トップページ

学校日誌

錦高日記3月11日(金) ~1年生球技大会~

 生徒たちにとっては1週間ぶりの登校となる今日、1年生の球技大会が実施されました。感染対策として競技中はマスクを着用したまま、また人との接触を避けられるように工夫して行われました。競技は男子がバレーボールと卓球、バドミントン、女子はソフトバレーボールと卓球、バドミントンです。

 各競技で白熱した戦いが行われ、生徒たちはキラキラした表情で競技に取り組んでいました。しばらく自宅学習が続いていた生徒にとって、よいリフレッシュとなったでしょう。これで1年のクラスで行う大きなクラス行事は最後になります。1年間過ごした仲間たちと素晴らしい思い出が残せたと思います。運営にあたった生徒会のメンバーや先生方、総務委員、体育委員、各競技の部員のみなさん、本当にありがとうございました。

錦高日記3月10日(木)~伏見川のカルガモ~

 校舎の裏に流れる伏見川の川縁は、散歩する人や犬を連れた人などが行き交います。午後、伏見川に2羽のカルガモがいました。ずっと一緒に行動していたので、最初は「つがい」かな?と思いましたが、どちらも雄のようです。兄弟でしょうか。羽づくろいを行ったり、川の中に首を突っ込んで植物の実や、昆虫などを食べたりしていました。

 明日、2年生は通常授業ですが、1年生は球技大会が行われます。みんなの活躍が楽しみです。

 

 

錦高日記3月9日(水)~高校入試2日目~

 穏やかなお天気に恵まれた高校入試でした。今日は社会と数学の試験が行われました。受験生のみなさん、お疲れさまでした。今は、「人事を尽くして天命を待つ」といった心持ちかもしれませんね。

 校舎前の白梅にウグイスに似た鳥がとまっていました。オナガでしょうか。どちらにしても春の鳥です。校舎の日陰にはまだ雪が残っています。雪が溶けて、春になりますように!

錦高日記3月8日(火)~高校入試1日目~

 校舎前の白梅と紅梅が、膨らみ始めました。晴天に恵まれ春の気配が感じられる今日、高校入試の1日目が実施され、国語、理科、英語の試験が行われました。明日は、社会と数学の試験があります。受験生のみなさん、明朝も天気は良さそうですが、気を付けて来てくださいね。

 みなさんの春を目指して、Do your best ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月7日(月)~「Orattya!」が紹介されました~

 2月7日(月)の錦高日記で、みなさんにお知らせした、2年課題研究の「Orattya!」が、3月5日(土)の北國新聞の朝刊で紹介されました。2年生4人が「総合的な探究の時間」の課題研究で、普段の生活であまり接点のない人たちのことを理解することを研究テーマに設定し、本校に隣接するろう学校の生徒さんや県内外に暮らす外国人に取材しました。そして、身近でありながら、あまりよく知らなかった方々のことを冊子「Orattya!」にまとめ、校内に配布しました。この活動を通して、冊子を作成した4人は「多様性を知ってほしい。」「異なる個性の人たちが自分らしく生きるにはどうすれば良いか、考えを共有する場を持ってみたい。」と語っています。

 「Orattya!」と3月5日(土)の北國新聞は4階のマルチメディアセンターにも置いてあります。読んでいない方はどうぞ!

錦高日記3月4日(金)~高校入試に向けて~

 来週の3月8日(火)と9日(水)に高校入試が実施されます。今日の午後、在校生全員で校舎の掃除を行い、受験会場を設営しました。受験生が心地良く試験に臨んでもらえるように、生徒たちは、教室のすみずみまで気を配ってきれいにしてくれていました。椅子や机をひっくり返して、脚のゴミを雑巾で丁寧に拭く生徒、黒板の汚れを黒板消しで力をこめて消す生徒。教室の本棚やプロジェクタなどは使わない教室に移動させます。各自の机の中だけでなく、ロッカーなどに入れてある私物もすべて持ち帰ります。床のゴミを取った後、設営図通りに正確に机・イスを配置してくれました。

 在校生のみなさん、会場準備、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月3日(木)~中高接続授業・地歴編

 本校では、高校の教員が錦丘中学の生徒を対象として、高校での学習を少しだけ体験する中高接続授業(ブリッジ授業)を行っています。今回は、寺井先生が地理の授業として、バングラデシュの縫製工場崩落事件から考えるグローバル課題を題材にしました。最後は、SDGsの17ゴールについて、ダイヤモンドランキングで生徒それぞれの優先順位を考えさせ、お互いにその理由を意見交換させていました。

 もう1時間は、村井先生による世界史の授業で、「ロシアとウクライナの対立の要因」を歴史的な背景から紐解くものでした。中学校で学ぶ概念や知識を確認しながら、最終的にはロシアの意図がどのようなものであるのかを考えさせる展開でした。

 両授業ともに、中学生の真剣に学ぼうとする姿勢や反応の良さに、意識の高さを感じました。私たち高校の側も、1ヶ月後に入学してくるこの生徒たちに対して、質の高い授業と学ぶ環境を提供できるように励みたいと気持ちを新たにした時間でした。

錦高日記3月2日(水)~第57回卒業証書授与式~

 本日挙行された卒業式の様子をお知らせいたします。新型コロナウイルス感染症対策のため、「保護者の参加は1家族2名までとする」「座席間隔を大きくとる」「式の様子をLive配信する」「校歌や蛍の光などの式歌はCDを流し、それぞれの心の中で歌う」「在校生の参加は代表者のみとする」などの対応をとり実施しました。

 ホーム担任の呼名の後、34H松崎亮太さんが310名の卒業生の総代として卒業証書を受け取りました。25H野田蓮さんが在校生代表として送辞を、36H石川裟紅良さんが卒業生代表として答辞をよんでおります。ご祝辞をいただきました井波秀俊PTA会長様、式にご列席いただきましたPTA役員の方々、そして卒業生の保護者の皆様方、今日は本当にありがとうございました。

 ※堀学校長の式辞要旨は『ほりほりの部屋vol98』よりご覧いただくことができます。

 3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演劇部 ~3年生を送る会 ご卒業おめでとうございます!~

本日、卒業式を終えた3年生に感謝の意を込めて、送別の劇を上演しました。

これまでいろいろとご指導いただき、ありがとうございました。

先輩方から教えて頂いたことを今後の活動に生かして、自分達らしい劇を作り上げていきます。

また、遊びに来でくださいね。

 

ほりほりの部屋Vol.98「Spread your little wings and fly away!~卒業生に捧ぐ~」

風雪に耐え咲く梅の花のように

元気で、明るく、たくましく!

 皆さん、こんにちは。堀です。今日は本校第57回目の卒業(証書授与)式です。校舎前のしだれ梅も諸君の門出を祝ってます!高校生活最後の日も、やっぱ、GAT!!!     

 コロナ禍のための「異常な」卒業式も3回連続となりました。生徒会長以外の在校生不在、1家族2名様までの参列、国歌・校歌を心の中だけでの斉唱等々・・・出席者全員マスク姿という光景も、(不本意ながらも)ずいぶん見慣れたものとなりました。今できる範囲で、最高の式典にすべく、全職員一丸、いろいろと取り組んでみました。卒業生諸君、保護者の皆様、ご満足いただけたでしょうか?以下に、堀から卒業生諸君へのラストメッセージ、「式辞」全文を載せます。ご参列適わなかった、卒業生のご家族の方々にもご覧いただければ、と思います。

石川県立金沢錦丘高等学校

第五十七回 卒業証書授与式

式  辞

 校舎正面のしだれ梅が花をほころばせ、伏見川の川辺にも春の気配が感じられる今日のよき日、同窓会長 宮川外志様、PTA会長 井波秀俊様をはじめ、ご来賓の皆様には、公私ご多忙の中、お祝いに駆けつけていただき、誠にありがとうございます。

 ご列席の保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。高校に入学したての春から、今日のこの日まで、すべてが順調に来ましたでしょうか。そういうご家庭もおありでしょうが、大半のご家庭においては、もがき苦しむような事もあったのではないかと推察いたします。あたかも、頭の上を嵐が過ぎ去るのをただひたすら待つだけというようなご経験も、人知れずあったのではないでしょうか。いずれにせよ、この三年、いや、十八年にも及ぶ子育て、本当にご苦労様でした。今日くらいは、自分自身を褒めてあげて下さい。手塩にかけて育ててこられたお子様たちは、いよいよ皆様の手から離れ、今まさに飛び立つ時を迎えました。本校の全教職員と共に、今日のこの巣立ちを祝福しませんか?返す返すも、保護者の皆様、本当にお疲れさまでした。

 卒業生諸君、卒業おめでとう。錦丘高校での三年間はいかがでしたか。二年前の三ヶ月にもわたる一斉休校に始まり、今もまだ、コロナ禍は完全に収束したというわけではありません。紫錦祭をはじめとする様々な学校行事も、中止や規模縮小、内容変更を余儀なくされました。しかし、諸君はこのような試練を、二年間にわたり、見事に耐え抜いてくれました。それはあたかも、本校のシンボルツリー、梅の花のようでした。冬の寒さに耐え忍び、春に見事に咲くのが梅の花。その梅の花がデザインされた錦丘の校章が今、入学式の時と同様、諸君の左胸で満開です。錦丘高校生を象徴する花だと思います。梅の花のように耐えて咲く、どうか、生涯、忘れずにいてください。スクールカラーの紫色・すみれ色とともに、プライドを持って、心に留めておいてください。

 さて、諸君、日本を代表する、次の三人の若きアスリートに共通する事は何でしょう?大谷翔平、平野歩夢、髙木美保。三人とも、諸君が高校の最終学年を過ごしたこの一年の間に、それぞれの競技において、グローバルな舞台で、世界中の人々を驚かせる結果を出したということは言うまでもありません。それ以上に、今後八十年続く諸君の人生において、是非とも実践し続けて欲しい、ぶれない「羅針盤」とでも言うべき、共通した教訓が込められていると思うのです。それは、従来、絶対に不可能とされていたことに疑問を持ち、自身の力を信じて、新たな価値観を作り出したということ、つまり、価値観を書き換えた、アップデートした、ということなのです。「今まで、誰もやった人がいないから」ということを、挑戦をあきらめる理由、とはしなかったのです。

 野球の世界最高峰、メジャーリーグで投打の二刀流、ツーウェイプレイヤーを高度なレベルで実践し、MVPを取ること、オリンピックにおいて、炎天下、スケートボードを操って世界と渡り合った半年後に、氷点下、スノーボードで金メダルを取ること、コンマ何秒で一発勝負を競うスピードスケートにおいて、競技特性の全く異なる、短距離でも長距離でも、世界のトップ選手と互角に戦い、複数のメダルを獲得すること。いずれも、彼ら以前の価値観では否定され続けてきたことばかりです。

 「メジャーで両方は無理。現代野球では、どちらかに集中しないと失敗する」とか「他のトップ選手は皆、夏は南半球でスノーボードに乗ってる。半年前に他競技で夏季オリンピック出場なんてあり得ない」とか「そもそも、短距離で勝つための瞬発力と長距離で勝つための持久力の両方を兼ね備えたメダリストなんていやしない。求められる筋肉の質が全く異なるのだ」などと言われていました。冬季オリンピック日本選手団主将も務めた高木美保選手は、オリンピック初挑戦種目の五百メートルでの銀メダル獲得について、「挑戦した証。誇りたい。」とインタビューで答えていました。諸君にも、前例がないからといって、あきらめて欲しくはないのです。

 諸君の修学旅行についても、私自身、決断まで相当悩みました。しかし、「前例がなくても必ずブレイクスルーできる。実施を前提に突破口を探すのだ」と自身に言い聞かせ、感染症対策を配慮しつつ、保護者の皆様のご助言や同意を得て、完全実施に踏み切ったことは、諸君と共有できる、素晴らしい思い出のひとつであり、校長としての「誇り」です。

 こういったこと全てをまとめ、英語の教員らしく、英語で、メッセージを送りたいと思います。

Leave the beaten track, dive into the woods,

and you will find something that you have never seen before.

(舗装された道を離れなさい!未開の森に飛び込のです!そうすれば、今まで見たこともないものを発見することになるでしょう。)

 さあ、羽ばたく時がきました。きっと、いつの日か、ここに戻ってきてください。何もかもがなつかしい、そう思える日が必ず来ます。それは、ここが、諸君のふるさとだから。錦丘は諸君の母校だから。

 最後に、諸君全員が、元気で、明るく、たくましく、生き抜いていってくれることを、心より祈念し、私の式辞といたします。

     令和四年三月二日

     石川県立金沢錦丘高等学校 校長 堀 義明

  この式辞に目を通す際のBGMとして、1曲、オススメしておきます。それは、Queenの“Spread your wings”「永遠の翼」です。You Tubeで「元気になれるジョンの名曲(3)永遠の翼 Spread your wings / Queen」を探してみてください。カラオケのように、英語の字幕スーパーと日本語対訳が流れてきて、堀からのメッセージがより鮮明かつ正確に伝わるのではないか、と思います。この曲、1977年発売のQueenのアルバム「世界に捧ぐ」(諸君おなじみの“We are the champions.”や「ドンドンぱっ、ドンドンぱっ」のイントロが印象的な“We will rock you.”収録)に収められていた名曲。クイーンのベーシスト、ジョン・ディーコンの作品。彼が創った作品の多くは、派手さはなく、シンプルだけど力強い歌詞が特徴的。45年前、堀が今の諸君のように、閉塞感と劣等感にさいなまれ、悩み多き高校生だった頃、この曲の主人公、Sammyの姿に、自身を投影していました。諸君の中にも、この歌詞に共感する人がきっといると思います。1人1人が皆、Sammyなのです。当時、堀は、このサビの部分の歌詞にずいぶんと勇気づけられました。

Spread your wings and fly away! Fly away, far away!

 Spread your little wings and fly away! Fly away, far away!”

 3年生諸君の、これからの人生に幸多からんことを!どこへ行こうとも、GATで、乗り切らんことを!!その小さな翼を、大きく広げて、飛び立つのです!!遠くへ、遠くへ、もっと遠くへ!!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.堀が飛べない鳥、「ペンギン」になるのも、今回でちょうど10回目。燕尾服は、入学式と卒業式にのみ、着用してきました。(我が子の結婚式はハワイでのリゾ婚だったので、着用せず。ハワイではアロハシャツが正装。オススメ。)校長としての最後の正装も無事終了ということになります。The first penguinならぬ、ふとっちょのthe last penguinでした。見納めナリよ。

P.P.S.

堀が先週から校長室前に持ち込んだ紅白の桜。良いタイミングで咲かせることができました!めでたし、めでたし。

錦高日記3月1日(火)~同窓会入会式等~

 本日3月1日(火)午後、第1フロアにて紫錦賞・生徒会功労賞・皆勤賞授与式と卒業記念品贈呈式、同窓会入会式等が行われました。まだまだ肌寒い気候の中、3年生の明るい笑顔が印象的でした。

 まず最初に、皆勤賞・紫錦賞・生徒会功労賞の授与式があり、3年生は呼名の後、元気よく返事をしていました。3年間の努力の成果を共有することができ、とても良い授与式となりました。また、卒業記念品贈呈式では、卒業生よりパイプいすを贈呈していただいた旨が披露されました。大切に使わせていただきたいと思います。

 その後の同窓会入会式では、同窓会副会長の木綿様よりお祝いの言葉ととともに、同窓会入会の意味や幹事についての説明があり、入会する3年生の顔が心なしか誇らしげに感じました。

 明日はいよいよ卒業式です。卒業生の輝かしい旅立ちの日にふさわしい式となるよう願っています。

 

 

 

 

女子バスケットボール部 3年生ありがとう!!

こんにちは!女子バスケットボール部です!!

 

県内の高校はいよいよ卒業式シーズンです。本校も明日3/2は、卒業式を迎えます。

卒業式前日に毎年恒例の3年生卒業セレモニーを行いました!

 

1・2年生の部員が入学してくる以前の錦丘女子バスケットボール部を支え続けてくれた、

何人もの先輩や仲間たちが部を去っていく中、最後まで部活動を支えてくれた、たった2人の3年生。

2人がいてくれたおかげで、今の錦丘女子バスケットボール部の素晴らしい成績があります!

 

本当にありがとう!だいすきです!!

(一同より)

 

さて、明日はいよいよ卒業式。本当におめでとう!これからも頑張ってね、いつでも遊びに来ていいからね~~っ!

