志賀高News
eスポーツを活用した高齢者との交流会
10月18日(土)、普通科福祉コース1~3年生12名が、仮設住宅とぎ第8団地の高齢者15名と交流会を行いました。これは、石川県作業療法士会主催の「中高生による高齢者の生活向上プロジェクト」として実施されたもので、福祉班が探究活動でテーマとしている「eスポーツによる世代間交流」を活動に組み込ませていただきました。
はじめに、作業療法士会による「スマートフォン・タブレット活用紹介」が行われ、YouTubeやGoogleMapの活用方法について、高校生が先生になり、高齢者に教えました。スマホの使い方は高校生が得意なところで、高齢者の質問に答えながら、普段の生活の様子もお聞きすることができました。
志賀高校企画では、「非接触・非装着型モーショントレーニングツール TANO」を活用し、志賀高校の校庭を一緒にウォーキングしたり、鳥になったり、みんなで協力して福笑いを完成させたりしました。一番盛り上がったのは対戦型の「玉入れ」で、画面を見ながら、真剣に玉を投げてくれました。高得点を得たときの歓声や、応援の声、「次は勝つぞ」という気持ちは、若者も高齢者も同じで、元気に活動する様子を見て、eスポーツのこころとからだへの効果を実感することができました。
生徒たちからは、「楽しかった」だけでなく、「もっとゆっくり進行すればよかった」等の改善点もあげられ、経験を重ねながら成長していることが感じられます。このような機会をいただきました石川県作業療法士会の皆様、参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。
第17回 志賀高祭(文化祭)
10月11日(土)、第17回志賀高祭(文化祭)が行われました。執行部によるオープニングでは、全校制作モザイクアート2作品のカウントダウンお披露目が行われました。プログラムトップバッターは、福祉コース2・3年生による手話うた2曲。その後、1年生音楽選択者による「地球へ」の合唱、第12回目となる各クラス代表による「私の一冊」総選挙が行われました。また、クラス対抗ビデオコンテストが復活し、各クラス創意工夫がされており、どのクラスが最優秀になるかわからないほどの出来映えとなっていました。
フリータイムでは、通常の模擬店、販売、催し物、バザー、お茶会、展示の他に、5つの外部協力団体の企業ブースや2つのキッチンカーの参加協力の中、多くの一般来校者にきていただきました。
今年初めて、フリーステージ企画によるカラオケ、ギター演奏、ダンスも第2体育館で行われ、生徒の個性を発揮できる場面が増えて、フリータイムが更に充実した時間になったと思います。
フリータイム後は、保健委員会による発表、表彰式、エンディングが行われ、全日程を無事に終了しました。
一日を通して、あいにくの曇り空の文化祭となりましたが、生徒たちや一般来校者のみなさまが笑顔で楽しむ様子をたくさん見ることができました。この文化祭をとおして、生徒の皆さんにとって自己肯定感を高める良い機会になったのではないでしょうか。
運営にご協力いただいたPTAのみなさま、外部協力団体の皆様及び会場に足をお運び頂いた、たくさんの来校者のみなさまに厚く御礼申し上げます。
【外部協力団体・企業ブース・キッチンカー】
・石川サンケン㈱ ・TSG㈱ ・ENEOSリユーアブル・エナジー㈱ ・自衛隊石川地方協力本部
・志賀町老人会クラブ連合会 ・サンライズ。ドーナツ ・シュクレプラーシュ ・MORO Café (順不同)
【第12回「私の一冊」総選挙 投票結果】
第1位 西 紗月 「星の王子様」
第2位 中谷 瑞輝 「ルビンの壺が割れた」
第3位 飯山 彩音 「アイドル衣装のひみつ~カワイイの方程式~」
【保健委員会 標語コンテスト】
◇スマホ・ネット部門
第1位 星場 なさり 「スマホ見る 気づけば冷めた カップ麺」
