志賀高News
令和3年度(第11回)卒業証書授与式
3月1日火曜日、第11回卒業証書授与式が行われました。新型コロナウィルス感染拡大予防対策のため、昨年同様在校生は式典に出席しませんでしたが、1・2年生が心を込めて準備した式場で、保護者、来賓、職員が見守る中、普通科12名、総合学科26名、計38名の卒業生に卒業証書が授与されました。なお、今年度で総合学科は最終となりました。
学校長式辞では、仁八校長が「挑戦への勇気・留まる勇気・守る勇気を持ち、力強く生き抜いてほしい」と伝えました。送辞で宮崎楓大さんが、卒業生に「志賀高校の伝統を守り、いつまでも誇れるようなより良い志賀高校にしていきたい」と力強い言葉を贈り、答辞で藤田美音さんは「諦めず、挑戦する志賀高精神を糧として、困難に立ち向かっていきます」と万感の思いを込めて述べました。
式後、引き続き同窓会入会式が行われ、代表幹事の宅田瑛様からは、「地域に貢献する同窓会にしていきましょう」と歓迎の言葉をいただきました。
卒業生の皆さん、益々のご活躍とご多幸をお祈りしています。ご卒業おめでとうございます!
1年生 スクールカウンセラーによる講演会
2月18日(金)、1年生を対象にスクールカウンセラーによる講演会を実施しました。本校のスクールカウンセラーである堀田一実先生からは、不安な気持ちやストレスと上手に付き合っていくための方法をお話ししていただきました。
生徒たちは、「落ち込んだときや不安な時には、リフレ―ミングでマイナスの言葉をプラスの言葉に変えていきたい」や「コミュニケーションをとる際には、自分の言いたいことだけを伝えるのではなく、相手を尊重した適切な伝え方を心掛けたい」と話していました。
また、高校生は様々な悩みを抱える時期です。生徒の皆さんが居心地の良さを感じられる「安全なクラス」をつくっていけるよう努めていきたいと思います。
11H「総合総合的な探究の時間」最終発表会
2月15日(火)5、6限目の時間に1年生普通コースの「総合的な探究の時間」の最終発表会が行われました。生徒たちは1月の2、3年生の最終発表を参考にしながら、中間発表会よりも調査内容の質・量を上げて発表に臨みました。あいさつ、発表、質問の受け答えも堂々としており、成長を感じさせるものでした。先生方からも、「発表内容が想像以上に素晴らしかった。」「実際の活動に広げていける内容だ。」等と講評を頂き、大変有意義な時間となりました。
【発表の概要】
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➀【テーマ】防災 ➁【テーマ】廃校活用 ③【テーマ】フードロスの削減に向けて ④【テーマ】子育て支援 |
【生徒の感想】
・みんなが一生懸命発表を頑張っていました。あまり緊張せずに発表ができたので良かったです。班員たちと協力ができました。
・約一年間のまとめができて、良い形で発表会を終えることができてうれしかった。来年度は他のグループの良いところを取り入れて活動したい。
・他の班の研究内容を知ることができて良かった。来年度は他の班と協力して活動ができそうだと思った。
1年生進路ガイダンス
1月26日(水)、1年生を対象に進路ガイダンスを実施しました。
はじめに、「働き方&収入仮想体験ワーク」というすごろくゲームを3~4人1グループで行い、正社員役とフリーター役で生涯賃金を競いました。あまりの格差に生徒たちは驚き、「生きていくのってお金がかかるね。正社員にならんとね。」と話し合っていました。
後半は、大学・短大・専門学校から先生方が来て下さり、生徒が希望した職業のガイダンスを受けました。「話を聞き、将来の自分を少しイメージできた」「すぐに就職と思っていたが、進学することのメリットを感じた」等、多くの学びがあったようです。
入学してもうすぐ一年になります。高校卒業後の自分をイメージし、進路実現のための具体的な取り組みを始める時期に来ています。この進路ガイダンスが、生徒たちにとって良い刺激となってくれればと思います。
令和3年度「総合的な探究の時間」研究発表会➁
第二報
令和4年1月21日(金)に「令和3年度 総合的な探究の時間 研究発表会」が本校で開催されました。なお当日は、学校評議員、志賀町役場、志賀町社会福祉協議会、志賀ロータリクラブ、志賀町老人クラブ連合会、志賀町民生児童委員協議会、など23名が来校し、別室で視聴いただきました。
発表内容の詳細は以下になります。
【発表の概要】
・3年総合学科「地域学」選択者による「冨木神幸太鼓」
・研究発表Ⅰ(2年普通科普通コース)
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①テーマ:ふるさと納税で志賀町を活性化 ②テーマ:志賀町の観光地・文化について |
