志賀高日誌

志賀高News

介護職員初任者研修 修了評価試験(実技試験)

 2年次後期から研修がスタートし、これまで介護の専門的知識・技術の習得を目指し、取り組んできました。震災後、十分に練習の機会をとることができませんでしたが、1月23日(火)、32H福祉コース7名が介護職員初任者研修の修了評価試験に臨みました。

 生徒たちは、2分間で問題事例に取り組み、利用者の心身の状況、好み、現在の思いを読み取ることが求められます。事例をもとに、介護方法や言葉かけを考え、5分間で支援を行います。「緊張して、頭の中が真っ白になった」、「危険行為がないよう、安全面に一番気をつけた」と様々な感想がありましたが、全員が利用者の状況をイメージし、言葉かけをし、精一杯支援にあたりました。

 震災を体験し、「避難所で生活していると、車いすの人や歩行が困難な人がおり、何か手助けしたいと感じた。福祉の勉強をしてきたからだと思う。」と話す生徒もおり、どの生徒も、1年半の研修で、大きく成長したことが感じられます。よく頑張りました!

 実技試験・筆記試験に合格した生徒たちには、卒業の日に介護職員初任者研修修了証が授与されます。

R5_介護職員初任者研修実技試験

北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」DVD視聴

1月24日(水)HR時、1年次生は、北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」DVD鑑賞を行いました。生徒の感想は以下のとおりです。

 ※1年次のみオンライン視聴も実施

 【感想】

・拉致問題は人の人権・身体に大きく侵害し、被害者家族にも大きな心の傷を残すとても許されがたい問題です。拉致問題の一日も早い解決を僕は願っています。

 ・私はDVD鑑賞をして、どうして北朝鮮が拉致をするのか理由はわからないけど、だからと言って関係のない人々を拉致するのは納得がいかないと思いました。それに最初に拉致された人が石川県の人と知って、私も安心してはいけない立場なんだと思い怖くなりました。

 ・普段普通の暮らしをしている人でも、このような事件に巻き込まれているという現実があることに胸が痛みました。拉致問題については聞いたことはあったけれど、誰が、どのようにということは知らなかった。横田めぐみさんの拉致について、いきなりのことすぎて、本当にこんなことがあったのかと疑うくらいでした。子どものために精一杯頑張る親の姿にもとても感動しました。このようなことが二度と起きないでほしいと思いました。

 ・今日、DVDを見て思ったことは、家族が急にいなくなって、突然普段とは違う生活を送ることは辛いことだと思いました。それだけではなく連れ去られた方もきっと不安でしかなかったと思います。拉致問題について、私は少しではあるけれど、テレビのニュースなどで見たことありました。実際にこのDVDを見て、家族が拉致された人たちがどのような思いで探していたか少しわかった気がしました。北朝鮮による拉致問題で捕まっている人が少しでも早く見つかり、解決してほしいと思いました。

R5_「めぐみ」DVD視聴

令和5年度 総合的な学習の時間研究発表会について

 2月2日(金)に延期となりました総合的な探究の時間研究発表会の会場は、志賀町文化ホールから本校会議室で行うこととなりました。(志賀町文化ホールから 志賀高校(会議室)変更)参観されたい方は、本校談話室にてオンライン視聴となります。日程は、以下のとおりで行います。

時間 内容 備考
09:45~09:55 開会挨拶(学校長) 来賓の紹介(畑中)
09:55~10:30

発表①【2年次 普通コース】

発表②【2年次 ビジネス・福祉コース】

発表③【3年次 普通コース】

1グループ 10分×3
10:30~10:40 休憩 (10分)
10:40~11:10

発表④【3年次 ビジネス・福祉コース】

発表⑤【3年次 ビジネス・福祉コース】

発表④10分

発表⑤15分

11:10~11:20 1・2・3年次 福祉コース 手話うた (10分)
11:25~ 講評(来賓)

県立看護大学

学部長 川島 和代 様

11:35~ 閉会挨拶(教頭)  
  振り返り(3年次 撤収作業・清掃)  

 

 

3学期始業式

 1月17日(水)、3学期始業式が行われました。登校できない生徒は、オンラインで参加しました。

3学期始業式校長あいさつは以下のとおりです。

「今ほどこの度の能登半島地震に係る災害でお亡くなりになった方々に再度黙とうを捧げたところです。また、被災された生徒、保護者等、教職員、志賀町民の方々に心よりお見舞い申し上げます。元旦から発生した能登半島地震で本校生徒、教職員の安否が判明し全員無事であることがわかったときの安堵感は、一生忘れることがないと思います。本当に良かった!心からそう叫びました。
 本来なら1月9日が始業式でしたが中止としながらも、「つながり」が大事な時だ!「つながり」は心の健康に不可欠だ!との想いから、昨日まで登校可能な生徒は対面で、登校不可能な生徒はICTなどを活用しながら、「つながり」を続けてきました。「それ、つらいよね」と聞いてもらうと心が軽くなります。聞いてあげる人も、1人で抱えず誰かに聞いてもらう、ケアし、ケアされるこんな循環が必要だからです。そして、最も大切な「学び」を止めないについても、本日よりオンラインも含めて全員で続けていきましょう。
 まだまだ日常を取り戻すことは難しいかもしれませんが、3年次生は、高校で学べるのもあと僅か、その後には学年末考査。2年次生は、9ヶ月後には就職試験解禁。進路実現に向けて、今できることを始めて行きましょう。1年次生は、3年後を見据えて自分の高みをしっかり持ち、学習活動に取り組んでください。
 3学期は短い、だからこそ、学校生活を充実させてください。さあ、ラストスパートです。頑張りましょう!」

PDF(126KB)R5_3学期始業式校長あいさつ.pdf

R5‗3学期始業式

 

人権ライブラリーを活用した人権教育

 1月11日(木)、人権ライブラリーを活用した人権教育を行いました。今回の能登半島地震で被災し避難所生活をしている生徒、今もなお志賀町や近隣の市や町で断水している地域がある状況下で、登校できた生徒たちは、学年別にDVDを視聴しました。
 DVDのタイトル及び生徒の感想は以下のとおりです。

