンには北村先生の顔が大きく投影されました。映像を通してZOOMの使い方や注意事項を学びながらZOOMの操作の仕方も学びました。今年はコロナウイルス感染症があるので、探究活動ではICTを多く用いる予定です。コロナのせいで不便もありますが、コロナのおかげで生徒たちは現代的なツールを用いて社会の方々とコミュニケーションをとり、世界を広めようとしています。

※写真はマルチメディアで行ったクラスです。電子黒板に投影されています。

 

 

 

【お知らせ7/10】3年生の保護者の皆様へ ~大学共通テスト意向調査の実施について~

 平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

 さて、既に新聞等で報道されているとおり、令和3年度大学入学共通テストの試験期日について、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れにも配慮した日程として、1.令和3年1月16日、17日のほか、2.同1月30日、31日が設けられました。

 この2つの日程に関して、試験会場の手配や試験問題などの印刷等の都合から、現在における受験日の希望調査をするよう、文部科学省より指示があり、本校では7月13日(月)の朝にこれに関するアンケート調査を実施することとしました。この調査は、お子様お手持ちのスマートフォン等で行っている「錦丘健康チェック」のアンケートフォームと同様の形式で行います。なお、今回の受験日の回答は決定事項とはならず、今後お子様の進路実現を第一に考え、十分な面接等を重ね、8月の保護者懇談会でも検討し、9月中旬の共通テストの出願時にお子様の意思を尊重したうえで受験日が最終決定されます。    石川県立金沢錦丘高等学校進路指導課

【お知らせ7/10】卒業生の保護者の方々へ ~制服リサイクルの提供について~

 日頃より本校のPTA活動にご協力をいただきありがとうございます。

 さて、例年本校PTAでは卒業されたお子様から任意で制服を提供していただき、学校行事等を利用し必要とする在校生へ安価に販売し、PTA活動費として活用させていただいております。今年度も沢山の提供品をいただくことができ、誠にありがとうございました。

 しかしながら、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために学校行事のほとんどが中止となっており、いただいた制服を販売する機会がないまま、在庫がいっぱいの状態が続いております。このため、大変勝手ではありますが、今後の制服リサイクルの提供をご遠慮いただくこととしましたので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、制服リサイクルの提供を再びお願いする際は、このホームページ等にてご案内いたします。

                              石川県立金沢錦丘高等学校PTA会長 井波 秀俊

錦高日記7月10日(金) Ⅰ~質問天国!~

    来週月曜日から4日間にわたる期末試験が始まります。この1週間、職員室近辺のいたるところで真剣な顔で質問をしている生徒たちが見られました。質問に答えるためのスペースがなくなったため、わざわざ別の講義室・教室へ移動して質問に答えてもらっている生徒やずっと立ったまま廊下にある黒板を使っての説明を聞いている生徒も見られました。自分があやふやなところを自主的に無くしていく学習こそが、一番しっかりした学力につながるのだと思います。頼れる先生方やクラスメイトなどを大いに利用し、わからないことをわかるようにすることなど、自分はどのように学ぶと一番効果的なのかを、高校時代に試行錯誤しながら身につけていってほしいと願っています。

        

錦高日記7月9日(木)~シェイクアウトいしかわ&卒アル写真撮影~

 昨日のことになりますが、朝のST時に「シェイクアウトいしかわ」という避難訓練に参加しました。放送部による簡単な説明の後に、「地震発生!」のアナウンスがあると同時に素早く机の下にもぐり、身体の安全を確保するという訓練でした。消防署の方によると、本校の校舎は新しい構造のため、地震には大変強いそうです。それでも、何事もなく過ごしていきたいものですね。

 

 今日は卒業アルバム用の3年生の授業風景を、写真屋さんが撮影してくださいました。コロナのこともあり、生徒はマスクを着けていますが、授業風景撮影ではさっとマスクを取って、にこやかに写っていました。もちろん、撮影後はすぐにマスク姿に戻っていました。どのようなアルバムになるのか楽しみです。

  

錦高日記7月8日(水) ~生徒たちの自主的な学習~

 定期試験の準備期間に入っており、放課後に教室や校内各所にある自習スペースで学習を行う生徒が増えています。下の写真は、16時頃の2年生の教室及び1,3年生の自習スペースでの様子です。

