志賀高日誌

志賀高News

「総合的な探究の時間」研究発表会

 1月19日(木)、志賀町文化ホールにて、「総合的な探究の時間」研究発表会が行われました。普通コースの2年次生3班と、ビジネス・福祉コースの3年次生4班が発表を行いました。その後、福祉コース全学年の生徒による手話うた「糸」の披露を行いました。

 研究発表の主な内容は、令和4年10月23日(日)に旧西海小学校で開催した「志賀フェス」に向けての各班の取り組みについてです。生徒は緊張しながらも、今年度の取り組みについて一生懸命発表していました。

 今回の研究発表等でお世話になった地域の方々や来賓の金沢大学 本所恵 准教授をはじめ、出席いただきましたすべての方々に対して、無事研究発表会を終えることが出来ましたことを心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

『総合的な探究の時間』研究発表会

3学期始業式

 1月10日、3学期始業式が行われました。初めに、校歌を心で歌いました。江上校長から、「人は、一人ひとり違って同じではないこと。500人いれば500通りの人生がある。失敗しながらでも真っ直ぐ生きること、不器用でもいいから正しく生きること、コンプレックス(劣等感)があってもいい。あるがままの自分を認めること。自分を大切にし、他人の尊厳を守り、3学期も一人ひとりが成長できるよう目標を持って過ごしてもらいたい。」との講話がありました。その後、生徒課と保健指導課から3学期学校生活における注意の話しもありました。

 2023年(令和5年)の新年を迎え、生徒の皆さんは心新たに学習や部活動等に積極的に励んでください~

3学期始業式

卒業生と語る会

 12月27日(火)に1、2年生を対象に卒業生と語る会が行われました。今年度講師として母校にやってきてくれたのは、平成28年度卒業生で北陸電力株式会社勤務の山辺聖弥さん、令和2年度卒業生で金沢学院大学2年の八木田怜さん、令和3年度卒業生で志賀生コンクリート株式会社勤務の中村弥々花さんの3名です。3名の講師は、在学中に「自分から挨拶ができるようになること」や「時間を守ること」を身に付けてほしいと話してくれました。また、働くうえで高校時代に取得した資格が生きてくることや、ボランティア活動や生徒会活動などに熱心に取り組めば、就職試験や進学試験の面接試験で自信をもって自分をアピールできることなど、今を大切に生きることの重要性を伝えてくれました。さらに、大学と高校の勉強や生活の違いも丁寧に説明してくれ、進学希望者も少しずつ大学という場所をイメージできるようになったと思います。

 生徒も一生懸命メモをとりながら話を聞き、「3年間何かを継続して頑張ってみたい」や「まずは学校のテストでいい点を取ります」など前向きな感想を話してくれました。

 3人とも大変忙しい時期にもかかわらず、在校生のためにできるだけ有意義な講演会にしようと準備をしてくれて、ありがとうございました。在校生のみなさんは、これから目標をさらに明確にし、3名の講師に負けないくらい成長してくれることを願っています。

卒業生と語る会

街頭募金活動

 12月19日(月)、生徒会役員、レスリング部、ボランティア部と富来在住の生徒計23名が、志賀町共同募金委員会主催の赤い羽根共同募金及び歳末たすけあい募金の街頭募金運動に参加しました。生徒玄関に集合し、会長の尾﨑隆一氏からご挨拶をいただき、集合写真を撮影したあと、活動場所であるロッキー志賀の郷店とショッピングモールアスク店に移動しました。

 人通りの少ない場所もありましたが、生徒たちは買い物客の皆様に「共同募金にご協力お願いします」と声をかけ、募金して下さった方に「ありがとうございます」と大きな声で挨拶していました。

 生徒にとっては、地域の方々のあたたかさに触れることができた貴重な体験でした。

 この活動で得られた募金が少しでも役に立ってくれることを願っています。

R4_街頭募金活動

校内球技大会

 12月15日(木)、球技大会が行われました。今年度はバドミントン、バレーボール、わなげの三種目です。クラスの人数が少なく、先生方を助っ人にしても二種目しかエントリーできなかったクラスや、種目を掛け持ちして三種目になんとか出場したクラスもありました。