・研究発表Ⅱ(3年総合学科)
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①テーマ:志賀ファーム~生産から販売まで~ ②テーマ:志賀町の小売店を調査し分析する ③テーマ:志賀高親善大使の道 ④テーマ:志賀町のじいちゃんばあちゃんとまんで楽しい交流会を! ⑤テーマ:志賀高型SDGs住み続けられるまちづくりを ~志っ賀りサポート隊の活動を通して学んだこと~ |
・1・2年普通科福祉コースと3年総合学科福祉系列による「手話うた(カイト)」
【生徒の感想】
〇課題
・わかりやすく相手に伝えることの難しさ。
・詳細な計画を立ててから行動する。
・相手に伝わる話し方。
〇成果
・客観的にみて考える力を伸ばすことができた。
・人前で話すことが苦手でなくなった。
・動画やプレゼンをとおして、伝えたいことを明確にして、伝えることの大変さを知ることができた。
・自分で考えてできるようになった。
【金沢大学 本所 恵 先生 講評 】
中間発表の際にも見学させていただきましたが、想像以上の完成度の高さに驚きました。これまでの活動・研究内容をわかりやすくまとめてあり、充実した発表会でした。引き続き、後輩の皆さんも継続していってほしいと思います。
【発表の様子】
石川県総合学科高校生徒成果発表会
1月25日(火)、3年生総合学科の代表生徒4名が「石川県総合学科高校生徒成果発表会」に参加しました。今年度は金沢北陵高校を会場に開催されましたが、能登地区と加賀地区の高校は、リモートでの参加となりました。
それぞれの学校が、地域や学びの特色を生かし、進路実現や地域創生に取り組んだ様子が発表され、どの研究もとても興味深く、勉強になりました。本校生徒は、「志賀高型SDGs 住み続けられるまちづくりを」というテーマで発表を行いました。大勢の参加者に向け、緊張しながらも、一生懸命、自分たちの取り組みを伝えました。「高齢者とどのように交流したのですか」「志賀町は高齢者にとって住みやすい町だと思いましたか」といった質問にもしっかりと答え、活動に込めた思いを発信できたと思います。
総合学科は今年度で終了となりますが、今後も地域と連携し、ビジネス・福祉の学びを活かした取り組みを行っていきたいと思っています。
介護職員初任者研修 修了評価試験
1月14日(金)、1月19日(水)、32H福祉系列7名が介護職員初任者研修の修了評価試験(筆記試験・実技試験)に臨みました。2年次後期から研修がスタートし、介護の専門的知識・技術の習得を目指し、取り組んできた成果が試されました。
生徒たちは、2分間で問題事例に取り組み、利用者の心身の状況、好み、現在の思いを読み取ることが求められます。事例をもとに、介護方法や言葉かけを考え、5分間で実技を行います。「緊張して、頭が真っ白になった」という生徒もいれば、「いつもの言葉かけがすーっと出てきて、それに合わせて体を動かすことができた」という生徒もいましたが、全員が状況に合った言葉かけを考え、全力で支援にあたっていました。4月から介護職に就く生徒もおり、「温かい介護を提供したい」と気持ちを新たにしていました。1年半の研修で、大きく成長しましたね。
生徒たちには、卒業の日に介護職員初任者研修修了証が授与されます。
令和3年度「総合的な探究の時間」研究発表会①
第一報
令和4年1月21日(金)に「令和3年度 総合的な探究の時間 研究発表会」が本校で開催されました。今年は志賀町文化ホールで開催する予定でしたが、コロナウイルス感染拡大に伴い、本校でリモート形式での発表会が行われました。1年間研究してきた成果を堂々と発表しました。講評は金沢大学 本所 恵 先生からいただきました。
発表内容は以下になります。
| 内容 | 発表者 |
| 1.冨木神幸太鼓 演奏 | 3年総合学科「地域学」選択者 |
| 2.ふるさと納税で志賀町活性化 | 2年普通科普通コース |
| 3.志賀町の観光地・文化について | 2年普通科普通コース |
| 4.志賀ファーム~生産から販売まで~ | 3年総合学科 |
| 5.志賀町の小売店を調査し分析する | 3年総合学科 |
| 6.志賀高親善大使への道 | 3年総合学科 |
| 7.志賀町のじいちゃんばあちゃんとまんで楽しい交流会を! | 3年総合学科 |
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8.志賀高型SDGs 住み続けられるまちづくりを ~志っ賀りサポート隊の活動を通して学んだこと~ |
3年総合学科 |