 2年生では、放課後の教室で行う自主学習について約束事を定め、有志たちが下校時間までしっかりと勉強に取り組んでいます。週の半ばにはなりますが、教室内は規律が保たれ、放課後にもかかわらず緊張感まで漂います。

    

 もちろん、1,3年生でも放課後まで校内に残って頑張る生徒は多くみられます。1年生にとって4日間にわたる長いテスト期間は初めての経験になるはずです。準備のペースをつかむうえでも、わからないところをすぐに友人や先生に質問できることでも、効果的な学習ができるのではないでしょうか。

 自分の”夢”を実現するために努力を続ける生徒たちが数多くいることは、本校自慢の一つです!!

    

 

 

 

錦高日記7月7日(火)Ⅱ ~「紫錦祭、みんなでこれをやろう!!」~

 今日の7限目はLH、クラスごとに紫錦祭の出し物を決めました。

 2年生は教室などを使って催事を行います。ボウリング、人生ゲーム、脱出ゲーム、ストラックアウト、などなど。コロナがありますが、「密」にならないように工夫ができそうなものを、みんなで考えて、多数決で決めていました。先生方は廊下で情報交換したり、自ら1票を投じたりしていました。

 

 3年生は模擬店です。唐揚げ、焼き鳥、ホットドックに焼きそば。馴染みのメニューが黒板に並んでいました。3年生は高校生活最後の紫錦祭になります。生徒はもちろん、先生方も真剣です。それぞれのメニューの長短を先生方が話すと、生徒たちはじっと耳を傾けていました。

 

 今年の紫錦祭のスローガンは「New Normal ~千紫万紅の煌めきを~」です。「千紫万紅」とは「紫や紅色などさまざまな色の花が咲き乱れ、彩り豊かなさま」だそうです。生徒一人一人が自分の色を輝かせてくれるような紫錦祭になることを期待しています!

錦高日記7月7日(火)Ⅰ ~1年生紫錦祭企画会議~

 本日の放課後、1年生の紫錦祭での催事を企画する会が行われました。各クラスの意見3つ程度を持ち寄った代表者たちが一堂に会し、本校第一フロア(体育館)にてやりたいことをまとめていきました。様々な意見が出され、会の終盤までには、短編映画制作、巨大展示物製作、ギネスチャレンジ、ドッジボール大会、キックターゲット大会などに絞られていました。この後、絞られた企画案が各クラスに持ち帰られて、1年生の総意が決定していきます。

   

ほりほりの部屋Vol.16「長靴って“RDB”入り?~0.2%?!~」

 

 皆さん、こんにちは。堀です。「七夕」に、「あの2人」にはあいにくの雨だけれど、こんな日こそ!『アメニモマケズ、カゼニモマケズ、シメッポイクツシタニモマケズ』、GAT(元気で、明るく、たくましく)!

 今朝、挨拶運動に立っていました。風邪、ひかんといてや~、と言いたくなるくらいに雨に打たれた生徒もかなり見かけました。時間帯によっては、まさにバケツをひっくり返したような降り方で、必死に傘にすがりついている中1男子もいたりして。「おー、よう来た、よう来た」と声かけしてしまう場面もありました。(最近の降り方って、東南アジア並み(?)に、いっときに一気に降ることが多くなっている気がするのは堀だけ?)そんな中、高校生の足下が気になって、立っていた約50分間だけですが、長靴を履いている生徒数を数えてみました。何人いたと思いますか??堀が立つ前後にも着用していた生徒がいたかもしれませんが、目視できたのは、ナント!2人のみ!本校生徒の雨天時長靴着用率、0.2%!これはまさに、Red Data Book入り(?)の数値。2人ともJKでしたが、そのうちの1人には、足下を指さして、「正解!」と叫んでしまいました。彼女は笑って、頷いてくれていました。スニーカーを履いた、ある生徒は、「くつの中が大洪水ですう。」と嘆いていました。(ちなみに、先生方で長靴着用を確認できたのは、国語の水〇先生だけでした。教員における着用率1%!正解!)この数値の低さは、下駄箱の内容量スペースそのものが不十分、という根本的な問題や、今朝みたいな降り方はめったにない、ということも一因かと思います。