 

錦高日記2月28日(月)~球技大会に向けて~

 3月中旬に後期の球技大会が実施されます。例年、バスケットボールやフットサルなど接触の可能性がある競技が行われていましたが、感染対策を考えて、今年度の球技大会はバレーボール、ソフトバレーボール、バドミントン、卓球の4種目で実施されることになりました。

 今日の体育の授業の様子です。1年生は3月11日(金)、2年生は3月18日(金)の球技大会に向けて、各チームがそれぞれの種目に一生懸命取り組み、競技の技能を高めていました。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月25日(金)~書道・創作カレンダー~

 1年生の芸術科目「書道」の授業で、創作カレンダーを作成していました。カレンダーの上の部分に、今年の自分に送る好きな漢字を1文字選び、筆で大きくしたためます。漢字の脇には、説明と自分の名前を細筆で書き、先日各自が篆刻した印と干支の「寅」の印を押して仕上げます。

 「高校1年生の記念にずっと取っておいてくれる生徒や保護者の方もいるんですよ。」と、担当の本間先生が教えてくださいました。世界で1つだけの自分へエールを送るカレンダーのできあがりです。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月24日(木)~2年LC発展・パフォーマンステスト~

 本校では、英語科教員とALTがチーム・ティーチングで行う学校設定科目「LC探究」「LC発展」(LCは、Logical Communicationの略。1年次は「LC探究」、2,3年次は「LC発展」)を設定し、身近な話題から社会問題まで現実の題材を扱い、グループワークやディスカッション、プレゼンテーション、ライティングなどの活動を通して、英語による論理的・批判的思考力の育成を図っています。

 今日の2年生LC発展の授業では、パフォーマンステストが行われていました。生徒は3学期に入り、自分が担当する世界の様々な国の現状や課題を調べ、自分なりに改善策を考え、英文を作成しました。今日の発表では、画像を提示したり、ジェスチャーを使ったりして、聞き手にわかりやすくプレゼンテーションしている様子を見ることができました。貧困に苦慮している国について、教育や仕事の重要性、清潔な生活環境の大切さなどを熱く語る生徒もいました。

 聴いている生徒にとっても、世界の数多くの国の現状や課題を知ることができ、多くの知見や新しい発見があったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月22日(火)~中高接続授業・古典編~

 1、2年生の学年末試験が終了しました。放課後の部活動も、今日は降雪ということもあり短時間で終了です。高校生が試験をしている中、中学校では、昨日に引き続き中高接続授業(ブリッジ授業)が行われていました。今日は本多先生の『今昔物語集』の「阿蘇(あそ)の史(さかん)」を題材にした3回シリーズの1日目の授業です。史(さかん)は、令制の四等官の最下位の地位の「主典」(さかん)のうち、神祇官、太政官のこと、主に文書の作成や公文書管理などをつかさどる役人のことです。主人公の阿蘇の某(なにがし)という史(さかん)のユーモラスな行動について、読み解いていきます。

 この授業を通して、古典作品を読み解く楽しさを知るとともに、「予習」+「授業」の流れに慣れることが目標です。中学生のみんなは、本多先生の問いに、個人やペアで一生懸命に考えをまとめ、発表していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月21日(月)~中高接続授業~

 本校では、この時期に高校の教員が錦丘中学の生徒さん対象に、高校で学習する内容の授業を行います。中高接続授業(ブリッジ授業)と呼ばれているこの取り組みは、中学生の学ぶ意欲を高めることや未知のことを学ぶ楽しさを感じてもらうことなどが目的です。

 今日のテーマは「化学反応の量的関係」。礒野先生が担当する授業が、高校棟の化学実験室で行われていました。まん延防止等重点措置が延長になったことや、感染対策のため、実験は行いませんでしたが、物質が一定のモル数の比で反応することを求めることを通して、化学反応における量的変化の「量」を、「個数」と「質量」の視点でとらえます。化学の計算で最も重要な概念になる、数の数え方、mol(モル)についても学習しました。錦中3年のみなさんは、真剣な眼差しで説明を聞き、懸命に課題に取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月18日(金)~次年度からの1人1台端末に向けて

コロナ禍の終息も見えない中、ウイズコロナ、そしてアフターコロナの社会のあり方についても試行錯誤が始まっています。教育の世界においても、新しい時代に向けて進歩を遂げようとする胎動が感じられます。次年度からの1人1台端末の実現に向けて一歩ずつ準備作業が始まりました。廊下には保管庫が並んで、主役がやってくる日を待っています。そして、それを活用した新たな学びのあり方への挑戦も、いよいよもうすぐです。

ほりほりの部屋Vol.97「成し遂げずとも、やりとげる~あるスケーターの生き様~」

 皆さん、こんにちは。堀です。立春が過ぎたとはいえ、極寒の日々。さらには、大学受験まっただ中の3年生は言うに及ばず、1・2年生も学年末試験3日目の中盤戦、ということで試練の日々・・・こういう時こそ、「全ては『なりたい自分』のため!」の気持ち、忘れず!学年末試験も、大学入試さえも、所詮は「踏み台」!将来の(小林りょうゆう選手並みの?!)大ジャンプのための下地作り!ぐっと膝を曲げて、耐えろ~~~GATだぁ!!!

 北京五輪も終盤を迎え、悲喜こもごもの結果とともに、秘蔵映像やインタビューなどを通して、選手個々の秘話やら、生い立ちやら、各報道陣からの「裏話」を目に、耳にすることも多くなっています。昨日、あるスケーターが競技後のインタビューで、涙をこらえながら、こんな風に語っていました。「成し遂げることはできなかったけど、やりとげることはできた。そのことを誇りたい。」

「3年生諸君、全員の就職内定および進学内定を取り消します!」もし、3月にこう言われたら、諸君はどう思いますか。なんで???と戸惑ったり、怒りを感じたり、会社や学校を恨んだりすることでしょう。今をさかのぼること、13年前、2009年3月に、実際に就職内定を取り消されたアスリートがいました。当時、国立の信州大学4年生だった女性、名前は小平奈緒といいます。前回の平昌五輪、スピードスケート女子1000メートルで銀メダル、500メートルで金メダルをもぎ取ったあの小平選手です。当時から有名なスケーターだった小平選手はある有名な大企業に1年近く前から就職が内定しており、大学卒業後も練習に集中できることになっていたそうです。しかし当時の日本経済はどん底にあえいでいた頃で、学生はみな就職難。大企業といえども例外ではなかったのです。いったん出した内定を、会社の都合で取り消す、それも3月の卒業直前になって、そんなことが実際に起こっていたのです。スケーターとしての選手生命の危機、それを救ったのが今の所属先、長野県松本市にある相沢病院でした。相沢病院にはスケート部があるわけではなく、所属アスリートは小平選手1人だけ。電車で1時間ほどかかる長野市のスケートリンク「エムウェーブ」を拠点に、大学時代から師事する結城コーチの指導をずっと受けています。相沢病院の相沢理事長さんは、小平選手の就職の件で、知り合いから相談を受けて頭を悩ませていました。当時の人事部長さんからも「アスリートの採用なんて考えたこともない。病院で採用しなければならない理由もない」と反対されたそうです。すると相沢理事長さんは「だけど相手は困ったと言ってる。どうするんだい」と答え、「困っているんだから何とか助けなきゃ」という理由だけで人事部長さんを納得させ、相沢病院は見も知らぬ女子大生を救うことになったそうです。小平選手の就職面接は2009年3月末日、他の同期は4月1日付け入社だったそうですが、彼女だけ4月16日付け入社だったそうです。その後彼女は、初出場だったカナダのバンクーバー五輪で銀メダルを獲得し、帰国後、メダルを持って病棟を回り、病気で動けない患者さんやその家族は、メダリストの訪問を心から喜んだそうです。ちなみに、この相沢病院、ある小説のモデルになったことでも有名です。その小説のタイトルは「神様のカルテ」といいます。こんなお医者さんがいたらいいなあと思わせる、4部作の小説です。嵐の櫻井翔や宮崎あおいが出演する映画にもなり、大ヒットしました。

 話を戻します。小平選手が前回の平昌五輪に行く前、オリンピックへの思いを漢字1文字で表してくださいとのリクエストが報道陣からありました。彼女は、「輪」という漢字を答えました。「応援してくれる人、支えてくれた人、みんな一つの輪、それが私の五輪です」と答え、また、「大学生の頃、全く面識のない人が就職先、つまり居場所を作ってくれた。だから人は、輪のようにつながっていると信じられる」とも語っていました。

 彼女のコトバには、毎回、本当に「言霊(ことだま)」を感じます。身震いします。就職先との輪、家族との輪、指導者との輪、地元との輪、そして、新たに出会う全ての人との輪。例えばこんな5つの輪を大切にし、慈しんでいるんじゃないかなあ、と個人的には感じていました。今回の五輪後、昨夜のコトバにも心動かされました。「(オリンピック連覇やメダル獲得といったことは)成し遂げることはできなかったけど、(最後まで全力で夢を追いかけることを)やり遂げることはできた」。このコトバにこそ、スケーター小平選手の、長い選手生活の最終形、「なりたい自分」が凝縮されているのではないでしょうか。本当の「言霊」には、それを吐いた本人の意図を離れて、言外に、周囲の人々にいろいろ考えさせる力が宿っていると思います。負けた直後の、つらい場面においてさえも、こんなコトバを紡ぎ出せるアスリートはそうそういません。諸君も、こういう生き方しませんか?「成し遂げずとも、やり遂げる」とてもかっこいい生き方だな、と感じた堀でした。(堀も最後まで「やり遂げます」。)

 また、相沢理事長さんの「困っているんだから助けなきゃ」の心があれば、人の輪は自然と広がっていくんだろうな、とも思います。人は、出会った人の数が多ければ多いほど、成長します。諸君も「出会い」を大切にしてください。過去に出会った人も、これから出合う人も。本校の先生方に、こういう方、すっごい密度で存在します!いつも頭が下がります。ありがとうございます、みなさんのおかげで錦はなんとか、もってます。なんだか、いろいろ考えさせられる今日この頃です。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記2月17日(木)~放課後の様子です~

 学期末試験2日目が終了しました。16時30分過ぎの学校の様子です。自分では解決できなかった問題を先生に質問している生徒、各クラスで静かに自習する生徒、分からないところを聞き合う生徒、それぞれが各自の課題に真摯に向かっていました。試験期間を含めていつも見られる錦丘高校の風景です。

 生徒は「なりたい自分」を目指して頑張り、教員はその生徒たちを最大限支援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月16日(水)~マルチメディアセンター5階紹介~

 今日から1・2年生の学年末試験が始まりました。2月22日(火)の最終日まで、1年生は12科目、2年生は13科目の試験が行われます。今日の午後も、多くの生徒が学校の色々な場所で自習していました。

 本校の自習場所のひとつ、マルチメディアセンター5階を紹介したいと思います。4万冊を超える蔵書を持つマルチメディアセンター(図書館)は4階と5階が階段でつながり、5階が自習スペースになっています。1人ずつ壁に向かって勉強できるスペースが16席、2人ずつ4人が座ることができる座席が42席、計58席あり、今日もたくさんの生徒が利用していました。この場所は天井が高く、常に暖かくて明るいことから、心地良く勉強することができます。さりげなく絵や観葉植物が飾ってある他、受験用の赤本が置いてあり、いつでも閲覧することができます。

 黙々と各自の課題に取り組んでいるみんなに、心のなかでエールを送っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月15日(火)~明日から学年末試験(1・2年)

 いよいよ今年度も最終コーナーをまわりつつあります。明日から、1・2年生は学年末試験です。

 これまでの授業や家庭学習で培ってきた学習を、試験勉強を通して整理し、自分の学力として昇華させる絶好の機会です。時間に追われ、課題に追われている高校時代には、なかなか試験のことを「チャンス」と受け止めるのは難しいかもしれません。しかし、是非とも、この定期的に目の前に現れるハードルを越える努力が、自分自身の様々な筋力をつけることにつながっていると前向きにとらえて、全力を尽くしてほしいと願っています。

 放課後の校舎の中も、ひたむきに自学自習をする姿でいっぱいです。3年の階だけではなく、1・2年生の階も下校時間いっぱいまで、教室の明かりがついています。みなさんの明日からの健闘を期待します。

 

錦高日記2月14日(月)~1年家庭科・株式学習ゲーム途中経過~

 4階から5階の踊り場にある掲示版に、「株式学習ゲーム」の途中経過が随時更新されています。「錦高日記11月5日(金)~株式の模擬売買を通して、経済や社会の仕組みを学ぶ~」で、ご紹介しましたが、1年生家庭科の授業で、経済や社会の仕組みを学ぶために、インターネットを活用した「株式学習ゲーム」に取り組みました。11月に、1チーム5人ぐらいのメンバーで、仮想通貨1,000万円を元手に企業の株式を買うことを始めてから3ヶ月が経ちます。掲示されているのは、1年生80チームの2月10日現在の上位10チームです。刻一刻と変わる社会情勢に伴い、株価は大きく変動します。株価の上下を通して、社会がこれからどのような方向に動いていくか考えることもできます。

 今年度の締めは、2月28日(月)です。最近、株価を見ていなかった1年生!学年末考査が終了してからしばらく時間があるので、ぜひ再開してください。現実の社会、経済、会社の仕組みを学び、自分の将来の職業や仕事を考えるきっかけになるはずです。

 

錦高日記2月10日(木)~3年全員での授業終了~

 3年生は来週から、進学・就職準備期間に入ります。多くの生徒が国公立大学の試験を控えており、来週以降も学校で授業や個別指導を受けることになっていますが、学年全員が登校して授業を受けるのは今日が最後です。

 3限目、昨日の感染者数が多かったこともあり、放送を使って学年主任の新田先生が3年生全員に向けてメッセージを伝えました。新田先生は、来週以降の注意事項やアドバイスの他、「最後の最後まであきらめずにがんばってほしい。」そして、「最高の卒業式(3/2)を迎えよう!」と3年間持ち上がった3年生に、熱い思いを伝えられました。新田先生のお話の後は、各担任から今後の日程や注意事項など詳しい説明がありました。

 3年教室前の廊下には、中学生や高1、高2生からの応援メッセージや3年生自身が書いた合格祈願の絵馬が飾られています。今日からリスタートです。3年生!ファイト!

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月9日(水)~2年課題研究・3校合同発表会~

 昨日、2年生課題研究最終発表会の後、野々市明倫高校と松任高校、そして本校の3校の合同発表会が行われ、明倫2グループ、本校2グループ、松任1グループの研究の成果が披露されました。本来なら、集まって意見を交わしたかったのですが、コロナ禍の中、オンラインでの開催です。

 野々市明倫高校はSDGsをメインテーマに「日本一の町から世界一の町へ」ユニバーサルデザインに関する発表と、「捨てられていく『いただきます』」フードロスに関する発表でした。本校は「高校生の高校生による高校生のためのふせん講座!!」ふせんの使い方についての提案と、「温泉の魅力」草津、別府、和倉、山中温泉を比較し魅力等を提案しました。松任高校の「バルーンリリース」はコロナ禍の中、頑張っている医療従事者への感謝を伝えることと,自校生徒の活力源にするために青色の風船を飛ばす行事を企画し、たくさんの課題をクリアしていく課程から学んだことなどを伝えてくれました。探究アドバイザーの風間先生や杉森先生もコメントをくださり、有意機な時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月8日(火)~2年課題研究 最終発表会~

 今日の午後、2年生の課題研究最終発表会が行われました。1年間のプロジェクトのまとめとして、自分たちの提案を他者に対し発表することを通して、自己の意見を表出するプレゼンテーション力や質疑応答における対話力を育み、双方向的なコミュニケーション力を養うことがねらいです。発表したのは全部で85グループ。勉強法や文房具、ゲーム、音楽、趣味、睡眠、スポーツ、食べ物など高校生にとって身近なものから、政治、経済、育児、教育、老後、健康、環境問題、バリアフリー、地域活性化、防災など社会に関わるテーマまで多岐に渡る内容です。「音楽が植物に及ぼす影響」など、数ヶ月をかけて実験したグループの発表もありました。

 当初は、1年生を参観者にポスターセッション型式の発表を予定していましたが、感染対策のため、2年生同士の発表です。後日、今日の発表動画を1年生に観てもらうことになっています。

 最後に、探究アドバイザーの風間先生や(株)ガクトラボの仁志出さんから、助言をいただいたクラスもありました。コロナ禍で、校外のフィールドワークや対面での調査ができないなどたくさんの制約があった中、無事、最終発表会を終えることできました。生徒のみなさん、お疲れさまでした。担当してくださった先生方やご協力してくださった地域の方、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月7日(月)~2年課題研究・Orattya!できました~

 2年生の4人グループが課題研究で作成したフリーペーパー「Orattya!(オラッチャ)」について、きっかけやコンセプト、内容、エピソード等を教えてもらいました。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 このプロジェクトを始めたきっかけは『跳びはねる思考~会話のできない自閉症の僕が考えていること~』という一冊のエッセイに出会ったことです。筆者の東田直樹さんが紡ぎ出した表現力豊かで美しい文章の数々は、私たちを新しい世界へと連れ出してくれました。東田さんの本は自閉症の当事者だけでなく家族の人たちの救いや希望となっています。この本から、人それぞれの個性が誰かを救うということや、相手の世界や個性を知れば互いにイキイキと暮らすことができるのではないかと感じました。そこで、そのようなインクルーシブな考え方をフリーペーパーで伝えるプロジェクトを思いついたのです。

