志賀高日誌

志賀高News

民生委員さんと一緒に高齢者単身世帯の見守り訪問

 7月30日(金)、3年生総合学科福祉系列の生徒4名が、志賀町の徳田地区、里本江地区、給分地区の民生委員さんに同行し、高齢者単身世帯の見守り訪問に参加しました。

 徳田地区では、訪問前に民生委員の山﨑さんにインタビューをさせていただきました。「なぜ、民生委員を引き受けようと思ったのですか」「徳田地区はどんな地域ですか」等、たくさん質問をさせていただきましたが、山﨑さんの「少しでも地域の役に立つことができれば」という言葉が印象に残りました。その後、男性の一人暮らしの高齢者のお宅を訪問しました。1時間近く、生活の様子や趣味、離れて暮らす家族について、笑顔で楽しく話をされる様子に私たちが元気をいただきました。

 里本江・給分(中浜)地区では、民生委員の増田さん、堀辺さんから詳細な資料を基にお話を伺いました。お二人の「訪問を喜んでくださる方の笑顔が一番嬉しい」という言葉が印象的でした。その後、一人暮らし高齢者のお宅を二軒、訪問しました。お二人とも笑顔が素敵で、民生委員さんや地域の方に支えられながら、生きがいを持って暮らされていて、こんな風に年をとれたらいいなと感じました。

 生徒たちからは、「民生委員ってすごい仕事やね」「高齢者の方々が元気で安心したね」「高齢者はいろいろな生活の工夫をしていて、勉強になるね」といった感想が聞かれ、地域での支え合いの活動が、誰もが安心して「住み続けられるまちづくり」に繋がっていることを理解する貴重な機会となりました。

R3_高齢者見守り訪問

1年生 金沢学院大学見学

 7月28日(水)、1年生が「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環として、金沢学院大学を訪問しました。大学では、担当の職員さんから概要説明を受け、学食体験、キャンパス見学を行いました。

 概要説明では、大学、短大、専門学校での学びの特徴や、取得できる資格、生涯賃金等について説明を聞き、進学することの意味を学びました。また、金沢学院大学の7学部8学科での学びや、全国から集まる学生と切磋琢磨して過ごす学生生活について聞き、生徒達は熱心にメモをとっていました。

 学食体験では、管理栄養士が栄養指導を行っている様々なメニューから、考えながら選び、初めての学食でのランチを楽しんでいました。また、キャンパス見学では、広々としたスポーツ施設や、びっしりと専門書が並ぶ図書館、給食調理を学ぶ大きな調理場など、「すごい!」の連続でした。

 生徒たちからは、「文学部で歴史を勉強してみたい」「いろいろな学校のオープンキャンパスに参加し、進路について真剣に考えたい」「大学は勉強だけでなく、学生が楽しく過ごしやすい工夫がたくさんある」「大学の先生から励ましてもらい、チャンスはいくらでもあると意欲が湧いた」といった感想が聞かれ、大学生活に夢をふくらませていました。

 金沢学院大学の先生方、スタッフの皆様、温かく対応していただき、ありがとうございました。

R3_金沢学院大学見学

令和3年度 薬物乱用防止教室

 7月20日(火)の4限目に、「令和3年度薬物乱用防止教室」が開かれました。講師には、羽咋警察署生活安全課の吉村淳係長に来ていただき、現在、「大麻は安全である」などに代表されるような、薬物に対する誤った情報が多く流布されていること、それ故に薬物の危険性を理解し、決して使用しない意志をしっかり持つことの大切さを教えていただきました。

 また、今回の薬物乱用防止教室は、新型コロナウイルス感染予防と熱中症対策の観点から、リモート形式で実施しました。そのため、生徒たちも快適な環境のなかで、熱心に吉村さんの話を聞きていました。この薬物乱用防止教室を通じて、薬物の危険性を正しく理解し、薬物乱用を避け、夏休みを安全に過ごしてくれると思います。