 それにしても、今日1日、ほとんどの生徒、ソックスの状態は不快かも、と心配になる堀でした。湿気のせいで髪型もなかなか決まらず、様々な印刷物、「紙もの」もしけって、くったりしたりして。梅雨とか、雨って、とかくネガティブなイメージをもたれがちです。一方で、大自然の大きな営みの中では、なくてはならないものでもあります。

 

 昨年9月、「呼ばれて」屋久島上陸した際のものです。左の巨木は、推定樹齢3000年の「弥生杉」、その生命力には圧倒されました!豪雨の中、幹に抱きついて、すりすりしてしまいました。次の2枚は、まさにジブリの世界を彷彿とさせませんか?残念ながら、「こだま」をとらえることはできませんでしたけど。およそ2時間の短いトレッキングでしたが、ツアー中ずっと土砂降りで、スニーカーの中、大洪水状態であっても、ものすごーーーく楽しい探検でした。身も心も、屋久島の雨で、全ての穢れ(けがれ)を洗い落とせた、そんな気になりました。こんな雨もあるのです。屋久島には自ら「行く」のではなく、屋久島から「呼ばれる」のだ、と言われています。諸君も「呼ばれたら」、発作的に応えたら良いと思います。あっ、その際は、お隣の島、種子島もお忘れなく。鉄砲伝来の地であることもさることながら、日本の科学技術の粋、種子島宇宙センター、JAXAにて、HⅡA/HⅡBロケットを見ない手はありませんよ。打ち上げにも立ち会えたらスゴいね!大学時代、人生において、最も自由時間がある時、我が国が世界に誇る、大自然と科学技術の両方を、是非是非、堪能してください。オススメです。写真では伝わりきらないすごさを体感してきてください!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.  今日、7月7日、「七夕」と書いて、「たなばた」って読むのはなぜ?おりちゃん(ベガ)とひこちゃん(アルタイル)が年1回再会すること、つまり、恋愛がメイン?短冊に願い事を書くことがメイン?笹竹に飾りをするのはなぜ?そもそも、短冊にはどんなことを書くの?う~ん、チコ的疑問満載の日なりね~(コロ助風に)。実に様々な伝説が結び付いて、現在の「七夕」となっています。「自分で」ググってみてね。知識は簡単に得られます。そういう現代のことを「知識基盤型社会」と言います。賢くなろう!!

錦高日記7月6日(月) ~俳句甲子園、2年連続全国大会出場!!~

 本日は1学期末試験のちょうど1週間前になり、せっかく始まった部活動も停止です(下の写真は、大職員室入り口にある男子テニス部と陸上部のメッセージボードです。)。1年生にとっては、高校での最初の定期試験になります。赤点をとらないように(意識が低すぎましたかね・・)学習計画をたててしっかり準備していってもらいたいと期待しています。

 さて、嬉しいことに本校生徒の創作活動がまた評価されました。「第23回俳句甲子園」の出場32チームの1つに、本校2年生5名(21H野口さん、21H山田さん、22H眞舘さん、24H沖村さん、26H中村さん)のチームが見事選ばれました。本当におめでとうございます!地方大会がコロナ禍によって投句審査のみになってしまいましたが、日頃からの努力が報われましたね。全国大会も投句審査のみになり、その作品の締め切り日が7月10日(金)までになるようで、代表選手たちはテスト勉強をしながらも作品づくりに頭を悩ませる忙しい今週になりそうです。(ファイト!!頑張れ!!)

  R2 1学期期末試験 時間割.pdf  ←定期試験の時間割をご覧いただくことができます。

 

    

     

【お知らせ7/3】保護者の皆様方へ ~お子様の健康管理について~

 平素より、本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。

 さて、隣県においては高校生の感染者が出ていることを踏まえ、お子様の健康管理に改めてご留意いただきますようお願いいたします。

 ・朝の健康チェックを必ず行い、以下の1~4のような症状がお子様にある場合は、まず登校を控えたうえで、担任に  連絡してください。   

   1. 平熱を超える発熱                  2. 嗅覚や味覚の異常   

    3. だるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)        4. 咳、のどの痛みなど風邪の症状   