| 9.手話うた「カイト」 |
1・2年普通科福祉コース 3年総合学科福祉系列 |
3学期始業式
1月7日、3学期始業式が行われました。初めに、3年生の三原いずみさんのピアノ演奏による校歌斉唱を心で歌いました。仁八校長先生から、「オミクロン株が急激に拡大している。生徒の皆さんは、基本的な感染予防対策を行い、自分や自分の大切な人を守ることを考えて行動してください。どうか自分や他者の良さを認め、新年掲げた目標に向かって『積極的に準備』することを意識し、3学期を充実した高校生活にしてください。」との訓話がありました。その後、生徒課と保健指導課からの学校生活における注意のお話しも行われました。
2022年(令和4年)の新年を迎えて、生徒の皆さんは心新たに学習や部活動等に励んでください~
進路講演会
12月21日、1,2年生と保護者を対象に進路別の進路講演会を開催しました。
・4年生大学希望者
講師:㈱ベネッセコーポレーション金沢支社 大友 崇禎 氏
「大学入試の最新情報と保護者の心構え」
・公務員希望者
講師:大原簿記法律観光専門学校金沢校 松田 龍太郎 氏
「公務員試験に向けて」
・就職、専門学校希望者
進路の手引きを活用し、今後の日程や今すべきことの確認を行った。
生徒はそれぞれの進路講演を聞いて「今、何をしなければいけないか」「明日からするのではなく今からする」「短所を伸ばすことが成績向上になる」「模試の活用方法」など今後の進路実現に向けての見通しを持つことができた。生徒にとっては大変貴重な時間となりました。
令和4年度入学志願者心得について
垣内誠一先生(美術)が制作した年賀状を職員玄関と生徒玄関に掲示
新年明けましておめでとうございます。
素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
令和4年 元旦
卒業生と語る会
12月24日(金)令和3年度卒業生と語る会を実施しました。
世間はクリスマス一色ですが,志賀高校ではサンタクロースよりありがたい『卒業生と語る会』が実施されました。今年度講師として母校にやってきてくれたのは,いずれも令和2年度卒業生の,株式会社加賀屋勤務 今枝広太さん,株式会社イスルギ勤務 濱本夢歩さん,金沢星稜大学1年 谷場飛勇さん,の3名です。3人の講師たちは,「在学中に身につけることは“時間厳守”,"挨拶”,"報連相”」「検定資格取得でも生徒会でも一生懸命に取り組むことが大切」「大学の単位修得は高校より遙かに難しい」などと,今を大切に生きることの重要性と社会や大学の厳しさを在校生たちに伝えていました。
在校生はときにはメモを取りながらしっかり集中して話を聞き,「最後まであきらめないと決心した」「今できることを最大限やる」「勉強と遊びと両方頑張る」などと感想を述べながらも,仕事や大学の大変さを生の声を通して感じていたようでした。
3人とも大変忙しい時期にもかかわらず,スライドや動画を用意し在校生のためにできるだけ良い講演会にしようと努めてくれ,本校卒業後も企業や大学でさらに大きく成長している姿を見せてくれました。他にも素晴らしい卒業生はたくさんいるのですが,仕事が休めないなど様々な事情によりこの3名に来ていただきました。3名とも在校生のことを思い,在校生にとってとても貴重な講演を行ってくれました。
良い卒業生たちがいて,志賀高生は幸せですね。みなさんも今日の話を糧にして高校生活を充実させ,卒業後も後輩たちに成長した姿を見せに来てほしいと思います。まずはこの冬休みの過ごし方ですね。良い年を迎えられますように。
フードデザイン・健康講座
12月17日(金)、31Hと32Hの一部が選択している「フードデザイン」において、志賀町保健センターの栄養士さん、志賀町の食育コーディネーターさん2名の計3名が来校して、「健康講座」が行われました。
まず、栄養士さんから健康的な食生活などについてのお話しがあり、そのあとロコモ度テストのうち、2ステップテストと立ち上がりテストの2つと骨密度検査を全員が体験しました。
2ステップテストは全員問題ありませんでしたが、立ち上がりテストでは下肢筋力が不足している生徒が数名みられました。骨密度検査でも平均値より低い生徒がいました。
そのあとさらに、コンビニで食事を購入するなら何を買うかを実物大の写真を使って選び、自分の食べたいものと、バランスを考えて選んだ場合を比較しました。
生徒たちは、自分の結果に一喜一憂しながら測定し、自分の筋力不足や骨密度不足を目で見て実感し、食生活や生活習慣の改善を誓っていました。社会に出てからもこの学びを役立てて欲しいと思います。
赤い羽根共同募金運動
