校長室便り
2023年度に向けて、準備が始まります!
4月の入学・始業式以来、2022年度も3分の2が過ぎようとしています。鳳至小では11月14日に金管鼓隊の引継式が行われ、来年度の市祭パレードをゴールとした、5年生と4年生による新しい“チーム鳳至”の活動が始まりました。前号の学校便りにも触れましたが、子ども達にとって、今年度の残り3分の1の学校生活は、「2023年度への準備」が始まる期間となります。例えば、今まで学校の“顔”として頑張ってきた6年生は、残り数ヶ月の小学校生活で、さらに自主性に磨きをかけることを重視した活動が増えます。なぜなら、中学校における学校生活は、学習にしても行事や部活動にしても、どれだけ自分自身が意欲を持って行動を起こすかで、達成感や充実感はもちろんのこと、その後の進路まで違ってくるからです。これまで6年生の後ろを追ってきた5年生は、学校のリーダーとしてやらなくてはならない役職や立場を次々と経験することになります。その中では、下級生を良き方向に導くために、時には献身的な努力が求められること、自分のことと学校全体のことを並行してすすめる難しさなど、真のリーダーとなるためには避けて通れない“学び”に取り組みます。4年生は金管鼓隊のような学校の代表としての活動が増えます。その中で、今まで以上に、「自分一人の我が儘が通らないこと」を気づかされます。そして、自分のためだけではなく、誰かのためにも頑張らなくてはならないことを学んでいきます。同じように、3年生、2年生、1年生も一つ学年が上がることで、役割や責任が増えていきます。『立場が人を育てる』と言われるようにそれぞれの児童が、初めてその立場に置かれ、成長につながる役割や責任を経験していくことになります。
一方、学年が一つ上がると、それだけ、授業で学ぶ内容も難しくなります。上の学年で勉強する内容は、それまでに蓄えてきた知識や考え方を少しずつ発展させたものです。だから、これまでの学習の定着度が、新しい学習を理解できるかどうかを左右することになります。新しい学習を確実に理解し、更に、次につなげていくためには、今やっている勉強が身についているか、再度、確かめる必要があります。
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ある大学の研究室と出版社が行った調査では、一般誌から工業系などの専門書まで300冊の書籍の中で使われていた漢字を分類すると8474字、その8474字の中で使われる割合が高い漢字が、2474字ありました。また、この2474字の漢字を理解していれば、ほぼ99%の本が読めることがわかりました。さらに、この2474字について調べたところ、小学校6年間で学ぶ1026字と中学校で学ぶ1110字の2136字がすべて含まれていました。残りの338字は高校までに学ぶこことも確認されました。小中学校、そして高校での学びが、その後の読書や学びを支えているのです。 |
これは、ここ数年、次の4月から鳳至小学校に入学するお子さんを持つ保護者の方にお話ししているものです。経験にしても学習にしても、今の『学び』は必ず、子ども達の将来にいきてきます。学校としては、「今できる経験」、「今できる学習」をしっかりサポートしていきたいと考えます。特に、12月には、それぞれの学年で学んだことがどれくらい身についているかを調べる輪島市統一の学力テストも予定されていることから、学力の定着に力を入れていきます。ご家庭でもご協力をよろしくお願いします。
学校長 山 岸 茂 樹
求められる『読解力』とその向上を目指すために
10月17日(月)、児童による自治活動のリーダーとなる各委員長の任命式並びに学級委員の後期任命式がありました。また、21日(金)に行われた全校集会では、それぞれの学年が後期の学級目標を発表しました。“後期”という言葉が記されることでもわかるように、2022年度の教育活動も後半を迎えたことになります。それと同時に、子どもたちには、次の学年への進級・進学を意識した“準備”の取組が増えてきました。次のステージへの準備として、どうしても欠かすことが出来ないのが『学力』面での準備です。現学年で勉強してきた教科の学習は理解できているのか。学年が上がり内容が難しくなっても、対応できるか…。
鳳至小学校では学校として教師側がよりよい授業づくりについて研究を重ねるとともに、確かな学力を身につけるための基盤として、子どもたちの『聴く』姿勢づくりと『読解力』を養う取組をすすめてきました。
『読解力』。字面で見れば「読んで(その意味を)理解す力」となりますが、では、どこまでの理解が要求されるのでしょう。文部科学省から出されている読解力向上プログラムには次のように定義されています。
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読解力 : 自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に 社会に参加するために、書かれているテキスト(=文章)を理解 し、利用し、熟考する力。 |
