河井っ子日記

2019年12月の記事一覧

薬物乱用防止教室が開催されました。

 12月5日(木)6限に、6年生を対象にして薬物乱用防止教室が開かれました。講師は、能登北部保健所の技師 蓑田さんです。アルコールやたばこの害を中心に話をしてくださいました。わかりやすかったのは、なぜ未成年がお酒を飲んだり、たばこを吸ったりしてはいけないのかを医学的データに基づき、実物や鮮明な写真で話をしてくださったことです。単に法律で決まっているからダメなんだではなく、小中学生には、たくさんのリスクがあることを教えてくださいました。知識として何となくダメだなと思っていたものが、あのリスクを知ってしまうと、絶対したくないと思いました。
 これから中学・高校と成長していくわけですが、強い意志で今日の思いを貫いて欲しいものです。貫くためには、断る勇気も必要ですよ。蓑田先生、大変わかりやすい授業をありがとうございました。


輪島市の卒業制作で作品を完成させました!

 12月5日(木)の1~4限に、6年生は、輪島市から6年生に贈られる卒業記念品の制作を輪島漆芸美術館で行ってきました。輪島沈金組合の前古先生をはじめ、6名の先生方にご指導頂きました。自分たちが考えてきた気持ちのこもった図案を漆パネルに線描きをし、沈金ノミで彫ります。初めは、上手に線が彫れずに悪戦苦闘していましたが、1度コツを掴むとスムーズにノミをはしらせていました。それぞれが、集中して完成させたパネルに先生方が金粉を刷り込んでいきます。鮮やかに輝く作品を見て、子どもたちは大変満足そうでした。
 ご指導いただきました先生方をはじめ、輪島市、輪島市教委、輪島漆芸美術館の皆様本当にありがとうございました。
 尚、完成したこれらの作品は、輪島市卒業制作展として2月1日(土)~11日(火)まで、輪島漆芸美術館で飾られます。ぜひ、ご覧ください!






こころの授業を行いました!

 12月4日(水)の2限目にこころの授業が行われました。講師は、恵寿総合病院産婦人科助産師の大内喜美子先生です。授業のテーマは「大人になっていくあなたに伝えたいこと」でした。
 授業では、大内先生の助産師としての経験をもとに、命について考えました。生まれた時の姿や赤ちゃんの表情、赤ちゃんが生まれる瞬間を実際の映像や写真から命の誕生について話をして頂きました。その中で、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で動いている様子や赤ちゃんの様々な表情を見ることができて、子どもたちも驚いていました。
 また、命をつなぐことの大切さについても話していただきました。「私たちの命は、ずっと昔からつながってきて生まれたものです。みなさんも命のバトンをつなぐことが大切です。」という先生の言葉に、子どもたちもうなずいていました。そして、授業の最後には、「この世に生まれることが人生において最大の難関です。これから多くの難関が待っていると思いますが、最大の難関を乗り越えた自分なら絶対に乗り越えられると信じてください。」と力強いメッセージをいただきました。
 今回の授業では、自分が生きていることの意味、立派な大人へと成長するために何が大切なか考える良いきっかけになったと思います。
 大内先生、輪島市健康福祉課の宮中さん。素晴らしい学びの機会をありがとうございました。