生徒の活動や日々の様子

学校や生徒の様子を紹介します

1年 普通科 輪島で防災学習

1年生普通科は、11月21日(金)輪島に行って防災学習を実施しました。
まずは、200軒以上が延焼した輪島朝市を訪れました。
まだ地震の被災した建物も残る様子が見られたり、燃え残った街灯が見られたりした輪島朝市どおりでした。

近くのワイプラザでは、輪島朝市の復興を支援という形で、商業施設内で朝市の場所を提供してくれていました。
懐かしいおばちゃんたちの声や立ち並ぶ商品の様子は、昔の朝市を思い出させてもらえるものでした。
早く本当の意味で朝市が復活してくれるとまたにぎわいも戻るのだろうと感じました。

次の訪問地、輪島中学校での交流学習では、中学1年生徒との防災学習でした。地震も避難生活も体験をしてきた輪島の生徒たちは明るく、元気で、逞しさを感じました。カードゲームを使って、いろんな状況でどう行動するか?どう考えることがより重要なのか?等、考えさせられるものでした。

その後の、輪島塗会館や仮設工房での様子を見て、輪島塗のすごさも感じました。工程が133もあって、ステキな作品に仕上がっていることも初めて知りました。

最後の訪問地「能登空港」。以前は東京まで6時間半かかっていたのが1時間で東京へ。
能登空港は、東京が遠い場所ではなく、近い場所、素敵な自然に会いたくなったら1時間で飛んでこられる場所を実現してくれています。地震の際には特に避難所ではなくても多くの人たちを支えてくれたという施設の人たちにも感謝です。これからも能登のシンボルとしてステキな場所であってほしいと感じました。

 

1年生普通科 企業見学(今年は自衛隊)

1年生普通科は、11月20日(木)自衛隊(金沢駐屯地)への見学を実施しました。
金沢駐屯地では、第14普通科連隊長兼金沢駐屯地指令 1等陸佐 澤田典宏氏より説明していただきました。
自衛隊としての主たる業務もある中、能登半島地震では、緊急性・非代替性・公共性において災害派遣3要素を満たした出動が必要ということで、早い隊員は1月1日より準備し72時間といわれる生死の救助タイムに向けて始動してくれました。その後9月の水害も含めて、令和6年では331日間の災害派遣が実施されました。
実際に七尾に自宅があり災害を受けながらも自衛隊活動を進めた隊員の話や、30㎏以上もある荷物を背負って孤立集落への物資搬送に努めた隊員の話を聞きました。自衛隊の活動や災害派遣の様子、派遣で使用した車の見学、装備品の体験の様子を紹介します。

 

 

1年生普通科 大学見学

1年生普通科は、11月19日(水)大学見学を実施しました。
午前中は、金沢工業大学、午後からは、金城大学。

金沢工業大学では、DXが言われるこの時代にさらにGX、そして、その先にあるSXについての講義を受けました。SX(Sustainability Transformation)グローバルな視点から持続可能な社会の価値を追求することの重要性を感じました。理系の大学で、工業がメインなのかと思う面もありましたが、分離探求型の学部もあることを知り、興味を持つ生徒が増えるように感じました。

大学構内では、図書室や「夢考房」など、見学させていただいたところ、施設の充実ぶりや、学生同士ががディスカッションする様子や、課題について取り組んでいる様子を見ることができ、毎日楽しんで興味のあることを学べる時間ができそうだと感じました。見学の様子を紹介します。

   

午後からの金城大学では、看護学科での体験を実施しました。
今後高齢者が増える中、いろんな状態の人が生活する中で「片まひ」の対処も重要になっているようです。すべてを介助してもらうのではなく、できることを自分でやる。その重要な部分を体験して今後の生活における周囲の人または自分に取り入れていけるように実施してみました。

基本的には、脱ぐときは「健側」、着るときには、『患側』。
ボタンの服や、マジックテープの福は、片手しか使えないときは結構ハードルが高いことを学びながら、片まひをシミュレーションし、服を着ること・脱ぐことに挑戦しました。見学の様子を紹介します。

 

「税の作文」表彰

11月12日(水)本校の応接室にて、「税に関する高校生の作文」の表彰があり、

本校1年 安原 涼音さん(松任中出身)が、松任税務署長賞を受賞しました。

 【タイトル】 「取られるお金」から「支えるお金」へ

 

 ※この作文は国税庁主催で、次代を担う高校生が税を題材とした作文を書くことを通じて、

  税に対する関心を一層深めてもらいたいという趣旨で、昭和37年度から毎年実施しているものです。

 

    大変優秀な作品であったと聞いております。おめでとうございますお祝い