カウンタ
1 0 9 4 7
日誌

校長室便り

子どもたちをよりよく育てていくため、改めて、皆様のご協力をお願いします!

10日(土)にマリンタウン陸上競技場で行われた金管鼓隊の発表会には、1000名を超える保護者、地域の皆様に足を運んでいただきました。本当にありがとうございました。

鳳至小・河井小両校の子どもたちの演奏とも素晴らしいものでした。子どもたちの表情には、本番で力を出し切ることができたという達成感や自分たちの頑張りを多くの皆様に見ていただくことができた満足感、充実感が表れていました。発表の後は、多くの方々から子どもたちの発表を讃える声をかけていただきました。この経験は子どもたちの次への意欲につながるものと確信しています。

一方、10月に入って、学校外の子どもたちの様子について注意しなくてはならない事案が3件続きました。

一つ目はマリンタウン公園での中学年児童数名が遊んでいて、他校の児童とのトラブルをおこした件、二つ目は他校の通学路上で、高学年の女子児童10名で待ち合わせをしていたところ、「(低学年の)子どもが側を通るのが怖かったと訴えている」と子どもの保護者から学校に連絡が入った件、そして、最後の一つは、マリンタウン公園に面する道路で高学年男子児童の数名がボールを蹴って遊んでいて、他の歩行者や車と接触しそうで危ないから止めさせようと注意するが聞いれてくれないと住民から学校に連絡が入った件です。また、3つ目の事案が起こった日は、鳳至小、河井小、大屋小、輪島中とたくさんの児童生徒がマリンタウンで遊んでいました。後日、孫を連れてその場にいたお年寄りからは、「どこの学校の児童が当事者かはわからないけれど」との前おきの後、順番に遊具を使おうと並んでいる低学年の児童の列に高学年児童が割り込んでトラブルとなったことも教えてもらいました。子どもたちは成長の中で、良いこともすれば良くないこともしでかします。ですから、乱暴な言い方をすれば、先に述べた事案は、どれも、「起こりがちなこと」です。しかし、子どもたちには、社会生活のルールやマナーを守ることができる人、周りに迷惑をかけない人に成長していってもらわなければなりません。一つ目の事案で、ケンカをした片方は相手の話し方がおかしいと言い、もう片方はおかしいと言われたことが許せないので暴力に訴えたことから双方の殴り合いに発展したという顛末、2つ目の事案では「それほど広くない歩道に人が10人も集まればどうなるか」、「小さい子どもの目には、知らない大きな“お姉さん”の軍団はどのように映るのか」ということについて想像力が欠けていたこと、3つ目は自分も他者も身の安全が脅かされるということが想像できていないことが原因でした。しかし、これらの事案について、普段の生活の中で当該児童の一人一人にどう思うかと尋ねれば、全員が迷わず「良くない」と判断した上で、その理由も答えます。では、良くないと判断できる行動をとってしまうのはなぜなのでしょう。

答えは「一人ではない(=集団でいる)から自制するのが恰好悪い」、「みんなでやっているし、“まぁいいか”」という子ども特有の集団心理が働いてしまうからです。とすれば、雰囲気に流されず、当たり前の事を当たり前に判断し言動できる態度を育てていかなくてはなりません。また、自分がまわりの人にどのような印象を与えているのかを察知できる力をつけなくてはなりません。

学校では道徳の勉強はもちろんのこと、学校生活の中で、こんな場合、自分はどんな態度でなければいけないのか、どう振る舞うべきなのかについて子どもたちに考えさせ、指導しています。「間違いを起こすこともある。大切なのは、何が良くないのかに気づき、自分自身がそれを解決(改善)しようとする力を育てること」というスタンスで働きかけています。ただ、子どもの生活場面は学校内だけではなく、家庭や地域、さらには思い思いに活動するスポーツ少年団や太鼓などの文化活動を行う団体等、様々です。ですから、子どもたちをマナーやルールを考えられる良き大人へと導いていくには、家庭や地域、児童の健全育成にかかわる団体が、子どもをよりよく育てていくという目標を共有していかなくてはなりません。この学校便りでは、子どもたちの良い姿だけでなく、改善していかなくてはならない姿もお知らせしていきます。そして、校歌の歌詞にあるよに『かがやく輪島の未来の子』が、より良き社会を築く主体へと成長するよう、保護者、地域の皆様と一緒になってサポートしていかなくてはならないと考えます。

