志賀高日誌

志賀高News

2学年修学旅行1日目

 12月7日(火)、朝6時に学校に集合した2年生が修学旅行に出発しました。一日目は移動がほとんどでしたが、夕方から長崎平和記念公園、原爆資料館を見学したあと夕食を摂り、スロープカーで稲佐山山頂へ向かい長崎の夜景を楽しみました。好天に恵まれ、幸先の良いスタートとなりました。明日は全員が楽しみにしている長崎市内自主研修とハウステンボスです。

R3_修学旅行1日目

英語科の公開研究授業が行われました

 今年度志賀高校は県内4校の「英語教育充実事業」の実践校に指定されています。これにともない,富山大学大学院教職実践開発研究科教授 岡崎 浩幸氏を招き,他校の先生方も大勢参観される中,11月26日(金)の22Hコミュニケーション英語Ⅰにおいて,公開研究授業が行われました。この日の研究テーマは[(英語による)やり取り]です。日本の英語教育は,従来の「読むこと」「書くこと」の2項目だけでなく,「聞くこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」の3項目を加え,よりコミュニケーション重視で日常で役に立つスキルを身につけられるよう変わってきています。実践的な[やり取り]を身につけるために,生徒たちは2つの言語活動に取り組みました。

 一つめの活動は,”Which is it?”,画面に出ている写真を言い当てる,楽しみながら英語でやり取りするゲームです。日本家屋や交通標識など,日頃の授業では扱わない題材を,知っている英単語を駆使して互いに[やり取り]しながら一生懸命伝え合っていました。

 二つめの活動は,”At a Restaurant”,レストランで口頭だけで食事を注文するという活動です。客役の生徒も店員役の生徒も,実際にレストランにいるかのような緊張感で,何度も[やり取り]を繰り返しながら「注文」を確認していました。教科書どおりの英語とは少し違っていましたが,なんとか頑張って,半分以上の生徒が今日の目標”Order what you want to eat.”を達成していました。

 正しい英語はもちろん大切ですが,伝えようとする気持ちはもっと大事です。今日はよく頑張って,とても積極的に「英語」を駆使していました。とても良かったと思います。参観された岡崎教授も,みなさんのコミュニーケーションスキルの高さにとても驚いていました。これを機会に世界への興味がさらに深まるといいですね。今日もいい勉強でした。

R3_英語科の公開研究授業

仏木地区そくさい会との交流会

 11月25日(木)、3年生総合学科10名が、仏木地区そくさい会との交流会に参加しました。

当日は、時折強い雨風となり、足下の悪い中でしたが、「高校生と一緒に心と体を元気にしよう」ということで、9名の参加者が仏木集会所に足を運んで下さりました。

 恒例の志賀人体操で体をほぐし、高校生も混じって、レクリエーションを楽しみました。ゲーム「ハートをねらえ!」では、百日草チーム、みかんチーム、柿チームと、参加者の大好きなものをチーム名にし、点数を競いました。高齢者も高校生もチームのために真剣に競技し、応援の声や笑い声が響く、とてもにぎやかな交流会となりました。

 今年度は3地区で交流会を実施しました。生徒たちからは、「これまで、話しかけられるのを待っていたけど、今回は思い切って話しかけることができた」「いつも高齢者の方々の笑顔を見ると、ホッと優しい気持ちになる」と感想が聞かれました。この交流会は、生徒たちの学びの場でもあり、成長の機会となっています。仏木地区そくさい会の皆様、一緒に活動していただき、ありがとうございました。

R3_仏木地区そくさい会との交流会

令和3年度 第2回読書週間

 11月15日(月)~19日(金)まで、「心を育て、心を繋げる生徒指導」の取り組みの一つとして、第2回読書週間が実施されました。第2回の読書週間と同じく、朝の20分間の読書を通じて、生徒たちが自らの人間性を高めつつ、一日を落ち着いた気持ちで開始できること目指し行われました。また今回は、昼休みに図書委員が放送による本の紹介を行い、生徒たちが読書に向かう雰囲気をつくっていました。

 その結果、生徒たちも思い思いの本を熟読し、まさに「読書の秋」にふさわしい1週間になりました。昨今、活字離れが危惧されていますが、これを機会に生徒たちにとって読書がさら身近になることを願っています。

R3_第2回読書週間

志賀高生と高齢者との世代間交流会

 11月18日(木)、3年生総合学科10名が、志賀町総合体育館で行われた「志賀高生と高齢者との世代間交流会」に参加しました。会には、志賀町老人クラブ連合会クラブ長、女性委員、民生児童委員協議会高齢者部会より、計55名の参加があり、世代を超えて、楽しい一時を過ごしました。

 レクリエーションでは、志賀高校企画の「最後まで言えるかな」ゲーム、ハートをねらえ!と、社会福祉協議会企画の〇✕クイズが行われ、どれも盛り上がり、体育館に歓声が響いていました。また、今年度もフレイル予防体操「志賀人(しかんちゅ)体操」を一緒に行い、心と体の健康作りを呼びかけました。

 閉会式では、代表の長萌さん(32H)が「志賀のじいちゃん、ばあちゃんは町の大事な宝物です」と述べたのに対し、民児協代表の堀部様は「こんな企画をしてくれる志賀高生こそ、町の大事な宝物です」とおっしゃって下さいました。生徒たちからは、「今までで一番、楽しんでコミュニケーションがとれた」「同じチームの方が、「今日はありがとう」と握手してくれて嬉しかった」と感想を述べる一方で、「もっと進行をスムーズにできたらよかった」と次回への課題も聞かれました。

 参加して下さった志賀町の皆様、本当にありがとうございました。

R3_志賀高生と高齢者との世代間交流会