 どの競技も、試合が始まると皆真剣な表情でチームメイトと協力して戦い、観客からも大きな声援が飛んでいました。

 大変寒い日でありましたが、皆元気でとても楽しい一日を過ごすことができました。

<結果>

バドミントン 優勝 11HB 準優勝 22H

バレーボール 優勝 32H  準優勝 21H

わなげ    優勝 32H  準優勝 21HB

R4校内球技大会

2年生 修学旅行(沖縄)その2

 3日目は、美ら海水族館からスタートしました。天気は快晴です!閉館日から一転、開館することになったことをあまり知られていなかったようで、空いていて、ゆっくり見て回ることができました。その後、古宇利島に渡る途中、ウミガメにも遭遇しました。午後からは、楽しみにしていたマリン体験・文化体験でした。シュノーケリング班は、バナナボートに乗り、水上バイクに引っ張られてスポットに出掛けていき、「ニモおったよ!」と興奮ぎみに戻ってきました。シーサーの色付け班やフォトフレーム班は、個性的で素敵な作品を完成させることができました。最後の夜は、みんなでビーチに出て花火を楽しみました。とても盛り上がり、最高の思い出になったと思います。

 最終日、道の駅「かでな」から、嘉手納基地を一望しました。米軍の輸送機がすごい轟音を響かせ飛び立つ様子を見学し、沖縄の基地問題について深く考えさせられました。お世話になったバスガイドさんにお礼を伝え、「ジンベエジェットさくら」に乗り、沖縄を後にしました。「もっと沖縄にいたい」と言っていた生徒たちも、志賀高校で先生方に出迎えられると、顔がほころんでいました。

 この旅行を通して、生徒たちは集団で過ごす際のマナーや人との関わり方、何よりも沖縄の歴史・自然・文化に触れ、若く瑞々しい感性で、様々なことを感じ、学んでくれました。この体験が、生徒たちにとってかけがえのない思い出になってくれることを期待します。

 コロナ禍にもかかわらず、心配しながら、それでも生徒たちを送り出してくださった保護者の皆様、旅行に関わって下さったすべての皆様、本当にありがとうございました。

R4修学旅行その2

2年生 修学旅行(沖縄)その1

 12月6日(火)から9日(金)の4日間、2年生23名、教員4名で沖縄県へ修学旅行に行ってきました。

 1日目は、「本当に空を飛んでいる!」「すげぇ」など歓声を上げながら飛行機で沖縄県まで移動しました。夕食では、クッキングパフォーマンスを見ながら、ステーキを食べ、男子はご飯を何杯もおかわりし、おなかをパンパンに膨らませました。

 2日目は、午前は旧海軍司令部豪と平和祈念公園を訪れ、平和学習を行い、午後は、おきなわワールド、国際通りでの班別自主研修を行いました。平和学習では、戦時中の沖縄県民の生活した地下壕に入り、地下壕をつくるための苦労や戦争の悲惨さを実感していました。学校の授業だけでは学びきれないリアルな歴史を学べたと思います。おきなわワールドや国際通りでは、毎日3,000円分の地域クーポンをもらっていたこともあり、沖縄県の特産品やお土産をたくさん購入しました。生徒たちは、「こんな面白いもん売っとった!」と嬉しそうに購入した商品を見せてくれました。また、沖縄の伝統文化の一つであるエイサーを見学し、「沖縄を感じた!」や「派手な演出が多く、楽しかった!」と満足した様子でした。とにかく初めて尽くしで、充実した時間を過ごすことができました。終始興奮ぎみだったこともあり、夜は熟睡できたそうです。

R4修学旅行その1

3年生 社会人マナー講座

 12月7日(水)の5,6限目に本校にて、ドリームコンシェルジュの梢正美様をお招きし、3年生の就職希望者を対象に社会人マナー講座が行われました。本講座では、敬語の種類や、尊敬語と謙譲語の使い分けなどを教えていただき、生徒は熱心にメモをしながら講座を聞いていました。また、名刺交換や電話対応の基本を教えていただき、実践としてペアで電話対応や名刺交換の何度も何度も練習をしていました。

 来年の4月には、本講座で学んだことを活かして立派な社会人になってくれることでしょう!!

R4_社会人マナー講座

世代間交流会に参加してきました

 11月24日(木)、普通科ビジネス・福祉コース3年生8名が志賀町老人クラブ連合会、志賀町民生児童委員協議会の皆さんとの世代間交流会に参加しました。会には、50名以上の参加者が集まり、世代を超えて楽しい一時を過ごしました。

 はじめに、志賀高生が企画したレクリエーション「しりとり自己紹介」「文字並べ替えクイズ」でチームメンバーとの親睦を深めました。その後、志賀高生が福浦灯台をイメージして考案したゆるキャラ「ふくちゃん」に秋の味覚を食べさせるゲーム「ポイポイ収穫祭」で盛り上がりました。

 志賀町社会福祉協議会企画の〇×クイズでは、高齢者と高校生が一緒に頭を悩ませたり、高齢者の知識に感服したりしながら、チームが一丸となってクイズを楽しんでいました。

 最後に、恒例となったフレイル予防体操「志賀人(しかんちゅ)体操」を実施しました。高齢者の皆さんも慣れたもので、生徒たちの「ころがき、スイカ!」のかけ声に合わせて、一緒にポーズをきめてくれました。