今後とも、本校の教育活動に、ご理解とご支援をよろしくお願いします。    

                                                                     学校長 山 岸  茂 樹

 

0

運動会、子どもたちはまた一つ成長することができました!!

12日(土)、“絶好の晴天”に恵まれ『鳳至小学校 秋の大運動会』を開催することができました。今年の運動会は昨年度末から続くコロナ対応や8月以降の熱中症対応により、時間や種目内容、開催方法等にたくさんの制約を設けなければならず、子どもたちが集中かつ完全燃焼できる運動会になるのかという不安を抱えながらの準備でした。しかし、本番当日、子どもたちの姿には、それまでの心配や息苦しさを吹き飛ばしてもらったような思いを受けました。特に、6年生のリーダーシップは見事なものでした。種目の運営に下学年のお世話、そして応援等、あらゆる場面で率先して取り組んでくれました。また、全校児童が真剣に競技に取り組む姿が見られました。どの学年もゴールまで粘り強く走りきった徒競走、それぞれが鬼滅の刃(=きめつのやいば)のキャラクターになりきって踊った低学年の「紅蓮華(ぐれんげ)」、ハツラツとした動きの中に意気込みと力強さを込めて舞った中学年の「鳳至ソーラン」、仲間との絆を意識してフラッグアクションとダンスを組み合わせた高学年の「繋ぐ(つなぐ)」、団のプライドをかけてバトンをつないだ「団対抗リレー」…。どの場面も子どもたちの頑張ろうとする姿、団やクラスの仲間と力を合わせ最高の演技にしようとする姿がありました。この運動会の取組の中で、子どもたちそれぞれが自分自身の果たすべき役割を意識し、素直に努力を重ねることで、自分自身はもとより、クラスも鳳至小学校という集団も大きく成長させることができたと感じています。

保護者や地域の皆様におかれましては、大変、窮屈な思いをさせたにもかかわらず、たくさんのご来校を賜り、子どもたちを見守っていただいたことに心より感謝申し上げます。さらには、片付けにも多数の保護者の皆様にご協力いただきましたことにも重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 “実りの秋”という言葉もありますが、10月からも金管鼓笛の発表会や児童集会など、子どもの学習の成果を発表する場を予定しております。運動会同様、検温カードの記入・提出や消毒、マスクの着用など、煩わしいと感じることも少々ございますが、学校に足をお運びいただき、子どもたちの頑張る姿を見ていただければ幸いです。本校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。

                      学校長 山 岸  茂 樹

 

0

鳳至っ子のために、2学期も頑張ります!!

  朝顔、さつまいも、ミニトマト、小玉スイカ、トウモロコシ、ピーマン、きゅうり、いちご、えだまめ、にんじん、ホウセンカ、サルビア、いんげんまめ、綿花、マリーゴールド、ジャガイモ、へちま…。

コロナ禍で、学校を休校する期間もありましたが、この夏も中庭を中心に、学校の至る所に花が咲き、野菜が実をつけました。そのほとんどが、生活科や理科の授業で子ども達が植えたものです。子どもたちは、花が咲くことや実のなることを願って、毎朝、水やりを続けました。そして、毎日、観察することで、子どもたちはいろいろな発見をすることができました。同じ種類でも周りの花より速く育つもの、大きな花を咲かせるもの、小さな花をつけるもの、色の濃い花をつけるもの、その逆に薄い色をつけるもの、いち早く実をならすもの、周りが収穫を終えようとするころに実をつけだすもの…。同じ植物を同じ時期に植えたはずなのに、その生長の速さや花の大きさや色合い、実のなり方等、それぞれが微妙に違うことを子どもたちは発見します。また、自分たちが世話をしているそれぞれの草花は、どれも、芽を出し、葉が大きくなり、茎の丈も伸び、どれも美しい花を咲かせることができたことにも気がつきます。生長の速さや花や実の大きさ、色や実のなり方は違っても、それぞれの花が美しい花を咲かせ、実をつけることができました。そして、それを支えたのは、毎日欠かすことのなかった子どもたちの水やりです。