 ※1年次のみオンライン視聴も実施

◇1年次 1限目

【タイトル】自他尊重のコミュニケーションと職場の人権 2 相手の立場を考える

【感想】

・「私はこの動画を見て、伝えたいことをしっかり相手に伝えようと思いました。なぜなら言いたいことを言わないと相手を不快にさせてしまうことがあるからです。また、コミュニケーションの取り方にも気をつけようと思いました。仕事でわからないところがあったときに、人に聞くことができなかったら何もできないままになるから、困ったときに『助けて』と言えるようにしたい。

・「自他尊重のコミュニケーションと相手の立場に立って考えるということで、動画を見ましたが、動画の中に『一歩あゆみ寄る』というポイントがありました。自分の行動を振り返ってみると、相手の心情まで深く考えた、発言・行動が欠けている部分があったように感じます。このことに気づいたからには、これから、相手の感情を深く考えて、しっかりと自分の思いを伝えつつ、それを行動に移していきたいと思いました。」

・「コミュニケーションは相手に何かを伝えるうえで便利であり不便だと思いました。伝えたいことがちゃんと伝わるとは限らないし、誤解を生むこともあります。だからこそ相手に伝わりやすいように丁寧にすることが大切です。相手と直接顔を合わせてぶつかっていくことも大事だと感じました。」

 

◇2年次 3限目

【タイトル】職場の人権~相手のきもちを考える~

【感想】

・「人権のDVDを見て、自分と他人では感じ方が全く違うということが改めてわかった。自分が軽く考えていることでも、他人ともっとしっかり話せば考え方が全く違うことに気付けるのに話そうとしないことがあるなど振り返ってみるとわかることがありました。これからはもう少し踏み込んで会話していきたいなと思いました。また、『言葉のキャッチボール』という言葉はよく聞くけれど曖昧なところが少ながらずあったなと思いました。DVDで実際にキャッチボールをしながら話しているのを見て、こういうことなんだ、本当にキャッチボールみたいだなと思いました。私は、自分と立場の違う人に偏見を持っているところがあるなと思いました。ろくに話もせずにこんな人だろうと決めつけていたことが何度かあるなと感じました。これからはもっとしっかり話をして自分が持っている偏見を少しでもなくしていけたらいいなと思います。今回の動画では思うところが多くあったので気を付けていきたいです。

・「今日のビデオを見て思ったことは、大人になっても人間関係を築くことは大事だということです。特に派遣さんやバイトさんが差別されやすい社会になっていることもわかりました。今の時代、自分の働きたい仕事に就くことはもちろん大事なのですが、働きやすい環境や社員全員が平等に接してもらえる環境を作ることも大事だなと感じました。そしてこのビデオを通じて自分にできることは一人一人の接し方です。どんな言葉を言えば相手はこう思うだろうとか、こんなこと言ったら相手が傷つくなど、一度相手の立場になって考えてみることが一番大切なのかなと思いました。特に全然関わりのない人や初対面の人には、言葉を選んで気遣いのできる人間になりたいと思いました。」

・「私は今回の人権動画をみて、とても学びました。差別にもいろいろな種類があって、その解決方法も様々なのだということです。これからの多様性の時代で生きていくために、私の心も変わっていくことが必要です。相談員の話を聞いて、最初は疑問に思ってしまいました。理由を知って、私にも決めつけの考えがあることに気付かされました。これからもっと平和な社会にしていくために、一人ひとりが意識して変わっていくことが大切だと思います。他にも、今回会社をメインにした舞台だったので、もう少しで就職活動の私からしたら、とてもタメになる内容だったと思います。会社での立ち位置や社会での最善の立ち回りなどを、瞬時に見極めて頑張っていき、今回の人権動画に出てきた事例のことがないように人間関係に気を付けつつ頑張っていこうと思いました。」

 

◇3年次 4限目

【タイトル】あなたがあなたらしく生きるために~性的マイノリティと人権~

【感想】

・「いろんな人がいて、自分も気づかないうちに差別していたし、そういう人がいて当たり前な世の中なので、少しずつ理解していこうと思った。」

・「差別されていると思っている自分自身が誰かを無意識のうちに差別してしまっていたという言葉が響いた。ビデオを見るまで、LGBTQの人が日々どんな気持ちなのかを考えたことがなかった。」

・「様々な価値観があることを知りました。性的マイノリティの人たちは、心の奥で苦しんでいることがわかりました。

・「周りの人たちに、相談することができず自分の中で抱え込んでしまい、自殺してしまう人がいることを知った。性的マイノリティの人たちも生きやすい世の中にしていくためには周りの理解が大切だと感じた。」

 

 最後に、本校の人権教育全体計画の基本目標は、人権に関する知的理解を深めるとともに、人権感覚を育成し、自他の人権を守る実践力と行動力の育成を目指しています。

 「人はそれぞれ、肉体はもちろんのこと、考え方、生き方、好きなもの、嫌いなもの、その他、すべてのことに関して完全に異なる存在であること。人だけではなく、生き物や自然すべての存在が互いに異なる唯一無二の存在であること。」という自覚や共通理解のもと、人とは違う生き方を大切にし、認め合う、分け合う、助け合う、互いに成長し感謝することが最も大切なことです。1000年に一度といわれる能登半島地震による震災でしたが、1日も早い復興を目指し、この試練を皆さんで乗り越えていきましょう!

R5人権教育ライブラリー

支援物資について

 この度の石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方、そのご家族及び関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 志賀高校にたくさんの支援物資が送られてきました。下校時に支援物資を持ち帰る生徒の様子と支援物資を送っていただきました団体名及び個人名は以下のとおりです。沢山のご支援ありがとうございました。

支援物資

令和5年度 卒業生と語る会

 12月22日(金)に1,2年生を対象に卒業生と語る会が行われました。今年度は講師として、金沢星稜大学在学の平田蓮奈さん(令和3年度卒業生)、石川県立保育専門学園在学の三原いずみさん(令和3年度卒業生)、志賀町役場勤務の赤芝未菜さん(令和4年度卒業生)の3名をお招きしました。講師の皆さんは、勉強の必要性、時間を守ること、目上の人に敬語を使うことなど在学中にやっておきべきことなどを話してくれました。また、学生や社会人の一日のスケジュールなども話してくださいました。

 生徒も一生懸命メモを取りながら話を聞き、「勉強することで、将来の選択肢を広げていきたい」、「何事にも挑戦して経験を積むことが大切だと感じた」と感想を述べていました。

 3名の講師の方々、忙しい時期にも関わらず在学生のために素晴らしい講義をありがとうございました。

R5‗卒業生と語る会

令和5年度 2学期終業式

 12月22日(金)、令和5年度2学期終業式が行われました。校歌を歌った後、江上校長より「挨拶の徹底、自分の強みを見つけること、何より学ぶことをやめないことが大切である。この2週間という短い冬休みを有意義に過ごしてもらいたい。」との訓話がありました。その後、教務と進路指導、生徒指導の担当教諭から冬休みの過ごし方についての諸注意がありました。

 生徒の皆さんには、新しい年を迎えるにあたり、2024年の目標を自分なりに見つけて、充実した冬休みを過ごしてください!!