 このフリーペーパーを通して、「インクルーシブな社会」の実現を目指しています。「インクルーシブな社会」とは、みんながみんなを認めあってお互いに支え合い、みんなが「自分らしく」生きることができる社会のことをいいます。国籍や性別など様々な属性によって、精神的・物理的な「壁」が生じている今、このフリーペーパーを読んだ人たちが「壁」をなくし、自分らしく生きることができる社会の実現に近づけるようにと願っています。

 私たちが目指す「インクルーシブな社会」の実現に向けて、どんなことを学校のみんなに伝えたらよいかを考え、同じ地域に暮らし、身近な存在でありながら今まであまり関わっていなかったろう学校の方々と日本で暮らす外国の方々にお話しを伺いたいと思いました。実際にインタビューしたり、アンケート調査を行ったりしたことで気づいたたくさんのことをもとに、自分たちがどんなことができるかを考え、学校のみんなに知ってほしいと思ったことや提案をメインページにまとめました。見やすさ、わかりやすさ、手に取って読みたくなるようにと考え、明るいテーマのイメージでデザインしてあります。

 フリーペーパーの制作にあたる前の段階から、自分たちが本当に伝えたいことは何なのか、誰にどんな取材をするべきなのか、担当の武田先生と何度も何度も話し合ってコンセプトを形作ってきました。たくさんの話し合いの中で、自分たちにとっても色々な発見がありました。フリーペーパーの制作に入った後も、レイアウトや文面、費用の工面や発行部数など4人で悩みながら時間をかけて完成させることができました。ここまでたくさんご協力いただいた武田先生をはじめとする先生方、取材にご協力してくださった方々、本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.96「雪と氷の平和の祭典に関する一考察~『人は好き。でも、国としては・・・』という場合~」

 皆さん、こんにちは。堀です。構想1分、制作20分。デスクワークばっかやと、悪化の一途とのことなので、腰痛予防の一環で、雪踏みしながら、歩いてみた。なんか、バランス悪いけれども~~~スペルミスったけれども~~~GAT!!(うーん、G、むずい・・・)

 ただいま、冬季オリンピックの真っ最中!ひとつの年度内に2回って・・・諸君の生涯(全人類の生涯、ってことでもあるわけですが)、2度とないことでしょうね、スゴい!昨日は家にこもって、TVをzap、zap、ザッピングぅ~。諸君らの同世代、河村あんり選手のモーグルやら、スマイルジャパンの延長戦やら、小林りょうゆう選手の大ジャンプやら。感動!感激!そのスキマに、個人的には、33Hの担任の素晴らしいスタイルを思い出してしまう、「孤独のグ〇メ、season9」と、クスッと笑ってしまう場面満載の天才三谷幸喜脚本の大河をはめ込んで。そして、シメはもちろん、「鬼〇の刃~遊郭編~第十話」!えっえっ?どうなっとるん?大爆発??来週の最終話(45分に延長)が、もう待ち遠しい・・・(それにしても、毎回思うけれども、ufotableさん、スゴすぎます、その表現力!社長の脱税だけはいただけないけれども・・・やたら儲かってるってことか・・・「有頂天家族」のP.A.worksさんの京都再現力も異次元に素晴らしい!)

 日本では、どのTV局も、裏話も含め、盛り上げてるけど、世界的には、今回の北京オリンピックって、どんな風に報道されているのだろう?昨日のニュース映像には、新疆ウイグル地区における、中国の人権(自治権)無視の行動に対して、“No rights, no Games!”(人権無きところに、オリンピック無し!)という強烈なボードを掲げた、オリンピック反対デモの様子なんかも見かけました。暑い国において、参加選手もまばらな地域での国民全体の関心度って?

 そんな最中、ウクライナ情勢が緊迫の度合いを急速にあげていることを、諸君はご存じか?今まで、何度も陸続きの国境を侵され続けてきた国。母国防衛の意識は極めて高く、地下鉄の駅は地下150メートルまで掘り下げた場所まで、長大なエスカレーターで延々と降りたところに設置。有事の際、国民は地中深く、地下鉄構内まで避難。つまり、そこを最後の逃げ場所、生活の場、シェルターとして活用するのです。最悪のシナリオ、核戦争勃発の場合でも耐えうる、核シェルターの役割まであらかじめ想定された構造とのこと。衛星写真によると、ウクライナ国境にロシア軍はすでに数十万人の部隊が駐留済みで、NATO軍の中心地ドイツ周辺や黒海等、即座に機動できる部隊をアメリカは集中的に展開中。まさに、一触即発の様相を呈していることを、諸君はご存じ?世界は今、プーチン大統領の動向・言動に注目しています。国家レベルの組織的ドーピング疑惑のせいで、国としての正式な参加が認められず、ROC(ロシアオリンピック委員会)代表としての参加しか認められていないはずの国の大統領が、なぜ、習近平さんと堂々と「オリンピック外交」とやらを展開しているのでしょう???一方で、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとする戦争勃発を回避しようと、様々な国の首脳が、外交戦略を駆使しようとしています。最も期待されていた仲介役、トルコのエルドアン大統領も、残念ながら、オミクロン陽性となり、予定されていたプーチン大統領との直接対話による外交的融和策の実効性も怪しくなってきました。果たして世界はどうなるのでしょう?「平和の祭典」の最中、あるいは、直後、「ロシア、ウクライナ侵攻」とのニュースが飛び込んでこないことを切に願っています。

 なぜ、諸君にこんなお話しをしようと思ったのか?それは、今日が2月7日だから。2月7日は、日本国民にとって忘れてはいけない日だから。今日は、「北方領土の日」。以下は外務省の公式サイトからの引用です。いろいろググってね。諸君!無知は罪なのです。

 「1855年2月7日,日本とロシアとの間で「日魯通好条約」が調印され択捉島とウルップ島の間に国境が確認されました。それ以降も,択捉島,国後島,色丹島及び歯舞群島からなる北方四島は,一度も他国の領土となったことがない,日本固有の領土です。しかし,1945年に北方四島がソ連に占領されて以降,今日に至るまでソ連・ロシアによる不法占拠が続いています。

 政府、北方領土問題に対する国民の皆様の関心と理解をさらに深め、返還運動のいっそうの推進を図るため、「日魯通好条約」が調印された2月7日を「北方領土の日」に制定しました。」

 諸君、いかがですか?行動を起こそう!今は無理でも、卒業後には!ロシアに最も近い、最北の地、礼文島の「桃岩荘」に行って叫ぶのです!「北方領土返せ~、北方領土返せ~、北方領土返せ~!」って、堀が21才の時、やってきたように?!任せたよ。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記2月4日(金)~学校公式キャラクター募集~

 くまモンやフナッシーなどのキャラクターは誰もが知っているところですが、金沢錦丘中学校・高等学校の生徒会も今日から学校の公式キャラクターの募集を始めました。

 キャラクターはイラストで募集し、中高生徒会執行部による一次審査で数点に絞られます。さらに、そこで選ばれたキャラクターを対象に全校生徒による投票を行い、一番票の集まったものが錦丘のキャラクターに輝きます。

 募集期間は3月1日までです。名だたるご当地キャラたちに負けないアイデアあふれるキャラクターを待っていますよ!生徒の皆さん、どしどしご応募を!

錦高日記2月3日(木)~今日は節分~

 今日は節分です。古くから、季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられていました。特に、2月の時期は寒く体調を崩しやすいことから、豆をまいて邪気を祓い清め、1年間の無病息災を願います。節分に豆をまく以外に、近畿圏発祥の恵方巻きをこの日に食べる人も増えています。

 予約した人への販売になりますが、本校の購買に、恵方巻きがありました。本校の生徒が企画した受験生応援おにぎりも販売されています。恵方巻きは今日だけですが、受験生応援おにぎりは毎日ありますので、購入希望者はいつでも買いにきてください。

 コロナという鬼がはやく退散しますように! 高3生が希望校に合格しますように!「鬼は外!福は内!」

錦高日記2月2日(水)~茶道部・炉のお手前~

 水曜日は茶道部のお稽古の日です。2階の和室で茶道部が「炉」のお手前を練習していました。茶道でお湯を沸かす道具は「炉」と「風炉」の2種類あり、冬の季節は「炉」を使います。お手前をする人の前に置く「風炉」と比較して「炉」は、火元がお客様の近くになるため、お客様は温かくなります。夏は、火元が近いと暑いのでお客様から遠いところに配置されるのです。「炉」と「風炉」では、柄杓の扱い方などが違います。

 感染防止のため、この場でお茶やお菓子をいただくことはできなくなりましたが、部員たちは心を込めて「炉」のお手前に取り組んでいました。茶道部の練習はいつ訪れても、心地良さを感じることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月26日(水)消費者教育講演会

 1月26日(水)3・4限目を使い、外部講師の方をお招きして、1年生に消費者教育の講演会を開催しました。

 成年年齢が、2022年4月から、現行の20歳から18歳に引き下げられます。成年年齢引き下げとともに、18歳で契約ができるようになるので、どのようなことに気をつけたらいいのかを聞くことができました。消費者トラブルや金銭に関するトラブルは巧妙化しており、高校生だけでなく誰もが気をつけなければならないことだと感じました。

 個人の信用情報を管理しているところや契約についての基本的な考え方、アルバイト詐欺や名義貸しなど若者がかかりやすい悪質商法などの事例を紹介してもらったので、自分事としてとらえることができたと思います。今日学んだことをこれからも覚えておいてほしいです。

 

錦高日記1月28日(金)~1年・コミュニケーション英語~

 今日のコミュニケーション英語の授業、アメリカでの感動的な実話を知ることができました。要約です。『アリゾナ州に住む6歳の少年Bopsyは白血病でした。息子の将来の夢が消防士であることを知ったBopsyの母親が、地元の消防署を訪れます。そこで出会ったBob消防士に息子の最後の願いについて説明し、消防車に乗せて街を回ることができるかどうかを尋ねました。Bob消防士は、Bopsyのために本物の消防士の制服を作り、ヘルメットやゴム長靴を用意し、Bopsyを1日限定の消防士として消防車や救急車などに乗せてくれます。Bopsyは母親と消防士たちがしてくれたことに感動し、医師が考えていたよりも長く生きることができたのです。』

 授業では、Bopsyの母親やBob消防士の行動で素晴らしいと思った部分を抜き出し、理由を含めて書き出しました。ワークシートやChromebookを使ってグループで内容を共有したあと、Bopsyの立場になって、自分のために行動を起こしてくれた母親やBob消防士に対して、感謝の気持ちを伝える英文の手紙を書きます。生徒のみんなはそれぞれの課題に真剣に取り組んでいました。Bopsyを思う人たちの行動に心が熱くなった1時間です。

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月27日(木)~音楽・ギターの練習~

 1年生・音楽選択者のフォーク・ギターの練習が今日から始まりました。右手で弦をはじく方法や左手で指板を押さえる方法などを教わった後、クリーガーのメヌエットの楽譜を見ながら、各自が音を出しています。音楽の細川先生から、「弦をはじく場所はサウンド・ホール(ギーターの穴が空いている部分)の上ですよ。」「楽器は身体と平行になるように持ってくださいね。」などのアドバイスをもらいながら、繰り返し練習します。授業の最後は、細川先生のピアノ伴奏で合奏しました。みんなの上達が楽しみなギター初日でした。

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.95「ボーッと生きてんじゃねーよ!~Don’t sleep through life!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。腰の調子が思わしくなく、朝の挨拶に立てていない今日この頃・・・若い諸君は大丈夫??どうかどうか、GATで!!

 昨日、校舎内を「徘徊」していたら、中学棟から朗々とした(歌?)声が響いてきます。おー!3年生の百人一首大会!毎年恒例、この時期の風物詩。しかし・・・マスクにフェイスシールド装着、エキサイトせずに、静かに静かに・・・コロナ禍で、ずいぶん、様変わりしたなあ、なんて感慨にふけりながら、しばし、観戦。かつての大熱戦風景、大盛り上がりを思い出していました。I miss it・・・

 さて、窓の外を見やると「ん?」な光景が・・・本校校舎から、ろう学校グランド越しに山科方面を撮影すると・・・

さらに、校舎の反対側、本校のグランドを撮影すると・・・

こんなカンジ。諸君も目にしましたよね?雪解けの際に見える、この模様って・・いったい何??なんでできるの??「雪の降る中、グランドに線引いた人、だれ?サッカー部の西田センセ?」なんて思っている錦生のなんと多いことか?!

 ボーッと生きてんじゃねーよ!Don’t sleep through life!チコちゃんに叱られますよ。答えはさしずめ・・・(ドンドン)「水はあたたまりにくく、さめにくいから~~~」というカンジでしょうか??理科の先生方~~~!

 雪解けの際のこの模様、実は、排水溝の埋められている場所だけ、雪が解けずに残った、自然現象なのです。ウチに限らず、学校のグランドや公園の広場など、土中に排水溝が埋め込まれていて、土に流れ込んだ水をその排水溝から排水するという土木技術が活用されているのです。排水溝の上だけ、雪解けが遅れて、このような模様が現れるということなのです。

 では、なぜ、排水溝の上だけ、雪解けが遅れるのか??キーワードは「比熱」:ものの暖まりにくさを示す数値。比熱が大きいほど、暖まりにくく、さめにくい。諸君の身の回りにあるもので、最も比熱が大きいもの、つまり、暖まりにくく、さめにくいもの、それが水。

 降雪時に雪が解けるメカニズムは・・・雪より温度の高い土から熱エネルギーが移動し、土の温度低下とともに、融雪、ということ。

 一方で・・・排水溝がある上の土→水はけ良し→水の含有量が他の場所より少→比熱小なので、土の温度がすぐにさめて雪と同じような温度に下がり、そこから先、融雪せず、ということ。

 排水溝のない土→水たっぷり→比熱大なので、雪に熱エネルギーを奪われても、土の温度下がらず、さめず、よって、どんどん融雪、ということ。

 いかがですか?「比熱」って何?と、まだ、首をひね(つ)ってる諸君?!理科のセンセに、お尋ねを!そういえば・・・クルマに積もった雪がいつまでも解けないなあ、なんていうところに気がついた先生方!「比熱が小さいものに積もった雪ほど解けにくい」とうことを覚えておけば、我が子に、ちょっこし、いいとこ、見せられるかも~~。「水はあたたまりにくく、さめにくいから~~~」なのです。素朴な疑問、大切に!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記1月26日(水)~部活動激励~

 お昼の時間に、高体連や高文連が主催する北信越以上の大会に出場する少林寺拳法部と放送部の選手への激励が行われ、堀校長先生から「石川県の代表として、また、金沢錦丘を代表して頑張ってきてほしい。」と熱いエールが送られました。少林寺拳法部、放送部の生徒は県の代表として、大会に参加する決意を力強く伝えてくれました。

 放送部は、2月5日(土)~6日(日)に行われる第18回北信越高等学校選抜放送大会新潟大会の①朗読、②アナウンス、③ビデオメッセージの3つの部門に出場します。ただ今回、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新潟県の会場に集まることはせず、録音による審査が2月5日と6日に行われることになっています。

 少林寺拳法部は、3月25日(金)~27日(日)に香川県の善通寺市民体育館で行われる第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会において、女子規定単独演武と女子規定組演武に出場します。両部の活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日高1月25日(火)~体育・バスケットボールの授業~

 6限目、2年生のバスケットボールの授業が行われていました。チームや自分の動きを分析して、良い点や修正点を指摘できるようにすることが、今日のねらいです。このねらいを達成するために、授業では、①前半と後半の2回試合を行う。②前半の試合前にチームでミーティングを行い、作戦を考える。③試合の様子をタブレット端末で撮影し、試合後すぐに動画を確認する。④後半の試合前にもう1度、ミーティングを行い、作戦を再度考える。⑤気づいたことや考えたことなどを学習カードに記述する。などが行われていました。

 試合では、選手たちが空いている空間へ速攻で移動したり、行く手をふさがれた時はバウンドパスで味方にボールを渡したりなど、工夫されたプレーを随所に見ることができました。自分の姿をその場で確認したり、作戦を立てたり、考えを文字化したりすることが、技術力だけでなく、思考力や表現力の向上にもつながっていると感じた1時間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子バスケットボール部 新人選抜七尾大会 結果報告!

こんにちは!女子バスケットボール部です!

 

 1/22,23に七尾市で行われた新人選抜七尾大会に出場してきました!

 先に行われた新人大会でベスト8に勝ち進んだチームだけで行われる、レベルの高い大会です!

 対戦相手の津幡(第2シード)には、豊富な運動量と強力なフィジカルで序盤から圧倒される苦しい展開でしたが、自分たちに戦える部分はないか、常にチームで模索して、全員出場で最後まで戦いぬきました!!