・上記の1~4の症状が出た場合には、保護者の方から保健所等に相談してください。

・感染者、濃厚接触者だけでなく、欠席した生徒に対しても、偏見や差別につながるような行為は決して許されるものではないこともご指導ください。   

  各ご家庭におかれましても、改めて、感染予防に十分注意した行動をおとりいただきますようよろしくお願いいたします。                                                                                                      

                                     石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

進路指導課より ~2年生 進路講演会~

 本日、2年生を対象に、ベネッセコーポレーションより講師の先生を招いて、進路講演会が開かれました。

 講演では、夏休みにやるべきことや基礎を固めることの大切さについて、講師の先生ご自身の高校時代の経験も踏まえながらお話しいただきました。メモを取りながら真剣に話を聞いている生徒たちの姿が印象的でした。 以下、生徒の感想です。

「今回のコロナウイルスによる休校期間中は、自分が思うような勉強をすることができませんでした。今日の話を聞いて、夏休みからと言わず、今日から始めたいと思います。」

 今年はコロナの影響で例年よりも短い夏休みとなりますが、自分の将来の姿を見据えながら、充実した夏となるよう過ごせるといいですね。

 

錦高日記7月3日(金) ~避難訓練~

 昨日は1・2年生が、本日は3年生が避難訓練を行いました。例年であれば、地震の後に火事が発生したという設定のもと、生徒全員が一斉に校庭に避難するという内容ですが、今年はコロナがあるので「密」にならないように、消防署のご協力を得て訓練を実施しました。

 まず、教室で消防署よりお借りした防災に関するDVDで災害時の心得を学んだ後、避難経路の説明を受け、実際にクラスごとに移動して避難経路を確認しました。DVDはとても具体的で分かり易く、浅野川の氾濫、38豪雪や森本・富樫断層など地元の話題も扱われていたので、生徒たちは興味深く静かに見入っていました。

  

 

錦高日記7月2日(木)Ⅱ ~図書委員会 ポップ作り~

 本日の放課後、図書委員会によるポップ作りがありました。本を紹介するポップは、本の帯とともに、本を選ぶ際のガイドになることがあります。生徒たちは、自分のお気に入りの本を選び、紙片を思い思いの形に切ったり、文字をデザインしたり、着色したりして、その本の魅力が他の人に届くように工夫を凝らしていました。写真は製作過程です。どのようなポップができあがったかは、後日ご報告します。楽しみにしていてくださいね!

  

 

 

 

錦高日記7月2日(木)Ⅰ ~紫錦祭8/28の準備スタートしてます!〈クラスTシャツ編〉~

 8月28日(金)に、例年から規模を縮小して(今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般保護者の方々の参加も遠慮していただくことになります。残念ですが・・・)行うことになった”紫錦祭”の準備がスタートしております。

 本日放課後は、講義室に各クラスのTシャツ係の生徒らが集められ、生徒会担当の先生から作製にあたっての指示や注意などが与えられました。また、Tシャツの色がかぶらないようにするための話し合いも行われました。(平和的な話し合いが行われていましたが、選べる色の種類が多かったため、似たような色のTシャツはできてきそうです。)1年生にとっては、高校生になって初めての大きな行事をクラスメイトと迎えることとなり、第一フロアを使っての催事とともに、両方の立案をスタートしなければなりません。夏休みには、授業日も設定されているため、いつもより準備時間も短くなるはずなのですが、本校生徒たちの企画・運営・団結力のお手並み拝見の機会として期待しております。

    

 

錦高日記7月1日(水) ~錦丘ギャラリー~

 以前にも錦丘日記でご紹介しましたが、本校の中央階段の踊り場には「錦丘ギャラリー」(勝手に名付けています)があります。本日ご紹介する作品の数々は、これまでに本校に在籍し、主に美術系大学へ進学していった生徒たちの作品です。どれもこれも細部にまで心を尽くした作品になっていると思います。例えば、アジを描いた作品などは本物そっくりです。写真では十分にそれがお伝えできないのが、とても残念です。どうぞ、ご来校されて、ご覧ください・・・と言えないのもまた、残念です。(コロナのせいです)せめてこの場で、ご鑑賞ください。

  

  

 

 

 

