志賀高日誌

志賀高News

世代間交流会に参加して

 11月16日(木)、ビジネス・福祉コース3年生10名が、「志賀町老人クラブ連合会との世代間交流会」に参加しました。32名の高齢者の参加があり、にぎやかな交流会となりました。

 生徒たちは、福祉の授業や「総合的な探究の時間」を活用し、計画を練ってきたレクリエーションを実施しました。「借り物・借り人競争」では、引き当てた物や人を探して、元気に体育館を走り回り、「モノ送りゲーム」では、驚くべきチームワークの良さで、風船やボール、タオルなどがどんどん運ばれ、大盛り上がりでした。生徒たちからは、「高齢者のパワーはすごい!楽しんでもらえて本当に嬉しい」との声が挙がっていました。

 最後に、「高齢者のデジタルデバイドを解消するための寸劇」を披露しました。回数を重ね、アドリブを楽しむ余裕も出てきたようです。生徒たちに、行政情報メールサービスの登録方法を質問して下さった参加者もおり、生徒たちの思いが少しずつ浸透してきていることを感じます。

 閉会式では、東晄希さんが「高齢者の皆さんとの交流活動を通して学んだことや、人を大切に思う温かさを忘れず、地域に貢献できる社会人になります」と挨拶をしました。

 今年度も、たくさんの高齢者の方々と交流活動を行うことができました。生徒たちに学びの場を与えてくださり、温かい声をかけて下さった皆様、本当にありがとうございました。

R5世代間交流会

学校保健委員会

 11月15日(水)、笠原学校医、小林学校歯科医、笠原学校薬剤師、保護者代表として赤坂PTA生活指導委員長、藤江PTA生活指導副委員長をお招きし、令和5年度学校保健委員会を開催しました。学校保健委員会とは、学校における健康の課題を研究協議し、子どもたちが様々な健康問題に適切に対処したり、自分の健康行動をよりよく改善していく力を身につけたりするためにはどうしたらよいか、その方策について、学校と家庭、地域社会が連携して健康づくりを推進する委員会です。

今年度のテーマは「睡眠の質を高めて、体も心も健やかに」です。本校生徒の半数近くが睡眠に満足できていない実態があることや、スマートフォン等の使用の仕方なども含めて、生活習慣の乱れやストレスなどとも関係している傾向がみられることも踏まえて、生徒たちが生涯を通じて、健康で安全によりよい生活を送る「生きる力」を身につけるためにはどのような取組が必要なのか等について話し合いました。

 心と体の健康には、睡眠の質が大きく影響することは、色々な調査や研究結果からも明らかにされています。本校では「全国平均よりも肥満傾向の生徒の割合が多く、肥満の背景にも睡眠が大きく影響し、糖尿病などの生活習慣病にもつながっていくリスクが高い」とご指摘をいただきました。また、睡眠の質は、普段の食生活、口と歯の健康への意識の高さ、スマートフォンなどの使い方、運動習慣、ストレスとの向き合い方などとも関係しており、家庭でも見直すとよい点や学校でもできる取組について、様々なご意見をいただくことができました。今後、学校保健委員会だより等を通して家庭とも情報共有し、協力し合い、校内でも健康づくりを推進して参りたいと思います。

いしかわ教育ウィーク学校公開

 11月1日(水)~7日(火)に、いしかわ教育ウイーク学校公開が行われました。

 3日(金祝)には特色ある取り組みとして、株式会社こみんぐる取締役 林 俊伍 氏をお招きし、「誰の人生でもなく、自分の人生をいきる」と題して講演会を行いました。また、ポスターセッション、教科の枠を超えた授業が行われました。

R5‗いしかわ教育ウィーク

 

志賀町老人クラブ連合会運動会 運営ボランティア

 10月18日(水)、ビジネス・福祉コース3年生10名が、「志賀町老人クラブ連合会運動会」に運営ボランティアとして参加しました。当日は、午前中に富来地域、午後から志賀地域の運動会が開催され、合わせて470名を超える参加者が集まり、さわやかな汗を流しました。

 生徒たちは、志賀町民生・児童委員の方々、北陸電力(株)のボランティアの方々とともに、各地区に分かれ、参加者の招集や用具の運搬、競技の補助を行いました。自分の担当地区に点数が入ると、参加者と一緒に喜び、どんどん担当地区に溶け込んでいく様子が見られました。また、社会人のボランティアさんと声を掛け合いながら、参加者の動きを考え、行動する姿に頼もしさを感じた1日でもありました。

 生徒たちは、地域の方々との交流や協働を通して、大きく成長していきます。今後も、地域の活動に積極的に参加し、地域に貢献できる人間性を育成していきたいと思っています。

R5運営ボランティア

志賀町社会福祉大会に参加して

 10月17日(火)、ビジネス・福祉コース3年生10名が、志賀町文化ホールで開催された「志賀町社会福祉大会」に参加し、これまでの「総合的な探求の時間」における取り組みを発表しました。

 本クラスでは、今年度、「高齢者のデジタルデバイド(情報格差)を解消するための取り組み」の一環として、高齢者に向けた寸劇を制作し、様々な交流の場で発表しています。本大会は、多くの地域住民や志賀町の社会福祉関係者が集まる機会でもあり、ご意見をいただきたく、寸劇も発表させていただきました。生徒たちは大きな舞台で緊張しながらも、終了後は「これまでで一番うまくできたと思う」と達成感を感じているようでした。

 当日、たくさんの方々に声をかけていただきました。また、後日、社会福祉協議会を通して、アンケート結果をいただき、「高校生からパワーをもらった」「各地区の敬老会に出てほしい」「早速、志賀町のラインに登録してみます」等、たくさんのご意見・ご感想をいただき、生徒たちの励みになりました。本当にありがとうございました!

 今後も、地域の方々と連携・協働しながら、地元の高校生として、地域福祉の活動に参加していきたいと思います。

R5社会福祉大会