R5_2学期終業式

赤い羽根共同募金及び歳末たすけあい募金

 12月18日(月)に志賀町民生児童委員協議会社協役職員の方々と共に、本校、生徒会執行部、レスリング部、ボランティア部、富来中学校出身の1、2年生23名がロッキー志賀の郷店、ショッピングモールアスク店で、それぞれ赤い羽根共同募金と歳末たすけあい募金を行いました。寒い中でしたが、生徒達は笑顔で、明るく元気に募金活動を行うことができました。志賀高生として、地域の方々と直接ふれあい、心温まるお言葉もいただき、とても有意義な活動となりました。

R5歳末たすけあい募金

 

校内球技大会

 12月15日(金)に校内球技大会が行われました。すっかり恒例種目となった、バドミントン、バレーボールに加えて、新競技ボッチャも行われ、ハイレベルな戦いが繰り広げられ、想像以上の大盛り上がりとなりました。大会最後にはバレーボール競技優勝の31Hと教員特別チームとの交流戦も行われ、会場は歓声と笑いに包まれました。生徒達はクラス、学年の垣根を超えて、交流を深める機会となり、大変、充実した1日となりました。

 *大会結果

バドミントン競技 優勝:21H Aチーム  準優勝:11H Bチーム

ボッチャ競技   優勝:11H Bチーム  準優勝:32H Bチーム

バレーボール競技 優勝:31H      準優勝:11H

R5校内球技大会

2年次生 修学旅行 in 沖縄

 12月5日(火)から8日(金)の4日間、2年生33名、教員5名で沖縄へ修学旅行に行ってきました。

【1日目 12月5日(火)】

 学校で先生方に見送られバスで小松空港へ、空港でお弁当を食べ、飛行機にのり沖縄まで移動しました。沖縄に着いたらモノレールで夕食会場まで移動、沖縄での最初の食事は、クッキングパフォーマンスを見ながら食べるステーキでした。

R5_修学旅行1日目

【2日目 12月6日(水)】

 2日目からはガイドさんもついてのバス移動、最初はおきなわワールドで沖縄の自然や文化を体験しました。その後、旧日本軍の海軍総司令部壕へ、沖縄戦の悲惨さを目の当たりに生徒は言葉を失っていました。午後からは国際通りの班別自主研修、少し雨でしたがそれぞれの計画のもと、お土産探しなどを行いました。

R5_修学旅行2日目

【3日目 12月7日(木)】

 3日目は、午前中は美ら海水族館をめぐり、さまざまな海洋生物を見たり、イルカショーを見たりして、沖縄の自然を体験・学習しました。その後、琉球村で少しピリ辛のタコライスを食べたのち、ホテルへ移動し、マリンスポーツ体験や絵付け体験をして過ごしました。まさに沖縄の自然を満喫した一日でした。

R5_修学旅行3日目

【4日目 12月8日(金)】

 とうとう、修学旅行も最終日です。午前中は「道の駅かでな」へ赴き、「かでな基地」を遠くから見ました。轟音とともに飛び立つ戦闘機をみて、自然あふれる沖縄とは異なる沖縄の一面を垣間見ることができました。その後、那覇空港から帰路につきましたが、「帰りたくない」・「終わりたくない」と叫ぶ生徒もいて、非常に充実した修学旅行になったようです。

R5_修学旅行4日目

3年次生 租税教室

 12月13日(水)、松永税理士事務所の松永様をお招きし、租税教室を行いました。普段納めている税がどのように活用されているのかや、これから納めなければいけない税についてわかりやすく講義していただき、税への関心を高めている様子が見られました。特に4月から就職する生徒たちは所得税について興味深く話を聞き、進学する生徒たちはアルバイトをするうえで収入が103万円を超えるとどんな影響がでるかを心に深く刻んでいました。また、最後には社会人としての心構えを伝えていただき、社会人になる自覚をさらに強めることができました。これから社会を生きていくためには、様々な知識が必要です。残りの学校生活で少しでも知識を身に付け、たくましく生きる社会人になってください!!

R5租税教室 

「高齢者のデジタルデバイドを解消するための寸劇」志賀町ケーブルテレビ放送のための撮影

 12月7日(木)、普通科ビジネス・福祉コースの3年生が4月より取り組んできた「高齢者のデジタルデバイドを解消するための寸劇」の撮影が行われました。この取り組みは、志賀町デジタル情報課と連携し、災害時等にも迅速に、確実に情報が行き渡るようにするために、志賀町公式ラインやメールへの登録を、寸劇を使って啓発していく活動です。これまでも、高齢者との交流会等で、何度も披露してきましたが、より多くの方々に寸劇を見ていただくための手段として、志賀町ケーブルテレビが撮影を行い、番組を作ってくれることになりました。

 撮影はコマ撮りということで、デジタル情報課の宅田さんの指導を受けながら、細かく場面を分けて撮影が進んでいきました。緊張し、台詞が飛んでしまい何度も撮り直す場面もありましたが、2時間かけ、無事に撮影が終了しました。7分程度の寸劇なのですが、場面によって背景を変えたり、見せたいものをズームしたり、音声と別々に撮影したり、宅田さんの工夫が感じられ、わかりやすく情報を伝えるための動画作りについてもとても勉強になりました。

 1月には放送予定ということで、志賀町の皆さんに寸劇を見ていただけることが、とても楽しみです。皆さんも、志賀町の公式ライン・メールに登録しませんか?

