河井っ子日記

2013年11月の記事一覧

めざせ!輪島塗学芸員その3


 めざせ!輪島塗学芸員その3
 輪島漆芸美術館に,自分たちが書きあげた解説文をもって出かけた42名の6年生!
 
 寺尾先生・河原先生・華岡先生が待っていてくれました!ありがとうございます。
 まずは,1月10日に開催される成果発表展の場所を確認しました。
 「この場所で,100人を目の前にして発表することをイメージすると・・・。」
 見通しがもてて安心する子,緊張感がより高まった子,大丈夫だと自分に言い聞かせる子…。
 色々な表情が見てとれました。
 
 そして,高鳴る気持ちをおさえつつ,いよいよ自分が書きあげてきた漆芸美術品と御対面!
 
 「え~こんなに小さいの?」「え~!こんな柄が彫ってあったの?」「良く見たら魚がいた!」
 「こんなに細かい模様が描かれていたのか!」などなど食い入るように作品と向き合う42名の姿が見られました。
 
 印象的だった6年生のつぶやきを紹介します。
 「今まで,漆芸美術館はあんまり行きたくない場所だったけれど,すごく面白い場所だって分かったよ先生。自分の家族とも来たい。」
 
 国語科の学習を通して,解説文の書き方のテクニックだけでなく,輪島に住む地域の良さを実感できたからこその「つぶやき」です。本物の場を設定した言語活動は大きな可能性を秘めています!
 
 さあ!1月10日も超HAPPYを感じよう!

めざせ!輪島塗学芸員その2


 めざせ!輪島塗学芸員 その2
 
 11月22日,3・4時間目に輪島漆芸美術館の細川先生・寺尾先生・河原先生にお越しいただき,国語科の授業で42名の6年生が書きあげた解説文へのスーパーアドバイスをして頂きました。本当にありがとうございます。
 
 児童が書きあげた解説文は,同じ作品を選んでいても捉え方や評価の仕方,文章構成などにそれぞれの工夫が見られ,学芸員の先生方にも新しい発見があったようです。
 しかし,やはり学芸員の先生方は プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ ル !
 プロの見方で,解説文へのスーパーアドバイスをわかりやすく一人ひとりにしてくれました!
 
 先日の,輪島が誇る沈金師の一人「前古先生」との出会いでも,今回の学芸員の先生方の出会いでも,「本物の言葉や表情」に触れることができました。
 
 もちろん,42名の6年生も河井小学校の最上級生としての「本物の姿」を見せてくれています。
 11月29日にはみんなで漆芸美術館へ行き,自分が書いた解説文の実物の作品に出会う時間を設けました。ここでは,さらに「本物との出会い」を味わえることでしょう…。

金管鼓隊引き継ぎ式

本日の6限目,金管鼓隊の引き継ぎ式が行われました。
 
  
 
6年生からの
「河井小の伝統を引き継いでいって下さい」
「みんなをHAPPYにしてくれる演奏を期待しています」
「辛いこと,苦しいこともあるけど頑張って下さい」
などの温かくも重みのある言葉に,4・5年生は真剣な表情で聞いていました。
 
来週から,6年生に教えてもらいながら校歌の練習が始まります。
 
来年の市祭りでは,どんなすばらしい演奏をきかせてくれるのか。
これからのがんばりに期待しています!

一生の宝物~My椀創り~

 一生の宝物~My椀創り~

 昨年度から実施している,輪島が誇る沈金師の一人「前古先生」の講話を,今年度もお聞きしました。先生は輪島塗に携わる人々の思いや輪島塗の歴史について熱心に語られました。 言葉1つ1つがとても重たく,6年生42名は授業が終わるまで,頭を少しも動かさずに話に聞き入っていました。
 
 My椀事業は市内の小学校6年生が卒業記念として取り組んでいる,全国に誇れる事業の一つです。
 前古先生は,こう言われました。
 「君達が今度手にするMy椀はプロ中のプロが想いを込めて,妥協せずに作り上げてきたもの。その椀に自分の想いを込めて仕上げる君達には,その想いを受け取りながらMy椀のデザインを考えていく責任がある…。」
 
 輪島塗の椀は,半永久的に使うことができます。
 
 42名の6年生が未来に想いを馳せて,My椀に意味のあるデザインを思いっきり描いてくれることを願って止みません。

めざせ!輪島塗学芸員!!


 めざせ!輪島塗学芸員!! ~この作品が私のオンリーワンダフル~
 
 輪島漆芸美術館の細川先生・寺尾先生・河原先生に学校にお越しいただきました。そして、42名の6年生とコラボして世界で唯一の漆芸美術館を舞台に漆芸美術品の良さを多くの人に伝える、成果発表展を開催することを熱く伝えてもらいました。日時は、2014年1月10日(金)13:30~です。
 ※漆芸美術館のfacebookにも掲載されているので要チェックです!
 
 これは、6年生が国語科で「鳥獣戯画を読む」という説明文を学び、学んだことを活用してリアリティーのある場で自分を表現する言語活動をすることをねらいとしています。
 
 ここに至るまで、漆芸美術館の細川先生・寺尾先生・河原先生・日野尾先生・華岡さんをはじめとするスタッフの方々と打ち合わせをしてきました。
 忙しい時間を割いて、本校の42名の6年生のために様々な面から支援していただき、本当に感謝!感謝!です。
 
 42名の6年生は、上手く解説文が書けるかどうか不安を抱いていますが、その不安を上回る前向きな気持ちを抱いていることも事実です。
 
 輪島に生きる地域の一員として、教科書から学んだことを活用して地域へ飛び出していくことは、本校の学校研究の土台である「学びの実感」を味わうことのできる絶好の機会です。
 
 輪島塗のすばらしさを心に刻む・・・。
 そして、夢を抱くことができる・・・。
 そんな素敵な国語科になりそうです。