この様子を見ていて、オーバーラップしてくることが、人間の成長です。特に、中学校を過ぎる頃までは、同学年であっても、子どもの成長の様子は十人十色、本当に様々です。そして、場面場面での教職員や保護者、家族等、周りの大人のサポートがあってこその成長であることは言うまでもありません。いや、子どもたちが大人へと成長する過程で見せる様々な表情や成果は、その時々の子どもの頑張りや有り様だけでなく、周囲の大人からの適切な働きかけが大きくかかわっていると言っても過言ではないでしょう。

 さて、8月7日(金)をもって、1学期が終了します。そして、9日間の休みを経て、8月17日(月)より2学期の学習に入ります。休みの間に、子どもたち、先生方ともしっかりリフレッシュしてほしいと思います。そして、2学期のスタートと同時に、また、『創造性豊で、頼もしい人づくり』を目指して、“鳳至っ子”のために、日々、最善のサポートができるよう尽力していきます。保護者や地域の皆様、どうぞ、お力添えをよろしくお願いします。

   令和2年8月6日(木)

                           学校長 山 岸  茂 樹

 

0

自律型人材の育成のため、ご協力をお願いします。

 学校再開から約2ヶ月が経ちました。コロナ休校の影響で登校を嫌がる児童が全国各地で出てきている中、鳳至小学校では、病気等で通院・休養する以外は欠席がないことを頼もしく思います。現在、子ども達は本当に意欲的に、そして、元気に活動しています。中でも、市祭が中止となったため中断していた金管鼓笛は、マリンタウン陸上競技場で10月10日(雨天の場合は11日)に河井小と合同で発表することが決まり、6年生をリーダーに熱心に練習に取り組む姿が見られます。7月からは体育で水泳の授業も始まりましたが、雨が降っていても、「校長先生、今日はプールに入れるよね」と確認してくる児童がいるのは悩ましい限りです。

  さて、このコロナ禍の中で、在宅勤務やリモートワークと言う言葉をよく耳にしました。また「新しい生活様式」に自分たちの生活を見直すことも求められています。平成の後半から、科学技術の進歩は社会を大きく変え、その変化に対応できるよう子どもたちを育てていかなくてはならないと言われるようになりました。そして、教育界では、子どもたちを「自立」させる(=自分の力で独立させる)ことに加え、子どもたちそれぞれを、「自律」できる(=自分で自分を管理できる)大人へと育てていくことが求められるようになりました。この「自律」面を育てていくという考えは年々強まり、現在では「自立型人材」より「自律型人材」が求められているといった傾向が顕著です。では、子どもたちを「自律」した大人へと育てていくことができるのでしょう。「自律」のための条件を考えてみると、「能動的であること」「主体的であること」があげられます。

