志賀高日誌

志賀高News

アゼルバイジャン共和国との交流事業①

◇万博国際交流プラグラム(令和6年度能登半島地震被災地域内閣官房事業)
◇志賀町ホストタウン交流事業

 1月13日(月)12時に、志賀高校を11H谷内さん、21H藤井さん、礪波先生の3名が出発しました。21時55分に出国し、14日(火)13時30分(日本時間18時30分)アゼルバイジャン共和国に到着しました。移動が長く生徒2人はヘロヘロですが、日本大使館にお招きしていただき、公邸料理を食べ、元気復活です。

 15日(水)は、高校生による学校紹介を現地の高校で行います。

アゼルバイジャン交流事業

 

人権ライブラリーを活用した人権教育

 1月8日(水)のLH時に人権ライブラリーを活用した人権教育を実施しました。

 1年生は、「めぐみ(アニメ)」を、2年生は、「それぞれの立場 それぞれの気持ち~職場のダイバーシティと人権~」を、3年生は、「光射す空へ(アニメ)」のDVDを視聴しました。
 また、1月15日(水)のLH時、1年生のみ、「自他尊重のコミュニケーションと職場の人権~ハラスメントの視点から~」のDVDを視聴しました。
 人権ライブラリーの視聴を通して、人権に関する知的理解を深めるとともに、人権感覚を育成し、自他の人権を守る実践力と行動力を身につけてもらえたらと思います。

[生徒の感想]

◇1年 「めぐみ」
・拉致された人たちがどれだけ悲しい思いをしたか想像がつきませんが、身近な人が同じ状況になったとしたらきっとものすごく苦しいのだろうと思った。そんな思いをした人たちがいたことを忘れてはいけないと思いました。
・拉致問題は今もまだ解決していないので、少しでも早く解決して二度と起こらないでほしいと思いました。 

◇1年 「自他尊重のコミュニケーションと職場の人権」
・社会に出て仕事をすることになった時はコミュニケーションをしっかりとり、思っていることははっきりといっていこうと思った。感情的にならないように気をつける。
・第3者からみて、不快にならない発言が大切だと思った。思っていることのすれ違いがないようにしっかり相手に伝えるようにしたいと改めて思った。
・相手を一人の人間として尊重し、相手と自分の立場に立って接することが大事だと思った。素直に意見を伝え、感情的にならずに気持ちを伝えるよう意識するといいと思った。

◇2年 「それぞれの立場 それぞれの気持ち~職場のダイバーシティと人権~」
・最も印象的だった場面は、上司が自分の部下を広報の人に紹介するところでした。ちゃんと部下の良さを理解しているのが伝わって、とてもいい人間関係が作られているのを感じました。また、そんな上司が家族の介護で休んでもいいだろうかと言うのに対して、女性社員が「そういうときのために仲間がいる」と言ったのが心に残った。私も、相手の気持を考えて発言し、行動できるようになりたいと感じました。 

◇3年 「光射す空へ(アニメ)」
・人権については中学校から何度か学んできましたが、今回のビデオをみて、改めて知ることも多かったです。特に若年性認知症は知らなかったので、びっくりしました。私の親も50を過ぎているので、もしなったらと考えると、ほんとに大変なんだなと思いました。ただ一つ病気になるだけで、家庭も仕事も。ほぼすべての生活が一変するなんて、認知症の影響は大きいんだなと思いました。またLGBTについても、ネットなどでよく見かけるのである程度理解があるつもりでしたが、性には色んな種類があり知らないこともまだあるんだなと思い、もっと調べてみようかと思うきっかけになりました。

R6_人権ライブラリーを活用した人権教育

令和6年度 卒業生と語る会

 12月23日(月)に志賀高校にて、全校生徒を対象に卒業生と語る会を行いました。今年度は講師として、北信越ジョーシン(株)勤務の干場明莉さん(令和3年度卒業生)、金沢学院大学在学の稲岡ももなさん(令和5年度卒業生)、石川県立保育専門学園在学の坂本七海さん(令和5年度卒業生)の3名をお招きしました。講師の皆さんは、資格の必要性や普段の言葉遣い、現在の生活などについて話されました。

 生徒も一生懸命にメモを取りながら話を聞き、「今日の話を聞いて、自分の進路に活かそうと思います。」、「まだ、進路先は決まっていませんが、今できることを全力で取り組もうと思いました。」と感想を述べていました。

 3名の講師の方々、忙しい時期にも関わらず在学生のために素晴らしい講義をありがとうございました。

R6_卒業生と語る会

志賀小学校うみかぜ・かがやき学級との交流会

 12月16日(月)、志賀小学校うみかぜ・かがやき学級の児童33名が来校し、福祉コース2・3年生15名と交流会を行いました。

 今回のメイン行事は「志賀高探検隊」です。児童が6つのチームに分かれ、図書室や福祉実習室、情報処理室などをまわり、ミッションをクリアし、暗号を解いていくゲームです。音楽室で「アイドル」をノリノリで歌ったり、談話室で「だるまさんが転んだ」でハッスルしたり、進路指導室では自分の夢を元気に発表したり、どの教室でも子ども達の元気な声が響き、志賀高校がパッと明るくなったようでした。

 全体会では、元気な志賀小学校校歌の合奏を聴かせてもらい、志賀小出身の生徒達も、懐かしそうに口ずさんでいました。志賀高校からは、この日のために練習してきた手話うた「勇気100%」を披露しました。大きな声で歌ったり、体を揺らしたり、ノリノリで聴いてくれる子ども達の様子に、本当に練習した甲斐があったと感じた生徒達でした。

 生徒たちは、このような交流を通して、多様な人とのコミュニケーションや、レクリエーション技術、他者への寄り添い方を学んでいます。「子ども達の楽しそうな表情を見て、嬉しかった」「3年生の先輩が、臨機応変に対応していて、勉強になった」等、様々な成果があったようです。

 夕方、児童が寄せ書きしてくれたお礼のメッセージカードが届きました。一生懸命書いてくれたメッセージ、とても嬉しかったです。うみかぜ・かがやき学級の児童の皆さん、この日のために準備して下さった先生方、本当にありがとうございました!

R6_志賀小学校との交流会

志賀町特別支援学級交流会のボランティアに参加して

 12月12日(木)、志賀町児童館で実施された志賀町特別支援学級交流会に普通科福祉コース2・3年生16名が、ボランティアとして参加しました。

 最初は、元気な小中学生に圧倒されていた生徒たちですが、自己紹介をし、一緒に工作や実験をする中で、すぐに仲良くなることができました。北陸電力(株)の協力で行った「風や空気の力を遊んで学ぼう!」では、一緒にお絵描きした新聞とビニールシートが膨らみ、新聞ドームになる様子に子どもたちも大興奮で、制作のお手伝いした生徒たちも嬉しそうにその様子を見ていました。

 志賀高校が企画・準備をしていった「風船パラバルーン」では、福祉コースで使用しているシーツを使い、チームで協力して風船やボールを飛ばしてもらうゲームをしました。クリスマスソングに合わせて、みんなでシーツを大きく揺らすのが楽しいようで、とても盛り上がり、どのチームからも歓声が上がっていました。

 16日には志賀小学校のうみかぜ・かがやき学級の皆さんが志賀高校に来校し、交流学習を実施します。このボランティアの経験を活かし、児童の皆さんの心をつかむ活動ができればと思っています。また、児童の皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています!

R6_志賀町特別支援学級交流会のボランティアに参加して