志賀高日誌
志賀高News
1年生 能登でのフィールドワークを通じた防災学習
7月25日(金)、1年生全員を対象に防災学習を行いました。このプログラムは、私たちも体験した能登半島地震による大規模な地盤隆起等を目の当たりにし、明日起こるかもしれない災害への備えを学ぶことを目的に、金沢大学の塚脇真二先生にも同行していただき、実施しました。
門前にある総持寺では、副監院の高島様から二度の地震による被害の状況や復興に向けた動きについて、説明を受けました。また、地盤が隆起し、海底が露出してしまった鹿磯漁港、黒島漁港では、地元の方から、北前船で栄えた歴史や、変わり果てた漁港への思いについてお話を聴きました。
塚脇先生や、高島副監院、地域の方々のお話から、生徒たちは震災の経験を決して忘れず、「関心を持ち続けること」「向き合っていくこと」の大切さを学んでいます。8月には、グループでこの学習の成果をまとめ、発表する予定です。
志賀高校の生徒たちが、能登復興に向けての力となり、新たなにぎわいと笑顔を生み出す存在になってくれることを期待します。