スクールライフ
【3年生】明日は卒業式です。
いよいよ明日は卒業式です。
本日は3年生の久しぶりの登校日で、卒業に関係するいくつかの式が開催されました。
まずは春蘭賞授与式。部活動で好成績をおさめた生徒、優秀な作品や業績を残した生徒、生徒会活動や学業への取り組みで模範的であると認められた生徒計15名と1団体に、賞状と記念のメダルが贈られました。
次に皆勤者の表彰。3年間皆勤の2名と1年間皆勤の6名が表彰されました。
そして卒業記念品の贈呈式。卒業生代表から大型モニターの目録が校長先生に渡されました。なお、このモニターは早速今日から大活躍してくれています。明日来校される保護者の皆様、お楽しみに。
さらに生徒会記念品贈呈式。在校生代表から卒業生代表に、記念品が渡されました。
最後に同窓会入会式。同窓会長から卒業生の皆さんに暖かいアドバイスをいただき、卒業生代表がしっかり挨拶しました。
その後、3年間の思い出の詰まったDVDが上映され、みんなの表情がとても和やかになりました。(このDVDは明日の式後、保護者の皆様にもご覧いただく予定です。)
新型コロナのために3年間歌う機会がほとんどなかった「学生歌」(本校の校歌に相当する歌)の練習もありました。作家の五木寛之先生が作詞してくださった学生歌を歌わないまま卒業するのは、卒業生・同窓生として寂しいはずです。明日はマスクの内側で元気に歌ってください。
3年生の皆さん、今日の態度はとても立派でした。明日の卒業式を思い出に残るものにしましょうね。
【2年生】春節交流会を開催しました。
2月16日午後、北陸大学の中国人留学生3名と「彩霞二胡アンサンブル」の演奏家3名をお招きして、2年生を対象に「春節交流会」を開催しました。
最初に「春節」とはどのようなものか、中国ではどのように祝うかを、留学生の方から説明していただきました。みなさんとても上手な日本語で、わかりやすく話してくださいました。お年玉をオンラインでやりとりしたり、電子爆竹というものを鳴らしたりするなど、現代の春節の祝い方が以前の伝統的な祝い方からすっかり様変わりしているということに、生徒たちはかなり「中国」に対するイメージを裏切られた感じでした。
留学生の皆さんは、生徒からの質問にも的確に答えてくださいました。
その後、演奏家の皆様に「二胡」という中国の庶民的な楽器で「花」「小さな木の実」など4曲を演奏していただきましたが、生徒の中から「アンコール!」の声が上がったため、追加で「少年時代」も演奏していただきました。よく知っているはずの曲が、楽器が変わるとこんな風に聞こえるんだと感動した人がいたかも知れません。途中、楽器についての説明もありましたが、普段なじみの薄い楽器や音色に触れたことで、生徒の皆さんの世界は少し広がったでしょうか。留学生の皆さんは懐かしい二胡の音色に癒やされたでしょうか。
室内には中国らしさを醸し出す飾り付けをしていたため、留学生の皆さんは入室した途端表情を明るくしてくれました。
本校は中国語の授業が選択できる全国でも数少ない学校ですので、授業選択者は中国の文化についてある程度理解を深めています。ですが今回は(中国語を選択できない)芸術コースの生徒も参加していたため、芸術コースの生徒から次々に質問が出るなど、みんな興味津々でした。会の終了後には留学生の皆さんと一緒に写真を撮る生徒たちもいました。
わずか1時間ほどのささやかな会でしたが、このような形で異文化理解や国際交流ができるって素晴らしいことだと思います。
本日ご協力いただいた北陸大学及び彩霞二胡アンサンブルの関係者の皆様、本当にありがとうございました。
(彩霞二胡アンサンブルの皆様は25日に定期演奏会を開催されるそうで、練習などでお忙しい中お越しいただきました。異国情緒あふれる二胡の音色に触れたい方は、25日午後2時、金沢港クルーズターミナルに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。)
【2年生】模擬試験
本日、短縮6限授業の後、1・2年生全員で漢字検定を受検しました。(ごめんなさい写真はありません。)
2年生の希望者は、さらにその後模擬試験の一部の科目を受けました。非常にタイトでハードな日程ですが、このような試練を乗り越えることが成長に繋がるはずです。
明日も彼らは保護者対象進路説明会と並行して他の数科目を受験します。
頑張ってください。努力はきっと報われます。
【3年生】性教育講座、学年集会
3年生の最終授業登校となった本日、学年で集まる最後の会がありました。
まず、養護教諭の松生先生による性教育講座がおこなわれました。月経や妊娠についてのお話と、相談できる医療機関の紹介についてのお話がありました。
これは性別を問わずとても大切なことです。対応を誤れば、自分自身や大切な相手の心や体、それに新たな命まで大きく傷つけてしまいます。
自分の体をよく観察し、不安なことがあったらすぐに信頼できる人や機関に相談してほしいと思います。
それに続く学年集会では、校長先生からお話していただきました。
これまでは学校という防具に身を守られていたが、これからは自分で選択し、責任を持って行動していかなければならない、ということなどを話していただきました。
この後、生徒たちはたくさんの私物を持って帰って行きました。見慣れた下校風景ではありましたが、彼らのこのような姿を見るのはこれが最後だと思うと、少しだけ寂しさを感じました。
明日から約3週間、3年生は登校を要しない期間となります。辰巳生であるという自覚をもって、それぞれの進路に備えて有意義に過ごしてほしいと思います。
今後3年生全員が登校するのは、卒業式前日の式予行と卒業式当日です。みんなが達成感と誇りと感謝を胸に本校を巣立って行けますように。
