日誌

学校生活の様子

5年生 七塚の海岸を守ろう

5年生の総合的な学習の時間にSDGs「七塚の海を守る」学習をしました。

1部は、「石川県の海岸保全」について、石川県庁 河川課参事の大井様からお話を聞きました。内灘海岸(七塚海岸)や千里浜海岸の砂浜が狭くなっている主な理由は2つあるそうです。最も大きな理由は、川から海へ流れ出す砂の量の減少です。もう一つは、気候変動による海水面の上昇だそうです。海岸の浸食を減らすために、人工リーフを設置するお仕事をしているという話を聞きました。

2部は、カエルデザインさんをゲストティーチャーに迎えてアップサイクルを体験しました。アップサイクルとは、社会から出た廃棄物をデザインして商品化するという取組です。廃棄される予定のものに価値をつけてそのまま使い続けようという思いを形にした活動です。今回は、海岸から出たマイクロプラスティック(ペットボトルのキャップ)をキーホルダーに変身させました。

今日の学習で、SDGsの視点で、環境を守るために自分たちにできることは何かないだろうかと考えるきかっけになり、今後の活動に生かしていってほしいと思います。

       

      

            

       

             

              

       

          

4年生 耳の不自由な方から学びました

今日はあいにくの雨でしたが、1階ホールの「キラキラカードキャンペーン」の掲示前には、ほとんどの休み時間に子供たちが集まっていました。高学年の児童もたくさん友だちのよさを見つけていました。とても素敵なハートの花束がたくさんできてきて、見ている私たちの心も温かくなりますハート

    

さて、4年生は総合的な学習「共に生きる」で、福祉の勉強をしています。今日は外日角校区にお住いの濱本さんご夫妻にお越しいただき、交流会を行いました。濱本さんは、長いこと小学校の子供たちに、耳の不自由な人のことを理解してもらう活動を続けていらっしゃいます。昨年はその活動に対して、県から表彰もお受けになりました。

濱本さんご夫妻からは、「耳の不自由なことは不便だけれど、決して不幸ではなく、お互いに認め合い、理解し合っていくことがとても大切だ」と教えていただきました。質問タイムでは、音声認識機能を使って、画面に質問を映し出しながら伝え合うこともできました。様々な人から大切なことを学んでいる七塚っ子たち、みんなの笑顔がどんどん広がっていく交流会になりました。濱本さんご夫妻、市社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。

     

    

    

 

2年生 世界で一つのおもちゃづくり

今日は、少し寒いものの朝からとてもよいお天気でした。冬毛に生え変わったのか、ふくら雀が、すっかり葉を落とした桜の木にとまり、とてもかわいい声で鳴いています。まるで朝から元気にサッカーをしている七塚っ子を応援してくれているようです。また、この小春日和に、いつもカンナのお世話をしてくださる井口さん他2名の方がいらして、カンナの球根の冬越しのお世話をしてくださいました。このようなたくさんの方々のおかげで、校庭のカンナが毎年花を咲かせるのだと思うと感謝の気持ちで一杯です。いつも本当にありがとうございます。

    

    

 

さて、2年生は生活科「世界に一つ わたしのおもちゃ」という学習でおもちゃ作りをしています。おもちゃならどんなおもちゃでもいいというわけではなく、磁石、ゴム、風、おもりなどの性質を利用したおもちゃを作ります。「もっとよく動くには?」「もっと飛ぶには?」などの仕組みを工夫や「もっと相手が喜ぶには?」「楽しくなるには?」という遊び方の工夫もしていきます。1組と2組で交流した後、1年生にも楽しんでもらいたいと言っていた2年生。ますます学校が楽しくなりそうですね。

    

    

    

    

 

 

4年生 郷土の偉人 高橋ふみさんについて学びました

4年生は社会科の学習で郷土の先人の思いを学びます。今日は七塚小の大先輩である女性哲学者高橋ふみさんについて学びました。ゲストティーチャーとして、「高橋ふみの会」の寺嶋さん、津田さんに高橋ふみの紙芝居をしていただきました。また西田幾多郎記念哲学館の山名田学芸員さん藤本さんには、高橋ふみさんのすごさや七塚小学校との関係について教えていただきました。

寺嶋さんと津田さんは、高橋ふみさんについて自分のライフワークとしてして学びながら、何とか子供たちや多くの人に高橋ふみさんのの素晴らしさを伝えたいと考え、自ら紙芝居を作成し(油絵もされるそうです)普及活動に取り組んでこられましたが、今回この紙芝居をもって最後とし、七塚小学校に紙芝居を寄贈したいと申し出てくださいました。まだまだ現役でご活躍できるとは思いますが、折角のお申し出でしたので、このような場を設けさせていただきとても喜んでくださいました。お二人は、七塚に嫁ぎ自分の子供や孫がお世話になったこの七塚小で、さらに高橋ふみさんのことを学んでほしいと願っていらっしゃいました。寺嶋さん、津田さんの思いをぜひ広めていけたらと思います。本当にありがとうございました。

    

    

    

2・4・5年生 栄養教諭による食育授業

今日も昨日に引き続き、栄養教諭の先生をお招きして2・4・5年生の食育の授業が行われました。

2年生は、「朝ごはんの大切さ」の授業です。朝ごはんを食べると、3つのスイッチ(脳のスイッチ、体のスイッチ、うんちのスイッチ)が入って、体も温まり、腸も動き、勉強もばっちりになるというお話でした。4年生は、給食センターで調理員さんたちが普段どのようにして給食を作っているかを学びました。例えば検温の表やエプロンの色を変えながら作業していること、実際に使う大きなザル、しゃもじを見たり触ったりして体感しながら調理員さんがどれほど大変な作業をしながら給食づくりに取り組んでいるかを知り、びっくりしていました。5年生は家庭科の授業とも絡めて「5大栄養素」について知り、ふるさと給食のメニューを例に挙げて、バランスの取れた献立になっているのかを学びました。

どの学年も真剣に授業に参加し、食べることは子供たちにとって本当に身近で大切なことなのだと痛感しました。栄養教諭の先生も、七塚っ子が一生懸命授業を受けている姿がすてきだったとほめてくださいました。2日間、ご指導ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。