R3_薬物乱用防止教室

ジョブカフェ石川による講話

 7月15日(木)の3限目、令和3年度ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業の一環として、「ジョブカフェ石川による講話」が実施されました。講師として、ジョブカフェ石川のキャリア教育支援グループリーダーの森田浩氏に来ていただき、「学校生活と将来の進路(職業生活)とのつながりを考える」というテーマで講義をしていただきました。森田氏は、安定した収入の確保、職場を通じた広い人間関係の構築、社会的信用の獲得といった点から仕事に就く意味を教えて下さいました。その上で、コミュニケーション能力などの会社が若者に期待する能力などについても伝えてくださいました。

 講演終了後、生徒の振り返りシートには、「これからの未来や将来について、知れてよかったです。自分の将来をしっかり考えていこうと思います」、「会社がコミュニケーション能力や基礎学力を必要としていることが知れたので、就職や進学に向けて、人との会話や日々の授業を頑張ろうと思いました」、「最後までやり通すこと、自分で考えて行動する、成長する意欲を持つ、失敗してもくじけないという4つのことが大切だと学べてよかった」、「いろいろな世代の人と仲良くできる能力が必要なのだと分かりました。」「今後、コミュニケーション能力をみにつけたい」などの感想が書かれており、将来の進路をみすえた上で、これからの学校生活で何を頑張るべきなのかを、生徒たちも考え始めようです。

R3_ジョブカフェ石川による講話

令和3年度 第1回 読書週間

 本年度は志賀高等学校では、「心を育て、心を繋げる生徒指導」を目指し、挨拶運動・読書週間・制服を美しく着る週間・ボランティア週間の4つの取り組みを行っています。そして、7月12日(月)から16目(金)まで第1回読書週間が実施されました。この読書週間は、朝の20分間の読書を通じて、生徒たちが自らの人間性を高めつつ、一日を落ち着いた気持ちで開始できることを目的としています。

 読書週間の間、生徒たちも8時30分には着席し、思い思いの本を熟読していました。週間中、生徒からも、「朝に読書ができるのは、思いのほか楽しい」、「もっとたくさん読書週間があってもよい」など良い反応が返ってきており、多くの生徒が20分の読書タイムを有効に活用できているようでした。また、今年度も文化祭で、本校の特色ある取り組みである「私の一冊総選挙」が実施されます。この読書週間を通じて、生徒にとって書籍が身近なものになり、この取り組みもさらに充実することを願います。

R3_第1回読書週間

大島地区そくさい会との交流

 7月15日(木)、3年生総合学科11名が、「大島地区そくさい会」との交流会に参加しました。暑い中、17名の参加者が大島集会所に集まってくださり、にぎやかに会がスタートしました。初めての司会進行に緊張しながらも、参加者の皆さんの笑顔に助けられながら、フレイル予防体操(志賀人体操)とレクリエーション「ハートをねらえ!」を一緒にさせていただきました。どちらもとても盛り上がり、応援する声や笑い声につつまれていました。

 また、今年度、生徒たちは「志っ賀りサポート隊」としても高齢者を支援する活動を行っています。「生活の中でお困り事はありませんか」、また元気な高齢者には、「私たちと一緒に志っ賀りサポート隊になりませんか」と呼びかけました。

 生徒たちからは、「最初、何を話したらよいのか迷ったけれど、話し始めるとすぐに時間が経ってしまった。『また来てほしい』と言われ、本当に嬉しかった」、「参加者の皆さんが笑ってくれたので、笑顔で司会ができた」「今度は、もう少し大きな声で挨拶したい」等、感想とともに今後の課題もあげられ、次への意欲が感じられました。今後も、たくさんの方々に「志賀人(しかんちゅ)体操」と「志っ賀りサポート隊」を広め、「誰もが住みやすいまちづくり」を目指していきます!