 閉会式では、生徒代表の伊野楓花さんが「繋がることの大切さを実感しました」とお礼の言葉を述べました。この会を通して、生徒たちは適切なレクリエーション財の選び方、進行の仕方、そして楽しんでいただくための工夫を学んでいます。地域の皆様、今年度もたくさんの行事を通して、生徒たちに学びの機会を与えていただき、ありがとうございました。

世代間交流会に参加して

北陸銀行奨学助成財団より車いすを寄贈していただきました

 先日、北陸銀行奨学助成財団より、福祉コースが授業で活用する車いす8台を寄贈していただきました。江上校長先生より、全校集会で披露され、さっそく授業で活躍しています。

 福祉コースがこれまで使っていた車いすは、10年以上使用され、老朽化により、パンクや部品が欠損し、使用できないものが多くなっていました。今回の寄贈を受け、授業の中で、車いす移送や移乗の練習を全員が十分にできるだけの数がそろいました。11月24日(木)の生活支援技術の授業では、2年生福祉コース7名が、新品の車いすを使い、段差やスロープでの車いす介助の練習をしました。また、車いすでのボッチャ体験等、様々な場面で活用させていただいています。

 今後、介護技術の習得に向けて、また、中学生やその他の生徒に福祉の大切さを伝えていくために、大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました!

車いすを寄贈していただきました

「孤独・孤立相談ダイヤル #9999」12月の試行について

 政府の総合緊急対策の一つである「統一的な相談窓口耐性の推進」事業として実施している「孤独・孤立相談ダイヤル#9999」については、令和4年12月1日(木)昼12時から12月2日(金)昼12時まで実施しますので、お知らせいたします。

 次回は、12月28日(水)から1週間実施する予定です。

 孤独・孤立相談ダイヤル

令和4年度 PTA研修旅行

 11月22日(木)保護者3名、教職員2名でPTA研修旅行に行ってきました。行き先は、金沢学院大学、県立図書館、会宝産業の3カ所で、大学や職場の様子を見学することで、実りある研修となりました。

R4_PTA研修旅行

令和4年度 第2回 読書週間

 11月14日(月)から18日(金)まで、「心を育て、心を繋げる生徒指導」の取り組みの一つとして、第2回読書週間が実施されました。第1回の読書週間と同じく、朝の20分間の読書を通じて、生徒たちが自らの人間性を高めつつ、一日を落ち着いた気持ちで開始できること目指し行われました。また今回は、昼休みに図書委員が放送による本の紹介を行い、生徒たちが読書に向かう雰囲気をつくっていました。

 その結果、生徒たちからも「読書週間が終わっても、本を読んでいきたいと思った」、「久しぶりにじっくりと本が読めたので、これからも読書週間を続けてほしいと思った」などの感想が聞かれ、まさに「読書の秋」にふさわしい1週間となりました。

R4_第2回読書週間

学校保健委員会

 11月16日(水)、笠原学校医、小林学校歯科医、笠原学校薬剤師をお招きし、令和4年度学校保健委員会を開催しました。学校保健委員会とは、生徒が自分の健康問題に対して自分で対処できる力を身につけるためにはどうしたらよいか、その方策について、学校と家庭、地域社会が連携して研究協議する委員会です。本来ならばPTA役員の方々にも参加をお願いすべきところでしたが、新型コロナの感染状況悪化により、やむを得ず参加依頼を見合わせました。

 今年度のテーマは、「ICT時代における目の健康~大切な目を自分で守る~」です。本校生徒の視力の状態やスマホ利用の実態を共通理解し、また、コロナ禍で加速したICT化を踏まえ、生徒がICT時代を健康に生きていくための力を身に付けるためにはどのような取組が必要なのか、どのような取組が可能なのか等について話し合いました。

 家庭でスマホやゲーム等を長時間使用している生徒が、学校でもICT機器に触れる時間が長くなっています。使い方を間違えると、目のみならず、将来を含めた心身の健康に影響を及ぼすことを、まずは私たち教職員がしっかりとその旨認識した上で、ICT教育を進めていきたいと思います。

R4学校保健委員会

令和4年度 緊急地震速報による津波・原発事故避難訓練

 11月8日(火)に避難訓練がありました。地震が原因で津波が発生したという想定で行われました。避難状況は概ね良好で、訓練後には校長先生と担当の先生方からお話があり、命を守るための心得と常日頃からの備えの大切さについて学びました。

