志賀高News
SDGsを推進する地元企業へのインタビュー
9月16日(木)、志賀町商工会からご紹介をいただき、3年生総合学科11名が、SDGsを推進する志賀町の企業を訪問し、インタビューを行いました。ご協力いただいたのは、小林工芸社と株式会社コスモ・フーズシステムの2社です。
小林工芸社では、看板の材料に間伐材を使用したり、SDGsを推進するために利益を減らしてでもリサイクル可能な材料の使用をお客様に提案していること、フォトジェニックゴミ拾いなど、SDGsと地域を結ぶ取り組みもされていることなどをうかがいました。「志賀町にはないものがいっぱいあるからこそ、ニーズがたくさんある。できることからチャレンジしてみて下さい」と、生徒たちに温かい言葉をいただきました。
株式会社コスモ・フーズシステムでは、高齢者宅への配食サービスや、能登地方の「食」の資源を集めたセレクトショップの営業を通した地域の活性化についてのお話を聞かせていただきました。また、「高校生がSDGsや地方創生に取り組む姿は、地元を元気にする。この活動を継続することが「地域活性化」への近道ですね」と生徒たちの活動を応援して下さいました。
生徒たちからは、「身近な志賀町の企業がSDGsに取り組んでいることを知り、もっとSDGsを学びたいと思った」「地域課題の解決こそがこれからのビジネスの形になることを学んだ」「SDGsの推進は、志賀町の魅力化UPに繋がる」といった感想が聞かれ、多くの学びを得たようです。ご協力いただきました、企業の皆様、本当にありがとうございました。
2学期始業式・表彰伝達式・前期新人大会壮行式
9月1日、リモートによる2学期始業式が校長室で行われました。始めに仁八校長から、「①挑戦する気持ちを持つこと②自分の行動の先にあることを想像し、責任ある行動を取ること。③新型コルナウイルス感染防止のため、自分と自分の周りの大切な人を守る行動をしっかり取ること。」等の訓話がありました。次に、養護教諭の堀江先生から具体的な新型コロナウイルス感染防止対策の徹底についてのお話しがありました。
引き続き、表彰伝達式が行われました。北信越国体ビームピストル少年女子60発競技で見事優勝した3年生の平田蓮奈さんと全国高校総体レスリング競技50kg級で準優勝の3年生岡田愛生さんらの表彰披露が行われました。
最後に、前期新人大会壮行式が行われました。陸上競技部選手代表の尾﨑万里さんは、「このような会を設けていただきありがとうございました。自己ベストが出せるよう精一杯頑張ります。」と決意表明がありました。生徒会長の藤田さんと仁八校長先生から激励の言葉がありました。
2学期が始まりました。実りある充実した2学期となるよう「あらゆることに挑戦」し「責任ある行動」で学校生活を送りましょう!
みんなで手話うた「星影のエール」をうたおう!
今年度は総合学科にとって最後の1年です。来年度より全学年が普通科となります。これまで、総合学科福祉系列で毎年取り組んできた「手話うた」を、今年度は、志賀高校総合学科を支えて下さった方々と一緒にうたいたいと考えています。コロナ禍のため、集まっての練習はできませんが、ワンフレーズずつ動画撮影し、福祉系列の3年生が中心となって1つの動画にまとめます。
夏休み、動画の撮影が順調に進んでいます。それぞれのグループが熱心に手話を覚えて下さり、「良い頭の体操になるわ」と楽しんで下さっているのが嬉しいです。生徒たちも、出演交渉と手話の指導を頑張っています!
次年度以降、普通科ビジネス福祉コースとなっても、地域の方々と連携した活動を継続していってもらえるよう、バトンを繋ぎたい!文化祭での発表に向け、動画の撮影を進めていきます。
22Hインターンシップ成果発表会
8月26日(木)に、22Hのインターンシップ成果発表会が実施されました。
後期夏季補習で、8月3日(火)~5日(木)まで行われたインターンシップを通して得られた学びや感想を元に、スライドと発表原稿を準備してきました。
一人3分程度で取り組み内容や学んだことを発表し、一人ひとりの発表を一人一台端末を活用して評価しました。生徒たちは、他の事業所の様子を聞いてうらやましく思ったり、自分の体験がとても貴重なものであったことに気づいたようです。また、発表準備や発表、評価を通して、自分や他の生徒の体験について考え、改めて働くことの厳しさはもちろん楽しさや喜びについても感じていました。
快く受け入れてくださった事業所の皆様をはじめ、たくさんの方のご協力のおかげで一連のインターンシップ関連事業を終えることができました。本当にご協力ありがとうございました。
1年生 企業見学
8月25日(水)、昨日の企業講話に引き続き、1年生を対象とした企業見学を実施しました。
株式会社NTN能登製作所、シグマ光機株式会社能登工場、ロイヤルホテル能登の3社を見学させていただきました。社員の皆様が熱意を持って仕事に取り組む姿がとても印象的で、生徒達も「働くこと」を具体的にイメージすることができたようです。
NTNとシグマ光機では、志賀高校の卒業生が活躍している現場を見せていただきました。NTNで働く志賀高校第1期卒業生の桜井さんからは、「誰もがNTNに就職したいと思うような企業にしていくことが自分の目標。皆さんも、誰もが魅力に感じ、入学したいと思う志賀高校をつくっていってください」とエールをいただきました。
生徒の感想には、「「アジア№1から世界№1へ」という目標がすごいと思った」「ロイヤルホテル能登の屋上から見た志賀町の風景が素晴らしかった。たくさんのお客さんに見てもらいたい」「少子化のため地元で働く若者が減っていると聞いた。自分は志賀町に残って、地元を支えたい」等と書かれており、この事業が地元での就職について真剣に考えるきっかけになったようです。