ならば、この「理解し、利用し、熟考する力」というのはどの程度のことを示すのでしょう。先日、4年生が算数科で以下のような「がい数(概数)=おおよその数、だいたいの数」を用いた見積もり方の違いを考える問題に取り組みました。これを例に、具体的に求められる「読解力」について考えて見ます。
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① 【お兄さん】 ノート、コンパス、マーカーペンを買いたい。お金は1000円しか持っていない。 ノート : 値段は145円 → 200円(がい数)として計算 コンパス : 値段は290円 → 300円(がい数)として計算 マーカーペン: 値段は428円 → 500円(がい数)として計算 ↓ ※実際の値段を切り上げした「がい数」にして、見積もりをした。 |
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② 【お母さん】 歯みがき、せんざい、リンスを買いたい。1000円以上買えば駐車料金が無料になる。 歯みがき : 値段は246円 → 200円(がい数)として計算 せんざい : 値段は375円 → 300円(がい数)として計算 リンス : 値段は518円 → 500円(がい数)として計算 ↓ ※実際の値段を切り下げした「がい数」にして、見積もりをした。 |
①お兄さんは1000円しかもっていないから合計金額が1000円を超えては困る。だから、切り上げをした『がい数』(=実際より高い値段)を用いて見積もりをすることで、合計金額が1000円を超えないことを確かめた。
②お母さんは買い物の合計金額が1000円以上になれば駐車料金が無料になるので、切り下げをした『がい数』(=実際より低い値段)を用いて見積もりをすることで、合計金額が1000円以上になることを確かめた。
①②より、目的に合わせて見積もりをだすために「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」を使い分けているということに気づき、それを説明(表現)することができるということが、この授業のねらい(到達目標)でした。言い換えると、合計代金が「1000円を超えていない」・「1000円以上になる」ことを確かめるために「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」を使い分けたことを読み取り、それを適切に表現することまでを求めています。この問題で子どもたちは、①ではお兄さんが切り上げによる「がい数」を用いて見積もりをしたこと、②のお母さんが切り下げによる「がい数」を用いて見積もりをしたことまではほぼ全員が理解していました。しかし、「1000円を超えない・超えるを確かめるために切り上げ・切り捨てを使い分けている」ことを明確に表現できている子どもは多くはありませんでした。ここまで読んで、算数というより、国語の問題のようだとは感じませんか。そうなんです。算数といっても、国語的な要素は大きいのです。なぜ、お兄さんは切り上げた「がい数」で見積もりをしたのか?なぜ、お母さんは切り下げた「がい数」で見積もりをしたのか?「1000円を超えないこと」「1000円以上になること」を確かめるためにという理由の部分が抜けてしまうのです。お兄さんが切り上げをした「がい数」を用いた意図、お母さんが切り下げをした「がい数」を用いた意図までを読み取っていない(気付かない)ので到達してほしい目標に達しないという状況です。論理的に考えるという点で見れば算数かもしれませんが、国語力が問われる課題です。国語的な文章を読み取る力がないと正答には辿り着かないのです。学校では『読解力』の向上を図るため、授業等で行っている「声に出して読む」、「線を引きながら読む」、「言葉の意味を問い返す」、「図・表・グラフの等の資料を関連づけて自分の考えを作る」、「朝読書」、「短作文」等の活動を注意深く継続しながら①文章や図・表・グラフの意味を正しく理解する力、②作者の意図を読み取ったり要約したりする力、③読みとったこと・考えたことを表現する力を伸ばしていきたいと考えます。また、読解力を高めることにより、今後、子ども達が中学校、高校、大学、実社会…と、ステージアップすればするほど必要となる自主学習力(=自分で学ぼうとする力)も高めていくことができればと考えます。一方、『読解力』の向上には、日々の『読書』の積み重ねの効果が大きいことは言うまでもありません。時節柄、“読書の秋”という言葉も言われます。ご家庭でも読書についてご指導いただけたら幸いです。ご理解とご協力をお願いします。 学校長 山 岸 茂 樹
運動会、子どもたちはまた一つ成長することができました!!
