2023年11月の記事一覧
4年生 耳の不自由な方から学びました
今日はあいにくの雨でしたが、1階ホールの「キラキラカードキャンペーン」の掲示前には、ほとんどの休み時間に子供たちが集まっていました。高学年の児童もたくさん友だちのよさを見つけていました。とても素敵なハートの花束がたくさんできてきて、見ている私たちの心も温かくなります
さて、4年生は総合的な学習「共に生きる」で、福祉の勉強をしています。今日は外日角校区にお住いの濱本さんご夫妻にお越しいただき、交流会を行いました。濱本さんは、長いこと小学校の子供たちに、耳の不自由な人のことを理解してもらう活動を続けていらっしゃいます。昨年はその活動に対して、県から表彰もお受けになりました。
濱本さんご夫妻からは、「耳の不自由なことは不便だけれど、決して不幸ではなく、お互いに認め合い、理解し合っていくことがとても大切だ」と教えていただきました。質問タイムでは、音声認識機能を使って、画面に質問を映し出しながら伝え合うこともできました。様々な人から大切なことを学んでいる七塚っ子たち、みんなの笑顔がどんどん広がっていく交流会になりました。濱本さんご夫妻、市社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。
2年生 世界で一つのおもちゃづくり
今日は、少し寒いものの朝からとてもよいお天気でした。冬毛に生え変わったのか、ふくら雀が、すっかり葉を落とした桜の木にとまり、とてもかわいい声で鳴いています。まるで朝から元気にサッカーをしている七塚っ子を応援してくれているようです。また、この小春日和に、いつもカンナのお世話をしてくださる井口さん他2名の方がいらして、カンナの球根の冬越しのお世話をしてくださいました。このようなたくさんの方々のおかげで、校庭のカンナが毎年花を咲かせるのだと思うと感謝の気持ちで一杯です。いつも本当にありがとうございます。
さて、2年生は生活科「世界に一つ わたしのおもちゃ」という学習でおもちゃ作りをしています。おもちゃならどんなおもちゃでもいいというわけではなく、磁石、ゴム、風、おもりなどの性質を利用したおもちゃを作ります。「もっとよく動くには?」「もっと飛ぶには?」などの仕組みを工夫や「もっと相手が喜ぶには?」「楽しくなるには?」という遊び方の工夫もしていきます。1組と2組で交流した後、1年生にも楽しんでもらいたいと言っていた2年生。ますます学校が楽しくなりそうですね。
4年生 郷土の偉人 高橋ふみさんについて学びました
4年生は社会科の学習で郷土の先人の思いを学びます。今日は七塚小の大先輩である女性哲学者高橋ふみさんについて学びました。ゲストティーチャーとして、「高橋ふみの会」の寺嶋さん、津田さんに高橋ふみの紙芝居をしていただきました。また西田幾多郎記念哲学館の山名田学芸員さん藤本さんには、高橋ふみさんのすごさや七塚小学校との関係について教えていただきました。
寺嶋さんと津田さんは、高橋ふみさんについて自分のライフワークとしてして学びながら、何とか子供たちや多くの人に高橋ふみさんのの素晴らしさを伝えたいと考え、自ら紙芝居を作成し(油絵もされるそうです)普及活動に取り組んでこられましたが、今回この紙芝居をもって最後とし、七塚小学校に紙芝居を寄贈したいと申し出てくださいました。まだまだ現役でご活躍できるとは思いますが、折角のお申し出でしたので、このような場を設けさせていただきとても喜んでくださいました。お二人は、七塚に嫁ぎ自分の子供や孫がお世話になったこの七塚小で、さらに高橋ふみさんのことを学んでほしいと願っていらっしゃいました。寺嶋さん、津田さんの思いをぜひ広めていけたらと思います。本当にありがとうございました。
2・4・5年生 栄養教諭による食育授業
今日も昨日に引き続き、栄養教諭の先生をお招きして2・4・5年生の食育の授業が行われました。
2年生は、「朝ごはんの大切さ」の授業です。朝ごはんを食べると、3つのスイッチ(脳のスイッチ、体のスイッチ、うんちのスイッチ)が入って、体も温まり、腸も動き、勉強もばっちりになるというお話でした。4年生は、給食センターで調理員さんたちが普段どのようにして給食を作っているかを学びました。例えば検温の表やエプロンの色を変えながら作業していること、実際に使う大きなザル、しゃもじを見たり触ったりして体感しながら調理員さんがどれほど大変な作業をしながら給食づくりに取り組んでいるかを知り、びっくりしていました。5年生は家庭科の授業とも絡めて「5大栄養素」について知り、ふるさと給食のメニューを例に挙げて、バランスの取れた献立になっているのかを学びました。
どの学年も真剣に授業に参加し、食べることは子供たちにとって本当に身近で大切なことなのだと痛感しました。栄養教諭の先生も、七塚っ子が一生懸命授業を受けている姿がすてきだったとほめてくださいました。2日間、ご指導ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
2年生 やまんばさんのお話会