第2位 定仙 健太 「あと1分 依存につながる 落とし穴」
第3位 寺西 美希 「スマホより 家族の時間 大切に」
◇歯と口部門
第1位 寺田 真輝 「歯と口が 笑顔と元気の 源だ」
第2位 星場 なさり 「口の中 虫歯パーティ 入場禁止」
第3位 油谷 侑祐 「いつだって 歯が美しければ ヤングマン」
【今年の新しい試み】
1.一般来場者リストバンド装着(319名) ※PTA・外部協力団体企業ブースも含む
2.模擬店等の販売にPayPay導入
3.フリーステージ企画
4.全校制作モザイクアート
※ 文化祭のようす (後日、画像変更あり)
eスポーツ「TANO」講習会~仮設住宅の高齢者との交流会に向けて~
10月9日(木)、3年生普通科福祉コース生徒6名が、eスポーツを高齢者イベントで活用する際のレクチャーを受けました。講師として、NTT西日本エンタープライズビジネス営業部北陸復興PTの永井清秀様、青山亜紀様をお招きしました。
会では、10月18日(土)に行われる「仮設住宅とぎ第8団地の高齢者との交流会」で活用するeスポーツ機器「TANO」を使い、機器の接続から、対象者に合わせたコンテンツの選択、司会進行、片づけまでを、実際に体験しながら学びました。生徒たちは興味津々で、自分たちもゲームを楽しみながら、高齢者への支援方法を学びました。最初のラジオ体操のコンテンツを使い、対象者がどれだけ体を動かすことができるかアセスメントすることや、対象者に合ったコンテンツや難易度の選び方など、本当に勉強になりました。
実際に体験し、交流会のイメージが湧いてきたようで、やってみたいコンテンツや言葉かけの仕方など、積極的にアイディアを出し、構想を練っています。高齢者の皆さんの笑顔を引き出し、こころとからだが元気になるような交流を準備していきたいと思います。
「TANO」の無償レンタルから講習会でのレクチャーまで、NTT西日本のご協力をいただいています。講師をして下さった永井様、青山様、本当にありがとうございました。
令和7年度 高文連文化教室
10月8日(水)の午後、志賀町文化ホールで、高文連文化教室が行われました。劇団自由人会様による舞台「カーリーの青春~again~」を鑑賞しました。
孤独な少年少女の心の再生と成長を描いた「愛」がテーマの感動作。公演時間100分の中、生徒たちは、初めから最後まで、すべての場面に引き込まれ、おしゃべりすることなく全集中で鑑賞していました。
終わった後、「心が温まる感動的な舞台で、心に残る作品だった。泣きそうになった。」等の生徒の感想の声がありました。
カーテンコールの際、前期生徒会長の寺田真輝さんから「劇団自由人の皆さま、感動的で素晴らしい舞台をありがとうございました。感謝の気持ちを込めて、花束をお贈りします。ありがとうございました。」とカーリー役の劇団員の方に花束を贈りました。
その後、劇団自由人会様より「愛」が込められた記念色紙をいただきました。
本当に素晴らしい舞台を見るとても良い機会をいただき、本当に有難い一日となりました。
情報研修会③(第3回校内GIGA研修会)
10月2日(木)13:30~15:00に「一人一台端末を活用した個別最適な学びについて①~生成AIの活用~」をテーマとして、教職員の校内GIGA研修会を行いました。石川県教員総合研修センターの橋本指導主事を講師としてお招きして、以下の研修内容を学びました。
① 最新の生成AIガイドライン
② 生成AIの使い方(校務、授業)
③ 教科に応じた個別最適な学びのための協議
受講した先生方は熱心に講義を受け、講義終了後も講義内容について深く議論をしていました。
講師としてご指導いただいた石川県教員総合研修センターの橋本指導主事に感謝を申し上げます。
令和7年度 自己評価計画書(中間)報告について
本日、「令和7年度 自己評価計画書(中間)」を掲載しましたので、お知らせいたします。
1年生 プログラミング講座