はじめに、新聞報道でもありましたように、複数名の教職員が新型コロナウイルスに感染してしまい臨時休校の措置をとらざるを得ない状況をつくってしまったことに、心よりお詫び申し上げます。日頃より、地域や保護者の皆様に感染予防のお願いをしてきた立場であるにもかかわらず、子どもたちの貴重な学びの時間を奪うことになってしまったことに深く反省いたしております。今回の事態を真摯に受け止め、教職員の生活様式を見つめ直しながら、改めて、感染予防対策を徹底し、子どもたちの安全・安心を守ることを最優先に考え、教育活動を進めていくことをお約束申し上げます。
10日(土)は“絶好の晴天”に恵まれ『鳳至小学校 秋の大運動会』を開催することができました。私も鳳至小に赴任して4年目になりますが、子どもたちは卒業していった先輩方の姿を目標にしながら、年々レベルアップしています。今年も6年生のリーダーシップ、それをサポートする5年生のひたむきさ、そして、それぞれの学年の特徴がいかされ、達成感や充実感にあふれた運動会となりました。
○従来の「ラジオ体操」以上に、弾むようにそして楽しみながらウォームアップできた「EXダンス」。
○途中であきらめることなく、全員がゴールテープを切るまで粘り強く全走りきることが出来た「徒競走」。
○それぞれの団ごとに児童が演じる内容を決めることで、演じる子ども・観客ともワクワクした「応援合戦」。
○赤白に分かれた低・中・高各学年がプライドをぶつけたそれぞれの「団体競技」。
○全身を使うメリハリのある振り付けのままに、2曲を踊りきるというスタミナ面の強さにも驚かされた低学年の「FUGESHI SOUL BROTHERS(ふげし ソウル ブラザーズ)」。
○踊りだけでなく、入退場やかけ声にもとことんこだわった中学年の「鳳至ソーラン」。
○“笑顔”をテーマに、フラッグを使ったり思い思いのシャツに着替えたりしながら優雅に、繊細に、そしてリズミカルに踊りきった高学年「WARAWARA~笑笑V(^o^)V」。
○最後まで勝負にこだわってバトンをつないだ「選抜紅白対抗リレー」。
どの場面も子どもたちの頑張ろうとする姿、団やクラスの仲間と力を合わせ最高の演技にしようとする姿がありました。この運動会の取組を通して、それぞれの子どもが自分や学年の役割を意識し、素直に努力を重ねることで、自分自身はもちろんのこと、クラスも鳳至小学校全体も大きく成長させることができたと感じています。そして、鳳至っ子のよき伝統である「本番の強さ」「いざというときに、頑張りきることのできる頼もしさ」がしっかり受け継がれていることを嬉しく思いました。「仲間と力を合わせ、素直に頑張ることのできる誠実さ」は素晴らしい財産だと感じました。
先月の学校便りでも書きましたが、学校では10月以降も宿泊体験(6年)や学年集会、マラソン大会、道徳教育発表会など、子どもの学習の成果を発表する行事がいくつも予定されています。子どもたちの“実りの秋”を充実したものとするべく、鳳至小学校職員一同、全力で子どもたちをサポートしていきます。保護者や地域の皆様におかれましては、これまで通り、本校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。
学校長 山 岸 茂 樹
実りの秋を迎えるにあたって …まずは、手洗い・消毒・マスクの徹底から
40日間にわたる夏休みが終わりました。振り返って見ると、今年の夏休みは例年以上に『安心』・『安全』について考えさせられる機会が多くありました。コロナについての行動制限がない夏ということで、折に触れ、観光や帰省にかかわる報道もされていましたが、学校には7月20日の1学期終業式が終わった翌日から、コロナ感染にかかわる連絡が入るようになりました。お盆を挟んだ学校閉庁期間の8月10日~17日の8日間では、鳳至小学校に子どもが通う22世帯でコロナ罹患がみられました(児童本人が発症していなくても、家族の誰かが発症していれば、数に含めてあります)。