   金沢錦丘 42 ー 99 津幡(準優勝)

           12 ー 28

         13 ー 24

           3 ー 24

         14 ー 23

 試合以上に、大会前日からチームで移動し、外部体育館でチーム練習をしたこと、チームで宿泊し食事や生活を共にしたこと、この経験は、仲間の絆を深く、強くしたに違いありません!!もちろん、常に感染症対策を忘れません。

 今大会の経験を踏み台にして、チームはまだまだ頑張ります!応援よろしくお願いします!

(写真は部員がおいしくいただいた旅館ごはんです☆彡)

      夕食                                         朝食

 朝食~~夕食~

錦高日記1月24日(月)~マイプロジェクトアワードに向けて~

 今日の放課後、2年生がリハーサルを行っていました。1月30日(日)に行われるマイプロジェクトアワード北陸Summitに参加するグループです。マイプロジェクトアワードは、自ら気づいた問いを探究し、実際に行動してきた高校生のための学びの祭典です。取り組んできたプロジェクトを振り返り、大勢の前で発表し、フィードバックをもらい、全国の仲間と出会う機会になります。本校からは4グループが北陸Summitに出場します。発表はオンラインのため、接続の練習を兼ねてのリハーサルでした。今日は接続にちょっと手間取っていましたが、これで当日はスムーズに行うことができるはずです。みんなの探究の成果を多くの人に見てもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月21日(金)~美術・模写~

 1年生・美術選択者の「模写」の授業です。ゴッホやフェルメール、アンリ・マチスなど教科書のたくさんの作品の中から、各自が好きな絵を選び、「模写」しています。「模写」することによって、構図の取り方、構成の仕方、色の選び方や塗り方など、画家の考えなどを学ぶことができます。これが自分の画力を上げることにつながるのです。

 生徒はお手本を真剣に見つめ、懸命に描いています。時折聞こえる開先生のアドバイスの言葉以外、美術教室は静寂に包まれていました。完成は2月末です。この授業によって、生徒たちには画力だけでなく、集中力もつくように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月20日(木)~篆刻作成中~

 1年生の「書道」選択者が授業で、『篆刻(てんこく)』に取り組んでいました。『篆刻』とは、石や木などの比較的柔らかい印材に「篆書を書いてこれを刻す」ことであり、自分で印面に文字を書き入れて自分で刻り上げ、自分だけの印を作って楽しむことをいいます。

 前時までに、名前など各自が刻りたい語句を決め、篆書字典で字形を調べて書き出した文字をもとに、印稿を作りました。今日は、布字(字入れ…印材に文字を写す作業)を行っています。書道の本間先生の説明の後、どの生徒も心をこめて丁寧に作業をしていました。この後、印刀を使って刻っていきます。世界に1つだけの自分の『篆刻』です。どのような作品ができあがるのか、みんなの完成を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月19日(水)~除雪作業~

 今朝の除雪作業の様子です。除雪当番の12Hのみんなと教員が手分けして、校門から校舎に続く道を除雪してくれました。作業に関わってくださったみなさん、ありがとうございます。みなさんのおかげでスムーズに通行することができました。この天候は週末まで続きそうです。道路の凍結による交通渋滞などが予想されますので、朝はいつもより早めの登校を心がけてください。お願いします。

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.94「27年前の出来事~いくつもの悲しみを越えて~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今朝は冷え込んだね~。幸い、さほど積もらず、みんな、なんとか登校できそうなカンジの朝でした。錦の前庭にも、フカフカの雪がこんもりと。極寒にも負けず~~~GAT!

 本校自慢のSPs(Silent Partners:物言わぬ同伴者・縁の下の力持ち)、こちらから頼んだわけではないのに、諸君が敷地内を登校しやすいよう、歩きやすいよう、早朝、さーっと除雪してくれていました。本当にありがとうございます、先生方!また、本日、除雪当番のクラスの諸君、ご苦労様でした!みんなのおかげで、靴が濡れずに済みました。コケずに済みました。これからもよろしくお願いいたします。

 27年前の1月17日、月曜の朝、金沢でも揺れました。生後1年になろうとしていた末娘(本校卒・錦中3期生)に覆い被さり、4歳・7歳の長女・長男に布団で頭をかばうよう、大声を出し・・・阪神淡路地区を未曾有の巨大地震が襲った瞬間でした。

 この時、堀は泉丘高勤務1年目で1年生の担任(本校の保健体育・陸上部の宮〇先生も受け持ち)でした。3年生はセンター試験の自己採点の日ということもあり、みんなの出来がどうだったか、気に掛けていた矢先の大地震でした。当時、石川県には地震による直接の被害はなかったのですが、程なく、県関係者の不幸が伝わってくることとなります。ある3年生のお兄さんが神戸の下宿先で犠牲になったとの一報。それだけでも受験生には大きなショックですが、この報道に絡んで、お母さんが悲しみの余り自ら・・・極めて短い間に、身近な親族を次々と失うこととなった受験生・・・しかし、ホーム担任の懸命の声かけやら、学校を挙げてのサポートやらもあり、第1志望の大学を見事に突破。悲しみを越えて、自己実現に邁進した生徒がいました。あの強さ・たくましさには驚嘆しかありませんでした。

 この年、関西地区の受験動向に大きな変化が起きました。医学・看護学をはじめとする医療系への進学者が激増したのです。震災で教科書・辞書・参考書・問題集など、あらゆるものを失い、筆記用具すらない避難所暮らしを強いられた受験生たちの心を動かしたのは、他でもない、自分たちの身近で献身的に働く医療関係者の姿そのものだったのです。偏差値だけでは計れない、大きなモチベーションが産まれたことは想像に難くありません。昨年から今年にかけて、医療関係者の仕事に強く惹きつけられている高校3年生が、本校のみならず、全国的に増加している現象は、あの震災時と似たようなモチベーションが関係しているような気がしてなりません。諸君らにも、「なりたい自分」を、崇高な志望動機を、最後まで貫いて欲しい、と願わずにはいられません。

 また、泉丘に赴任したこの年は、「来年の韓国修学旅行の助言もらいに、広島の盈進(えいしん)高校行くぞ。堀さん、オレと一緒に行こう。」加藤1年学年主任(病に倒れ修学旅行引率できず。故人・・・涙)からお声を掛けていただいた年でもありました。震災の約4週間後の2月14日、2人で鉄路、広島に向かいました。途中、いまだ、がれきの山の神戸市内を徒歩で横断(学校という学校のグラウンドは全てテント村・・・涙)し、丸1日かけて。「あなた方は何のために韓国へ行くのですか?ロッテワールドで何を学ぶというのですか?」訪問先の校長先生からのコトバは衝撃的でした。「独立記念館を訪れずして、日本の高校生が訪韓する意義はありませんよ。」金沢に戻り、取り急ぎ、旅程及び事前学習の内容を大幅修正。翌年、本県初400人規模の海外修学旅行実施へとつながります。その後しばらく、あの旅行プランが本県の韓国修学旅行のプロトタイプとして定着。次に赴任する錦丘でも、学校初の海外修学旅行プラン策定に深く関わることになります。

 当時、錦中と連携して作り上げた修学旅行は、「日本と東アジアの友好」を軸にしていました。中学では、まず、北九州へ行き、漢委奴国王の印などに触れ、日本と韓半島や中国との関係性に思いを馳せます。太古の人々の航路を模して、フェリーで瀬戸内海を東進し、大阪南港より関西に上陸。その後、奈良(「ナラ」という音は、ハングルでは「都」の意。「奈良」は表音文字表記、表意にあらず。)に向かい、仏像や寺院から大陸との交流を想像します。高校では、釜山の古墳公園で、日本では直接入ることのできない古墳内部を体験するなど、日本との太古からの深い関係性を実体験します。日本と韓国・北朝鮮との長きにわたる、友好的関係が、近現代に入ると、激変していく様、特に、大戦時の日本が韓半島の人々に行った、目を背けたくなる差別的言動の数々を、独立記念館で学びます。その上で、同年代の韓国の高校生との直接交流会に臨ませる。若い者同士は、反日感情とか、嫌韓感情とか、全く無関係で、出会って数分で、ものの見事に、お話しを、交流を始めます!つたない英語と懸命のジェスチャーを駆使して!あの時の感動といったら!!生涯忘れることができない瞬間!!互いの(幸も不幸も)歴史をしっかり学んだ上で、「今」を生きるもの同士の、未来指向の直接交流!!これからの国際化時代を生き抜く若者たちには是非とも経験させたい瞬間です。本県における、海外修学旅行の端緒もまた、元を正せば、27年前だったのです。

 数年間、順調に経験を積んでいた矢先、錦中3期生が高校2年生の頃、今と似たような感染症(サーズ)の大流行により、本校の海外修学旅行が中止、国内修学旅行(北海道)へ変更となります。それ以来、本校では、海外修学旅行が実施されることなく、現在に至っています。ねらいを修正しつつ、錦丘の海外修学旅行復活を試みてきた3年間でしたが、コロナの壁を越えることはできませんでした。「種」は蒔いていきます。後は、後任の校長、そして、来年度以降の教職員諸君に託します。錦生諸君が、世界に「トビタテ」るきっかけとなるよう、サポートをよろしくお願いいたします。もちろん、世界がコロナを克服している、ということが大前提であることは言うまでもありません!実現するような日が来れば、堀も私費で、同日程で、「その地」に行こうかな?!邪魔はしませんので。それくらい、夢見てもいいですか、ね?英語を駆使しながら、異国の学生と懸命にコミュニケーションしようとする、錦生の姿。それを目撃できたら、もう思い残すことはありません。

 Boys & girls! Be GLOBAL, ACADEMIC and TOUGH!!

堀が諸君に望む、「もうひとつのGAT」がこれです。「元気で、明るく、たくましく!」生きることを前提としつつ、‘global’(地球規模で考え)、‘academic’(学問を突き詰め)、‘tough’(あきらめない)、そんな生き方を貫いて欲しいと強く強く願っています。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.先日、「バナナマンのせっかくグルメ」という番組で、「せっかく富山市来たんやから、『糸庄』の『もつ煮込みうどん』食べてかれ~」って紹介されていました。それも若き4人組に!Native Toyamanとしては、嬉しい限りでした。冬はもう、just on seasonという感じですが、夏、汗かきかき、ほうばるもつ煮込みやあの氷見うどんも捨てがたいのです。金沢からもけっこう近いし、ドライブがてら、保護者の方々と行かれては?オススメ。元富山県人としては、東の『糸庄』と並び称されるのが、西の『吉宗』!!我が故郷、高岡市中心部、市民病院ヨコにある、「カレーうどん」の名店!実は先日、食べてきましたぁ~、久々に。高校時代から40年以上食べ続けてます(高岡高校にも近いんで)。たまご入り、にして、小ライスも。ぶっとい手打ちうどん、独特の濃厚なルー(隠し味にナッツが大量に投入されているらしい)と、ごろごろ入ってる鶏肉。ん~たまりませんねえ。『糸庄』以上に金沢寄りなので、是非是非!オススメ。駐車場いっぱいの際、市民病院駐車場に止めている人もいるやに。「せっかく高岡市来たんやから、『吉宗』の『カレーうどん』食べてかれ~」。いとしょうも、よしむねも、どちらも行列必至。覚悟の上、ご来店を。(予約不可)

錦高日記1月18日(火)~3年生特別時間割~

 大学入学共通テストが終わり、3年生は今日から進路別の特別時間割です。3限目の化学実験室では、トウモロコシの実験が行われていました。ポップコーンはなぜはじけて、大きく膨らむのか?理論を学び、実際に確かめます。

 私達が普段食べているトウモロコシとポップコーン用のトウモロコシは種類が違い、ポップコーン用のトウモロコシは、外側は硬いデンプンによって覆われ、内側に水分を含んだ柔らかいデンプンがあります。加熱すると、内側の水分が水蒸気になって膨らもうとするのですが、まわりの硬いデンプンに邪魔されて膨らむことができません。加熱を続けると、水蒸気になろうとする力が高まって爆発し、膨らんでポップコーンになります。

 比較のため、ポップコーン用のトウモロコシに穴を開けたものを加熱し、膨らまないことも確かめました。本来なら、はじけないはずが、鍋の蓋を開けたら、ポップコーンができあがっていたグループも…。感染対策のため試食は行わず、できあがったものはすべて持ち帰りです。

 4限目、講義室Fでは、校長先生の特別講座が行われていました。今回のテーマは「リエゾンとリダクション」

 久保田利伸さんが歌う『Oh,What A Night!』が「終わらない」と聞こえることなど、英語では発音しない部分があります。複数の単語が並んでいる場合、1つ目の単語の「最後の音」と次の単語の「最初の音」が繋がっていたり、「末尾の音」があまりしっかりとは発音されずに、脱落したりします。これらの音の変化を正しく理解することによって、リスニング力やスピーキング力が格段にアップするのです。

 寒い1日でしたが、校内はホットな空気に包まれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月17日(月)~大学入学共通テスト自己採点~

 3年生の教室では、大学入学共通テストの自己採点が行われていました。3年生のみなさん、堀校長先生からのメッセージにある「あきらめない心」を持ち、次の1歩を踏み出してくださいね。困ったことや迷うことがあれば、教員に相談してください。どの教員もみなさんからの一言を待っています。

 1年、2年生のみなさん!ぜひ、この土日に行われた大学入学共通テストの問題を見てください。問題は昨日と今日の新聞に掲載されています。ネット上にも掲載されているので、スマホ等から確認することもできます。大学入試の問題だから難しくて解けないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、このテストの目的は「大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定すること」です。今までに学習した範囲で解ける問題や時間をかければ正解にたどり着くものもあります。問題を見ることによって、これから自分がどのような力を身につけなければいけないかがわかるのです。「なりたい自分」になるために、歩みを進めてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.93「あきらめない心~You still have a choice!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。さあ!今日から、もう1回、始めよう!Let’s start once again! まだ何も終わってないから。全生徒・全教職員、一丸となって、感染症対策も今一度、徹底して~~~GAT!!!!!

 3年生諸君!「不沈生還」してくれたようですね。護衛艦「凉月」のごとく(激励動画、観てくれたかなぁ・・・)。登校時から自己採点までの様子を確認していましたが、予想していたよりも落ち着いた様子・雰囲気にとりあえず「ほっ」としています。

 国公立大学出願開始までのこの1週間余り、「すんなり予定どおり」の人もいれば、ホーム担任から「今まで、全く考えたこともない」大学・学部の提示を受ける人もいるでしょう。いずれにせよ、最終決戦は2・25であり、3・12なのです。あるいは、本命の私大なのです。各大学・学部の傾向やクセに合わせた学習を再開しましょう!そして、つらくなったら、原点に戻るのです、絶対に!そして、自問するのです。

「そもそも、私の『なりたい自分』って、なんやったっけ?」

進学先というのは、この目的達成のための「手段」に過ぎないということを思い出しなさい。「踏み台」に過ぎないっていうことに立ち返りなさい。

 万一、今まで目指してきた大学・学部への合格判定がEで返ってきたとしても、そのことでもって、「夢」への道が完全に閉ざされたことになるのでしょうか???その「夢の微調整」や「ルート変更」は絶対に無理なことなのでしょうか???家族の皆さん、ホーム担任、話しやすい先生方、様々な経験則を持っている身近な大人の方々の意見に、耳を傾けてみるのも1つのテです。その上で、なお、諸君に確認したいこと、それは、

It’s YOU who still have a choice!

「それでも、まだ、選択権を持っているのは、『あなた』自身なのだ!」ということなのです。誰の意見を聴いても構いません。でも、「夢への最終ルート」を決めるのは、諸君自身なのだ、ということを忘れてはなりません。場合によっては、保護者の方々と、もめにもめ、ケンカまがいの事態になるやもしれません。感情的にならず、冷静に、自分の親を説得することもまた、進路選択・決定の一環で、避けては通れぬ道なのです。(逆に言えば、説得できないのであれば、それもまた、諸君の力不足ということです。)この一連のルート決定へのプロセスこそが、諸君が大人として「自立」するために必要不可欠な通過儀礼なのだと、堀は信じています。ゆめゆめ、後になってから、「あの時、あんたの言ったとおりにしたから、こんな人生になってしもうたんや!」などと口にすることのないよう、納得できる受験、「悔いの残らない受験」となることを心より祈っています。

 さて、土壇場、最後に栄冠を掴む人に共通している持ち物、なんだと思いますか?それは、「あきらめない心」です。世界的に有名な、あるカードゲームプレイヤーのコトバ:You cannot change the cards you are playing, but you can change the way you play them.「手持ちのカードは変えられない。でも、そのカードの操り方は自由自在だ。」堀が見たいのは、諸君の「操り方」であって、どんな「役」でアガルかではありません。まずは、配られた手札をしっかり受け入れ、あきらめることなく、アガリに向かう最善策を熟考する、そこが大切なのではないでしょうか。「運」が全てではなく、むしろ、困難なカードの時こそ、どこかにbreak-throughできるテがないか、突破口がないか、もがき、あがき、あきらめない心(GAT!のT<たくましく!>)をしっかりと持って、事にあたる。そうこうしていると、「運」が向いてくる、「ツキ」がやってくる。そういうことだと思います。「人事を尽くしつつ、天命を待つ」そんな感じがいいと思います。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

強運オールスターズ一同、ずっと祈ってますから!!

