志賀高News
令和6年度 介護職員初任者研修 修了評価試験
介護職員初任者研修 修了評価試験
1月20日(月)、21日(火)、普通科福祉コース3年生9名を対象に実施してきた、介護職員初任者研修の修了評価試験を実施しました。2年次後期から研修がスタートし、これまで介護の専門的知識・技術の習得を目指し、取り組んできました。
実技試験では、2分間で問題事例に取り組み、利用者の心身の状況、好み、現在の思いを読み取ることが求められます。事例をもとに、介護方法や言葉かけを考え、5分間で支援を行います。全員が、利用者の心身の状況や思いをイメージし、言葉をかけ、安全に配慮しながら、精一杯支援にあたっていました。
4月より介護職としてスタートをきる生徒は、試験終了後、「利用者の気持ちを考えながら、支援することができたと思う。現場で自分の知識・技術が通用するか不安だけど、ここで学んだ介護の基本は絶対に忘れない」と、意欲を見せていました。どの生徒も、1年半の研修で、大きく成長しました。
実技試験・筆記試験に合格した生徒たちには、卒業の日に介護職員初任者研修修了証が授与されます。
1年次生 健康教室「睡眠について~将来活躍できるように~」
健康講座 「睡眠について~将来活躍できるように~」
1月23日(木)、学校薬剤師の笠原先生をお迎えし、1年生対象に健康講座を行いました。
健康講座では、生徒の将来の活躍に焦点を当て、生活改善アンケートや健康診断結果から見えてきた、本校の健康課題の一つである「睡眠の質の向上」の重要性について、とても分かりやすくお話していただきました。
まずは、どんなに些細なことでも「なりたい自分」をイメージすることで、生活習慣改善への意識も高まりやすくなり、よりよい人生へとつながっていくと、生徒たちにメッセージを送ってくださいました。
生徒たちは、笠原先生がこれまで行ってきたアンケート調査や検査結果などから、「いまの睡眠状態」が心身の健康や学力、生活に及ぼす影響やメカニズム、睡眠の質を向上させるための方法などについて、理解を深めることができ、自分の生活を見直すきっかけとなったようです。
生徒の皆さん、将来活躍できるように、「いまから」健康づくりを大切にしていきましょう。学校薬剤師の笠原先生、ありがとうございました。
アゼルバイジャン共和国との交流事業①
◇万博国際交流プラグラム(令和6年度能登半島地震被災地域内閣官房事業)
◇志賀町ホストタウン交流事業
1月13日(月)12時に、志賀高校を11H谷内さん、21H藤井さん、礪波先生の3名が出発しました。21時55分に出国し、14日(火)13時30分(日本時間18時30分)アゼルバイジャン共和国に到着しました。移動が長く生徒2人はヘロヘロですが、日本大使館にお招きしていただき、公邸料理を食べ、元気復活です。
15日(水)は、高校生による学校紹介を現地の高校で行います。
人権ライブラリーを活用した人権教育
1月8日(水)のLH時に人権ライブラリーを活用した人権教育を実施しました。
1年生は、「めぐみ(アニメ)」を、2年生は、「それぞれの立場 それぞれの気持ち~職場のダイバーシティと人権~」を、3年生は、「光射す空へ(アニメ)」のDVDを視聴しました。
また、1月15日(水)のLH時、1年生のみ、「自他尊重のコミュニケーションと職場の人権~ハラスメントの視点から~」のDVDを視聴しました。
人権ライブラリーの視聴を通して、人権に関する知的理解を深めるとともに、人権感覚を育成し、自他の人権を守る実践力と行動力を身につけてもらえたらと思います。
[生徒の感想]
◇1年 「めぐみ」
・拉致された人たちがどれだけ悲しい思いをしたか想像がつきませんが、身近な人が同じ状況になったとしたらきっとものすごく苦しいのだろうと思った。そんな思いをした人たちがいたことを忘れてはいけないと思いました。
・拉致問題は今もまだ解決していないので、少しでも早く解決して二度と起こらないでほしいと思いました。
◇1年 「自他尊重のコミュニケーションと職場の人権」
・社会に出て仕事をすることになった時はコミュニケーションをしっかりとり、思っていることははっきりといっていこうと思った。感情的にならないように気をつける。
・第3者からみて、不快にならない発言が大切だと思った。思っていることのすれ違いがないようにしっかり相手に伝えるようにしたいと改めて思った。
・相手を一人の人間として尊重し、相手と自分の立場に立って接することが大事だと思った。素直に意見を伝え、感情的にならずに気持ちを伝えるよう意識するといいと思った。
◇2年 「それぞれの立場 それぞれの気持ち~職場のダイバーシティと人権~」
・最も印象的だった場面は、上司が自分の部下を広報の人に紹介するところでした。ちゃんと部下の良さを理解しているのが伝わって、とてもいい人間関係が作られているのを感じました。また、そんな上司が家族の介護で休んでもいいだろうかと言うのに対して、女性社員が「そういうときのために仲間がいる」と言ったのが心に残った。私も、相手の気持を考えて発言し、行動できるようになりたいと感じました。
◇3年 「光射す空へ(アニメ)」
・人権については中学校から何度か学んできましたが、今回のビデオをみて、改めて知ることも多かったです。特に若年性認知症は知らなかったので、びっくりしました。私の親も50を過ぎているので、もしなったらと考えると、ほんとに大変なんだなと思いました。ただ一つ病気になるだけで、家庭も仕事も。ほぼすべての生活が一変するなんて、認知症の影響は大きいんだなと思いました。またLGBTについても、ネットなどでよく見かけるのである程度理解があるつもりでしたが、性には色んな種類があり知らないこともまだあるんだなと思い、もっと調べてみようかと思うきっかけになりました。
令和6年度 卒業生と語る会
12月23日(月)に志賀高校にて、全校生徒を対象に卒業生と語る会を行いました。今年度は講師として、北信越ジョーシン(株)勤務の干場明莉さん(令和3年度卒業生)、金沢学院大学在学の稲岡ももなさん(令和5年度卒業生)、石川県立保育専門学園在学の坂本七海さん(令和5年度卒業生)の3名をお招きしました。講師の皆さんは、資格の必要性や普段の言葉遣い、現在の生活などについて話されました。
生徒も一生懸命にメモを取りながら話を聞き、「今日の話を聞いて、自分の進路に活かそうと思います。」、「まだ、進路先は決まっていませんが、今できることを全力で取り組もうと思いました。」と感想を述べていました。
3名の講師の方々、忙しい時期にも関わらず在学生のために素晴らしい講義をありがとうございました。