R5「デジタルデバイド寸劇」しかチャン撮影

3年次生 社会人マナー講座⑤・修了式

 12月6日(水)、講師にドリーム・コンシェルジュの梢正美氏をお迎えし、3年生を対象とした社会人マナー講座⑤を開催しました。年間を通して実施してきた本講座も、今回が最終回です。

 「新社会人向けビジネスマナー講座」というテーマで、敬語の使い方、名刺交換の方法、電話応対の基本等、実践演習が中心となりました。4月から社会人となる生徒たちは、積極的に声を出し、これまで以上に意欲的に講座に取り組む様子が感じられました。

 最後に志賀ロータリークラブの高田大地会長から修了のご挨拶をいただきました。社会人になるにあたり、「時間の管理」や「メモをとる習慣」の大切さと、「高校生活は二度と戻ってこない。最後の高校生活を有意義に過ごしてほしい」というメッセージをいただき、どの生徒も強く感じるものがあったようです。

 生徒たちが進学や就職のための面接の場に立ち、自分の思いを伝えることができたのも、講座でしっかりと基本を身につけることができたからです。一年次より継続的に生徒たちに関わっていただき、成長を見守って下さった梢先生、志賀ロータリークラブの皆様、本当にありがとうございました。

R5社会人マナー講座⑤・修了式

令和5年度 第2回 読書週間

 11月14日(火)から17日(金)まで、「心を育て、心を繋げる生徒指導」の取り組みの一つとして、第2回読書週間を実施しました。第1回読書週間と同じく、朝の20分間の読書を通じて、生徒たちが自らの人間性を高めつつ、一日を落ち着いた気持ちで開始できること目指しています。また今回は、昼休みに図書委員が放送による本の紹介を行い、生徒たちが読書に向かう雰囲気をつくっていました。

 その結果、生徒たちも本を用意し、20分間の読書に熱中していました。まさに「読書の秋」にふさわしい取り組みとなりました。

R5読書週間②

3年次生 金融セミナー

 11月22日(水)、3年生を対象に金融セミナーが開かれました。志賀ロータリークラブの協力のもと、北陸銀行七尾支部支店長の左伝様をお招きし、「契約」や「ローン」、「資産管理」などについてご講演していただきました。

 生徒たちは、これまで金融について深く考える機会があまりなく、18歳となった今、とても真剣に話を聞いていました。特に、「契約が成立するタイミング」や「老後に必要なお金」について話を聞くと、不安でいっぱいの様子でした。しかし契約を結ぶ際の注意点や、資産管理の仕方を教えていただき、不安が少し和らいでいきました。これからは、自分自身で決断をしていくことになります。損をしないためにも、お金について関心を持ち、これからも学び続けてほしいと思います。

R5金融セミナー

1・2年次生 少林寺拳法体験授業

講 師:少林寺拳法能登志賀スポーツ少年団支部長  林 勝嗣 氏

 11月20日(月)~22日(水)の三日間にわたり1、2年生を対象に少林寺拳法体験授業が行われました。生徒は中学校で柔道や剣道、相撲といった武道に取り組んできていますが、少林寺拳法に触れるのは今回が初めてとなります。

 1日目の教室では礼の仕方や立ち方、座り方、移動の仕方など基本的な動作から入り、突き・蹴りなどの動きも教えていただきました。2日目の教室では2人1組で行う演武を中心に展開されました。相手の動きに合わせていくことが少林寺拳法では重要な部分であり難しい部分でもありますが、生徒たちは何度も繰り返し練習をしながら息を合わせていました。3日目になると生徒たちも少林寺拳法の動きも身についてきて積極的に取り組んでいました。

R5少林寺拳法体験授業

世代間交流会に参加して

 11月16日(木)、ビジネス・福祉コース3年生10名が、「志賀町老人クラブ連合会との世代間交流会」に参加しました。32名の高齢者の参加があり、にぎやかな交流会となりました。

 生徒たちは、福祉の授業や「総合的な探究の時間」を活用し、計画を練ってきたレクリエーションを実施しました。「借り物・借り人競争」では、引き当てた物や人を探して、元気に体育館を走り回り、「モノ送りゲーム」では、驚くべきチームワークの良さで、風船やボール、タオルなどがどんどん運ばれ、大盛り上がりでした。生徒たちからは、「高齢者のパワーはすごい!楽しんでもらえて本当に嬉しい」との声が挙がっていました。

 最後に、「高齢者のデジタルデバイドを解消するための寸劇」を披露しました。回数を重ね、アドリブを楽しむ余裕も出てきたようです。生徒たちに、行政情報メールサービスの登録方法を質問して下さった参加者もおり、生徒たちの思いが少しずつ浸透してきていることを感じます。

 閉会式では、東晄希さんが「高齢者の皆さんとの交流活動を通して学んだことや、人を大切に思う温かさを忘れず、地域に貢献できる社会人になります」と挨拶をしました。

 今年度も、たくさんの高齢者の方々と交流活動を行うことができました。生徒たちに学びの場を与えてくださり、温かい声をかけて下さった皆様、本当にありがとうございました。

R5世代間交流会

学校保健委員会

 11月15日(水)、笠原学校医、小林学校歯科医、笠原学校薬剤師、保護者代表として赤坂PTA生活指導委員長、藤江PTA生活指導副委員長をお招きし、令和5年度学校保健委員会を開催しました。学校保健委員会とは、学校における健康の課題を研究協議し、子どもたちが様々な健康問題に適切に対処したり、自分の健康行動をよりよく改善していく力を身につけたりするためにはどうしたらよいか、その方策について、学校と家庭、地域社会が連携して健康づくりを推進する委員会です。

今年度のテーマは「睡眠の質を高めて、体も心も健やかに」です。本校生徒の半数近くが睡眠に満足できていない実態があることや、スマートフォン等の使用の仕方なども含めて、生活習慣の乱れやストレスなどとも関係している傾向がみられることも踏まえて、生徒たちが生涯を通じて、健康で安全によりよい生活を送る「生きる力」を身につけるためにはどのような取組が必要なのか等について話し合いました。

 心と体の健康には、睡眠の質が大きく影響することは、色々な調査や研究結果からも明らかにされています。本校では「全国平均よりも肥満傾向の生徒の割合が多く、肥満の背景にも睡眠が大きく影響し、糖尿病などの生活習慣病にもつながっていくリスクが高い」とご指摘をいただきました。また、睡眠の質は、普段の食生活、口と歯の健康への意識の高さ、スマートフォンなどの使い方、運動習慣、ストレスとの向き合い方などとも関係しており、家庭でも見直すとよい点や学校でもできる取組について、様々なご意見をいただくことができました。今後、学校保健委員会だより等を通して家庭とも情報共有し、協力し合い、校内でも健康づくりを推進して参りたいと思います。