鳳至小学校に子どもが通う世帯数が126世帯ですから、実に、17%の家庭でコロナ感染がみられたことになります(自宅療養や行動制限には気苦労も多かったことでしょう)。 また、7月25日からの平日10日間、プール開放を行いましたが、10日間のうち7日、熱中症アラートが発令されました。そのため、本来なら2時間、プール遊びが楽しめるところが、アラートが出された7日間は30分削られて1時間半のプール遊びになってしまいました(危険な日射しの中、プール当番としてお世話いただいた保護者の皆様、ありがとうございました)。更に8月17日・20日の大雨では、河川の氾濫や土砂災害の恐れから、避難勧告がだされた地域がみられたことも記憶に新しいところです。
従来、夏休み中の子どもたちへの安全指導としては、海での遭難や事故について気をつけたり、観光客も増えることから交通事故やトラブルに巻き込まれたりしないことに気をつけさせることが定番でした。現在は、いわゆる“定番”の注意事項以上に、コロナ予防や熱中症予防に気を配らなければならなくなっています。また、2014年の広島豪雨以来注目を集めるようになった“線状降水帯”がもたらす大雨についても注意しなくてはなりません。今までとは質の違う“脅威”から自分たちの生活を守るためにはどのような備えが必要か、安心できる生活を送るため日常的に何をしていくか、不慮の出来事に見舞われたときにどのように行動すべきか…。より、身近に考えさせられた夏休みでした。
今日(8月30日)から2学期が始まりました。『実りの秋』という言葉がありますが、2学期は子どもたちが学習してきたことを生かして活躍する経験をいくつも積むことができる機会が準備されている学期です。そしてその活躍を友達と評価し合ったり、第三者に評価してもらったりすることで自信や意欲を深め、更に次の目標を定め邁進しようとする時期です。学校としては子どもたちの学びを職員全員でサポートしていきたいと考えます。そして、そのためには、子どもの学びを止めないことが重要ポイントとなります。ですから、2学期についても1学期同様、手洗い・消毒・マスク着用の徹底を重要視していきます(マスクについては、熱中症のことも考慮しながら、適宜、子どもたちには指示をだしていきます)。また、子どもたちが自信をつけるためには、地域や保護者の皆様からのお声かけが不可欠です。コロナの影響で学校に足を運ぶことをためらわれている方も多いことと思いますが、マスクを着用すること消毒することをお守りいただき、子どもたちの活動の様子をご覧になっていただければと思います。2学期もまた、学校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。
学校長 山 岸 茂 樹
「読書」と「時間を管理する力」
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・今の小学生は100歳以上生きる可能性が高い ・AI(=人工知能)やICT(=情報通信技術)のめざましい進展は、 世の中の仕組みを大きく変える |
おおよそ、人は生きている間は何らか学び続けているわけですが、上記のように、人間の寿命が延び、その間の変化が激しくなるということは、今まで以上に学び続ける必要性が強まるということになります。では、これからの社会を生きる子どもたちにはどんな力が必要か。小学生は今のうちから、どんな力を身につけなくてはならないのか。
文部科学省は、学校で、子どもたちの『生きる力(生き抜く力)』を育むことを基本理念に学習指導要領(=学校で、先生は、いつ、どんなことを教えるかを定めた計画書)を定めています。『生きる力』とは、おおまかにいうと、知・徳・体のバランスのとれた力のことを表します。因みに、知・徳・体を解説すると以下のようになります。
知 … 基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用して、自ら考え、判断し、
表現することにより、様々な問題に積極的に対応し、解決する力
