河井っ子日記

河井っ子日記

県・市教育委員会学校訪問

 14日(木)に、県・市教育委員会学校訪問がありました。4時間目に全学級の公開授業、そして5限目に4年海組が学校を代表して研究授業を行いました。本校では、「心豊かに、たくましく生きる子の育成」を目指し、2学期は学力向上の目標として「読解力」を掲げ、「じっくり読んで考えをもつこと」を重点として取り組んでいます。

 4年海組の児童は、課題解決に向け、ポイントとなる言葉に赤や青のサイドラインを引きながら、教材文を一生懸命読み、考え、話し合うことができました。

 県教育委員会の指導主事の先生からは、学校全体で共通理解、共通実践が図られていること、1学期の取組の中で見られた課題が改善されていること、子どもたちと目標が共有されていることなど、多くのお褒めの言葉をいただきました。また、さらに取組を焦点化し、その効果を検証していくことについてご指導ご助言をいただききした。今後も、職員と児童、そしてご家庭の協力もいただきながら、学力向上の取組を推進していきます。

 

 

 

 

 

 

待ちに待った運動会! 

 10月9日(土)に、延期となっていた運動会を開催しました。午前中は幼稚園等の運動会と重なるため、午後からの開催となりました。保護者や地域の皆様には、運動会の開催に当たって様々なご支援・ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

 今年度の運動会のスローガンは、「一致団結! 最高の運動会にキセキを創造しよう」でした。スローガンのキセキという言葉は、「キ(希望)・セ(成長)・キ(絆)」を表しています。紅組と白組が一つとなり、一人一人が希望をもって楽しみ、成長し、絆を深められる運動会にしたいという願いが込められています。

 開会式での姿勢のよい話の聴き方、挨拶、応援合戦での地域に響きわたる声、力を合わせて踊ったダンス、よさこい、力の限り駆け抜けたリレーなど、児童の頑張りや成長が見える素晴らしい運動会になったと思います。また、4・5・6年生の高学年児童は、係の仕事など自分の役割をしっかりと果たし、運動会の成功に大いに貢献していました。

 運動会は最終的に白組の優勝、紅組の準優勝で幕を閉じました。しかし、児童の様子を見ると紅白関係なく、運動会を楽しみ、あたたかい雰囲気の中で、達成感を味わっているようでした。行事を通して成長し、互いの絆を深め、希望につながっていく、充実した運動会となりました。また、保護者の皆様には、運動会後もたくさん残ってお手伝いいただいたおかげで、短時間で片付けを終了することができました。最後まで、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生「宿泊体験学習」2日目

 宿泊体験学習の2日目は、あいにくの天気で、雨風のため「追跡ハイキング」が中止となり、「石と貝のクラフト」に取り組みました。めずらしい貝殻や石を使って、児童は思い思いの作品を作っていました。そして、最後には、こんな時だからこそ、宿泊体験学習が実施できたことや、受け入れて下さった自然の家の方々への感謝の気持ちを表そうと、全員で体育館の掃除をしました。「来た時よりも美しく」なったと自然の家の先生からお褒めの言葉をいただきました。自然の家の職員の方々からは、2日間の生活の中で児童が活動を楽しみ、成長できるよう様々な面でご支援いただきました。本当にありがとうございました。そして、保護者の皆様には、色々とご心配なことがあったと思いますが、子どもたちを準備万端、送り出していただき、ありがとうございました。心より感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生「宿泊体験学習」1日目

 9月30日(木)と10月1日(金)の2日間にわたって、6年生が宿泊体験学習を行いました。1日目は、午前中に能登町にある「真脇遺跡縄文館」を見学し、午後は「能登少年自然の家」で、大型カヌーを使った海洋活動に取り組みました。縄文館では、縄文時代の人々の生活に興味をもち、係の方に次々と質問していました。また、大型カヌーでは、声を合わせて力いっぱいオールを漕ぎ、予定時間よりも早く目的地に到着するなど本当によくがんばっていました。

  