今日もしとしと雨の降るとても寒い一日でしたね。でも、七塚小学校では今、学校の友達のよいところを見つけてハート型の用紙にメッセージを書き合う「キラキラキャンペーン」が行われています。どんどんハートが増えて温かな心の花束が、寒い心を温かくしてくれています。お昼の放送での紹介もみんな楽しみにしています。
さて今日は2年生のお話会があり、いつものようにお話グループ「やまんば」さんが来てくださいました。2年生のテーマは「むかしばなし」です。いろいろな国に伝わる民話が紹介され、教科書に紹介されている「せかいいちのはなし」を細川先生が岩手の言葉で、読み聞かせてくださいました。おはなしのろうそくに火が灯り、語りが始まると子供たちは一気に物語の世界に引き込まれていきました。幼いころから、こうやって耳だけでお話を聞くことで集中力も想像力も高まっていくのですね。改めて、やまんばさんたちのお話会の大切さを感じました。いつも本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
4・5・6年 クラブ活動
今日の6限目はクラブです。それぞれのクラブは、6年生が中心となって計画し進めています。どのクラブもとても楽しそうですね。今日は長柄町にお住いの葛葉先生が、家庭クラブに押し花のゲストティーチャーとしていらしてくださいました。みんな思い思いの押し花をレイアウトして、素敵な飾りやしおりを作りました。とっても素敵な作品に仕上がりました。みんなのしおりや葛葉先生の作品はしばらく「七塚美術館」として展示し、七塚っ子に見てもらいたいと思います。
1・3年生 栄養教諭による食育授業
急に寒くなってきましたが、七塚っ子は今日も元気です。学校の校門に建つアオギリの木の枝を土日に切っていただいたのを見て「アオギリも、寒そう」とつぶやいていました。
さて今日は、1年生と3年生が栄養教諭の先生と一緒に、職員の授業をしました。1年生は、今日の給食のメニューから、赤・黄・緑の食べ物を見つけて、バランスの取れた食事の大切さを実感していました。3年生は、ふるさと給食のメニューから、ふるさとの食事のよさを知り、紋平柿について学びました。どちらの授業も、本当に食べることの大切さが実感できたようで、子供たちは今日の給食をいつも以上にしっかり食べていました。これからも職員授業は続きます。栄養教諭の先生、これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました。
5年生 消費者教育
5年生は家庭科の学習で、「持続可能暮らしへ 物とお金の使い方」という学習をします。今日は、その学習の一環として、かほく市消費者センターからお二人のゲストティーチャーをお招きし、2時間たっぷり学習しました。物を買うということはいったいどの時点で成立するのか、持続可能な買い物とはどういうことなのか、また物を選ぶときは、目的に合わせて選ぶことが大切だということも学びました。近年、消費者センターに寄せられるトラブル相談の中には、インターネットゲームでの課金で高額な請求をされたという被害があとを絶たないそうです。そんなことにならないためにはどうすればよいのか、しっかりと考えて行動しなければいけませんね。消費者センターの皆さん、本当にありがとうございました。これからもご指導よろしくお願いします。
6年生 やまんばさんお話会
今日はかほく市のお話グループ「やまんば」さんから細川先生をお迎えし、お話会をしました。6年生は以前に国語科の学習で、宮沢賢治について学んだのですが、細川先生からさらに詳しく教えていただき、物語を読み聞かせていただきました。
細川さんは、宮沢賢治と同じ岩手県出身です。今日は岩手の言葉で「虔十公園林」を読み聞かせていただきました。何度聞いても、心が温かくなる細川さんの語りに、子供たちもぐんぐん引き付けられていきました。会が終わった後も、子供たちは細川さんの側に向かい、「雨ニモマケズ」の詩の暗唱をしたりいろいろな資料を見せていただいたりしていました。幼いころからやまんばさんの中央図書館でのお話会にずっと通っている子もいて、子供たちの成長がとても感慨深いと、細川さんはお話してくださいました。本当にたくさんの子供たちに、愛されているやまんばさんのお話は、かほく市の宝ですね。ずっとずっと続いてほしい…そう心から願っています
4年生 目の不自由な方から学ぶ
今日も昨日同様とてもよいお天気で、ポカポカ陽気の一日となりました。
4年生は総合の学習で今、体の不自由な方について調べ、スライドにまとめています。その学習の一環として、今日は宝達志水町にお住いの西さんと盲導犬のウーノくんと交流しました。
目の不自由に西さんが普段使っている道具や、暮らしについて教えていただいた後、実際にウーノくんがどのように西さんに階段や障害物を教えてくれるか、学校の階段を使って見せていただきました。今日の交流からも前回の車いすバスケットの方と同じように、たくさん工夫をしながら暮らしていること、そしてパートナーであるウーノくんのおかげで、行動の範囲がさらに広がったことも学びました。ウーノくんの食事や散歩や排せつのお世話もしっかりとし、それが盲導犬を飼うということの責任なのだそうです。西さん、ウーノくん、多くのことを教えていただき、ありがとうございました。