【3年生】金融セミナー
2月9日(木)学年末試験終了後、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社様より講師をお招きし、3年生を対象とした「金融セミナー」を開催しました。
成人年齢引き下げに伴い18歳でさまざまな契約が可能になったことについて、クイズ形式でわかりやすく話していただき、生徒たちはメモを取りながら熱心に聴いていました。
18歳になると、クレジットカードの作成や自動車の運転などこれまでできなった多くのことができるようになりますが、それらのことにはすべて大きな責任が伴います。軽率な判断や行動の結果は必ず自分自身に跳ね返ってくるのです。
もうすぐ卒業していく皆さん、今日のセミナーをきっかけに、正しい知識と責任感をきちんと身に付け、大人としての自覚を持って未来に向かって進んでいってください。教職員一同心から願っています。
本日のセミナーでお世話になったSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の皆様、ありがとうございました。
【2年生】企業見学(カジナイロン様)
1月31日(火)午後、「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環として、2年生で就職を視野に入れている生徒たちが「カジナイロン」様を見学させていただきました。
最初に会社やグループの業務内容、糸や製品の特徴などについて説明を受けた後、工場を見学させていただき、いろいろな質問をしました。
カジナイロン様は合成繊維に高い付加価値をつけるために日夜研究開発・生産を続けておられる会社で、ここで生み出された糸はたくさんの有名スポーツメーカーやアパレルブランドの素材として用いられているそうです。
工場では数え切れないほどの糸巻が並び、たくさんの機械がその糸を吸い込んで動いている様子を見せていただきました。中には、動きがあまりに速すぎるために止まっているとしか思えない機械もありました。
その後の質問の時間には、生徒たちから「研究開発、営業、製造それぞれに向いている人の特性」「新しい発想のきっかけ」「やりがいを感じる時」「就職の際に必要な資格」「一人前と認められるまでの時間」「工場の中で最も高額な機械の価格」「めがねふきの効果の秘密」などさまざまな質問が出ました。
中には答えにくい質問もあったと思うのですが、すべてにきちんと丁寧に答えていただきました。そのお答えの中には高校生の心にぐっとくる内容もあり、「来てよかった」と感じた生徒がいたに違いありません。
また将来に向けての業務の展望なども教えていただき、先を見据えていらっしゃることがよくわかりました。
みんな、今日の見学を通じて「働くこと」のイメージを固めることができたでしょうか。
カジナイロンの皆様、お忙しい中丁寧にご対応いただき、また充実した時間を与えていただき、本当にありがとうございました。
【全学年】冬の朝
冬は、辰巳丘にとっては厳しくも美しい季節です。
金沢市の中心部で雪がちらつく日に本校に向かってくると、途中で「あれ?」と思うくらいに降雪や積雪の量が増え、学校に着く頃にはすっかり雪景色なのです。ほんの数キロの距離なのに別の地方かと思うくらいです。
20年ほど前は、校舎の瓦葺きの屋根から人の背丈を超えるようなつららがずらりと垂れていたそうです。(最近はありませんからご安心ください。)
雪が積もった朝、本校ではクラスごとに当番となって階段を除雪します。少人数で行うととんでもなく時間と労力がかかる作業ですが、みんなで一斉にとりかかると短時間でとても広いスペースが除雪できます。
今日は朝から晴れていたため、さわやかに作業ができました。
久しぶりの好天の下、校舎も前庭も幻想的に輝いています。
【3年生】巣立ちプロジェクト第3弾!
1月26日(木)、3年生は巣立ちプロジェクト第3弾として、校長先生からお言葉をいただきました。
校長先生は、自分で適切に判断し行動する力=「自律」と、自分自身で生きていく力=「自立」の大切さについて、生徒の興味関心ある話題を基にわかりやすく話してくださいました。
3年生の皆さんも目を輝かせて熱心に聞いていました。
高校生活も残りわずかとなりましたが、入学式から3年間を共に過ごし、生徒の未熟さも成長もすべて理解した上で応援し励まし続けてくださった校長先生からのお言葉一つ一つが心に響きました。
今日のお話の内容を、実感を伴って思い出す日が、近い将来きっとくると思います。
校長先生、ありがとうございました。
【音楽】ヴァイオリン発表
1月24日(火)、普通コースのヴァイオリン講座の発表会にて、「きらきら星」を二重奏で演奏しました。
ほんの少し前まではヴァイオリンに触れたこともなかった人たちばかりだったのに、みんな一生懸命努力してここまで上達しました。
互いに聴きあい、少しでも良い音楽をつくり上げようとするひたむきな姿は素晴らしいものでした。達成感も大きかったと思います。
みんなの演奏、とても素敵でしたよ。
今後オーケストラの演奏などに触れたら、バイオリン奏者にばかり目が向くかも知れませんね。
【1/2年生】英語検定
1月20日(金)放課後、1・2年生全員と3年生の希望者が校内で英語検定を受検しました。
検定や資格試験で上位のランクに認定されるというのは、自分自身の努力や成長が客観的に評価されるということですから、とても素晴らしいことなのです。(これはどんな検定や資格も同じです。)
6限授業の後の受検だったため、頭も身体も疲れていたかも知れませんが、みんなしっかり最後まで取り組んでいました。終わった後はさすがに疲れた様子でしたが……
認定証が届くのが楽しみですね。