錦高日記6月30日(火) ~Heart to Heart 1年生学年集会から~

 本日の7限目、20分足らずという短い時間でしたが、1年生は学年集会を開きました。

 SOSの出し方やSNSに関する注意に続いて、今日は13H担任の鈴木先生が「こころ」についてお話ししました。本来であれば1年生は、4月入学式で出会い、自己紹介や遠足などを経て、ゆっくりとお互いを知り、陸上競技大会や球技大会でさらに友情を深めていくという過程を経ます。ところが今年はコロナの影響で、実質学校が始まったのは6月1日、まだたった1月しか経っていません。「さまざまなことを省略せざるを得なかった。体が、心が、疲れていませんか?」「こんなときこそ相手を大切にして、君がいてくれて良かった、と思われる人になって欲しい」と鈴木先生は話していました。

 

【お願い6/30】保護者の皆様方へ ~登下校時における乗降車マナーについて~

 

 平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。

 さて、本校グラウンド付近の方から、生徒の乗降車の際に、溝蓋を跳ね上げそのまま走り去る等のマナーの悪さが目に余るという旨の苦情の連絡をいただきました。本校近隣の方々には、この新型コロナ禍において車でお子様を送りたいという保護者の皆様のお気持ちや交通の支障にならないよう本校から離れた安全な場所での乗降をお願いしている実情等をご理解していただいているところです。今後も学校近隣での乗降車マナーをお守りいただくとともに、交通安全にも十分ご留意いただきますようお願い申し上げます。  

                  石川県立金沢錦丘中学校長 才鴈一博 石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

錦高日記6月29日(月) ~サッカー部 紅白戦~

 7月1日に予定されていたサッカー部の紅白戦が、梅雨の晴れ間をねらって、急遽本日行われました。

 試合前には赤いユニフォーム姿の3年生が集まり、卒業アルバム用の写真を撮影しました。

 その後、一列に整列。みんなでピッチに並ぶのもこれが最後。キックオフのその後は、下級生チームも全力でぶつかります。その姿を1年生の新入部員や保護者の方々がじっと見つめ、ビデオや写真におさめていました。

 2週間前からソフトテニスや硬式テニス、バスケットボールなどで総体の代替試合が行われています。部活動の区切りがついた後は「なりたい自分」に向かってまっしぐらです。今日の試合が良い思い出になると同時に、大きなターニングポイントとなって欲しいと思いました。

   

   

ほりほりの部屋Vol.15「教師にとっても思い出は重いでぇ~クラT or クラポロ~」

 皆さん、こんにちは。堀です。 梅雨<つゆ>どきこそ、GAT!(梅雨<ばいう>は黴雨<ばいう>から、チコより。目から鱗でしたね、先週も。コトバって、The tail is also white!あ、いや、尾も白い!→面白い!<ルー語?>)つまり、カビにも負けず、GAT!

 さて、あらためて、生徒会の諸君、総務委員の諸君には、心より感謝します。コロナで、縮小せざるを得ない、今年の紫錦祭。密を避けるべく、中高合同開催さえもあきらめた現状・・・できる限度はどこまでか?生徒会担当の先生方を中心に、様々な情報を入手し、できうる限り、寄り添いたいと知恵を絞っています。最終形がどのようなものになるのか、現時点ではまだまだ不透明です・・・タメイキしか出ないような状況にもかかわらず、諸君らは全生徒からアンケートを取り、集計・整理し、先生方の意見も取り入れながら、懸命に調整してくれています。100%全員が満足することは難しいかもしれません。でも、どこか、必ず、納得できる「落としどころ」があるはずです。極端な話、前日まで、試行錯誤せねばならないかもしれません。本校の先生方は、生徒会と総務委員の「縁の下の力持ち」(堀は“silent partners”<「物言わぬ同伴者」という英語訳が好きです。>)的な活動を心からバックアップします!!あきらめず、粘りましょう!感情的になったら、「負け」ですよ。冷静に。落ち着いて。誰にも悪気はないのですから。皆、よかれと思ってやっているのですから。

 