    能動的 : 周囲からの働きかけ等に関係なく、自分自身で考えて物事を行ったり、 他に働きかけたりする。

        → 受け身、指示待ちの反応する(受動的)の反対。

    主体的 : 自分の意志に基づいて行動する。自らの考えに基づいた意志・判断に よって行動を起こす。

        → 刺激に対して考えずに反応する(反応的)の反対。

  つまり、これからの社会を生きる子どもたちには「自分自身がよく考えた上での行動が求められる」ということになります。鳳至小学校では昨年度より、授業でも、子ども自身が「考える」ということを重視して教育活動を組み立ててきました。ここで、肝要なことが、子ども達に「考える」ということを楽しいと思わせること、粘り強く考えること、考えることで困難を克服出来たという経験や積ませることです。そして、その学習や活動のようすを保護者や地域の皆さんに評価してもらうことで、子どもたちは自信を深めたり、反省してより良い学びに改善したりすることができます。 コロナの影響で学校に足を運ぶことをためらわれている方も多いことと思いますが、マスクを着用することと消毒することをお守りいただき、子どもたちの活動の様子をご覧になっていただければと思います。7月末・8月初めには「1年生とふれあいの会」、9月には運動会、10月には金管鼓笛発表会と各種行事を予定しております。皆様のご来校とご感想をお待ちしております。

                       学校長   山 岸  茂 樹

 

 

 
 

 

0

学校再開について、寄せられたご意見と学校の基本的な考え方

学校再開が再開し、4週間ほどが過ぎました。子ども達は、日に日にパワーアップしています。

さて、先だって、保護者の皆様にご協力頂いたアンケートの様子と現在の、学校の取組や今後の予定についてお知らせします。尚、予定について、今後のコロナウイルス感染の動向や、PTA役員の皆様や関係機関等との調整を行わなければならないものについては、それが済み次第、順次、お知らせしていきます。

(1)「学校再開に際しての保護者アンケート」回答 (抜粋)

 【家庭での様子】

  ◎よくお手伝いをしてくれた。兄弟姉妹の面倒を見てくれた。

  ◎学校再開を子ども達が喜んでいる。

  ▲SNSの時間が長い。ゲーム、タブレット、YouTube三昧の生活だった。

  ▲起床時刻や就寝時間が遅くなるなど、生活が乱れてしまっていた。

【保護者として心配なこと】

  ・授業の遅れが回復できるのか。

  ・授業の内容を理解できないまま、授業が早くすすんでしまわないか心配である。

  ・コロナ第2波・第3波による再休校ならびにそれによる学習の遅れ。

  ・通常の学校生活に戻れるのかどうか。

  ・子ども、保護者ともに楽しみにしている行事が中止になってしまうこと。

  ・感染予防に対する子どもの意識が低いこと。

  ・学校や勉強を嫌がる態度(=低学年)。

【その他】

  □学校としてのコロナ対応策をお願いする。

  □行事予定は出来るだけ早く知りたい。

  □行事を減らさないでほしい。

(2)学校再開に際する、学校の基本的な考え方や取組

  ①学校生活を整える

   ・7月初旬(10日くらいまで)を目途に、子どもの勉強に向かうスタミナと生活習慣を

    回復させる。学習においては 進度は焦らない!!! 

   ・「体を向けて聴く姿勢をつくる」ことの徹底。 同時に、教師からのの指示は最低限に

    する。 

   ・ベル着選手権の実施。 … 学習の準備と、気持ちの切り替えを習慣づける。

   ・生活習慣の見直し。  … 「ぐっすりナイト」による調査とその結果を基にした

                 委員会活動の実施。

   ・下駄箱の整頓。

   ・【新しい生活様式】についての理解と徹底。 

               … 『手洗い』 『マスク着用』 『換気』の徹底。

                  学校でできる対応策についての理解も進める。

  ②児童の心を支える

   ・SCによる教育相談         

   ・担任による教育相談(8日より開始)  子どもの思いにアンテナを張り巡らす。

  ③保護者・地域に学校の様子を知らせる。

   ・学級便りの発行 … 子どもの日常的な様子について知ってもらう。

   ・学校公開 (6月22日~26日)

     23日 : 鳳至オリンピック … 子ども達の元気な姿と6年生の頑張りを

                      見てほしい。

   ・HPの更新

   ・メール配信 … 学校の予定をタイムリーに確認してもらう!!

