志賀高日誌

志賀高News

令和7年度 新任式・始業式

 4月8日(月)、令和7年度 新任式・始業式が行われました。

 新任式では、木森教頭より新しく来られた先生方のご紹介がありました。新任代表として青木信幸校長より「おはようございます。4月の異動で私を含めて3名が新しく加わりました。早く皆さんの顔と名前を覚えて、この学校にとけ込み頑張りたいと思います。」と挨拶がありました。

 次に、令和7年度始業式が行われました。3年の油谷侑佑さんのピアノ演奏による校歌を全員で歌いました。青木新校長から、中学校、高等学校、大学になるにつれて数学の教科書・参考書の量が増えること、そしてその先には教科書や参考書がないことを例えにして、「高校生の現時点は長い人生の始まりであり、みなさんにはまだまだ学ぶことがあり、そしてその先には無限大の可能性が広がっている。したがって、順調にいっている生徒は気を引き締めて、今順調にいっていない生徒も希望をもって頑張ってほしい」と新年度の挨拶がありました。

 令和7年度1学期がスタートしました。教職員一丸となって、生徒の皆さんの心身の成長のため、安心・安全な学校生活となるよう全力でサポートいたします。

R7新任式・始業式

1・2年生 企業見学

 3月21日(金)、志賀町商工観光課のご協力をいただき、1・2年生全員を対象に、企業見学を実施しました。生徒の希望をもとに5グループに分かれ、次の企業を訪問させていただきました。

Aグループ  石川サンケン(株)、(株)TSG

Bグループ  寺岡畜産(株)、(福)麗心会 特別養護老人ホームアイリス

Cグループ  楓の家リゾート(株)、(株)いこいの村能登半島、(株)NTN志賀製作所

Dグループ  (株)ケースリー、シグマ光機(株)、(株)NTN能登製作所

Eグループ  上田鍍金(株)、(株)栗田北陸製作所、(株)メタルヒート

 企業概要の説明では、生徒たちは熱心に耳を傾け、「仕事の一番のやりがいは何ですか」「必要な資格はありますか」と積極的に質問をしていました。また、施設や工場内をまわり、大きな機械や、安全に配慮しながら真剣に仕事に取り組む社員の方々の様子を見学し、「働く」ことへの意識も高まったのではないかと思います。

 お忙しい中、ご協力いただきました企業の皆様、志賀町商工観光課の皆様、どうもありがとうございました。

R6_企業見学①

R6_ 企業見学②

福祉コース講演会(石川県介護・福祉の仕事の魅力伝道師派遣事業)

 3月17日(月)、福祉コース1・2年生12名を対象に、講演会を実施しました。石川県の「介護・福祉の仕事の魅力伝道師」としても活躍されている北洋介さん(社会福祉法人牧羊福祉会 特別養護老人ホーム能登穴水聖頌園)を講師にお招きし、「介護・福祉の仕事と震災の影響」というテーマで、お話をしていただきました。

 講演では、介護計画の重要性や、介護職をしていて大変だと感じること、魅力・やりがいを笑顔で語ってくださいました。中でも、「介護は、利用者の人生を変えることができる仕事」という言葉とそのエピソードがとても印象に残り、介護の仕事の奥深さを実感しました。また、能登半島地震における施設の被害状況が写真とともに説明され、スプリンクラーにより水浸しになった施設内で、電気や水道も使えない中、職員が力を合わせて利用者の生活を守ってきたという話を、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。

 生徒からは、「北さんの話を聴き、「ふだんの くらしを しあわせに」する「福祉」という言葉が好きになった」「進路を考える上でとても参考になった」等の感想があげられ、福祉・介護の仕事の魅力が十分に伝わったことが感じられました。お忙しい中、貴重なご講演をいただき、本当にありがとうございました。

R6福祉コース講演会

令和6年度 第14回 卒業証書授与式

 3月4日(火)、第14回卒業証書授与式が行われました。在校生、保護者等、来賓、教職員が見守る中、普通科普通コース18名、ビジネス・福祉コース14名、計32名の卒業生に卒業証書が授与されました。

 校長式辞では、中川校長から「これからはより一層自分の力で情報を集め、自分で考え、行動していかなければなりません。いずれ、自分の育った地域を支える人材になってください。常に感謝の気持ちを忘れずに未来に向けて歩んでいってください。」とお話がありました。

 永谷PTA会長から来賓祝辞として「ご卒業おめでとうございます。支え合い、助け合う人間関係が私たちにとってどれだけ大きな力になるかを考え、自分を必要とされる度量の大きな人になってください。」とのお言葉をいただきました。

 在校生代表の大門大翔さんは、「先輩方と過ごした二年間は、光のように速く輝かしいものでした。今度は私たちがこの志賀高校の伝統を引き継ぎ、苦しいことでも協力して乗り越えられるよう頑張ります」と送辞の言葉を贈りました。

 卒業生代表の稲岡優弥さんは、「今こうして無事に卒業の日を迎えられたのは周りの方々の温かい支えがあったからです。共に過ごした仲間たちと喜びや悩みを共有し、互いに励まし合いながらも乗り越えた日々は、かけがえのない時間で、この3年間は一生の宝物です。」と感謝と卒業後の決意となる答辞がありました。

 卒業生の皆さん、益々のご活躍とご多幸をお祈りしています。ご卒業おめでとうございます!

R6_第14回卒業証書授与式-1

R6_第14回卒業証書授与式-2

2年次生 志賀塾~ワクワクドキドキの旅行を考えよう~

 2月17日(月)に志賀高校にて、2年生全員を対象に志賀塾を行いました。講師として、有限会社中川商事 株式会社ナカガワ 代表取締役中川広紀氏をお招きし、~ワクワクドキドキの旅行を考えよう~というテーマで、グループで生徒たちが楽しいと感じる旅行を志賀町で創り、その旅行をスライドで発表しました。生徒たちは、修学旅行での楽しかったことを思い出しながら、志賀町でその旅行を再現するために協議をしていました。

 生徒の構想には、「志賀町全体で鬼ごっこをする」、「脱出ゲームを企画する」などユニークなものもありました。生徒にとっては、志賀町について詳しく調べる機会にもなり、現在の志賀町の魅力や課題について、理解することができる機会となりました。

R6_2年志賀塾

2年次生 社会人講座

 2月5日(水)、志賀ロータリークラブと志賀町商工会青年部から12名の講師をお招きし、「未来をかたちに」というテーマで2年生社会人講座を実施しました。2年生38名が8グループに分かれ、進路実現に向けたグループワークを進めていきました。

 生徒たちは、現在の進路希望とその実現に向けた行動計画を発表し、同じグループの生徒や講師からのアドバイスをもとに、より良いものに修正していきました。「進路目標から逆算して考えること」「挑戦すること」「継続は力なり」等、グループワークを進める中で、これからの自分に必要なキーワードが見つかり、前向きな姿勢になっていく様子が見られました。また、生徒それぞれが進路についての悩みや不安を打ち明け、共有することで、共に頑張る仲間意識が芽生えたようです。2年生には、自分で決めた進路実現に向けての「最初の行動」を今日から実践し、最期まで粘り強く努力していってほしいと思います。私たち教員も、全力でサポートします!

 生徒たちに温かいメッセージを送ってくださった、梢正美様はじめ、志賀ロータリークラブ、志賀町商工会青年部の皆様、本当にありがとうございました。

R6_2年社会人講座