いしかわ教育ウィーク学校公開

 11月1日(水)~7日(火)に、いしかわ教育ウイーク学校公開が行われました。

 3日(金祝)には特色ある取り組みとして、株式会社こみんぐる取締役 林 俊伍 氏をお招きし、「誰の人生でもなく、自分の人生をいきる」と題して講演会を行いました。また、ポスターセッション、教科の枠を超えた授業が行われました。

R5‗いしかわ教育ウィーク

 

志賀町老人クラブ連合会運動会 運営ボランティア

 10月18日(水)、ビジネス・福祉コース3年生10名が、「志賀町老人クラブ連合会運動会」に運営ボランティアとして参加しました。当日は、午前中に富来地域、午後から志賀地域の運動会が開催され、合わせて470名を超える参加者が集まり、さわやかな汗を流しました。

 生徒たちは、志賀町民生・児童委員の方々、北陸電力(株)のボランティアの方々とともに、各地区に分かれ、参加者の招集や用具の運搬、競技の補助を行いました。自分の担当地区に点数が入ると、参加者と一緒に喜び、どんどん担当地区に溶け込んでいく様子が見られました。また、社会人のボランティアさんと声を掛け合いながら、参加者の動きを考え、行動する姿に頼もしさを感じた1日でもありました。

 生徒たちは、地域の方々との交流や協働を通して、大きく成長していきます。今後も、地域の活動に積極的に参加し、地域に貢献できる人間性を育成していきたいと思っています。

R5運営ボランティア

志賀町社会福祉大会に参加して

 10月17日(火)、ビジネス・福祉コース3年生10名が、志賀町文化ホールで開催された「志賀町社会福祉大会」に参加し、これまでの「総合的な探求の時間」における取り組みを発表しました。

 本クラスでは、今年度、「高齢者のデジタルデバイド(情報格差)を解消するための取り組み」の一環として、高齢者に向けた寸劇を制作し、様々な交流の場で発表しています。本大会は、多くの地域住民や志賀町の社会福祉関係者が集まる機会でもあり、ご意見をいただきたく、寸劇も発表させていただきました。生徒たちは大きな舞台で緊張しながらも、終了後は「これまでで一番うまくできたと思う」と達成感を感じているようでした。

 当日、たくさんの方々に声をかけていただきました。また、後日、社会福祉協議会を通して、アンケート結果をいただき、「高校生からパワーをもらった」「各地区の敬老会に出てほしい」「早速、志賀町のラインに登録してみます」等、たくさんのご意見・ご感想をいただき、生徒たちの励みになりました。本当にありがとうございました!

 今後も、地域の方々と連携・協働しながら、地元の高校生として、地域福祉の活動に参加していきたいと思います。

R5社会福祉大会

 

いしかわ産業教育フェア2023に参加して

 10月28日(土)、イオンモール白山を会場に開催された「いしかわ産業教育フェア2023」の「専門高校等における産学連携人材育成事業発表会」に、ビジネス・福祉コース3年生9名が参加し、発表を行いました。この事業は、職業に関する専門教育を行う高校の中から、研究指定を受けた高校が、企業や大学等と連携・協力し、地域創生に貢献できる人材の育成を目指し、課題研究を進めていく事業です。

 本校は「廃校活用で地域をつなぐ~『誰もが役割を持ち活躍できる』志賀フェス2年目の挑戦~」というテーマで、研究を進め、今回、中間発表を行いました。元気な声で、堂々と顔をあげて、取組を発表する姿に、「志賀高校、応援したくなった」と声をかけてくださる来場者もいらっしゃいました。慣れない環境での発表に、緊張したようでしたが、志賀町創生への思いが来場者にしっかりと伝わったと思います。

 今後、この研究のまとめと評価を行い、最終発表会では自信を持って、取組の成果を発表させていただきます!

産業教育フェア2023

第15回校内マラソン大会・PTA豚汁提供

 10月26日(木)に秋晴れの空の下、第15回校内マラソン大会が行われました。男子7.8km、女子5㎞を大島キャンプ場からスタートし、生徒たちは自分のペースで走り切り、参加者全員が完走しました。

 走り終わった後は、PTAの方に用意していただいた手作りの豚汁(めった汁)と蒸かした甘いさつまいもを食べました。とても美味しくて何杯もお代わりする生徒がいました。ご馳走様でした。

 結果は以下の通りです。

【男子個人】1位 柴中 汰粋     【女子個人】1位 永谷 優來

      2位 松本 勇莉         2位 髙山 樹里

      3位 木村 優真         3位 小櫻 奈都美

      4位 水澗 雄吾         4位 山口 日華里

      5位 長  新大         5位 伊野 優莉

      6位 大門 大翔         6位 谷内 美空

      7位 髙山 陽貴         7位 青木 優海

      8位 渡邊 浩真         8位 花島 絢

【男子団体】1位 32H    【女子団体】1位 22H

      2位 31H          2位 11H

      3位 21H          3位 31H

R5校内マラソン大会

 

第2回志賀フェス

 10月22日(日)、旧西海小学校で第2回志賀フェスが開催されました。この企画は地域活性化策として生徒自身が考えたものです。昨年度は、午後になると来場者がほとんどいなくなるという課題が残りましたが、生徒たちが工夫し、今年は最後までたくさんの来場者で賑わうイベントになりました。また今年は昨年度以上に、志賀町の様々な企業や団体にもご協力いただき、来場者にとって満足度の高いイベントにもなりました。生徒らも、1年かけて準備してきたイベントが成功し達成感でいっぱいの様子でした。これからも地域のためにできることを高校生ならではの方法で取り組んでいきたいと思います!