錦高日記1月11日(火)~受験生応援おにぎり~

 先週末のテレビや新聞等で紹介された「受験生応援おにぎり」が3年生全員に配られました。この「受験生応援おにぎり」を考案したのが、本校の3年生5人です。この5人が昨年の「総合的な探究の時間」の課題研究で、「どうすれば受験生に頑張ってもらえるか」を探究テーマに、(株)米心石川とコラボしておにぎりを企画したことがきっかけです。

 味は「チキンカツ」と「ドライカレー」の2種類。「合格を勝ち(カツ)取り(鳥)」「受かれ~(カレ~)」の願いを込めて、5人が具材を考案しました。考案したメンバーは「昨年は2年生だったので、受験する先輩を応援する立場でしたが、今年は受験する自分たちが応援されている気持ちがします。」また、「この企画を後輩たちに引き継いでもらえたらうれしいです。」と語ります。

 本校の3年生はもちろんですが、上級学校を受験する人たちに、錦丘生が考案した「受験生応援おにぎり」でパワーを付けてもらえたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月7日(金)~2年課題研究~

 今日の7限、2年「総合的な探究の時間」の様子です。1月25日(火)のプレ発表、2月8日(火)の本発表に向けて、87のグループが活動を行っています。研究のまとめに入っているグループ、継続して調査をしているグループ、教員からアドバイスをもらっているグループなど、様々です。年が明け、昨年に増して、ディスカッションの様子が活発ななり、研究を更に良いものにしようとする意気込みが感じられました。

 発表まで、残りわずか!今年はどんなプレゼンが聴けるのか、とても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月6日(木)~受験生応援企画~

 大学入学共通テストまで10日を切った今日、2階の講義室前に受験生応援企画が設営されました。企画したのは、2年生の松本さんと松林さん、2人は「昨年、先輩方が受験生応援企画を行っているのを見て、私たちも3年生のために何かできることがないかと考え、『絵馬』という目に見える形で応援したらいいのではないかと思いつきました。高校生、中学生、先生など、たくさんの人にメッセージを書いてもらい、受験生の励みになったらうれしいです。」と、この企画の動機を語ってくれました。

 早速、何人かの人が絵馬を書いてくれています。3年生が「なりたい自分になるために」チーム錦丘で応援します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月5日(水)~3学期始業式~

 今日から3学期が始まりました。2年生修学旅行の実施による感染対策のため、2日早く2学期を終了したためです。今回も全体で集まることはせず、放送での始業式となりました。宮田先生の司会のもと、堀校長先生が生徒に語ります。

 2年生に対しては、「修学旅行が無事に実施できたことを誇りに思ってほしい。陰で支えてくれる人々への感謝を行動で示すことをこれからも継続してほしい。」1年生には、「これからは自ら進んで、2年生とともに新たな錦丘の伝統を作り出してほしい。勉強に、部活動に、生徒会活動に、主体的に自分たちのこととして、取りくんでくれることを期待します。」と話し、また、箱根駅伝で優勝した青山学院大学の原監督が語った「自立」と「自律」を取り上げ、この3学期は「なりたい自分になるための「自立」のための準備期間である。」と熱くエールを送ってくださいました。

 

錦高日記1月4日(火)~2022年がスタート~

新年明けましておめでとうございます。

2022年が始まりました。年末年始ですっかり冷たくなった校舎の中、すでに3年生のフロアでは、すべての教室で真剣に自習に取り組む姿が見られます。何かに打ち込む姿は本当に美しい、そう思える光景に出会えることはとても幸せです。

本校では、昨年に引き続き、コロナ禍の中であっても、かけがえのない高校生活をどのように充実させていくかに挑戦していきます。今年も、何気ない日常を切り取りながら、ひとつでも多くの”成長”や”チャレンジ”をお伝えしていきたいと思います。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ほりほりの部屋Vol.92 「強気の姿勢で、今こそ勝負!!!~さあ!行こう!~」

 皆さん、あけましておめでとうございます。堀です。金沢錦丘高校は今年も、明日5日から3学期始業となります。先生方は本日が、「仕事始め」。部活動指導やら、明日からの授業準備やら、みなさん、忙しく立ち回っておられます。生徒諸君!校舎も冷え切っており、雪の降り具合も心配ですが、どうか元気な姿で登校してきてください。こんな時こそ、強がってみせるのです!GAT!

 先月、早めの願掛けに、白山比め神社に行ってきました。3年生全員が「なりたい自分」となるための、「踏み台」としての次のステップに、無事到達・「合格」することを祈った、「五角」形の絵馬を奉納してきました。堀にできるのは、ただただ祈ることのみ。どうかどうか、悔いのないチャレンジとなりますよ~ウニ(年末ジャンボのCMより)。

 元日、尾山神社に初詣。ここでも3年生諸君、全員の「合格」を祈願した後、恒例のおみくじを引くと・・・見事「大吉」!!!何年連続だろ?ここ数年ずっと続いている幸運の大波動は、今年も続くようです?!ある成功者から「『大吉』のおみくじは、お宮さんに結ばず、身につけておくと良い」と言われて以来、ずっとお財布に入れて持ち歩くことにしています。御利益ハンパない?!今年の実物を35H前にしばらく置いときます。拝みなさい、祈りなさい!御利益、お裾分け~~~(Ikko風に)!「躊躇せず強気の姿勢で、今こそ勝負に出よ。」3年生諸君の健闘を心より祈る!まずは、10日後の共通テストへ!さあ!行こう!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.

 先日、「呪術廻戦0」観てきました。本編については全く「予備知識0」で・・・孫たちが「鬼滅」に引き続き、ドはまりしている、とのことだったので・・・話題を合わせるため、でしたが、内容は・・・スゴい!2時間があっという間でした。冒頭、乙骨君の「里香ちゃん、だめだ・・・」の意味が、ストーリー展開と同時に鮮明になり、そのあまりに悲しい出来事に、純愛に涙しました。また、「呪い」というコトバの捉え方について、各キャラによって、大きく枝分かれしていることが、「呪術廻戦」のキモなんじゃないか、と思い至り、夏油傑(げとうすぐる)のコトバにも肯けるものがありました。棘君が普段、おにぎりの種しか、コトバにしないのも、SNSでの誹謗中傷に傷つけられることが日常化している現代社会を揶揄したキャラなんじゃないか、なんて思ったりもしました。「しゃけ」(これ、イエスの時ですよね??)。

 鑑賞者全員に配布された非売品の「0.5」(興味ある方、校長室までカムカムエブリバディ<NHK朝ドラより>)のおかげで、孫たちに「じいじ、すご~い!」と褒められました。いろんなキャラについて、教えてもらいました。舌っ足らずで、「どじょ~てんて、だ~いちゅき!おめめがぶるーで、ちゅよーいの。」とかいうのを耳にすると、もうたまりません!かきくけこをさしすせそに、さしすせそをたちつてとに、瞬時に逆翻訳することにも慣れました。(ちなみに、孫が好きなのは軟体動物ではなく「五条先生」)

P.P.S.クライマックスでの乙骨君に、シンジの影を感じたのは堀だけ??「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」的な・・・CV:緒方恵美ゆえ???か?

錦高日記12月28日(火)②~2021年最終日~

 2021年最終日のスナップです。部活動や大掃除に汗する生徒、試験を目前に控えて一瞬も無駄にしたくないと頑張る生徒、今日もカメラを通して、素敵な光景をたくさん観ることができました。

 明日12月29日(水)から1月3日(月)は閉庁日となり、錦高日記もしばらくお休みとなります。錦高日記を観てくださっているみなさまが、温かい気持ちでよい新年を迎えられることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月28日(火)~書き損じはがき回収します~

 生徒会執行部が「書き損じはがき回収箱」を作成し、中央階段1階と2階から3階の踊り場に設置しました。募集するものは、年賀状などの書き損じはがき、未使用のはがき、切手、テレホンカードです。回収箱に入れてくださったものは、社会福祉法人 石川県視覚障害者協会に送り、福祉事業に役立ててもらいます。募集期間は、1月5日(水)~19日(水)。1枚でも大歓迎です。ご協力をお願いします。

 

錦高日記12月27日(月)~年末大掃除~

 今日で終わりとなる部活動もあり、年末の大掃除が行われていました。少林寺拳法部は毎年、この時期に柔道場の畳上げ掃除を行います。柔道場から畳を全て上げ、床を掃除します。柔道場の畳の枚数は250枚!20数名の部員で全ての畳を運び出します。さすが日々の練習で鍛えられているだけあって、重い畳を軽々と運んでいました。運んだ畳は1枚、1枚丁寧に水拭きをします。少林寺拳法部長の永長さんが「畳を上げるとたくさんのゴミが出てきました。新年は汚れをきれいに落とした柔道場で、気持ちを新たに練習を頑張りたいと思います。」と語ってくれました。少林寺拳法部の他、男子バスケットボール部などの部活動で大掃除が行われていました。みなさん、お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月24日(金)~MROラジオ防災ステーション~

 12月14日(火)に行われた1年生の「防災・減災」の発表会の様子が、MROラジオで紹介されることになりました。番組は 年末特番 HAND IN HAND「MRO防災ステーション ~災害に備え、守ろう命~」

 オンエアされるのは、12月31日(金)の朝9時からです。金沢市の防災情報番組と河北台中学校の防災学習の後に本校の「防災・減災」の取り組みが紹介されます。金沢大学の青木賢人准教授が本校の防災学習の感想を語ってくださることになっています。

 発表会後の生徒アンケートから、自宅に防災グッズを用意したと答えた生徒が増えたことがわかりました。学んだことについては「自分の身は自分で守る」「災害時は自助、共助、公助が大切」「高校生も災害時は主体的に行動しなければいけない大人のうちの1人である」など、

 また、「災害に対しての危機感や防災意識が高まった」「家族と災害時の対応について話し合うことが大切だと思った」と多くの生徒が防災に対する意識が変わったと答えてくれました。

 大晦日の朝、あなたの発表が紹介されるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月23日(木)~学年通信~

 学校ホームページメニューの「学年から」をクリックしてみてください。1~3年の学年通信をご覧いただくことができます。次の月の日程や行事予定、学年の教員から生徒や保護者のみなさんに伝えたいことなどが掲載されています。学年通信は月によって担当者が異なっており、書き手の熱い思いが込められています。ご覧いただけたら幸いです。

 

ほりほりの部屋Vol.91 「紺碧の空・コバルトブルーの海Part3~珊瑚礁と軽石~」

 皆さん、こんにちは。堀です。本日、錦中も終業式。明日からは部活動や自習のための生徒のみの登校風景となります。クリスマス・お正月とリフレッシュする時間もまた貴重です。緩める時間と締める時間、サメに、あっ、ちがう、上手に使い分けてぇ~、GAT!

 今朝の金沢、ピーカンのお天気(死語?)で、冷えましたねえ。先週の今日、沖縄もピーカンでした。ただし、最低気温17℃最高気温25℃!!半袖短パンの世界です。北陸の寒さを吹き飛ばす、亜熱帯の(?)日本の写真を、ほんの一部ですがご覧ください。(バナナボート中心の他の映像データについては、村井先生に預けてあります。見てみたい2年生A隊マリンスポーツ体験隊の諸君は村井先生に頼んでくださいませ。ただ・・・あまりサメには、ちご、ジョーズには撮れていないので期待しないでください・・・とほほ)

これぞ沖縄!紺碧の空!コバルトブルーの海!真っ白な砂!

シュノーケリン・グ~!浅瀬で練習。ドラえもん??

 限りなくクリアな海水!この後、足ビレも装着して白砂の途切れる、沖合に見えている黒っぽい海域まで泳いでいきます。この黒っぽい海域こそが、珊瑚礁!亜熱帯のお魚さんたちとごたいめ~ん!そのためのシュノーケリング体験なのです。エサやりも体験!目の前まで「ニモ」たちがやってくる様子は「かわいくてかわいくて、たまりません!」だそうです。

 ちなみに、沖縄の砂が白いのは、岩石が砕けた砂ではなく、珊瑚礁が細かくなったものだから、とのこと。水が透き通っているのも、プランクトンの死骸などの不純物を含んでいないためだとか。なので、風は強かったのですが、いわゆる「磯のにおい」も全くしない海でした。体験した鈴木先生談「さらっとした海です!海水浴後のべたつき感がないんです。体験後のシャワーもほとんど不要なくらいですよ。」ふむふむ。見てるだけじゃ分からない、だからこそ、実経験に優るものなし!ですね。

 いざ!バナナボート出航!ぐいぐい行くよ、どこまでも!?けっこう沖まで!ここでぐんぐん加速!からの~バウンド!蛇行!そして歓声!!「キャ~~~!」「うお~~~!」マリンレジャー満喫の若者たち(+2名)でした。

 こんな生徒たちの様子を、ビーチの大きな日傘の下で温かく見守ってくれていた、同行した沖縄の看護師さん談「あーんな日向で、きゃっきゃっ、きゃっきゃっ・・・なーにが楽しいだろ?って、正直、毎回、思ってますよ(笑)。沖縄の人は皆そう思ってるんじゃないですかねぇ。日陰で風に当たっているのが一番です。だって、日焼けするじゃないですかぁ(笑)。」

 そんな沖縄の人は、大人でも、冬の金沢の雪見たら、大喜びで、傘も差さずに飛び出して、空に向かって大口開けて雪を食べたり、雪合戦始めたり、大の字で積雪の上に寝そべったりするんでしょうな、きっと。そして我々は言うのです。「あーんな雪の中、きゃっきゃっ、きゃっきゃっ・・・なーにが楽しいだろ?って、正直、毎回、思ってますよ(笑)。金沢の人は皆そう思ってるんじゃないですかねぇ。家でこたつに入っているのが一番です。だって、風邪ひくじゃないですかぁ(笑)。」なんてね。

 狭い日本の中ですらこんなにも環境・価値観、異なります。諸君!世界は広いぞ-!卒業後、ぜーったいに「トビタテ」!!自らの価値観を大いに疑え!いろんな意味でキャパの大きい人を目指しなさい!期待しています。大きくなった諸君らとの再会を楽しみにしています。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.

 このビーチに隣接する小さな湾の光景。一面、例の「軽石」だらけ。こちらではもうニュースで流れていなかったので、解決済みだとばかり思い込んでいました。ところが・・・見ての通りで、沖縄の至る所で、特に観光業者・漁師さんたちにとっては、いまだに死活問題となっているのです。浜にあがっているのは、比較的大物ですが、船を操る職業の方々にとっては、海上に浮かんで見えている、細かーい砂状の軽石の方が致命的だとのこと。出航できないこと自体が問題ですが、航行中にこれをエンジンが吸い込んだりすると、たちどころに動かなくなり、その位置によっては、仲間が助けにも行けず、孤立してとんでもない事態になる、とのこと。「記念に、少しもらっていっていいですか?」と尋ねると「おー、何キロでも持ってってくださーい!」との元気なお返事。いただきます。

 25H前に実物を置いておきます。1・3年生諸君も、直接手にとって見てみてください。きっとこう言うでしょうね:「軽石、軽いし(金沢弁ギャグ)。」また、PART1でお伝えしたホテルからの感謝のお手紙(実物)と、堀が国際通りの裏の裏の裏通り、かなりdeepな所にある、小さな鄙びた画廊(らしきお店)にて買い求めた、4枚の絵(複製品)とともに飾っておきます。部活や勉強に疲れたら、覗いてみてください。古き良き時代の琉球の爽やかな風、感謝を行動にできる錦生の温かい心、沖縄の人たちが直面している現実の一端、そういうものを少しでも感じてくれたら、と念じています。

女子バスケットボール部 活動報告!

こんにちは、女子バスケットボール部です!

 

先の県高校新人バスケットボール大会では、ウィンターカップ予選に続いてベスト8に入ることができました!

1/22~23に七尾市で行われる県高校バスケットボール七尾大会に出場できることになりました!

 

2年生の修学旅行が終わり、長い冬場が始まります。

チームで目的をもって練習に取り組んだ後、毎日の紅白戦で個々人のチーム貢献度を競い合っています!

得点だけでなくアシストやリバウンド、ターンオーバーなども、数字にして『視える化』すると、わかりやすくてモチベーションにつながります!

記録・集計は敏腕マネージャー3人のおかげです、感謝っ!!!