12月20日(月)、生徒会役員やレスリング部、希望者計25名が、志賀町共同募金委員会主催の赤い羽根共同募金運動に参加しました。生徒玄関前に集合したあと、会長の尾﨑さまからご挨拶をいただき、集合写真を撮影したあと、活動場所であるどんたく高浜店とショッピングセンターアスクに移動しました。
人通りの少ない場所もありましたが、生徒たちは買い物客の皆様に「赤い羽根共同募金に協力お願いします」と声をかけ、募金して下さった方に「ありがとうございます」と大きな声で挨拶していました。なかには千円以上募金して下さる方や、「活動場所すべてに入れてきたよ」と声をかけて下さる方もいて、生徒は「こんなにたくさんの人が協力してくれるなんて思わなかった」と感激していました。
この活動で得られた募金が少しでも何かの役に立ってくれることを願っています。
認知症サポーター養成講座
12月17日(金)、志賀高生を対象とした認知症サポーター養成講座が実施されました。この講座は、「志賀町が、認知症になっても安心して暮らせる町となるために、高校生にも正しい知識を持ってほしい」との地域包括支援センターからの要請を受け、実現しました。そして、本校で参加者を募集したところ、福祉選択者やボランティア部、その他の生徒たち、先生方、多くの人が興味を持ってくれ、計33名の参加がありました。
当日は、地域で認知症高齢者のサポートを行っている4名のキャラバン・メイトが、高齢化の現状や認知症の症状について、わかりやすく教えてくれました。中でも、認知症の方への支援では、高校生2名も参加し、寸劇が行われ、そのリアルな演技に、会場が盛り上がりました。
参加した生徒たちからは、「志賀町の高齢化率を知り、驚いた。実際に認知症の人と関わる時は、偏見を持たず、見過ごさず、温かい関わりをしたい」「認知症の人の気持ちになって考え、本人なりの目的があってこその行動であると、周りが理解しようとすることが大切だと学んだ」等、多くの感想が聞かれました。
参加者33名がサポーターカードを受け取り、認知症サポーターとなりました。認知症の人とその家族を温かい目で見守り、できることから取り組んでいきたいと思います。
校内球技大会
12月16日(木)、球技大会が行われました。今年度はバドミントン、バレーボール、わなげの三種目です。クラスの人数が少なく、二種目しかエントリーできなかったクラスや、先生方を助っ人にしたり、種目を掛け持ちしたりして三種目になんとか出場したクラスもありました。
どの競技も、真剣な表情でチームメイトと協力して戦い、観客からも大きな声援が飛んでいました。がんばりすぎて翌日は階段を辛そうに上り下りしている生徒も見られました。
それほど気温も下がらず、楽しい一日を過ごすことができました。
<結果>
バドミントン 優勝 31H 準優勝 21HA
バレーボール 優勝 22H 準優勝 32HA
わなげ 優勝 21HA 準優勝 31H
2学年修学旅行4日目
12月10日(金)、修学旅行4日目、今日は吉野ヶ里歴史公園を見学したあと帰路につき、バス、新幹線、サンダーバード、バスと乗り継いで本校には19時頃到着の予定です。
吉野ヶ里歴史公園では、ガイドさんからお話しを聞き、実際に竪穴式住居に入ってみたり、展望台に上って公園の景色を楽しんだりしました。教科書に載っていたあの竪穴式住居(復元)を見られて、生徒たちは感動していました。帰宅したら家族に楽しかった思い出をたくさん話してくれることでしょう。
月曜日には元気な姿で登校してくれるのを待っています。
2学年修学旅行3日目
12月9日(木)、修学旅行3日目、今日は九十九島動植物園「森きらら」、有田焼の窯元、七ツ釜遊覧船、唐津城とゆったりとした行程の中で自然や歴史、文化に触れる旅となりました。
最後の宿泊先は国指定の文化財に登録されている由緒ある旅館「綿屋」。温泉にゆっくりつかって旅の疲れを癒やしました。
生徒たちからは「唐津城から見た景色が想像以上にきれいだった」、「久しぶりの動物園で、動物たちのかわいさにとても癒やされた」、「昨日歩き続けて足が疲れていたので、旅館の温泉が気持ちよかった」などの感想が聞かれました。
4日目の今日は、吉野ヶ里歴史公園を見学したあと帰路につき、本校には19時頃到着の予定です。
2学年修学旅行2日目
12月8日(水)、修学旅行2日目、今日は生徒が楽しみにしていた長崎市内自主研修、ハウステンボスでした。ハウステンボスはクリスマスムードで、さらに旅行気分を盛り上げてくれました。1日中たくさん遊び、たくさん歩き続けた生徒達はさすがに疲れた様子でしたが、お土産をたくさん買って満足気でした。
宮崎君は自主研修中にNHK長崎からインタビューを受けていました。
3日目は、九十九島動植物園「森きらら」、七ツ釜遊覧船、唐津城などを巡ります。