R3_大島地区そくさい会との交流会

第4回 地域ボランティア

 7月11日(日)志賀町ロータリークラブが主催する安部屋海岸(弁天島)の清掃活動にボランティアとして参加しました。みんな一生懸頑張ったことでとてもきれいになりました。漂着物の中には、外国のペットボトルや空き缶もたくさんありました。今回参加したことで、自然をきれいにすることの大切を学びましました。
 次回(8月)は、富来の方で実施したいと思います。

R3_第4回地域ボランティア

1・2年生普通科普通コース「総合的な探究の時間」出前講座

 7月8日(木)6限目に11H、21H対象で志賀町役場企画財政課の方2名をお招きして、「総合的な探究の時間出前講座」が行われました。
 今回は日頃の総合的な探究の時間の地域研究に役立てるため、志賀町の目標とビジョンを掲げた第2期志賀町総合戦略について解説をいただきました。志賀町の魅力や新しい施策・事業、また志賀町が抱える課題などを具体的な事例を通して学ぶことができました。
 生徒たちは真剣に耳を傾けて、たくさんメモを取っていました。質疑応答の場面でも「SDGsの17項目で志賀町が力を入れている項目」や「廃校舎の維持、管理」などについて積極的に質問をしていました。

【生徒の感想】
・自分の研究テーマ以外のところを学ぶことができて、今後の研究の幅が広がりそうだ。
・資料を読むだけでは分からなかったことが説明を聞いて理解することができた。
・志賀町の健康ポイント事業について家族に紹介してみたい。

R3_「総合的な探究の時間」出前講座

3年生社会人講座

 7月7日(水)5、6限目に志賀ロータリークラブの方々8名をお招きして、3年生社会人講座が行われました。7グループ6つの教室に分かれ、推薦入試、就職面接試験を見据えた、面接指導、フリーディスカッションが行われました。
 講師の志賀ロータリークラブの方々からは、「面接の受け答えの際、まず結論を話してからその理由を述べること」、「受け答えの際、企業理念や会社の功績などを織り交ぜることで、印象アップにつながること」などの助言をいただき、生徒は真剣に耳を傾け、メモを取っていました。
 また、全体会での振り返りでは、志賀ロータリークラブの皆様から多大なる期待と激励をいただきました。

【生徒の感想】(生徒アンケートより)
・面接官が何を考えていて、何を知りたいかを想像することの大切さを学んだ。
・模擬面接のとき、声が小さかったり、早口になったので、これから改善して、面接練習に臨みたい。
・自分の決めた道に前を向いて進んでいくことが大切なのだと痛感した。
・普段から面接官の目を見て話すこと、良い姿勢を心がけたい。

R3_3年生社会人講座

「志っ賀りサポート隊」活動報告

 今年度、32H「総合的な探究の時間」では、「志賀高型SDGs『住み続けられるまちづくりを』」の視点から、商業と福祉が連携し、地域課題の解決に向けて取り組みます。活動の一つとして、志賀町の「志っ賀りサポート隊」として地域の高齢者と関わる中で、地域ニーズの掘り起こしを行っていきます。

 7月8日(木)、志賀高生「志っ賀りサポート隊」が初めての依頼を受け、2名が活動に向かいました。依頼内容は、一人暮らしの利用者のお宅を訪問し、簡単な清掃活動を行うことです。

 当日、社会福祉協議会の山﨑さんから、活動時のマナーや依頼の経緯の説明を受け、利用者宅に向かいました。先輩のサポート隊員から、清掃方法の指導を受けながら、お風呂や玄関、座敷等の清掃を実施しました。

清掃終了後、活動報告を記入しながら、利用者さんと楽しく、お話もさせていただきました。体験した2名の生徒は活動を振り返り、「素敵な利用者さんやったね」「ボランティア週間にぴったりの活動や。私たちも役に立てたよね」と、達成感を感じているようでした。

 来週、志っ賀りサポート隊11名は、大島地区そくさい会を訪問し、体操やレクリエーションを紹介します。これからも、「お互い様」のこころを繋いでいきます。

R3_志っ賀りサポート隊