河井っ子日記

2021年10月の記事一覧

避難訓練・防災学習会

 18日(月)に、避難訓練を実施しました。能登半島沖を震源とする震度6強の地震が発生し、大津波警報が発令されるという想定で行いました。児童は、机の下で椅子の足をもってしばらくの間揺れが収まるのを待ち、その後、大津波警報発令に伴って本校3階に避難しました。本校は、1000年以上に1回の最大想定規模の場合、1階が浸水想定区域となっていますが、2階以上が輪島市の避難場所に指定されています。

 児童は、訓練の大切さを理解し、静かに素早く行動できていました。とても良かったです。また、その後、防災についての学習会を行いました。学習会では、金沢大学准教授の林紀代美先生から、地震や津波が来た時にどう行動すればよいか、また、日頃から地震に備えるためにどんなことが大切かなどについてお話がありました。学習会には、防災について共に取り組んでいる鵠巣小学校の5・6年生や先生方にもご参加いただきました。

 さらに、児童下校後、防災教育研修会を開催し、金沢大学准教授の青木賢人先生から、本校の危機管理マニュアルの改善についてご助言をいただきました。今後も、児童の安全確保に向け、さらなる取組を行ってきます。ご家庭でも、ぜひ、地震が来た時に倒れやすい家具がないか、もしもの時にはどのように避難すればよいかなど、お子さんとお話をしていただければと思います。

 

 

 

 

 

県・市教育委員会学校訪問

 14日(木)に、県・市教育委員会学校訪問がありました。4時間目に全学級の公開授業、そして5限目に4年海組が学校を代表して研究授業を行いました。本校では、「心豊かに、たくましく生きる子の育成」を目指し、2学期は学力向上の目標として「読解力」を掲げ、「じっくり読んで考えをもつこと」を重点として取り組んでいます。

 4年海組の児童は、課題解決に向け、ポイントとなる言葉に赤や青のサイドラインを引きながら、教材文を一生懸命読み、考え、話し合うことができました。

 県教育委員会の指導主事の先生からは、学校全体で共通理解、共通実践が図られていること、1学期の取組の中で見られた課題が改善されていること、子どもたちと目標が共有されていることなど、多くのお褒めの言葉をいただきました。また、さらに取組を焦点化し、その効果を検証していくことについてご指導ご助言をいただききした。今後も、職員と児童、そしてご家庭の協力もいただきながら、学力向上の取組を推進していきます。

 

 

 

 

 

 

待ちに待った運動会! 

 10月9日(土)に、延期となっていた運動会を開催しました。午前中は幼稚園等の運動会と重なるため、午後からの開催となりました。保護者や地域の皆様には、運動会の開催に当たって様々なご支援・ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

 今年度の運動会のスローガンは、「一致団結! 最高の運動会にキセキを創造しよう」でした。スローガンのキセキという言葉は、「キ(希望)・セ(成長)・キ(絆)」を表しています。紅組と白組が一つとなり、一人一人が希望をもって楽しみ、成長し、絆を深められる運動会にしたいという願いが込められています。

 開会式での姿勢のよい話の聴き方、挨拶、応援合戦での地域に響きわたる声、力を合わせて踊ったダンス、よさこい、力の限り駆け抜けたリレーなど、児童の頑張りや成長が見える素晴らしい運動会になったと思います。また、4・5・6年生の高学年児童は、係の仕事など自分の役割をしっかりと果たし、運動会の成功に大いに貢献していました。

 運動会は最終的に白組の優勝、紅組の準優勝で幕を閉じました。しかし、児童の様子を見ると紅白関係なく、運動会を楽しみ、あたたかい雰囲気の中で、達成感を味わっているようでした。行事を通して成長し、互いの絆を深め、希望につながっていく、充実した運動会となりました。また、保護者の皆様には、運動会後もたくさん残ってお手伝いいただいたおかげで、短時間で片付けを終了することができました。最後まで、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生「宿泊体験学習」2日目

 宿泊体験学習の2日目は、あいにくの天気で、雨風のため「追跡ハイキング」が中止となり、「石と貝のクラフト」に取り組みました。めずらしい貝殻や石を使って、児童は思い思いの作品を作っていました。そして、最後には、こんな時だからこそ、宿泊体験学習が実施できたことや、受け入れて下さった自然の家の方々への感謝の気持ちを表そうと、全員で体育館の掃除をしました。「来た時よりも美しく」なったと自然の家の先生からお褒めの言葉をいただきました。自然の家の職員の方々からは、2日間の生活の中で児童が活動を楽しみ、成長できるよう様々な面でご支援いただきました。本当にありがとうございました。そして、保護者の皆様には、色々とご心配なことがあったと思いますが、子どもたちを準備万端、送り出していただき、ありがとうございました。心より感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生「宿泊体験学習」1日目

 9月30日(木)と10月1日(金)の2日間にわたって、6年生が宿泊体験学習を行いました。1日目は、午前中に能登町にある「真脇遺跡縄文館」を見学し、午後は「能登少年自然の家」で、大型カヌーを使った海洋活動に取り組みました。縄文館では、縄文時代の人々の生活に興味をもち、係の方に次々と質問していました。また、大型カヌーでは、声を合わせて力いっぱいオールを漕ぎ、予定時間よりも早く目的地に到着するなど本当によくがんばっていました。

  

  

 

 

 

 

  

 

 1日目の夜は、夕食後「肝試し」をしました。能登少年自然の家の全館を消灯し、真っ暗な中で行いました。児童は、ちょうちんの灯りをたよりに1階から2階を歩いて角部屋にあるお札を取りに行きます。館内には児童の「キャー!」という叫び声や走って逃げる足音が響き渡っていました。実は、6年生のために河井小学校の若手の先生方8名が勤務時間終了後、自然家に駆け付け、お化け役として館内に潜んでいたのです。肝試しが終わった後で、6年生が先生方にとびっきりの笑顔で感謝の気持ちを伝えていたのが印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

3年生社会科見学「お店で働く人の仕事(ワイプラザ)」

 9月27日(月)に、3年生がワイプラザで社会科見学を行いました。児童は、「なぜワイプラザにお客さんがたくさん来るのか」という課題を設定し、働く人々の工夫について調べました。ワイプラザでは、普段見ることができないようなバックヤードにも入らせていただき、魚や肉を切る様子や値札をつける作業などを見学させていただきました。また、店員さんやお客さんにもインタビューさせていただきました。店長さんのお客さんに喜んでもらう、気持ちよく帰ってもらうという言葉がとても印象的でした。見学させていただきありがとうございました。