錦高日記12月22日(水)~写真集「MINAMATA」を紹介します~

 今年の秋、映画MINAMATAが公開されました。主人公は、ジョニー・ディップが演じる写真家ユージン・スミス。水俣病 の惨状を取材し、美しく悲しい写真を世界に配信しました。その闘いを描いた映画です。

 そして長年絶版になっていた彼の写真集「MINAMATA」が新版として発行され、錦丘の図書館にも入りました。年月を経ても、その写真は圧倒的であり、写真の間に綴られる文章は胸を打ちます。また、巻末に添えられた「水俣病 歴史と解説」(斎藤靖史)は分かりやすく、水俣病について学ぶことができます。

ところで、かつて公害で苦しんだ水俣は現在、市民の努力で環境先進都市として知られています。私は一度視察のため水俣を訪れたことがありますが、全市民あげて環境保全に取り組んでいる姿に感動したことを覚えています。

(文:三津野真澄)

 

 錦丘のマルチメディアセンターは年内、明日23日(木)の16時30分まで開館しています。12月は1人10冊まで借りることができます。市中の図書館では、順番まちで借りることができない人気の新刊図書もありますので、「MINAMATA」とともに、閲覧しに来てください。

ほりほりの部屋Vol.90 「紺碧の空・コバルトブルーの海Part2~終戦から美ら海へ~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今日は冬至、英語でthe shortest day。1年で昼時間が最も短い日。さすがに寒いっ!先週の今頃は夏日やったんに・・・老いた身にはこたえます・・・カボチャ食べてぇ~、ゆず湯入ってぇ~、暖か~くしてぇ~、GAT!

 沖縄を修学旅行先に選んだ理由の1つとして、現在の我が国の領土内における、唯一地上戦が行われた場所、という事実は外せません。終戦間際に沖縄で起こった数々の悲劇は語り部がいなくなっても引き継いでいかなければなりません。「負の遺産」かもしれませんが、若く感受性がみずみずしい頃に、「その場」に実際に身を置くことは何事にも代えがたい、まさにpricelessなことだと思います。

壕の跡と平和への祈りを捧げる錦生

ひめゆり会館での昼食(ソーキそばや「じゅーしー<炊き込みごはん>」など)も、全員同じ方向を向いて、感染症対策

 他にも若いうちに、是非とも、直接出向いて欲しい場所がいくつかあります。高齢の語り部さんたちが健在なうちに・・・早く早く・・・長崎・広島・鹿児島の知覧・韓国の独立記念館(どこからの独立?)、さらにはニューヨークのグラウンドゼロなんかも。(息子が大学卒業旅行にどこがオススメか?と尋ねてきたので、当時、「グラウンドゼロ、ニューヨーク」と即答しましたっけ。1人旅に40万、貸したな・・・就職1年目のボーナスで返してもらったのも、いい思い出です。「過去に思いを馳せる瞬間」と「今を楽しむ瞬間」とが上手く混在する旅ってよくないですか?)美ら海水族館はまさに「今を楽しむ瞬間」でしたね。

 

煌めく小魚たち   ちんあなごからの~ じんた君!

おさかなとチュ 「サメしてください!」に応えるの図

ホテルからの夕暮れ

翌朝、ホテルのベランダから。この日も快晴!

マリンスポーツ体験に同行。サングラス装着!SPF50塗りまくり!全艦紫外線防御態勢をとれ~!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & TO BE CONTINUED!

 

錦高日記12月21日(火)~石川県立大学研修会~

 12/18(土)に1年生の希望者を募って石川県立大学での研修会に参加してきました。石川県立大学生物資源工学研究所ゲノム情報利用技術教育センターの中谷内修先生のご厚意により今回の研修会が実現しました。リアルタイムPCR法によるDNAの定量の実験により環境DNAの検出にチャレンジしました。

 実験を前に中谷内先生からは「科学では、見えない現象、見たことがない現象がどのように起きているのかを想像することがとても大切です。正しい想像をする事は目的ではありません。間違っていて良いので、自分なりのイメージを持つ習慣を身につけてください。この手間を省き、正解を効率よく覚える習慣は、合理的な試験対策にはなりますが、未知の現象を解明する力を育てることにはなりません。」というお言葉をいただきました。

 実験は高校では目にしないような精密な実験器具や装置を使って行いました。臆せずに実験操作を進めることができ、先生からお褒めの言葉もいただきました。生徒たちは「高校では体験できないような実験で楽しかった。」や「大学での研究が楽しみになった。」と話していました。

 みなさんの進路選択の手助けとなる良い経験ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.89 「紺碧の空・コバルトブルーの海Part1~感謝を行動で~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今年も錦丘高校は明日から冬季休業開始、3学期始業は1月5日ということで、他校と比べて2日間前倒しパターンです。全学年の「安全」はもちろんのこと、「安心」も熟慮した結果です。諸君!こういう自由時間中にこそ、自己管理能力が問われるのです。己に厳しく!GAT!

 先週、2年生諸君と沖縄へ飛びました。300名を超える諸君をA・B2班に分けて。堀は主にA隊に同行しました。昨年と異なり、3泊とも違うホテルに滞在するので、堀も「お留守番」せず、みんなと同じ行程で動きました。なので、昨年は4枚しか撮らなかった写真も、今年は軽く100枚を越えました。一部、時系列に沿って、紹介してみます。

金沢から空港へのバス車内。コロナ対応で換気も間隔も十分。元気いっぱいに「しゅっぱーつ!」

沖縄のバスガイドさんとドライバーさんに金沢土産贈呈。「4日間よろしくお願いしまーす!」

初日のホテル入口にて。「『ゆい』ポーズでシーサーしてください!」に応える堀。

ルームキー入れ。こちらこそ、「めんそーれー、沖縄!」

 翌朝、部屋を出る前に。堀も『 Thank-you コースター』置いてきた!異国出身のベッドメイクさんに向けて“Thank you for everything you did!”

 そして、今日、堀の元に、こんなステキなお手紙、thank-you-letterが!!2年生諸君!結団式でお願いしたこと、ちゃーんと実践してくれていたのですね!「感謝を行動で」表せる諸君は、堀の自慢です。誇りです。

(本文より抜粋)「皆様が出発された後、ご利用いただいたお部屋から私共スタッフ宛に沢山のメッセージを頂戴致しました。私共のホテルに滞在しこんなにも丁寧に、こんなにも多くの生徒様からお言葉を頂戴した事は初めてであり、スタッフ一同大いに喜び、感動いたしました。

感謝の気持ちもお伝えしきれないくらい大変うれしく、ホテルで働く私共の大変な励みとなっております。是非、私共の感謝の気持ちを生徒様にお伝えいただければと存じます。」

 「ありがとう」は「ありがとう」の連鎖を呼ぶのです。諸君はホテルに「ありがとう」。ホテルは堀に「ありがとう」。堀は諸君に「ありがとう」。これからも「ありがとう」あふれる錦にしていってください。2年生諸君、本当に、ありがとう!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & TO BE CONTINUED!

 

 

錦高日記12月20日(月)~企業の企画書を提案します~

 1年生、現代社会の授業です。この春「株式会社○×」に採用された新入社員という設定で、新しく設立するショッピングモールの企画のアイデアをグループで出し合い、企画書を作成しました。

 企業は利潤を上げることを追求するだけでなく、地域住民と良好な関係を築くことは重要です。また、株式会社にとって、株主は大切な存在です。そこで、①地域支援、②芸術・文化に対する支援、社会的貢献(メセナ・フィランソロピー)、③株主への配当、④その他の活動の4つについて、どのような取り組みが提案できるか考え、企画書としてまとめ、発表します。

 地元の高校生の雇用を増やす。沿道のゴミ掃除を行う。混雑時に株主を優先する。企業が高校などの部活動を行う。などの様々なアイデアが提案されました。

 企業の様々な取り組みを具体的に提案することを通して、生徒は、企業の役割と社会的責任、株式会社のしくみ等について理解を深めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月17日(金)~LC探究~

 今日のLC探究の授業は、クリスマスに関するアクティビティーをたくさん行いました。クリスマスにまつわる英単語をもみの木の絵の中から探しだしたり、ペアになって、1人がカードに書かれた単語を英語で説明し、相手がその単語をあてるゲームを行ったり。カードには使ってはいけない単語も書いてあり、各自の語彙力が試されます。ALTのルイス先生からヒントをもらっている生徒もいました。Thinking timeには、クリスマスの音楽と映像が流れています。

  ルイス先生は出身のイギリスのクリスマスについて、画像を使って詳しく説明してくれました。イギリスの伝統的なクリスマス料理は七面鳥です。ミンスパイやクリスマスプディングなどのデザートも日本とは違います。家族で過ごすことが多く、Dinnerの後にはゲームをしたり、プレゼントを開けたりするなど、イギリスのクリスマスをたっぷりと学ぶことができました。

 最後のアクティビティー「All I want for Christmas」、One wish I  have for my ~、 my ~には、「家族」「クラスメート」「コミュニティ」「世界」が入ります。この4つに対してどんな願いがあるか考えました。 

 異文化理解が深まった1時間です。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月16日(木)~短歌・俳句を物語にしよう~

 1年生の国語総合の授業です。前時までに正岡子規や種田山頭火などの作品の中から好きな短歌や俳句を選び、読み解き、それを物語にして1枚のスライドに仕上げました。今日はみんなが創作した物語を鑑賞し、どこが、どのようによかったか、Chromebook上でコメントを付けます。

 同じ短歌や俳句からまったく違った物語ができあがっていました。作品の背景の画像や文字の選び方によっても、味わいが違います。家族の愛、切ない恋、自然やふるさと、何気ない日常から終戦を扱ったものまで多岐に渡り、42人それぞれの感性が光ります。スライドに、込められた思いに胸が熱くなりました。みんなの感受性の豊かさを感じることができた1時間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月15日(水)~1年救急法講習会~

 1年、保健体育の授業で、救急法講習会が実施されています。学校や部活動だけでなく日常生活の緊急時に必要な処置が適切にできるように、正しい救急法と蘇生法の知識と技術を身につけることが目的です。

 日本赤十字社石川県支部指導員の方に、AEDの機材を使った心肺蘇生法などについてご指導いただきました。普段からけがや事故の無いように行動することはもちろんですが、いざという時に冷静に対処できるように、今回の講習会で学んだことをしっかりと覚えておいてほしいです。迅速で適切な対応が、傷病者の命を救うことにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月14日(火)~1年課題研究ポスターセッション~

 1年生の「総合的な探究の時間」、4階と5階の16教室を会場にして、「防災・減災研究」&「地域活性化」プロジェクトのポスターセッションが行われました。2学期のプロジェクトのまとめとして、自分たちの提案を他者に対し発表することで自己の意見を表出するプレゼンテーション能力や質疑応答における対話力を育み、双方向的なコミュニケーション能力を培うことに加えて、発表を聞くことを通して、「地域の防災」や「地域の活性化」に目を向けることが目的です。

 フィールドワークでお世話になった石川県防災士会や広域地域災害研究所、伏見台商店街の方の他、今日は高尾台町連合会長さんや富樫公民館長さん、金沢市都市政策局の笠間さん、(株)ガクトラボの仁志出さんをゲストティーチャーとしてお招きし、各グループに助言してもらいました。石川県防災士会や広域地域災害研究所の方々は数年前からこの活動に関わってくださる、本校の心強いサポーターです。今回のポスターセッションには錦丘中学3年生も参加してくれ、高校生の発表を真剣に聴いてくれるとともに、活発に質問をしてくれました。

 錦丘生の経験値がどんどん上がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月13日(月)~エコバッグ作り~

 1年生は家庭科の授業で、エコバッグを製作しています。ミシンを使って内袋を作ったり、スナップボタンを縫い付けたりすることを通して、手縫いやミシンの技術の向上を図ります。また、全員同じ無地のエコバッグのため、他の人と区別できるようにワンポイントの刺繍を入れることも課題の1つです。黙々と刺繍したり、友だち同士でミシンを教えあったり、どの人も意欲的に作業をしていました。普段の生活の中で針や糸を使うことがない人が多く、家庭科の授業は貴重な機会となっています。自分のできることを1つでも増やして、これからの生活を豊かにしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月10日(金)~中和滴定【化学基礎】~

 1年生が化学基礎の授業で、今年度初めてとなる実験を行いました。コロナ禍の影響でなかなか実験を実施できませんでしたが、しっかりと手を消毒し、感染対策をしながら行うことができました。

 内容は「中和滴定」です。市販のお酢に含まれる酢酸の濃度を決定するために、水酸化ナトリウムを用いて滴定を行います。この時間を迎えるまでに、器具の正確な使い方の説明を受けて練習をしてきました。どの班も、みんなで確認しながらスムーズに操作を進めていて、すばらしかったです。中和点は、フェノールフタレインが赤色に変色することによりわかります。できるだけ薄い赤色を目指して慎重に滴定を行っていましたが、真っ赤に染まった溶液がちらほらと…。薄い赤色で止められた班はみんなで喜びを分かち合っていました。

 初めての実験、みんなで楽しみながら行うことができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月9日(木)~修学旅行結団式~

本日7限に、第一フロアにて修学旅行の結団式を行いました。

団長の堀校長先生からのメッセージは「感謝を行動で表す錦丘生になろう!」「健康に行って帰ってこよう!」

保健課・生徒指導課・旅行会社・学年主任の先生からのお話もありました。 

教室へ帰ったあとは、修学旅行へ向けた最終確認。 

そして、クラス全員で教室を掃除しました!

次に全員が教室にそろうのは、なんと来年の1月5日です。 

2年生、そして引率教員は、明日から4日間の自宅待機に入ります。コロナウイルスに配慮しながら、沖縄を楽しみたいと思います^^修学旅行の様子は「2年生修学旅行」のページで、随時更新予定です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.88 「Someday, to Finland in winter~FINNAIRでひとっとび~」

 皆さん、こんにちは。堀です。12月、師走じゃ~!なんか、忙しいぞ。コロナが落ち着きだしてから、昨年は中止されていた様々な会議・打ち合わせ等、続々実施。さらには、沖縄修学旅行引率・・・学校にいない時間、増加中。どうかどうか、留守中の錦が平和なままでありますように、GAT!

 毎年、12月になると思うこと:「あ~、フィンランド行きてぇ、この時期に。オーロラ、ムーミン、サンタクロース!」日本から最も近いヨーロッパ、それが北欧フィンランドです。お仕事で2度、訪れましたが、3月と5月。ホントに森と湖の国、自然豊かで美しく、食べ物も美味しく、日本人と多くの共通点がある民族性(性格)も合わせて、諸君にオススメの国です。

 日本からヨーロッパ周遊の旅に出かける際は、まず、首都ヘルシンキのバンター国際空港から入国、2~3日の間、時差ボケ調整も兼ねて滞在・観光した後、陸路、鉄道を利用する手もあるし(ヘルシンキ中央駅はターミナル駅で、様々な方面に向かう列車の発着点)、便数が確保されており巨大フェリーも多い海路を利用する手も。う~ん、いつかきっと。Surely, someday.実現するぞ、ヨーロッパ周遊の旅!コロナ禍が去ったなら・・・

 フィンランドのインテリア雑貨ブランド「ペンティック」の、トナカイがデザインされた銀の小さな置物。フィンランドのどの家庭にもあると言われてます。堀家では12月になると飾られます。Pentik社は、花・トナカイ・北極イワナ(めっちゃでかくて、脂ものってて、ウマい魚!日本では食べられないのでフィンランドでは是非!ソテーがオススメ!)などの自然をデザインした雑貨が特徴。今や世界的ブランドの、「イッタラ」「マリメッコ」より、日本での知名度は低いですが、シンプルで優しいデザインがいいなぁ、と思う堀です。

 堀家の小さな玄関スペースに飾っている絵です。韓国・仁寺洞(いんさどん)で購入した冬の油絵。アメリカ・ヒューストンで買った、ネイティブ・アメリカンの砂絵。そして、左上の2枚の水彩画は、フィンランド・ヘルシンキのモーニング・マーケット(朝市)で手に入れたもの。どれも名も無き画家たちの、安価な絵ばかりですが、た~くさんの絵の中から、「旅先の直感」に寄り添って「好き」っと感じた作品を、旅の思い出として購入することにしています。コロナ禍においては、全く増えてませんが・・・

 ヘルシンキの下の絵の構図は、海岸沿いの、暗くて狭い小道を抜けた先にある観光名所、ヘルシンキ大聖堂を描いています。実際には・・・

こんな感じ。海沿いはステキな建物オンパレードの区域です。こんなところも。

宿泊してたのは、ヘルシンキ・ヒルトン。4連泊を2回経験。3年生諸君は昨年、沖縄でヒルトン3連泊でしたね。いつの日か、あそこで同窓会?!なんてね!すごくない??

