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子どもたちのこと

地引き網体験(5年総合)

5年生は総合の時間にSDGsについて学んでいます。今回は17の目標の1つ「海の豊かさを守ろう」との関連で、地引き網体験を行いました。学校から歩いて10分の高松海岸に到着すると、高松で唯一の漁師、倉義人さんと仲間のみなさんが準備をして待っていて下さいました。また、応援スタッフとして、星陵大学の学生のみなさん、市教育委員会のみなさんが出迎えてくれました。最初は、機械や大人の手で引き上げていましたが、途中から機械を止めて、子どもたちで引き上げました。かなり力の要る作業でしたが、子どもたちは力を合わせて引き上げました。スズキ、クロダイ、キス、コウイカ等、捕れた魚を見たり触れたりする子どもたちの姿は、生き生きとしていました。

その後、この豊かな海がいつまでも続くように、海浜清掃をしました。持ち帰ったゴミは、改めて調べ、これからの学習に繋げていきたいと思います。

午後からは、頂いたスズキを、市生活学校のみなさんの協力で、調理して頂きました。おいしくて、次々と児童がおかわりをしていました。 

海の近くにある学校ですが、子どもたちにとって、海はあまり身近な存在ではありません。この学習を通して海の豊かさを感じ、守っていこうとする心の芽が育っていくことを願っています。