    写真は、堀生涯最後のホーム担任(38H<理系>担任)時、「陸上競技大会」、「スポーツ大会」、「二水祭」で着用した、いわゆる「クラ(ス)ポロ(シャツ)」とうちわです。卒(業)アル(バム)の中でも、このオレンジ軍団は躍動しています。運動部のキャプテンが8人もそろい、優勝しまくりの常勝軍団でした。38Hのクラス開きの日、4月8日、担任の自己紹介の際、「好きな色は、暖かさの象徴、オレンジと、強さの象徴、黒です。」と言ったことがこのクラポロの配色を考えた理由とのこと。左胸心臓のあたりには、3と8をデザインしたハートマーク、バックプリントとうちわは、どこぞの缶コーヒーの「親分」マークをもじったデザイン(堀に喫煙習慣はないけれど・・・)とのこと。ホーム担任として、陸上競技場やら、グランドやら、体育館やら、模擬店のテント内やら、縦横無尽にかけずり回って、応援三昧でした。あれから早、12年、ずっとhomeless・・・担任すべきhomeがないので、homeless・・・ああ、なつかしの38ホーム。I miss U! まさか、あのクラスがthe last homeになろうとは・・・あの時は夢にも思いませんでした。2学期以降の勉強での頑張りも見事でした。皆、「なりたい自分」を目指し、あきらめず、国公立後期試験まで突っ走りました。D判定はもちろん、E判定さえもひっくり返し、金大医学部理学療法学科を突破した野球部キャプテン。面談途中で初めて、本当の「なりたい自分」が見えて、工学部志望から経済学部志望に変わり、今は神戸で公認会計士として活躍している男バス部センター。(県総体で強敵を破った直後、汗だくの彼と思いっきり抱き合ったっけ・・・)「あ」で始まる名前で出席番号1番の生徒と「よ」で始まる名前で出席番号最後の生徒の「なりたい自分」が偶然全く同じ、助産師で、今は2人とも金大附属病院勤務で、この7月、片方がもう片方のお産を担当する、なんて、ウソみたいなホントの話があったりして。40人の生徒に40通りの進路があって、担任として向き合った、それぞれ膨大な思い出があって・・・「クラポロ」を久々に眺めてみて、様々なことを思い出した堀でした。3年生諸君はどんな「クラT」や「クラポロ」にするの??諸君ら同様、担任にとっても、やっぱ、思い出は重いでぇ。お後がよろしいようで。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

 

ほりほりの部屋Vol.14「守護神ハマ〇、降臨?!(35H前に)」~初めての『大学入学共通テスト』まで、あと200日ゆえ?!~

 皆さん、こんにちは。堀です。 Long time, no see! でも、やっぱGAT!

 先週、先々週の2週間、朝の挨拶運動も、「ほり部屋」の投稿もお休みさせていただきました。挨拶運動は・・・1回だけ参加したっけ・・・登校の際、「おひさしぶりですねっ!」と声をかけてくれる生徒もいました。まさに、Long time, no see!でしたね。「ほり部屋」も「螢川」の1回だけ。<『あの週の土曜日、ホタル、乱舞してました!』と、わざわざ校長室まで報告に来てくれた生徒もいました!うちわを持って、家族でホタル観賞したとのこと。思い出になってくれれば、こんなにうれしいことはありません。投稿した甲斐がありまする。>また、こんなこともありました。1日だけ、ベルト姿で校内「徘徊」していたら、ある生徒2人組に、クスクス笑われながら、「今日はサスペンダーじゃないんですねっ!」と言われました。サスペンダーって、意外と暑いのです!<生地の分か??>でも、やっぱ、サスに戻そ、と思った堀でした。<イメージ大事?!>

 この2週間は、諸君の出身中学約30校(除:錦中、no wonder!)の校長先生を訪問し、刷新した学校案内パンフレットを持参し、錦丘の現状と今後について、諸君の活躍ぶりを中心に、朝から晩まで熱く語ってきました。いわゆる、「トップセールス」です。先々週月曜日の高尾台中を皮切りに、先週金曜日の鳥越中まで、どの校長先生方も歓待してくれました。「公立高校では、1番早い訪問ですよ。他はまだ、アポも入っていません。<私立いれれば、2・3番手>」とのこと。どこも、3年生の全クラスに、本校のパンフ、表裏両面で掲示します、と言ってもらえました。<いずれ、他の高校の訪問が増えれば、「普通の扱い」になるんでしょうけど・・・今しばらくは掲示板独占か?!>コロナのせいで、体験入学が中止になってしまい、本校の良いところをアピールする場が不足している、との思いから、2週間、飛び回っていました。ようやく、一段落したので、明日から、朝の挨拶運動に復帰します。GOTとしてのお仕事も頑張ります。また、全先生方の、献身的な消毒活動のおかげで、諸君の「何気ない日常」が守られていることは、くれぐれも心に留めておいてほしいと思います。先生方は常に、諸君を見守っていますから。