「北欧教育視察団」の一員として、世界でも有数の学力を誇るフィンランドの教育を学びに行ってきました。フィンランドの教員養成の中核をなすのが、ヘルシンキ大学。

これは大学の建物を正面から撮ったもの。外見は創立当初の古いレンガ造りを活かしつつ、中は最新鋭の設備、という構造。お金はかかるけど、伝統と改革を同時に活かす、最良のやり方だと思います。

首都ヘルシンキの北方へ、飛行機で小一時間。小さな地方都市ユバスキュラにある、ユバスキュラ大学周辺の遠景・学生食堂・教室です。この大学は金沢大学と姉妹校提携しており、毎年、留学生が1年単位で両大学間へ行き来しており、交流も盛んです。あまり知られていないけど、金沢大学と似ているところも多く、金大進学を目指している諸君は、入学後、即、金大の留学センターに行って、情報を得ること、オススメします。ユバスキュラに限らず、金大は多くの海外の大学と繋がりを持っています。学部を越えて、他のどこの高校出身者よりも早く、留学情報に敏感になろう!それが諸君の「なりたい自分」に有利に働くことも多いのですよ。4年間を有意義過ごすのです。地方大学で、「パチンコ・麻雀・アルバイト」だけの生活に陥ると、人生、あとあと、大「後悔」時代を迎えます?!トビタテJAPAN!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

錦高日記12月8日(水)~三つの海域世界をジグソー学習で学ぶ~

 世界の交易は、10世紀ごろから大きく海上交易に傾斜し、①南シナ海を中心とする中国商人の海、②インド洋を中心とするムスリム商人の海、③地中海を中心とするイタリア商人の海の三つの海が生まれました。

 今日の3限目、2年生世界史Bの授業です。3人グループが①~③をそれぞれ担当し、資料集やChromebooなどを使って調べ、図なども活用して紙にまとめます。その後、まとめた用紙を使って、他の2人に説明します。聞き手は説明を聞いて分からなかったことを質問します。どの人も相手に分かりやすく伝えることができていました。

 今日のゴールは説明するだけではありません。①~③の知識がなければ解けない課題に取り組みます。自分が担当した内容だけでなく、相手から聞いた内容を理解していなければ答えにたどりつかないのです。互いに教え合うことを通して、学びを深めています。対面授業ならではの学びです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月7日(火)~アナウンサーから学ぶ相手に伝わる話し方~

 自分の考えていることや伝えたいことを相手にしっかりと理解してもらうことは難しいです。そこで、話すことを職業にしているアナウンサーから相手に伝わる話し方を、1年生が学びました。お招きしたのは、MRO北陸放送の牛田和希アナウンサーです。

 牛田アナウンサーは「初対面の人と仲良くなるには①共通点を探す、②相手のことをほめる、③笑顔で接することが大切。会話の中に名前を入れるだけで距離が縮まる。たくさん経験や体験することによって、ボキャブラリーが増え、相手に伝わる量や質が変わる。自分が経験したことがない話の時は聞き手にまわる。よい聞き手は良い話し手になる。うなずきは最強の返事、あいづちはタイミングが大事。話す時は数字を入れて、具体的に自信を持って話す。」など、コミュニケーションの基本や極意をとてもわかりやすく教えてくださいました。

 事後のアンケートには、「今日学んだことをこれから生かしたい。」「アナウンサーという職業に興味を持った。」「実際にやってみようと思う。」の他、各自が心に残ったポイントがたくさん書かれていました。

 牛田アナウンサーから学んだことを試してみてください。みなさんのコミュニケーション力は確実に上がるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月6日(月)~人権週間~

 昭和23年(1948年)12月10日、第3回国際連合総会において「世界人権宣言」が採択されました。それ以来、12月4日~10日の1週間が「人権週間」と定められ、人権尊重思想の普及高揚が呼びかけられています。

 本校でも、朝礼時に放送部員が放送で「人権週間」について、

『「人権=人が幸せに生きるために必要な固有の権利」は、自分と同じように他人も持ち合わせており、お互いに尊重しなければなりません。(中略) 私たちは、人権についての理解を深め、お互いに人権を尊重し合って、豊かな人間関係を作りましょう。』と人権週間についてのお知らせを全校生徒に伝えました。

 この機会に、人権について改めて考えてみませんか?

錦高日記12月3日(金)~今までの部活動等結果一覧~

 新人大会の結果が出そろいました。写真は運動部と文化部などの生徒のみなさんの活躍によって、新人大会でいただいた賞状とトロフィーや楯です。思い通りに活躍できた人もいれば、あと一歩という人もいたと思います。新人大会でのうれしかった思いや悔しかった思いなどを来年の総体・総文へのエネルギーにしてほしいです。

 今までに行われた大会の成績の一覧のPDFです。ぜひご覧ください。

R03部活動等成績.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月2日(木)~歯科検診~

 今日は歯科検診の日です。歯科医の方が3名来校され、全学年の生徒を順番に診てくださっていました。生涯にわたって健康であるためには歯や口の健康は欠かせません。生徒のみなさん、今回、むし歯や、むし歯になりかけている、歯垢があるなど所見のあった場合は「結果のお知らせ」が渡されるので、早めに歯科医院で診てもらってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月1日(水)~家庭部企画 ハートが飛び出すパウンドケーキ作り~

 家庭部では文化祭でパウンドケーキを販売する予定でしたが、コロナ感染等を考慮して販売を中止することにしました。そのため余ったラッピング用のフィルム等を使うお菓子作り講習会を今日開催しました。切っても切ってもハートが出てくるように、1本のパウンドケーキを作ってラッピングして持ち帰りました。日頃からお世話になっている人への感謝の気持ちを込めてプレゼントできたらいいなと思っています。

 いつもケーキ作りをしている人、全く料理をしていない人、どの人も調理室の道具で楽しくクッキングできました。男子が7名参加してくれて、慣れないお菓子作りでしたが「楽しぃ~」と2日間かけて頑張りました。参加してくれた人、お疲れ様でした。次も何か企画したいなと考えています!!来週は家庭部1年生が教えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.87 「エンピツはともだち Part2~『ボールはともだち こわくないよ』(「キャプテン翼」より)~」

 皆さん、こんにちは。堀です。2学期末試験も終了し、1・2年生諸君は部活をはじめ、ガマンしていたことに再び取組始めたようです。体育館やテニスコート、校内のいくつかの教室での元気な姿をながめていると、ほっとします。3年生諸君は、この週末、休む間もなく、外部模試でしたね・・・「練習試合」の判定結果に一喜一憂するなかれ!「本戦」は1月15日16日以降です。あせらず!あわてず!GAT!!!

 本日、7限目の時間(集会&LH)に、3年生のホーム担任8人にお願いして、以下のような書面と「激励エンピツ」1人2本を配布してもらいました。

 

2021年度・金沢錦丘高校3年生諸君へ

金沢錦丘高等学校・校長 堀 義明

 

~3年生激励エンピツについて~

 3年生諸君!「なりたい自分」になるための「踏み台」を決める時期が近づいてきました。心と体のコンディションはいかが?体調管理もまた「実力」のうち。しっかり食べて、しっかり寝て、しっかりルーティン守ってこう!

*すでに「踏み台」が決まった諸君!これから決戦に向かう友のため、他の3年生のため、何かバックアップできることはないか?よく考えて「行動」を起こすこと、切に期待しています!“Actions speak louder than words!”

 校長として赴任してきて3年、教員としての最終年。様々な教育活動をともに過ごしてきた諸君に、いよいよ真価が問われる時期がやってきました。「何か具体的な激励になるものを渡せないか、何か支えになるようなものを。」と考えてきました。

 試験会場は孤独です。だれも助けてはくれません。会場に持ち込めるのは、筆記用具だけ。特に、マークをぬりぬりする試験では、受験生にとって、そう「エンピツはともだち」なのです。

 道具は大事にしてください。道具は命。本番会場でも、いつもの道具を、いつものように使うのです。全ては普段どおりの実力を出し切るため。普段どおりにできれば、いかなる結果に対しても納得できます。しかし、普段どおりにできなかった結果には後悔が残ります。

 試験会場にも持ち込めて、諸君のみが理解できるメッセージを込めた、記念エンピツなら、と考えた次第です。

「NSK 2021」は、「NiShiKi」と、「2021年度卒業(予定)」から。

「GAT! by HY」は、赴任当時から言い続けているキャッチコピー「元気で、明るく、たくましく(高校生活を乗り切って欲しい)!」の日本語イニシャルから。堀は英語で自己紹介する際、“My name is HORI Yoshiaki. HORI is my family name and Yoshiaki is my personal name.”と言います。日本人としての考え・価値観・文化・伝統・アイデンティティはとても大切。しかも、名前の紹介。「名姓」ではなく、「姓名」の順番は、日本人としてのアイデンティティです。なので、堀のイニシャルは、「HY」。「by HY」で「堀より」。

 文字の色は、もちろん、スクールカラーの紫・すみれ色。

 1人に2本配るのは「夢を実現するルートは、1つだけじゃない」ということを再度、確認したいからです。「夢の微調整」は、卒業までのこの時期、とてもとても大切です。担任及び保護者とよくよく話をすること、大切です。

 “I DO hope all of you will make your dream come true.” by HY

 去年の先輩達も、この時期、思うような合格判定が出ず、苦しんでいる人が多く見受けられました。諸君が沖縄に行っていた頃、12月中旬の保護者面談(3者面談)において、担任から、より「現実的な」様々な受験パターンが提示されたようです。しか~し!本番の「第1回大学入学共通テスト」において、自己最高点をマークする錦生続出!夢を叶える「踏み台」へ駆け上がっていったのです。結果的には、かっこいい学年でした。

 今の自分を、自分自らが信じずして、誰が今の自分を信じるというのか!世界中のみんながあなたの未来を信じていなくても、あなた自身が自分の未来を信じていれば、それでいいのでは?あなたの可能性を全否定できる人など、どこにもいやしません。ただし!実現に向かう「ルート」は、決して1つではありません。Break-throughできる突破口は必ずあります。手段・方法はいろいろあります。1人で悩まず、担任や保護者、経験豊富な「おとな」の意見にも耳を傾けてください。

 3月2日の卒業式のその日まで、全力で応援していきます!本校のシンボルツリー、梅の花のように、寒い寒い冬を堪え忍び、春、311名、それぞれが見事な花を咲かせてくれること、心より祈っています。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.3年生諸君、エンピツは削って使ってください。使ってこその「道具」なのですから。お守り代わりにも。

錦高日記11月30日(火)~高校生への質問募集~

 高校の生徒会が金沢錦丘中学の生徒を対象に高校生への質問を募集しました。

 中学生からの質問は毎年受け付けていますが、今年度はより質問がしやすくなるように期間ごとのテーマの設定や回答についてもっと詳しく知りたいときは重ねて同じ質問ができるなどの工夫がなされています。

 この日は生徒会執行部の3人が中学3年生の教室を訪れ、高校の部活動や勉強の仕方などを説明しました。中学生は高校生の話を熱心に聞き、どんな質問をしようか考えていました。

 高校生徒会長の野田くんは「部活に対する興味・関心や高校の授業へのやる気を持ってもらえるように質問に答えたい」と意気込みを伝えてくれました。中学生のみなさん、これからもたくさん質問してください。

錦高日記11月29日(月)②~明日からノーチャイム~

 明日11月30日(火)~12月2日(木)の3日間は、「時間を守る意識を高めること」を目的に、チャイムが全日、鳴りません。授業の始まりや終わりは教室や講義室の時計を基準に、時間を意識して行動してください。生徒のみなさんのセルフマネージメント力が高まることを願っています。

錦高日記11月29日(月)~試験終了・部活動再開~

 1、2年生の2学期末試験が午前中で終わり、試験期間中お休みだった部活動が、午後から再開されました。3階の第一フロア(体育館)では、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、バドミントン部が、2階の柔道場では少林寺拳法部、卓球場では卓球部、テニスコートではテニス部などが活動しています。ミーティングの後、基礎練習から始まり、徐々に活動量を上げていくメニューが行われていました。久しぶりの部活動、どの生徒もいきいきとしており、楽しそうです。寒くなってきました。活動前に十分身体を温めて、けがなどしませんように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月26日(金)~各種アンケート~

 3年生は今日が高校最後の定期考査でした。大学入学共通テストが行われる1月15日(土)まで50日を切り、寸暇を惜しんで勉強する3年生の姿が校内のあちこちでみられます。

 今日の「コミュニケーション英語Ⅲ」の試験の後、Chromebookなどを活用して、「授業評価アンケート」「学校評価アンケート」「学習・健康・生活に関するアンケート」を行いました。これらのアンケートは生徒のみなさんがよりよい学校生活を送れるよう、日常生活などを把握し、今後に役立てるためのものです。この結果をもとに魅力ある学校づくりに向けて積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.86 「寄付と投資~ミャンマー81・インドネシア69・スリランカ50・日本23で64~」

 皆さん、こんにちは。堀です。めっきり寒くなりました。こたつと鍋が恋しい季節となりました。受験勉強も、期末試験もいよいよ正念場!風邪などひかぬよう、しっかり食べて、暖かーくして、体温調節しっかりと~~~GAT!

 タイトルの国名と数字が何を表しているか、わかりますか?前回、企業のCSRの一環としての「寄付」行為について簡単に紹介しました。今回、ここにあげた国名と数字も、「寄付」に関わる、堀にとっては、とても残念なデータの一部なのです・・・諸君はどう感じますか?

 コロナ禍前の2019年、イギリスのチャリティ団体Charities Aid Foundation(CAF)が公表しているデータによると、「寄付経験がある人」の割合で、日本は世界で64位(先進諸国の中で最下位・・・)、23%の人しか寄付をしていません。日本よりずっと貧困に苦しんでいるスリランカでも50%、国民の半数が寄付経験を持ち、インドネシアでは69%、3人に2人の人が寄付をしています。さらに、寄付割合世界一がなんと、ミャンマーで、81%、5人に4人もの国民が寄付を経験しています。つまり、グローバルな視点で眺めてみれば、日本人は投資もしなければ、寄付もしない国民、お金そのものを、大事に手元や銀行にためておくことが好きな国民、お金を回さない国民ということになるのです。(一方で、パチンコ屋さんのない街は、日本中、どこにもないくらい、博打的なお金の回し方には、さほどの抵抗感もない国民ではありますが・・・外国人の多くは、ネオンきらきらのど派手看板と常に駐車場満車状態のPACHINKOという場所にものすごく違和感と興味を覚えるということ、知っておいてください。説明を求められたら、“Like a small Las Vegas”くらいに例えると、“Oh! I see.”と言ってくれます。日本独特のPACHINKO文化を、経済(史)的視点から分析すると、けっこう面白いんです。例えば、野々市のある大規模店舗は、仮に開店時刻を1分繰り上げただけで、約200万円、店舗の利益が上昇するとのこと<都市伝説か??>。お金、回しまくりです。パチンコファンの大人たちは、日本経済活性化に一役も二役も貢献しているのです?!家庭経済は崩壊か?!まさにDSG<大・損・害>?!)

 諸君は、「『寄付』と『投資』は同じだ!」と言ったら、どう思いますか?『寄付』というのは「今すぐには必要としないお金を持っている人」が「今すぐにお金を必要としている人にお金を回してあげる」という、ある種、崇高な「利他的」行為。かたや、『投資』というのは、「増えたり減ったりする、博打みたいなもの」、あるいは「自分が儲けるためにやるもの」、つまりは下世話な「自己中心的・利己的」行為と捉えていませんか?

 実は『投資』も、『寄付』と同じ意味を持っているのです。例えば、ある企業が工場を大きくしようと思ったとき、その資金を得る方法は大きく分けて2つ。1つは銀行から借りる方法、もう1つは増資したり、社債というものを発行して調達する方法です。そもそも、銀行の保有するお金というのは、預金した人のお金であり、巡り巡って企業に貸し出されるわけです。つまりは、銀行預金もまた、間接的に、ではありますが、お金を回していることになります。一方で、株式や社債を購入するという行為は、もっと直接的に企業にお金を回してあげることになり、この行為を『投資』というのです。したがって、『投資』とは、「自分が儲けるためにやるもの」であると同時に「人の役に立つためにやるもの」でもあるということなのです。

 諸君、『寄付』も『投資』も、今すぐには必要としないおマネーを、今すぐ必要とする人に回す行為、という点で同じだということ、理解できましたか?違いは、『投資』では、利益が出たら、お礼に配当(金)が得られ、『寄付』では、おマネーは戻らないが、相手から「感謝」の気持ちが返ってくる点でしょうか。昨今流行の「クラウドファンディング」も、ICTを活用した、『寄付』と『投資』のハイブリッド形態、と見なすことができるかもしれませんね。「ふるさと納税」なんかも、両方の性格が見え隠れします。

 『投資』は、世の中で必要とされる所へおマネーを回すという意味で、世の役に立つ立派な「利他的」行為であり、見方を変えれば、『寄付』というのは、自分の心の満足を得るという側面もあるので、「利己的」行為とも言えるのではないでしょうか。いずれにせよ、どちらも、心に余裕がないとできない行為かもしれません。諸君!自分のできる範囲で、困っている人たちに対して、おマネーを回してあげるというのは、とてもかっこいいことだと思いませんか??堀は、ステキだな、と思います。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & TGIF!

P.S.『投資』には、「配当(金)」以外に、「株主優待(券)」というオマケがついてくるパターンもあります。食品関連株や陸運・空運株はなかなかおトクな面白い特典があって楽しいですよ。少し具体例を紹介。

「日本マクドナルドホールディングス」やら、「くら寿司」やら。

「ANAホールディングス」やら、「東日本旅客鉄道(通称:JR東日本)」やら。

実物を見たい人、校長室へCOME,COME!