 

 ④行事は、感染症対策に留意しながら出来るだけ実施する。 

   ・徒歩遠足 … 6月17日(水) = 実施済み

   ・運動会  … 9月12日(土) 於:鳳至小学校グラウンド(晴天)

                      サン・アリーナ(雨天)

   ・宿泊体験学習(6年) … 10月 1日(木)・2日(金) 於:能登少年自然の家

   ・金管鼓笛隊発表(5・6年) … 10月10日(予備日11日) 

                    於:マリンタウン陸上競技場

   ・合唱の集い(5年) … 10月16日(金) 於:文化会館

      ※コロナウイルス感染が輪島市で発症した場合、延期・中止等もあります。

 

(3)その他

   ・熱中症対策   … 状況に応じたマスクの脱着と水分補給の指導

   ・プールでの学習 … 感染予防対策に留意しながら実施

 


 

 

0

学校再開に向けたお願い

□ 保護者・地域のみなさまへ

輪島市内の小中学校では、先週の18日から分散登校が再開されました。今週からは分散登校のままではありますが、給食も再開しています。鳳至小学校でも、登校日初日より、朝早くから児童玄関に集まり、7:30の開門を待つ子ども達や、友だちと一緒になってグラウンドや中庭を駆けまわる低学年の集団、校内のあちらこちらで楽しそうに話し込む上級生グループ等が見られました。そして、子ども達の笑顔や明るい声を聞く度に、学校が子ども達にとってかけがえのない場所であることが実感できました。同時に、昨年度からの“コロナ騒動”が、子ども達にたくさんの我慢を強い、ストレスを与えていたこと、子ども達にとって貴重な経験となる儀式や楽しみにしていたイベント、大切な行事の開催を無くしてしまったことを悔しく思いました。子ども達の成長のためには、一生懸命になれることをやりきったという満足感や集中して頑張ることが出来たという達成感が絶対必要です。子ども達が学校に登校できない間、教職員で、通常登校が実現した後は、「子ども達が仲間と力を合わせて目標を達成する活動を削らないこと」、「コロナのせいで何も出来なかったという一年にしないこと」について何度も意思統一しました。現在、学校としては、子ども達への負担を考慮した上でのイベントの準備や、今年度、県の指定を受けたオリンピック・パラリンピック推進事業とタイアップした企画の実施について案を練っています。子どもの思いを訊きながら、知恵を出し合い、子どもが「頑張って良かった」と思える環境を整えることは、学校の役目です。また、その環境を整えるためには、保護者をはじめ地域の皆様に助けて頂かなければ、実現できないことも多々あります。活動や企画の詳細が決定しましたら、お知らせします。いつもお願いばかりですが、皆様のご理解とご協力を、よろしくお願いします。

 

□ “鳳至っ子”のみんなへ

6月1日からは通常通りの学校生活にもどります。4月16日から臨時休校が始まったので、新年度に入り学校で活動したのは、登校日を含めても10日足らず。6月からの再開は、まさに、“仕切り直し”となります。そこで、学校生活を再スタートさせるにあたり、みなさんに心がけてほしいことを記します。

①「あいさつ」 と 「あさごはん」

・「おはようございます」、「こんにちは」などのあいさつと「ありがとうございます」が言える。 

 → 自分も周りの人も気持ちがさわやかになります。

・「あさごはん」を食べる。

 → 1日の元気と授業の集中力につながります。
②「いい返事」

 → 自分の中にも相手にも、頑張ろうという気持ちがわいてきます。
③「運動(うんどう)」

 → 健康な体と心をつくるには絶対、必要です。気持ちもすっきりします。
④「笑顔(えがお)」

 → 自分も周りの人も、楽しく、幸せな気分になります。
⑤「おもいやり」

 → 困っている人の気持ちを少しでも温かくしてあげることが出来ます。

  ちょっとした“心がけ”でみんなが、穏やかになったり、お互いをわかり合える素敵な関係になったりすることが出来ます。覚える方法は、それぞれの最初の文字を順に覚えて下さい。生活を良くする「あ・い・う・え・お」です。このことに気をつけて、また、頑張りましょう!!