徳 … 自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や 感動する
心などの豊かな人間性
体 … たくましく生きるための健康や体力など
確かに、これらの力を、一人一人の子どもに身につけさせていかなくてはならないことは間違いありません。
しかし、ここで気をつけるべきことがあります。それは、『生きる力』を育むためには、「集中力」「持続力」「判断力」によって裏打ちされる、勤勉さや粘り強さ、我慢する態度が不可欠であるということです。
もっと言えば、小学生という発達段階における「勉強」の意義は、知識を身につけることと同等かそれ以上に、「集中力」「持続力」「判断力」を培うことにあると考えられます。なぜなら、小学生のころ得た知識は忘れてしまうこともありますが、集中力・持続力・判断力は、「粘り強さ」や「最後までやり遂げようとする態度」、「場面に応じて適切な行動を選ぶ力」など、その人の長所(良い面)として残っていくからです。昔から大人が子どもに「勉強しろ」と言い続けてきたのは、知識の獲得もさることながら、この「集中力」「持続力」「判断力」を身につけさせることで、勤勉さや粘り強さ、我慢する態度といった、人としての特性が磨かれるのを願ってのことと言えます。
では、“学ぶ”ためにはどうするか。学ぼうとする時には、「読む」「覚える」「書く」「話す・聞く・伝える」といった行動が必要になります。学校の授業はこれらの行動を組み合わせて計画されています。ただ、「覚える」、「書く」、「話す」・「聞く」・「伝える」ことは、「読む」ことができないと始めることができません。そう考えると、「読む力」が学びに占めるウェートは大きく、且つ、学びの第一歩とも言えます。
一方、“学び”には時間も必要です。だから、1日の中に、“学び”に必要な時間を設定しなくてはなりません。自分自身で生活全般を見通し、ある時間帯に学ぶ時間を設定するとともに学びを実行する力=「時間を管理する力」を身につける必要もでてきます。
これから、子ども達は40日余りの夏休みに入ります。お盆があったりお祭りがあったりと、何かと子ども達が楽しみにしている行事も多い長期の休みです。学校としては、楽しむべきことは大いに楽しみ、そして、“学ぶ”ことも忘れないで欲しいと考えています。特に、“学ぶ”ために必要な「読むこと」=読書に力を入れて欲しいと願います。また、「学ぶ」時間を生み出すために「時間を管理する力」が身につくよう訓練して欲しいと願います。
鳳至の子ども達には、元気さや人なつっこさ、行事を成功させようとする一生懸命さ、スポーツや習い事に打ち込もうとする強い気持ちなど良い姿が沢山あります。同時に、2行までの文章は読んでも、2行半になると、読むことを面倒くさがる姿、取りかかりが遅く、いたずらに時間を浪費してしまう等の場面も少なからず見られました。この現状を併せてみても、夏休みに子ども達が学びに向かうための姿勢づくりをすることは意義があります。学校でも、夏休みは「読書」に力を入れ、学びに必要な「時間を管理する力」を身につける訓練をすることを終業式や学級活動の中で話をしました。ご家庭でもご指導とご協力をよろしくお願いします。
学校長 山 岸 茂 樹
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
7   | 8   | 9   | 10   | 11   | 12   | 13   |
14   | 15   | 16   | 17   | 18   | 19   | 20   |
21   | 22   | 23   | 24   | 25   | 26   | 27   |
28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   |
☆輪島市6校合同小学校
学校だより第9号を掲載しました。
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