さらには、こんなんも。まさに、『投資』と『寄付』のハイブリッド!被災地支援企業への『投資』に対し、返礼品での感謝!『寄付』したかのような充足感も得られます。

こういう企業への『投資』は長期保持が基本です。参考まで。

それぞれの「優待」、ググってみてね。楽しいよ。

錦高日記11月25日(木)~考査3日目~

 定期考査3日目です。1,2年生は月曜まで試験がありますが、3年生は明日が最終日となります。放課後、校内に設置された学習スペースで、生徒たちが自習をしています。それぞれの学習スペースにはルールがあり、生徒たちはルールを守って学習しています。

 たとえば、マルチメディアセンターの5階(1番目の写真)、ここでは原則、私語ができません。みんな静かに自習しています。友だちに質問しながら勉強したい人は、4階の化学講義室(2番目の写真)に集まっています。購買前のスペースは小さな声なら相談してもよいようです。冬を迎え、購買前のスペース(3、4番目の写真)には寒さよけのカーテンが設置されています。外は雨で寒いですが、校内はみんなのエネルギーで暖められています。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月24日(水)~沖縄コーナー開設~

 4階のマルチメディアセンターの一角に、沖縄に関する書籍が展示された、沖縄コーナーが開設されました。沖縄県に関するデータや琉球王国や紅型(びんがた)など文化に関するもの、沖縄戦に関するドキュメントや戦争体験者からのメッセージなどたくさんの本が展示されています。特に、2年生のみなさん、今回の期末試験が終わったら、ぜひ、閲覧してください。沖縄についての知識が多ければ多いほど、現地での思考が深まったり、感動したりなど、旅行がより意義あるものになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月22日(月)~今日から定期考査が始まりました~

 今日から、1,2年生の2学期末試験と3年生の学年末試験が始まりました。1,2年生は29日までの5日間、3年生は26日までの4日間です。

 今日の1限目、どの生徒も試験問題に真剣に取り組んでいました。放課後も教室や自学スペースなどで自習する生徒、教員に質問する生徒など、各自が課題に向き合っています。明日の祝日は学びを深めることができる貴重なお休みです。有意義な1日になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月19日(金)~英語研究部ードラマフェスティバル~

英語研究部です!

11月12日に第43回イングリッシュドラマフェスティバルが行われました。

 

 

 

 

 

 

 

(プログラムの表紙イラストは本校生徒が担当しました!)

私たちは「The Guardian of Ocean」という、環境問題をテーマにしたオリジナル劇を発表しました。出番が最初ということで皆緊張していましたが、始まる前には舞台袖で互いを励まし合い、本番では練習した成果を発揮できました。

今回の発表に向け、本番2週間前からは毎日集まって練習を行いました。セリフを覚えるだけでなく、発音や小道具作りにもこだわり、良い作品が作れたと思います。


次は2月に暗唱コンテストが行われます。部員一人一人がアドバイスなどを通して高め合い、本番に臨みたいと思います!

錦高日記11月18日(木)~錦丘中学校公開研究会参観~

 今日の午後に開催された錦丘中学校の公開研究会、たくさんの来校者に混じり、高校の教員も、保健体育、社会、英語、数学、国語、理科、音楽の授業を参観させてもらいました。高校の教員は一般的に中学校の授業を観る機会はあまりありません。しかし本校では、日常的に中学生の学ぶ様子を観ることができるのです。

 今年度の錦中の研究主題は「自律的に学ぶ生徒の育成~考える軸を明らかにした教科指導を通して~」今日の授業でも、中学生がいきいきと学び、考え、表現している場面をたくさん観ることができました。Chromebookの使い方もスムーズで効果的です。また、授業内容が工夫されており、高校でも活用できるヒントがたくさんあると感じました。参観された先生方のこれからの授業に生かされることと思います。授業された先生方、今日はありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月17日(水)~少林寺拳法部 新人大会~

11月12日(金)~13日(土)根上勤労者体育センターで新人大会が行われました。

今大会テーマ「剛毅直諒~さらなる高みを目指し突き進め~」は錦丘高校の部員みんなで考えたものが採用されました。大会では、錦丘を代表して21Hの松林さんがテーマに込めた想いを発表しました。

「剛毅直諒とは、『意志が強く、正直で誠実なこと』です。コロナ禍で大会開催も危ぶまれる中でも、一人ひとりが目標を持ち、仲間や自分自身を信じてまっすぐ少林寺拳法に向き合っていきたいという想いを込めました。どのような時も、誠実さを忘れずに、強く高い志を持って、突き進みたいという想いを込めました。 

 ・女子規定単独演武第2位 12H松谷向日葵 3月に行われる全国選抜大会に出場します。

 ・女子規定組演武第2位  13H中岡凛子・16H林穂乃花 3月に行われる全国選抜大会出場に出場します。

 ・女子自由組演武第3位  21H松林美桜・27H山口凛

 ・女子団体演武第3位

 ・弁論の部第3位     12H橘百花

 大会で見えてきた課題やさらなる目標にむけて、これからもみんなで修行に励みたいと思います。

錦高日記11月16日(火)②~金沢大学長 山崎先生講演会~

 今日の7限目、金沢大学長 山崎光悦先生の講演会が行われ、2年生がお話を伺いました。演題は「21世紀を生き抜く諸君に伝えたいこと」

 山崎先生はご自身が研究者になられるに至った道筋から始まり、考え抜く力を鍛えることの大切さ、なぜ大学進学を目指すのか?大学で何を学び、何を鍛えるのか?金沢大学はどのような取り組みをし、どのような人材を育成しているか、なぜ今イノベーション人材育成が必要か、日本を取り巻く世界の情勢や、「他人とは違う『とがった』自分が素晴らしい。」「どうやって社会に貢献するか考えてほしい。」など多岐にわたる内容を、熱く熱く語ってくださいました。山崎先生の示唆に富むお話は、2年生にとって、自らの生き方、あり方を深く考える貴重な機会になったと思います。

 山崎先生が書いてくださった、座右の銘の1つ、「定雲止水 鳶飛魚躍」を2階講義室前に掲示しますので、ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月16日(火)~1年生「社会と情報」授業風景~

 期末考査1週間前になりました。前回に続き、「GoogleForms」を利用して、これまでの学習内容の小テストを行い到達度を確認しました。

 今回の試験範囲は著作権などの情報モラルや情報セキュリティなど高校生にとっては理解が難しい内容も多く、正答率の低いものを中心に解説していきました。

 入力した結果が記録されており、間違った問題を再度チェックできます。同じ問題を再度繰り返しすることもできます。

 さて、現行の「社会と情報」は来年度から「情報Ⅰ」に変わり、共通テストでは2025年度から新たな出題科目になります。従来通りの「情報社会の問題解決や情報デザイン」、「情報通信ネットワーク」の内容はもちろんプログラミングに関する内容や論理的能力を問う内容が出題されるであろうと予想し、日々授業を行っています。

 

   

 

錦高日記11月12日(金)②~新人大会速報⑤~

昨日に引き続き、バスケットボール部顧問の東先生から、女子の結果が送られてきました。

飯田高校と対戦し、67-49で勝利し、2大会連続でベスト8となりました。
ファウルがかさみ、接戦となりましたが、持ち前のチームで協力するバスケで、自分達らしく戦いました。

明日はベスト4をかけ、鵬学園と対戦します。
また、応援よろしくお願いします。

錦高日記11月12日(金)~新人大会速報④~

フェンシング部です。

個人戦 男子サーブル

1年生の木戸脇君が3位入賞を果たしました。

サーブルは、3年生がインターハイ・北信越に出場している種目です。

先輩と過ごした日々の中で、良いプレーを盗んで、自分のものにしてきた結果だと思います。

フォームやタイミングの取り方が先輩たちに似ていて、波に乗ったときは何連続もポイントをとっていました。

 

・相手選手をエンドラインに追いやる

 

・得点を決める毎に高々と腕を天に突き上げる!

 

・3位決定戦インターバル。監督からのアドバイスを真剣に聞きます。

 

・勝利の瞬間!腕タッチ!

 

他の部員も今の実力を出し切りました。

負けた後も、ルールを守って応援する姿が素晴らしかったです。

次は部員全員で表彰台を総なめにしたいですね!!

明日の最終日は、全員参加の個人フルーレがあります。

1つでも多くの勝利を目指して、全員がプレー内容にこだわっていきます!!

応援よろしくお願いします!!

 

 

陸上部よりご報告(11月7日石川県高校駅伝大会)

山も色づいてきた霜月最初の日曜日。

陸上部は小松市で開催された県高校駅伝大会に参加しました。

突き抜けるような秋空の下、男子7名、女子5名がタスキを繋ぎ、小松の街を駆け抜けました。

結果は男子10位、女子11位と入賞こそ果たせませんでしたが、普段は個人競技が主体の陸上競技の中でチームワークをはぐくむことができました。その証拠に、競技前には女子チームが仲良く連なってゼッケンをつけあう、ほほえましい姿が見られました。

来年は入賞目指して、選手たちにカツを入れて長距離走に取り組ませようと思う顧問なのでした。

 

錦高日記11月11日(木)~新人大会速報③~

フェンシング部です。

 

新人大会初日

男子団体フルーレ 第2位

という素晴らしい結果を得ることができました。

 

全員が一年生という若いチームですが、デビュー戦とは思えないプレーの連続で、他校の選手を圧倒する場面が多く見られました。

顧問の先生・コーチ・そして強かった3年生の先輩達の教えを真剣に聞き、半年間自分たちで主体的に考え・動き、どこよりも密度の濃い練習をしてきた結果だと思います。

残り2日は主に個人戦が続きます。

超新星たちの大躍進から目が離せません!!

錦高日記11月11日(木)②~3年面接練習~

 1、2年生が新人大会で活躍している中、3年生は「なりたい自分」の進路を実現するために、先生方から面接の指導を受けています。面接試験がある3年生は今まで、面接官からの質問に答えられるように、志望理由や将来研究したいこと、自分の長所などを熟考してきました。自分の思いや考えを、コンパクトにまとめて相手に分かりやすく伝えることは簡単なことではありません。「なりたい自分」に近づくためには練習あるのみ。応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月11日(木)~新人大会速報②~

  バスケットボール部顧問の東先生から、女子の結果と写真が届きました。明日の試合、頑張ってください。

 87-29で北陸学院高校に勝ちました。ベスト16です。明日はベスト8をかけて、飯田高校と戦います。

ほりほりの部屋Vol.85 「『輝』から見えたこと~寄付って?~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今週は、後期新人戦の週。1・2年生の中には、公式戦デビュー、という諸君も多いでしょう。月曜日までの暖かい日々と打って変わって、寒い寒い雨風の季節に、一気に突入ですね。新人戦に臨む諸君も、登校してくる諸君も、体調管理に万全を!急激な気候の変化にも負けないで!GAT!!

 11月9日付の北國新聞の1面にこんな小見出しが「橋立港50万円・金沢港40万円」。加能ガニ「輝」ブランド認定の初物1杯に500万円という、とんでもない値がついた翌日の記事です。堀のセンサーが反応したのは、最後の部分「金沢では・・・IT企業『ハイレゾ』(東京)が競り落とした。・・・に展示され、宝達志水町の児童福祉施設に寄付される。」。東京のIT企業が、40万円相当のカニを競り落として能登の福祉施設に寄付???諸君の中にも、この記事に違和感や疑問、感じた人いませんか?

 ググってみると、東京に本社があるこの企業は、その冷涼な気候や耐震地盤の強固さを理由に、志賀町に巨大な情報処理関連工場を進出させていました。ふむ、本県や能登地区との繋がりは理解できました。さて、では、何のための「寄付」なのでしょう?

 一般的には、企業のPRのため、知名度・好感度・信頼度アップのため、ということが考えられます。全国ニュースにもなった、「500万円のカニ」の翌日のセリ。本県での注目度・PR効果は抜群です。最先端技術で雇用を生み出し、本県能登地区の家族を幸せにし、納税を通して、石川県や志賀町に多大なる貢献をしているのに、堀はほとんど無知でした。あの記事があったからこそ、どんな企業か、調べてみようと思ったのが事実です。(諸君は知ってましたか?)

 しかも、児童福祉施設に寄付!こどもたちはどんなに喜んだことでしょう、旬のおいしい、付加価値てんこもりの食材を口にし、さぞかし幸福感に包まれたことでしょう。笑顔溢れる食堂の様子、容易に想像できます。最近、日本でも、こういう「寄付」行為を、「利益に直結しない社会貢献活動(CSR=Corporate Social Responsibility:『企業の社会的責任』が直訳)」の一環として行う企業が増えています。

 CSRへの取り組みを外部に公表することで、企業イメージ・好感度、急上昇→自社製品・サービスの売り上げ、急伸→投資家の評価アップ→更なる出資、という好循環が期待できます。また、内部的にも、自社社員からのイメージ・好感度アップ→自身の業務に社会的意義の自覚・自己肯定感、増大→仕事への満足度・やる気、アップ→生産性の向上・離職率の低下、という好循環が期待でき、なおかつ、新卒大学生や求職中の社会人にも好印象を与え、優秀な人材獲得につながるという、リクルート面での効果も望めます。

 さらには、「寄付」ができるということは、短期的コスト面で、経済的余裕があるということでもあります。企業本体の生み出した利益が、短期的に減少しても、上記のメリットを受けるべく、長期的視野での経済的余力と経営戦略が確立しているということを示しています。つまり、今の場合だと、「輝」を買って、40万円という支出をし、一時的に収益が減少しても、資金的余裕があること、かつ、本業ではない、カニを買い付け、施設に寄付するというCSR活動に人材を割り振る人的余裕(給料を払っているので、間接的には資金的余裕でもある)もあることを示しているのです。「ハイレゾ」やるね。ググってみてね、諸君。けっこう、面白い企業です。世界に誇れる技術と経営理念、持ってます。

 この1~2週間、1年生の家庭科の授業で、「株式投資」を模擬実践しています。パソコンにダウンロードした期間限定無料アプリ(高校生の授業用に東証が開発)を活用。これがなかなかのスグレモノ。対象企業は東証1部上場の中から選ばれた優良企業ばかり数百社。「四季報」ダイジェスト版をながめながら、各グループ、悪戦苦闘して、1000万円の運用に入っています。こういうCSRに着目するのも、投資手段の1つなんですよ。ただし、あくまで、長期保有・長期投資の原則の場合です。生涯、忘れないでください。

 どの企業を選べばいいか、どのタイミングで売り買いすればいいか、なかなか決まらないグループの諸君!校長室にcome,come!!いっしょに悩みましょう!何か、アドバイスやヒント、伝えられたら、と思います。2月までの投資結果の上位3グループには、それぞれ、校長賞・副校長賞・教頭賞を副賞として差し上げます!賞品が何かはお楽しみ!(架空の1000万円なので)恐れず、果敢に運用してみてください。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.1年生諸君の「四季報」ダイジェスト版にも選定されており、堀が現在、投資対象としている企業、ならびにその企業のCSR活動をちょっことだけ、紹介します。それは、富士フイルム。あのアビガンにも関わっています。ここんとこ、9000円前後で推移していますが、5200円前後の時に投資した企業なので、100株あたり、3800円つまり38万円分資産価値が上昇している、ということになります。何株投資したかは、ひ・み・つ。富士フイルムのCSR理念は、「再生可能エネルギーへの転換」「社会インフラの維持管理支援へのAI導入」「多様な人材・活躍のための仕組み作り」「物産品購入による被災地支援」が主なものです。具体的にはググってね。非常に幅があり、かつ、その具体的な方策に賛同できました、堀は。この企業の「未来」に投資しようと思い至った、1つの理由です。(CSRだけではなくて、本業もすごいんです!先見の明あり。グローバル展開と企業基軸の柔軟性・可塑性は他の追随許さず。情報と価値観を常にアップデートし続け、経営トップの行動決定が極めて迅速、かつ、的確。お手本になります。)

錦高日記11月10日(水)~新人大会速報~

 今日から、バトミントン部とバスケットボール部の新人大会が、一足はやく始まりました。試合会場内の密をさけるためです。

 バドミントン部、顧問の小原先生が女子の写真とメッセージを送ってくださいました。
 1回戦 錦丘3-1羽咋
 2回戦 錦丘1-3金沢学院
 今、敗者審判している最中です。金沢学院は県総体で準優勝のチームです。そのチームから1つ勝ち取れたので、褒めてあげたいと思います。 負けた試合も、21-17や21-16などもあり、一方的に負けたわけではありません。選手のみんなはよく頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バスケットボール部、顧問の池田先生から男子の写真とメッセージをもらいました。

 男子バスケットボール部は1回戦で小松市立高校と対戦しました。序盤、緊張のためかリードされる場面がありましたが、次第にシュートが入り始め、終わってみれば、79-57で勝利しました。

 明日の2回戦は金沢学院大学付属高校と対戦です。全力を尽くして頑張ります。