 来場していただいた500名以上の方々、そしてご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

第2回志賀フェス-1

 

第2回志賀フェス-2

 

第2回志賀フェス-3

第5回 地域ボランティア

 10月23日(月)の放課後に生徒会・ボランティア部・レスリング部を中心に第5回地域ボランティアを実施しました。通学路のゴミ拾いと高浜バスターミナルの窓ふき・花壇の草むしりなどで約1時間活動しました。みんな一生懸命頑張ったことでとてもきれいになりました。毎月1回実施し、日頃お世話になっている志賀町に恩返しができるよう頑張りたいと思います。

第5回地域ボランティア

富来地区一人暮らし高齢者慰安会に参加して

 10月15日(日)ビジネス・福祉コース2・3年生13名が「富来地区一人暮らし高齢者慰安会」に参加しました。雨が降ったりやんだりの天候で、「参加者が来てくれるか…」、心配していましたが、28名もの参加者が集まり、お世話してくださった民生・児童委員の皆様も合わせ、40名近い参加者となりました。

 人形劇サークル「らくだ」の素晴らしい劇と手品を見せてもらった後、志賀高生の出番です。今回はフレイル予防体操をした後、「モノ送りゲーム」というレクリエーションを準備しました。2本の新聞紙の棒を使って、いろいろなものを送っていく単純なゲームなのですが、これが盛り上がり、白熱した戦いとなりました。参加者の皆さんが、こんなに元気に笑い、そして真剣に活動してくださり、本当に嬉しかったです。

 そして、志賀町役場と連携し、生徒たちが制作した「高齢者のデジタルデバイド(情報格差)を解消するための寸劇」を披露しました。大きな笑い声がわいたり、「頑張れ~」と応援の声が聞こえたり、温かい雰囲気の中で演じることができました。情報を迅速に入手することの大切さを感じていただけたと思います。最後には「志賀フェス」の宣伝をさせていただきました。22日(日)に旧西海小学校で、またお会いできることを楽しみにしていますね。

 参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

老人慰安会

 

救急法講習会

 10月16日(月)、日本赤十字社石川支部より講師の方をお迎えし、救急法講習会を行いました。各部活動から選出された生徒23名とPTAより2名の方が参加しました。 

 学校長のご挨拶の中で、「学校現場でも、救命が必要な場面に遭遇することがある。目の前で誰かが倒れたときに、迅速に救うための行動をとることができたか、がとても重要になる。」とお話がありました。講師の方からも、救命のための4つの連鎖「心停止の予防」「早期認識と通報」「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」「二次救命処置と集中治療」が途切れないように繋げることや救急車到着までの約8分間に一次救命処置を行うことの重要性(救命率は1分で約7~10%低下、心臓や脳への影響など)についても具体的に分かりやすく説明していただきました。また、特に重要なこととして、①通報を忘れない②AEDの場所の確認③一歩踏み出す勇気であることも教わりました。

 今回、人工呼吸の方法も習い、胸骨圧迫、AEDの使用も含め、人形を使って練習しました。生徒たちは練習を通して、胸骨圧迫を救急車到着までの約8分間、一人で続けることの大変さ、交代の大切さも感じていました。

 実施後のアンケートでは、ほとんどの人が「講習会の内容は理解できた」「人が倒れる場面に遭遇した場合、心肺蘇生を実施しAEDを使うことができる」と答えています。また、「もし遭遇した場合、自分ができることは全部したいと思った」「もし倒れている人がいたら、勇気を出して、周りに助けを求めたりしようと思った」「胸骨圧迫の大切さがわかった」等の感想も沢山いただきました。

 学校の中で、あるいは外で、万が一事故に遭遇した場合、勇気を出して動くことができる志賀高生が一人でも増えるよう、今後も生徒対象の救急法講習会を継続していきます。

救急法講習会

第3回校内GIGA研修(石川県教員総合研修センターGIGAサポート)

 令和5年10月11日(水)13:30~15:00に「ICTを活用した協働的な学びに向けて(協働的な学びとシンキングツール)」をテーマとして、本校教職員(先生)を対象に第3回校内GIGA研修を行いました。石川県教員総合研修センターの指導主事の方から、協働的な学び、ロイロノート・スクールを活用したシンキングツールについて、ご指導していただきました。講義だけでなく、グループ協議・演習(ロイロノートを活用したシンキングツールの教材づくり等)もあり、今後の授業に活かせるとても充実した研修となりました。

第3回校内GIGA研修

SDGs祭り

 10月1日(日)に能登中核工業団地内で行われたSDGs祭りに参加しました。本校が担当したドローン教室はお客さんが絶えることなく大盛況でした。他にも縁日や受付、バギー体験など様々なブースで本校生徒がボランティアとして活躍してくれました。主催者からは、「生徒全員がお客さんに対して丁寧に対応してくれ、本当に助かりました。ありがとう!」とお褒めの言葉を頂きました。生徒たちも、「お客さんがたくさん来て大変だったけど、お客さんが喜んでいる姿を見ることができて良かった」と満足そうな様子で話してくれました。

 次は、本校主催の廃校活用イベントが10月22日(日)に旧西海小学校で行われます。今回の経験を活かして、地域の方々の笑顔があふれるイベントにしましょう!!

R5_SDGs祭り

第15回 志賀高祭(文化祭)

 9月30日(土)に第15回志賀高祭(文化祭)が行われました。生徒会執行部6名による、動画とライブを同期させたオープニングパフォーマンスで幕を開け、1年音楽選択者による発表、福祉コース手話うた、志賀高名物の「私の一冊総選挙」、新企画のクラス対抗ステージ発表と生徒たちが活き活きと個性を発揮し、会場を沸かせました。来場者も昨年より大幅に増加し、お昼の模擬店・販売、クラス企画、PTAバザー、お茶会なども大変な盛り上がりを見せました。午後からは、保健委員による発表、表彰式、エンディングが行われ、無事に全日程を終了することができました。

 一日を通して、生徒達の充実した様子をたくさん見ることができました。この志賀高祭での成功体験が、大きな自信となって、今後の学校生活に繋がっていくものと思います。

 ご来場下さった大勢の皆様、運営に携わって下さった方々に厚く御礼申し上げます。

R5志賀高祭(文化祭)-1

R5志賀高祭(文化祭)-2

第2回挨拶運動・ グッドマナーキャンペーン・自転車乗車マナー

 本年度も9月19日(火)から22日(金)まで、第2回挨拶運動を実施しました。この挨拶運動は、挨拶の習慣をつけることで就職・進学の面接試験でしっかりした礼儀作法ができることをねらいとしています。今回はPTA役員・生活指導員、生徒会役員、全教員が参加し、8時から30分間、学校周辺の5ケ所に立ち挨拶をするという、まさに学校をあげての取り組みとなりました。