                      学校長 山 岸  茂 樹

 

0

「わたしにできること」

ハチドリのひとしずく

           辻 信一

森が燃えていました

森の 生きものたちは、われ先にとにげて いきました。

でもクリキンディという名の

ハチドリだけは、行ったり来たり。

口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、

火の上に落していきます。

動物たちがそれを見て、

「そんなことをして、いったい何になるんだ」

と言って笑います。

クリキンディはこう、答えました

「わたしは、わたしにできることをしているだけ。」

          出典・「ハチドリのひとしずく」 光文社刊

 

これは南アメリカの先住民(=インディオ)に伝わるお話です。環境問題を考える際によく使われたお話です。また、2011年3月11日に東北地方の太平洋側を中心に東日本大震災が起こった後は、道徳の授業でもよく使われました。ハチドリというのはその種類によって差はありますが、体長5~10cm、体重2g~20gという非常に小さい鳥です。ハチはその名の通り“蜂(はち)”を表し、花の蜜を主食とします。話しを戻しましょう。クリキンディという名の小さなハチドリは、大きな森が燃え広がろうとする中で、他の生き物たちに笑われても、大切な森を守ろうと、自分が出来る「一滴ずつ水を運ぶ」ことを繰り返します。

さて、今、世界中が、新型コロナウイルス感染症が広がることを防ぐために、様々な我慢をしています。「早く何とかしなければならない」と感じながら、でも「自分一人では何も出来ない」と自信をなくしてしまっている人も少なくないでしょう。そんな時だからこそ、このお話しのクリキンディの姿や言葉に込められた思いを考えてみて欲しいと思います。「自分の力は小さいかもしれないけど、まずは自分が出来ることをしよう」という前向きな気持ちや勇気を持って欲しいと思います。

 ・手洗いやうがい、部屋の空気の入れ換えをこまめにすること。

 ・家族のために、自分が出来るお手伝いを見つけてやること。

 ・学校が休みでも規則正しい生活をして、自分の健康を守ること。

 ・時間をかけてじっくりと本を読んでみること。

 ・兄弟姉妹の手助けをすること。

 ・ニュースや新聞を見て、世の中で何が起こっているのかを知ること。

考えてみれば、その人によって、「自分が出来ること」はいろいろとあるのではないでしょうか?そして、そのことが、自分の不安をなくしたり、休校が終わって、また学校に登校できるようになった時、友だちと協力して生活できる力を強くしてくれたりします。『STAY HOME = スティホーム』が求められますが、家の中でも、自分に出来ることはたくさんあります。今こそ、『鳳至っ子』の頼もしさを見せるときです。

            学校長 山 岸 茂 樹


 

0

2020年度の幕開け

 

 新型コロナウイルス騒動で休校が続き、まるで、火が消えたかのようだった鳳至小学校にも、明るい子ども達の

笑い声が聞こえます。そして、朝一番からグラウンドを走り回るたくましい“鳳至っ子”の姿を目にすることもでき

ます。本当に『春が来た』と感じます。4月7日には27名の新入生を迎え、児童202名、教職員28名の総勢

230名による2020年度がスタートしました。

学校には新入生の初々しさとともに、昨年度より一つお兄さん・お姉さんになった在校生のたくましさを感じます。

特に6年生からは学校のリーダーとしての自覚が感じられ、これからの活躍が楽しみになりました。

 