9月12日(金)5,6時間目に1年生に対し、プログラミング講座を行いました。
金沢工業大学から西田先生と学生3名が来て下さり、学生を中心として生徒に「プログラミング技術に興味を持ってもらう」ことをねらいとした授業をしてくれました。
年齢も近い大学生の説明を聞き、生徒は楽しみながらプログラミングを体験していました。
3年生 社会人マナー講座④、就職団結式
9月11日(木)、3年生の就職希望者、専門学校進学希望者を対象とした社会人マナー講座と就職団結式を実施しました。
講座では、講師の梢正美氏や先生方、仲間が見守る中、全員が自分の志望動機を発表しました。緊張して、言葉に詰まる場面も見られましたが、発表を終えた生徒たちからは、「自信が伝わるよう、声に気持ちをのせた」「明るく伝えられるようにトーンをあげて話した」等、それぞれの工夫を聞くことができました。
就職団結式では、青木信幸校長先生から「皆さんの、誠実に学びとろうとする姿勢を自信に変えて、頑張ってきてほしい」という言葉をいただき、志賀ロータリークラブ会長 上杉幸氏からは、「面接官に、正直に、素直に自分の思いを伝えることができれば大丈夫です」と励ましの言葉をいただきました。生徒を代表し、川端爽心さんが「就職試験を人生の大きな挑戦ととらえ、必ず合格を勝ち取るために全力で努力して参ります」と力強く決意表明をしました。また、志賀ロータリークラブから社会人になるためのマナー本を寄贈していただきました。本当にありがとうございます。大切に使わせていただきます!
9月16日(火)より就職選考が開始されます。これまで面接、作文練習、採用試験に向けた学習に取り組んできました。自分を信じて、頑張れ、3年生!
第12回一次救命処置技術会に参加して
9月11日(木)、志賀町地域交流センターで、第12回一次救命処置技術会が行われ、本校代表として1年生の横瀬悠生さんと岡田蓮さんが参加しました。
畑中教諭の指導の下、約1週間と短い期間の中、横瀬さんと岡田さんは、一次救命処置技術の練習を学校出発前まで行いました。
当日、7チーム中4番目に技術審査が行われました。2人とも順番が来るまで、緊張の中、他チームの実演を見ながら、胸骨圧迫の深さやリズムや声かけのタイミング等、確認をしていました。
いよいよ順番が回ってきて、いざはじまると、他チームから「さすが昨年度最優秀賞チーム」と言わんばかりに、どよめき声が漏れるほど、岡田さんのハキハキした声や動作、横瀬さんと息の合った救命処置技術ができていて、練習の成果を発揮していました。
閉会式では、各チームの講評と成績結果が行われ、昨年度に引き続き、最優秀賞を受賞することができました。横瀬さんと岡田さん、おめでとうございます。
3年生 外部講師による就職模擬面接
8月28日(木)、3年生就職希望者を対象に外部講師による就職模擬面接を実施しました。講師に、株式会社ハクイ村田製作所 副島学様、山本千春様、南建設株式会社 白井康一様、ダイワロイヤルゴルフ株式会社能登ゴルフ倶楽部 関塚省吾様、株式会社栗田HT 北濱亨様をお招きしました。
生徒たちからは緊張感が感じられましたが、前回の模擬面接から少し力をつけ、具体的なエピソードを話したり、少しトーンを上げて話をしたりするなど、一生懸命伝えようとする真摯な思いが伝わってきました。面接官をされた企業の方々は、「“かっこよく”よりも“自分らしさ”」をアピールすることや、目線や表情、リラックスする方法などを丁寧に指導してくださり、「自信を持って、素直に自分の思いを伝えれば大丈夫!」と温かい励ましの言葉をかけてくださいました。
生徒たちは、夏季休業中の多くの時間を使い、企業見学や履歴書の作成、面接練習等の就職活動を行ってきました。就職試験まであと2週間をきりましたが、本番では、それぞれの生徒がしっかり自分をアピールできるよう、総仕上げを行っていきます。
ご協力いただきました企業の皆様、本当にありがとうございました。