  

 

 

 

 

  

 

 1日目の夜は、夕食後「肝試し」をしました。能登少年自然の家の全館を消灯し、真っ暗な中で行いました。児童は、ちょうちんの灯りをたよりに1階から2階を歩いて角部屋にあるお札を取りに行きます。館内には児童の「キャー!」という叫び声や走って逃げる足音が響き渡っていました。実は、6年生のために河井小学校の若手の先生方8名が勤務時間終了後、自然家に駆け付け、お化け役として館内に潜んでいたのです。肝試しが終わった後で、6年生が先生方にとびっきりの笑顔で感謝の気持ちを伝えていたのが印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

3年生社会科見学「お店で働く人の仕事(ワイプラザ)」

 9月27日(月)に、3年生がワイプラザで社会科見学を行いました。児童は、「なぜワイプラザにお客さんがたくさん来るのか」という課題を設定し、働く人々の工夫について調べました。ワイプラザでは、普段見ることができないようなバックヤードにも入らせていただき、魚や肉を切る様子や値札をつける作業などを見学させていただきました。また、店員さんやお客さんにもインタビューさせていただきました。店長さんのお客さんに喜んでもらう、気持ちよく帰ってもらうという言葉がとても印象的でした。見学させていただきありがとうございました。

 

 

9月全校集会

 9月1日5限目に、全校集会が行われました。はじめに表彰がありました。学童野球の輪島クラブ(全能登大会3位)、ミニバスの輪島レッドイ―グルス(鶴亀カップ優勝)、そして県陸上競技大会で入賞を果たした6年生2人が表彰されました。日々の努力の成果です。おめでとうございます。

 

  

 次に、校長先生からは1冊の本が紹介されました。「ランドセルは海を越えて」という本です。4年生がおすすめの本として紹介してくれたそうです。内容は、日本で6年間使われたランドセルがアフガニスタンの子どもたちへプレゼントされているというものです。アフガニスタンの子どもたちはランドセルを受け取るととても喜び、大切に使うそうです。日本では当たり前のように子どもたちに与えられるランドセルですが、日本社会が平和であることや一人一人の子どもたちに対するご家族の愛情の深さを改めて感じることができました。ぜひ、子どもたちに読んでもらいたい本です。

 また、本校研究主任の松原先生から、2学期の学習で全員で取り組んでいくことについてお話がありました。2学期は、ずばり「読解力(文章を読み解く力)」を付けていくことが目標です。読む力を高めていくために、2つのことを大切にします。1つは「線を引いたり囲んだりしながら読む」こと、2つめは「いろいろな本を読む」ことです。目的や条件に合わせて大事な言葉を意識しながら読んでいきます。また、音読や読書にこれまで以上に力を入れていきたいと思います。音読の宿題が出た時は、ぜひ、聞いていただけたらと思います。ご協力をお願いいたします。

 

 最後に、養護教諭の中條先生から、新型コロナウイルス感染防止に向けた取組と掃除についてお話がありました。デルタ株がこれまで以上に感染しやすいものであること、感染しないためにできることはもうすでに分かっていること(手洗い、消毒、マスク、距離を保つ)、マスクは鼻までしっかりかくし、給食などマスクを外している時は話さないことなどについて全校で確認しました。詳しくは、9月の保健だよりをご覧ください。2学期に入って、健康観察票やマスクを忘れる人が減りました。また、予備のマスクも準備してくださっています。保護者の皆様、ご協力、本当にありがとうございます。

 

2学期が始まりました!