 昨年度、鳳至の子ども達は、「誰かのために協力して頑張る」ことで、結果的に大きな成果を生みだすことが

できたという経験を数多く積みました。2月に行われた「6年生を送る会」はまさにその象徴のような行事でした。

学校生活全般にわたり、自分たちが主体となって活動をすすめなくてはならないという児童の意識は高まっている

と言えます。そこで今年度は、学習面や生活面でさらに「ひとつ前へ」すすむため、児童が協働しながら「考えを

深める・磨き上げる・練り上げる」ことを狙った活動を展開していきます。

 「学習面」

    ・道徳の授業を中心に、答えが一つとは限らない課題について話し合うことで、相手の言うことを

  しっかり聴いたり、自分の考えを恥ずかしがらずに発表したりする態度や姿勢を養います。

    ・コツコツと家庭学習に取り組むことが「わかった」「できた」と感じることにつながる場面を

  増やすことで、学ぶ意欲を育てます。また、高学年を中心に「予習レシピ」に基づき、授業に必要な

  内容について準備する宿題に取り組むことで、学びを深めるとともに、中学校以降の学習に対応

  できる力を育てます。

    ・将来への希望が持てるよう、地域活躍する人たちから学ぶことで、日常の学習意欲を高めること

  ができるよう、キャリア教育の充実を図ります。


    「生活面」

    ・行事や委員会活動では新しい工夫を考えたり、表現力を高めたりすることにより、たくさんの

  方々に感動を与えることをめざします。

    ・メンタルトレーニングを継続し、自分の目標を達成させるためのプラス思考を高めます。

    ・学校行事の中でそれぞれの学年に応じた役割や立場を経験させることで、一人一人の子どもの

  社会性、集団としての協働性を高めていきます。

 ・昨年同様、自分のためだけではなく、誰かのために頑張ることを意識させ、チーム(=団体)と

  して目標を達成しようとする態度を養います。

 

     このような活動を通して、最終的には「創造性豊かで、たくましい人づくり」を目指したいと考えます。

 今の子どもたちが社会人になる頃には、想像がつかないほど社会情勢は変化すると言われていますが、そのような

変化にも対応していくための“学び続ける力”や、“社会に貢献できる人間力”を身につけることが、『自分だけでなく

周りの人たちの幸せ』につながると思われます。このことを念頭に置き、教職員も常に勉強しながら

「ひとつ前へ」進めていきたいと思いますので、地域、保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

                                                         学校長 山 岸  茂 樹

 

0

「伝統」と「誇り」

「伝統」と「誇り」

 先日、金管鼓笛隊の引き継ぎ式が行われました。毎年行われるこの式は、鳳至小学校では当たり前のように行われています。しかしながらこの式に臨む殆どの子どもたちや先生方の目は、すごく真剣でした。自然に真剣になることが当たり前になっているのです。
 この当たり前が、鳳至小学校の良き伝統だと思います。
 私が赴任してからの2年間、日々の練習はもちろん、市祭パレードでの子どもたちの姿は、自信に満ちあふれ堂々としたものです。伝統とともに誇りさえ感じます。きっと子どもたちも、保護者の方々も地域の方々も同じように感じていることでしょう。

 創立百年を迎えたある学校から出版された児童の文集から、このような詩と出会いました。

          百周年
 ぼくの学校は、大きな宝物を持っている。
 それは、ほこりと歴史だ。
 ぼくの学校は、明治の初めから、名前も校舎も何回となく変わっている。
 先生も友だちもかわり
 いろいろな道を歩いている。
 百周年と一口にいうとはやい。
 しかし、その中には、いろいろな苦労があったに違いない。
 先生方の苦労、学校を建てたり壊したりする苦労
 いい伝統を残すための先輩の努力
 これらの苦労や努力が集まって一つとなり十となり
 百となって、今の学校を残してくれたと思う。

 この学校のほこりは、ただ古いなどということではない。
 それは、みんなが協力し、努力してきた何かだと思う。

 古いことだけが、誇りではありません。この学校をより良いものにするために、みんなで考えて努力してきたことが伝統となり、そして誇りとなっていくことをこの児童は言いたかったのではないでしょうか。
 鳳至小学校は現在進行形で伝統を築いています。
 その代表的な取り組みは、『3あ運動』です。
 ①あいさつ・・・・・元気の良いあいさつや返事等ができる学校
 ②あきらめない・・・何事にも挑戦し最後まであきらめない学校
 ③あとかたずけ・・・整理整頓はもちろん、自己を振り返り次へとつなげ新しいものを創り出す学校
 日々の授業や行事等教育活動全ての中に、この『3あ運動』を絶えず意識し、鳳至小学校の新しい伝統を築いていきたいと思います。そして子どもたちに鳳至小学校に通って良かったと思えるような誇りを身につけさせていきたいと思います。

0

「感動」と「喜び」がいっぱいの二学期に!