 

 さて、本日、早朝、35H前の机の上に、青い物体が・・・あれは??テレビの「ジャン〇・スポー〇」で見かける、ハマ〇大明神では?さては、昨年に引き続き、3年生の守護神になろうと、早めに降臨したか?そういえば、今日で、「大学入学共通テスト」初日まであと200日という区切りの日。3年生!!夢への階段を1段上るため、「なりたい自分」実現の踏み台となる上級学校へのパスポートを手に入れるため、いよいよエンジン全開する時!朝な夕なに、教室や廊下で自学自習に励む諸君らの姿に胸が熱くなる今日この頃です。Heaven helps those who help themselves.「神は自らを助くる者を助く。」必ず、報われますから。自分の未来を信じて!他の誰でもない、諸君自身が自分の未来を信じずして、誰が諸君の未来を信じるというのか。「あきらめたら、そこでゲームセットですよ、ふぉふぉふぉ。(by 安西先生)」本校の先生方も、大明神も、諸君の頑張りを、最後まで見守ります。偏差値を追うな!偏差値は後からついてくる!大学は諸君の夢実現の「踏み台」にすぎないのです。大学を「踏み台」にして、大きく羽ばたく、そういう錦生であってください。諸君は100才まで生きるのです。たかだか18年生きただけで、入学する大学の「ブランド」だけで、人生決めてどうするの?「なりたい自分」への最適な「踏み台」はどこ?ホーム担任をはじめとする本校の先生方やご家族と一緒に、精一杯悩んでください。諸君らの先輩方も、いっぱい悩んで、悩んで、進路決定してきました。やるしかないのです。Just do it!  ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記6月26日(金)Ⅱ ~石川県高校総体代替金沢地区大会の結果から~

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止となった石川県高校総体の代替大会が、6月20日(土)から各所で始まっています。ソフトテニス競技では6月21日(日)に金沢地区大会がおこなわれ、男子の33H松本爽楽さんと27H横地音和さんのペアがリーグ戦2位トーナメントで第1位となりました。また、同日はハンドボール競技においても代替大会が行われていました。3月から部活動がほとんどできず思ったような練習もできませんでしたが、自分たちの力を大いに発揮してくれたのではないでしょうか。3年生の部活動は本当にこれが最後です。しっかりとここから切り替えて、次の自分の夢に向かって突き進んでいってもらいたいと思います。

 なお、明後日6月28日(日)には、男女バスケットボール競技とテニス競技の代替大会が予定されております。出場する3年生には精一杯のエールを送ります!!

錦高日記6月26日(金)Ⅰ ~1年生課題研究 学問・職業研究③

 本日の1年生の7限目「総合的な探究の時間」は、『学問・職業研究』の3時間目でした。本時のお題は、宿題となっていた”自分の気になる職業”と”自分の好きなこと”をつなげて考えることで、生徒たちはインターネットからの情報も利用し、”気になる職業”の仕事内容と”自分の好きなこと”の本質の合致するところを考察していきました。

 さて、今後、1年生では自分の進路について深く考えるため、保護者の方々から、また教員から、①進路選択についてどのように考えたらよいのか、どのような選択肢があるのか ②高校ではどのような力をつけておけばよいのか ③大学等で学び、社会で働く先輩としての高校生へ伝えたいこと などのアドバイスを求めていくことになっております。さらに、希望者は学校で用意した外部の職業人(PTA・同窓会の方々を含む)、大学生等からも、上記①~③について聞くことができるようにします。

 これらの学びにおいて、生徒たちの『分析力』『傾聴力』『判断力(収集した情報を文理決定につなげる)』を高めようとしています。保護者の方々にはお子様に適したアドバイスを、また場合によっては、外部人材と繋がるためにお子様のスマートフォン等の使用が必要となる場合もありますので、ご協力をよろしくお願いします。生徒たちの積極的な活動を期待しています。