 8月30日、久しぶりに子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。2学期の始まりです。始業式では、校長先生より、2学期には大事な行事がたくさんあることや、その一つ一つを何事もなく無事にやりとげていくためには、新型コロナウイルスの感染対策をこれまで以上にしっかりと行っていくことが大切であるというお話がありました。そして、みんなで取り組んできた「時間を守ること」にも継続して努力していくことを全校で確認しました。9月には運動会も予定されています。運動会を成功させていくためにも、コロナ対策と時間を守ることなど集団としての行動にしっかり取り組んでいきたいと思います。

 また、子どもたちが夏休み中に取り組んだ図工の作品や自由研究が、集会室に展示されました。今年度も力作ぞろいでなかなか見ごたえがあります。思わず手に取ってみたくなるような作品がそろっています。夏休み中、保護者の皆様からは、子どもたちが宿題を最後までやりとげられるようたくさんのお力添えをいただいたことと思います。本当にありがとうございました。

 午後からは、児童委員会が行われました。それぞれの委員会で、コロナ対策としてどんなことができるか、また、運動会を成功させるためにはどんなスローガンがよいかなど、学校をよりよいものにしていこうと一生懸命話し合っていました。とってもたのもしい高学年としての姿でした。2学期の活躍も楽しみです。

 

食物アレルギー研修会

 18日(水)の午後、食物アレルギー研修会を実施しました。4月当初に、食物アレルギー対応についての研修会を行い、本校児童の状況や事故防止に向けた取組について共通理解を図りましたが、今回の研修は、万が一、事故が発生した場合における組織的な対応について確認するという内容でした。

 昼休みに体育館で遊んでいて、具合の悪くなった児童が、保健室への移動中、さらに容態が悪化するという設定で行いました。児童が倒れた場所から養護教諭が職員室に電話連絡し、職員室にいる職員がアクションカードをもとに対応に当たりました。児童に寄り添い、容態を見守りながら対応に当たる職員はもちろん、AEDやエピペンを運ぶ職員、他の児童を誘導する職員、消防署への通報や救急車の誘導、諸々の状況を記録する職員など、役割分担をして訓練を行いました。実際行ってみることで、改善点も明らかとなり、大変有意義な研修となりました。

 学校長の教育計画には、全ての教育活動の基盤の1番目に「子どもの命を守ること」が掲げられています。児童一人一人の大切な命を預かっているという意識を強くもち、常に子どもの安全・安心を第一に考えるとともに、常に危機管理意識をもって、組織的対応を行うことができるよう、今後も努めていきます。

 

 

 

 

職員室清掃

 8月6日の放課後、職員作業として職員室の掃除を行いました。教室など校舎内の他の場所は、毎年、職員でワックスがけを行っていますが、職員室までは手が回っていませんでした。今回は、全員でスポンジを持ち、床を磨き、ワックスがけをしました。1時間30分ほどの作業でしたが、見違えるように床がきれいになりました。また、きれいになった気持ちよさと職員で力を合わせる気持ちよさの両方を感じることができました。子供たちにも、こういう気持ち良さをたくさん味わわせることができるよう、職員一同、力を合わせて頑張っていきます。

 

 

全校登校日 平和について考える集会

 8月6日(金)に、全校登校日がありました。児童が元気よく登校する姿を久しぶりに見ることができました。

 8月6日といえば、広島市に原子爆弾が投下され、尊い命が数多く失われた日です。本校でも、8時15分に亡くなられた方々のご冥福をお祈りして、全校で黙とうをささげました。また、「平和について考える集会」を実施し、職員による本の読み聞かせや戦争の様子についての説明を行い、戦争のおそろしさや平和の大切さについての理解を深めました。

 全校に紹介した本は、「ヒロシマの消えた家族より」(ポプラ社 2019)です。若手職員8名で読み聞かせを行いました。この本には、笑顔あふれる生き生きとした家族の写真が記録されています。そして、全てを奪い去った原爆でも、「この家族が生きた証を消すことまでは決してできません。」と綴られています。

 最後に校長先生よりお話がありました。校長先生が小学生の頃から、平和について考える集会が行われていたそうです。「なぜ、このような集会を行うのか?」校長先生からの問いに、多くの児童が挙手して答えていました。それそれの児童が感じたことを伝えていってほしいと思います。また、校長先生からは、ぜひ、家族で今日のことを話し合ってほしいと宿題が出されました。ご家族で、平和について考えていただけたらと思います。