 この挨拶運動の間、PTA役員・生活指導員、生徒会役員、全教員が協力し挨拶をした結果、登校時に挨拶の声が聞かれ、生徒に挨拶の習慣がこれまで以上に定着しました。今後、この挨拶の習慣をもとに、志賀高等学校がより生徒が過ごしやすい学校になっていくことを願います。

 なお、グッドマナーキャンペーン(19~21日)と自転車マナー一斉指導(22日)も併せて実施しました。

R5_第2回 挨拶運動

 

社会人マナー講座④・就職団結式

 9月13日(水)、3年生を対象とした社会人マナー講座と就職団結式が行われました。

 講座では、講師の梢正美様や江上校長、教員、仲間たちが見守る中、全員が自分の志望動機を大きな声で発表しました。緊張感の中にも、強い決意が感じられる発表でした。梢様からは、「不安になった時に、安心感の土台になるものを持っていたら良い」ことや、「当たり前のことを続けていくことの大切さ」を再度、教えていただきました。

 就職団結式では、志賀ロータリークラブ会長の高田大地様より、「緊張するのは当たり前。入社試験では、絶対に名前と顔を覚えてもらおうという気持ちで、一生懸命話をすれば必ず伝わる」とエールをいただきました。生徒を代表し、米町舞広さんが「これまで学んできたことを胸に、自信を持って就職試験に挑み、必ず第一志望の内定を勝ち取ってきます」と力強く決意表明しました。また、志賀ロータリークラブから社会人になるためのマナー本を寄贈していただきました。本当にありがとうございます。大切に使わせていただきます。

 9月16日(土)より就職試験が始まります。これまで面接、作文練習、採用試験に向けた学習に取り組んできました。自分を信じて、頑張れ3年生!

R5_就職団結式

特別国体・前期新人大会等壮行式

 9月12日(火)に特別国体に出場するレスリング部・射撃部、新人大会に出場する陸上部、選手権大会に出場するサッカー部の選手への壮行式を行いました。

 各部の代表が間近に迫った大切な大会へ向けて、決意を述べました。その後、学校長、生徒会長から激励の言葉があり、最後に応援団が指揮をとり、全校生徒で校歌と三・三・七拍子のエールを送りました。

R5国体・前期新人大会壮行式

老人クラブ連合会の皆さんとの志賀フェス準備・交流会

 9月7日(木)、ビジネス・福祉コース3年生10名と、志賀町老人クラブ連合会の6名が、10月22日に行われる廃校活用イベント「志賀フェス」の準備と交流会を行いました。

 この日は、当日も講師をしていただく老人クラブの皆さんと社会福祉協議会の小林さんに教えていただきながら、竹とんぼを制作しました。竹をなたで割り、キリやドリルで穴を開けたり、ナイフで羽根の部分を削っていくという初めての作業でしたが、丁寧に指導をしていただき、生徒たちは夢中になって作っていました。うまくいかない部分は手伝ってもらいましたが、自分で苦労して作った竹とんぼが高く飛んでいくのが嬉しくて、達成感いっぱいの様子でした。

 また、手作りの竹馬を持ってきて下さり、校庭に出て、乗ってみました。バランスをとるのが難しく、何度も失敗していましたが、中には上手にできるようになった生徒もおり、老人クラブの皆さんも一緒になって、ワイワイ楽しい時間を過ごすことができました。

 志賀フェスでは、老人クラブ連合会の皆さんと協力し、「昔遊び交流会」を行います。昨年度も実施した竹とんぼの絵付けに加え、今年度はお手玉やコマ遊び、あやとり、けん玉、めんこといった昔遊びを来場者に楽しんでもらい、世代間交流を図ります。うまくできるよう、自分でいろいろな工夫ができるのが昔遊びのおもしろいところです。志賀フェス「昔遊び交流会」、子どもから高齢者まで、たくさんの方々の参加をお待ちしております!

R5志賀フェス準備・交流会

私の一冊総選挙クラス予選

 9月6日(水)、文化祭で行われる私の一冊総選挙の予選が各クラスで行われました。生徒それぞれが、みなさんに読んでほしい本を一冊紹介します。プレゼンテーションが苦手な生徒も多いですが、自分の好きなものをお勧めするときは、目を輝かせ魅力を伝えてくれました。本選は9月30日(土)の文化祭当日に行われます。クラス代表に選ばれた皆さん、優勝目指して頑張ってください!

R5「私の一冊総選挙」クラス予選

就職に向けた外部講師による模擬面接

 8月29日(火)、日本レヂボン(株)総務部部長 村上 容堂様、ダイワロイヤルゴルフ(株)能登ゴルフ倶楽部総務経理係長 関塚 昇吾様、(株)栗田北陸製作所グループリーダー 小杉 裕二様の3名を講師にお招きし、就職試験に向けた本番さながらの模擬面接を実施しました。

 3年生の就職希望者からは、緊張感の中にも意気込みが感じられ、自分の気持ちを一生懸命伝えようとする思いが感じられました。面接官をされた企業の方々からは、その素直さが高校生の一番の魅力であること、質問に対して回答のパターンをいくつか準備すること、アピール力が弱いことなどの指摘やアドバイスをいただき、生徒たちは一生懸命メモをとって聞いていました。

 生徒たちは、履歴書の作成や面接練習といった就職活動を通して、自分の長所や苦手な部分と向き合い、様々な壁を乗り越え、社会人になろうとしています。就職試験まであと少し。自分の強みに自信をもってアピールできるよう、練習を重ねていきます!