お忙しい中、志賀高生の見学を受け入れ、丁寧にご指導・ご助言をくださった地元企業の皆様、本当にありがとうございました。
1年生 企業講話
8月24日(火)、「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環として、1年生を対象とした企業講話を実施しました。
講師に、シグマ光機株式会社能登工場の製造部副部長 梶 克行氏、大和リゾート株式会社ロイヤルホテル能登の総支配人 松山 隆一氏をお招きし、製造技術や企業経営等に関する創意工夫や、就職に向け、会社が期待する高校生像についてお話をお伺いしました。
梶氏からは、仕事をする上で求められる5力(聴く力、話す力、書く力、考える力、時間力)を高校生活の中で磨いてきてほしいとアドバイスをいただきました。また、松山氏からは、ホテル業における「おもてなし」とは「表裏なし」からきており、一期一会の出会いに表裏なく心を尽くすことの大切さを教えていただきました。
生徒からは、「就職するために役に立つ資格はありますか」「仕事をする中で、一番辛かったことはどんなことですか」等の質問があり、丁寧に生徒と対話しながら答えてくださいました。志賀町には世界を舞台に勝負する魅力的な企業が多くあることを知り、「改めて地元で働きたいと思った」「接客に関する資格がたくさんあることに驚いた」「企業によって、目標は全然違う。でもどの仕事も、最終的には、お客様への思いが大切だとわかった」等の感想が聞かれました。
1年生は、明日、株式会社NTN能登製作所、シグマ光機株式会社能登工場、ロイヤルホテル能登を訪問し、実際の仕事の現場を見学させていただきます。
3年生 社会人マナー講座②
8月23日、3年生就職希望者を対象に社会人マナー講座を開催しました。志賀ロータリークラブの会員5名の方々が面接官となり模擬面接を行いました。実際の面接の場で、面接官からの質問に対して自分の言葉で自身の想いや考え(進路や将来への想いなど)について話せる力(自分を表現する力)を磨き上げました。
2年生 インターンシップ
8月3日から8月5日の3日間にわたり2年生を対象にインターンシップが行われました。生徒は事前学習として、各事業所について詳しく調べ、マナー講座で基本的なマナーについて学び体験に臨みました。生徒たちは各事業所でそれぞれ与えられた仕事に一生懸命に取り組んでいました。
〈体験を終えての生徒の感想〉
・3日間という短い時間だったけど、社会人としての責任や礼儀の大切さを実感しました。
・インターンシップの3日間を通して、働くことの厳しさと楽しさを学べました。
・コミュニケーションの大切さや仕事の大変さを学ぶことができました。
・今回の経験をこれからの進路選択に生かしていきたいです。
教職員による心肺蘇生法とAED研修会
心肺蘇生法とAED使用法確認のための研修会
8月19日(木)に、全教職員参加のもと、心肺蘇生法とAED使用法確認のための研修会を行いました。当初は、志賀消防署から講師をお迎えして救命講習会を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況悪化により実施が困難となったため、校内教職員だけでの研修会に切り替えました。
目的は、「緊急を要する傷病者を発見した職員が、迅速かつ的確に対処できるように、一次救命処置を確認し習得する」こと。内容を、「コロナ禍による変更点を踏まえた心肺蘇生法とAED使用法の手技の確認」に絞って取り組みました。
講師不在のため、手技や手順の確認は動画視聴で行い、その後、志賀消防署からお借りした訓練人形を使った実技訓練をしました。
万が一事故が発生した場合、傷病者の命を救うべく、その場に居合わせた教職員が誰であっても迅速に対応でき、救命のバトンを救急隊員につなげることができるように、今後も一次救命処置の訓練を継続していきます。
北吉田地区寄らん会との交流会
8月5日(木)、3年生総合学科8名が、「北吉田地区寄らん会」との交流会に参加しました。今回は、志賀町役場の保健師さんへの「ケーブルテレビでやっている志賀人体操の高校生と交流したい」というご依頼をきっかけに、開催が実現し、とても嬉しく思っています。
感染防止を徹底するため、受付での検温、手指消毒からスタートしました。猛暑の1日でしたが、17名の参加者が北吉田集会所に集まってくださいました。大島地区そくさい会に続き、2回目の交流会ということで、生徒たちの司会・進行にも余裕が見られ、参加者からの要望に上手くアドリブを効かせ、対応していました。フレイル予防体操(志賀人体操)とレクリエーション「ハートをねらえ!」では、皆さんが真剣に、そして楽しく活動してくださり、コロナ禍において大きな声で笑うことが難しくなっている中、参加者の笑顔の花が咲いていたことが嬉しかったです。
また、手話「星影のエール」の動画撮影にもご協力いただきました。ワンフレーズですが、寄らん会の皆さんと気持ちを合わせることができ、素敵な映像を撮ることができました。
生徒たちからは、「今日は落ち着いて体操を進めることができた」「レクリエーション、盛り上がって楽しかった」「高齢者の方々も、会をまとめている地域の方々も元気で明るい地域やね」と感想が聴かれました。最後に、「地域の学校やから、応援しとるからね」とエールを送って下さった寄らん会の皆様、本当にありがとうございました。