「感動」と「喜び」がいっぱいの二学期に! 

 鳳至小学校に、303名の大切な子どもたちが帰ってきました。昨年度同様、大きな事故もなく42日間の夏休みを終え、元気に子どもたちが登校してくれたことを心より喜びたいと思っています。
 猛暑日が続く暑い夏でしたが、三夜踊り、プール開放などたくさんの子どもたちが参加してくれました。中でも、7月27日に行われた、「日中友好交流の集い」では、5.6年生が金管鼓笛を披露してくれました。堂々としたとても凜々しい姿で、パレード本番にも負けないぐらいの演奏は、中国の人たちを感動させるとともに、輪島市に鳳至小ありと思わせるぐらい素敵なものでした。
 今年の夏の話題は、やはりリオオリンピックです。日本選手の姿から多くのことを学び、多くの感動をもらいました。メダルが決まったときの選手の姿を見て涙を流し、負けてしまい悔し涙を流す選手の姿を見てまた涙を流しと、感動の連続でした。
 特に私が印象に残ったのが、「チーム日本」としての意識を持ち、その意識が響き合ってメダル獲得をつなげていったことです。
 柔道男子の全階級メダル獲得。男子体操団体での逆転金メダル。女子レスリングでの残り数秒での大逆転勝利の連続。バトミントン女子ダブルスでの最終セット16対19からの逆転。そして、男子400Mリレーでの快挙。などなど。
 ある選手のインタビューで、「他の選手、他の競技での同じ日本人の最後まであきらめない姿がピンチの時に励みになった。」と話した言葉が代表されるように、「チーム日本」のまとまりの良さが、このように多くの感動を与えてくれたのです。きっと、見ていた私たち以上に、選手たちの方が最高の感動と喜びを味わっていたことでしょう。
 このような感動を、鳳至小学校の子どもたちにも味わってほしいと思っています。感動を味わえば、一まわりも、二まわりも成長できます。また、自分の一生懸命さが周りの人たちに勇気と元気を与え、仲間意識を更に醸成させます。そして仲間の中で感動が共感を呼び、その思いの輪が広がっていくことで、また大きく成長していきます。

 今日から長い2学期が始まります。2学期は、勉強、運動など、たくさんの経験ができる学期です。運動会、宿泊体験学習、マラソン大会など子どもたちを大きく成長させる場がたくさんあります。子どもたちが「目的意識」を持ち、仲間と共に助け合い、支え合い、競い合うことで、リオオリンピックでの日本人選手たちのようにお互いに響き合い「チーム鳳至」の団結力が強まります。そして子どもたちが多くの「感動」を共に味わい、多くの「喜び」を味わうでしょう。その喜びが自信につながりより良い成長へと導いてくれるでしょう。
 
 そのためにも私たちは、一学期以上に「わくわく」「どきどき」する場面を工夫し、子どもたちの意欲をかき立て、多くの「感動」と「喜び」を味わうようにしていきたいと思っています。保護者の皆様も子どもたちの頑張っている姿に対して、成長を促す「誉め言葉(金メダル)」をたくさん与えて下さい。ご協力お願いします。
 一学期同様子どもたちの大きな可能性を信じ、以下の3点をキーワードにし教育活動を見直しながら取り組んでいきたいと思います。 
   ◎ 大きな声で表現し、あいさつできる子どもたちへ!(自信と礼儀)
  ◎  子どもたちに自信を持たせてあげられる場は「授業」!(達成感、満足感)
  ◎ 自分を知り、より良い自分に挑戦する子どもたちへ!(目標、自主性)

0