R4避難訓練

生徒会役員による志賀高校PR

「生徒会役員による志賀高校のPR」

  11月12日(土)、13日(日)の2日間、志賀町総合体育館で男子プロバスケットボールリーグに所属する金沢武士団の試合が行われました。そして、この試合のオープニングで志賀高校生徒会役員が志賀高校のPRを行いました。特色ある部活動の説明として、レスリング部と射撃部の大会成績を紹介すると、観客席からは、「すごい!」という声がたくさん聞こえてきました。また、学校での日々の生活や友達や先生との関わりについても、自分達の言葉でPRすることができました。

 生徒会役員は、1日目は緊張しすぎて下を向いてしまい、うまく話せなかったが、2日目は顔を上げて、会場にいる皆さんに志賀高校をしっかりPRすることができたと、達成感にあふれた表情で話してくれました。

金沢武士団オープニングセレモニー

いしかわ産業教育フェア2022

 11月6日(日)、石川県産業展示館2号館で行われた「いしかわ産業教育フェア2022」に、ビジネス・福祉コース2・3年生17名が参加しました。このイベントは、産業教育に関わる専門学科やコースを設置する高校が集まり、産業教育の魅力を広く県民に伝えていくことを目的としています。

 ビジネスコースは、「プログラミングでドローンを飛ばそう」という体験活動を企画しました。自分がプログラミングした通りにドローンが飛ぶ様子に、参加した小学生や高校生から歓声があがっていました。福祉コースは、ステージにおいて、フレイル予防体操「みんなでやらんけ!志賀人(しかんちゅ)体操」を披露しました。高校生や一般のお客様、他校の先生方が生徒のかけ声に合わせ、一緒に体操をし、会場は楽しい雰囲気に包まれました。また、生徒たちは、それぞれの専門高校等のブースをまわり、海洋ゴミを活用したアクセサリー作りに挑戦したり、研究発表を熱心に聞いたりし、学びを共有しました。産業教育に関わる高校生がそれぞれの学びを自信を持って発信するとともに、商業、工業、農業、看護、福祉等の枠を超え、交流することができた貴重な1日となりました。

いしかわ産業教育フェア2022

いしかわ教育ウィーク~学校公開特色ある取組~ 教科の枠を超えた授業

 11月3日の特色ある取り組みのひとつとして,「教科の枠を超えた授業」が行われました。「教科の枠を超えた授業」とは,異なる教科の先生が2人一組でこの日だけの限定授業を行うもので,生徒は2つの授業を選択して受講します。本年度で3回目となる本校独自の取り組みですが,本年度の授業のテーマと組み合わせは以下の通りでした。

1.The important things for your future.~未来を生きる君たちへ~
  佐野雅明(国語)・山下 勝(保体)

2.みんなちがってみんないい~ボッチャから学ぶ多様性の理解~
  畑中英幸(商業)・村田真理子(福祉)

3.“Geoglish (地理x英語) dungeon”~キーワードを集めて脱出せよ~
  礪波玲央(歴公)・松本千雅(外国語)

4.未来のパパママ講座~イクメンから学ぶ子育ての極意~
  春成寿子(家庭)・稲田浩平(保体)

5.企業と社会と私たち
  寺沢元太(歴公)・辻 恒治(商業)

6.時計反応(実験)と時間について
  池上淳史(数学)・大畠成裕(理科)

 体育館での運動のある授業や,理数系の実験,校舎中を移動する授業など,内容も普段の授業の枠を超えた多彩な授業が先生たちによって企画され,生徒たちも日常とは異なる授業をとても楽しんで学んでいました。

 生徒の感想例は以下の通りです。
 ・二つの教科をクイズでうまく組み合わせていた柔軟な授業形式はとても楽しかった。このような授業形式が教科
  の枠を超えた授業だと思った。
 ・もっと障がい者の人たちのスポーツをしてみたい
 ・ゲームの話も交えながら、社会の話をするのは面白いと思いました。
 ・snsとの上手な付き合い方を楽しく教えて欲しい。
 ・もっと育児や家事の大変さを知りたいです。

教科の枠を超えた授業

 

 

いしかわ教育ウィーク~学校公開特色ある取組~ 講演会

令和4年11月3日(木祝) いしかわ教育ウィーク 学校公開 特色ある取組「輝く未来のために!」

  11月3日(木祝)いしかわ教育ウィークにテーマ「輝く未来のため」と題して、特色ある取り組みを行い、講演会、ポスターセッション、学校説明会・協議会、教科の枠を超えた授業、部活動参観を行った。講演会では、全国高P連石川大会で講演した、(株)ファミリーマート顧問・代表取締役社長、澤田貴司 氏による「やりたいことをやる」を演題として、オンデマンドで視聴した。

オンデマンドによる講演会