 御協力いただいた企業の皆様、ありがとうございました。

R5_外部面接

中学生の体験入学

 8月28日(月)中学生の体験入学が行われました。残暑の厳しい暑い日でしたが、多くの中学生が参加しました。志賀高校では、全体説明会は在校生が行います。この日も、中学生に志賀高校の魅力をできるだけ分かりやすく伝えようと、一生懸命練習した寸劇を披露しました。中学生全員が「興味深く、分かりやすかった」とアンケートで答えていたほか,「雰囲気が和やかだった」「たくさん資格が取れる」「行事にはいろんな意味があると知った」などの好意的な感想がたくさんありました。

 また,体験授業は全部で6種類開講され、ここでも多くの在校生が授業の助手として参加しました。95%以上の中学生が「興味深く、分かりやすかった」と答えたほか、「PCを使いながらで分かりやすかった」「先輩が丁寧に教えてくれた」「車椅子で新しい体験ができた」などと感想を述べていました。部活動見学&体験は合計10の部活で実施され、こちらも中学生は楽しんでいたようです。

 全体を通して、「明るい雰囲気で楽しい」「生徒と先生の距離が近い」「フレンドリーで関わりやすい」などという感想をたくさんいただき、志賀高校の良さを少しは伝えることができたのかな、と思います。在校生の皆さん、今日もお疲れ様でした。また、参加してくれた中学生の皆さん、どうもありがとうございました。今後も「志賀フェス(10月22日(日)於旧西海小学校)」「教育ウィーク学校公開(11月3日(金・祝))」と行事があります。皆さんのお越しをお待ちしています。

R5_体験入学

民生委員さんとの高齢者単独世帯見守り訪問(富来領家町地区・富来高田地区)

 8月24日(木)、3年生ビジネス・福祉コースの4名が、地域の民生委員さんに同行し、高齢者単独世帯見守り訪問を実施しました。

 民生委員さんの言葉かけを見学させてもらい、生徒たちも、「生活の中で困っていることはありませんか?」「日中、どんなことをして過ごしていますか?」「買い物はどうされていますか?」と質問しました。大切に育てている花壇や、折り紙の作品を見せてくださり、「好きなことをしとるのが、元気の秘訣!」と教えてくださいました。

 民生委員さんの、「高齢者には『きょういく』と『きょうよう』が大事なんですよ。つまり、今日行くところと、今日の用事があることですね」という言葉が印象に残りました。「そくさい会に参加する」ことや「お花の水やり」「友だちとカラオケに行く」こと等が張り合いになり、1日を元気に過ごせるのだそうです。このような高齢者の活躍の場を増やしていきたいと感じました。

 生徒たちは、地域のことをよく知り、その人にあった言葉かけをする民生委員さんの存在の大きさを実感しています。様々な専門職、地域の方々が高齢者の生活を支えていることを、体験を通して学び、自分たちにもできることがあるのではないかと考えています。

 お忙しい中、一緒に活動し、生徒たちに気付きを与えてくださった民生委員さん、本当にありがとうございました。

R5見守り訪問

夏休みも頑張っています!「志っ賀りサポート隊」

 8月22日(火)、志っ賀りサポート隊メンバー3名(32H)が、利用者宅を訪問し、清掃活動を実施しました。熱中症警戒アラートが発表される暑い日でしたが、「ようこそようこそ」と元気に出迎えて下さり、ホッと一安心。「あんたたちとおしゃべりするのが楽しみねんよ」と生徒たちに何度も声をかけてくれました。居間や玄関の掃き掃除や拭き掃除をし、元気な利用者さんとおしゃべりを楽しみ、気持ちもスッキリしました。

 今年度も5月より毎月1回、高校生の志っ賀りサポート隊として、一人暮らしの高齢者のお宅を訪問し、清掃支援をさせていただいています。自分の部屋もなかなか掃除しない生徒たちですが、利用者宅の清掃活動は丁寧に仕上げます。毎月1回、利用者さんの元気な顔を見せていただき、高校生の元気な顔を見せることも志っ賀りサポート隊の役割だと思っています。

 これからも、お互い様の気持ちを大切に、活動の輪を広げていきます。

R5志っ賀りサポート隊

3年 社会人マナー講座③

 8月23日(水)、志賀ロータリークラブと志賀町商工会青年部の講師をお招きし、社会人マナー講座が開かれました。就職試験を目前とした3年生は引き締まった表情で面接練習に臨み、それぞれアドバイスを頂きました。生徒からは、「準備していた質問に対しては答えることができたが、初めての質問に対しては答えることができなかった」や「面接中は余裕がなく、表情が硬くなってしまった」などの感想があり、まだまだ練習不足を痛感させられた1日でした。講師の方々からは、「高校生らしく生き生きとした表情を心掛けてほしい」や「企業研究をもっと行い、この企業で働きたいという意欲をアピールしてほしい」などのアドバイスを頂きました。

 講座終了後も残って練習を続ける3年生も見られ、成長が感じられる場面は多くありました。次は29日(火)に企業の人事の方々をお招きして面接練習があります。この講座で学んだことを活かして、さらに成長する良い機会にしましょう!

R5社会人マナー講座

2年 インターンシップ

 8月7日から9日を基本として、3日間インターンシップに参加しました。志賀町を中心とした15の事業所で生徒達は、「はたらくこと」を体験してきました。生徒達はそれぞれの事業所で、精一杯頑張っていました。この体験を活かして、今後の進路選択などに役立てていってもらいたいです。
 御協力いただいた事業所の皆様、どうもありがとうございました。

R5インターンシップ

緑ヶ丘地区そくさい会との交流会

 8月17日(木)、ビジネス・福祉コース3年生9名が、緑ヶ丘地区そくさい会との交流会に参加しました。緑ヶ丘地区とは、初めての交流です。

 今日もフレイル予防体操からスタートしました。立っていても、イスに腰掛けていても、地べたでもできるのが「志賀人(しかんちゅ)体操」の特徴ですが、今日は、立って体操される方が多く、高校生に負けないくらい元気に体を動かす様子がとても素敵でした。

 レクリエーション活動では、「障害物ボウリング」と「ハートをねらえ」を実施しました。投げるポーズにも力強さがあり、普段から活発に動かれていることがイメージできる、そくさい会の皆さんでした。「秋の大運動会を先取りしたみたいに、にぎやかやわぁ」と喜んでくださり、生徒たちも一緒になって楽しませてもらいました。

 今日のメインは、志賀町役場と連携し制作した「志賀町公式LINE、メール登録を推進するための寸劇」の初披露でした。緊張しながらも一生懸命演じる中で、笑いや「なるほどねぇ」といった反応が起こり、生徒たちの思いが伝わったことがわかりました。緑ヶ丘地区そくさい会の皆さんは登録済みの方がほとんどでしたが「便利なもんやね」と、改めて情報の大切さについて考えておられました。一緒に活動していただき、本当にありがとうございました。

 次回は、10月に富来領家町のコミュニティセンターで寸劇を披露します。私たちと一緒に、災害時等における情報の大切さについて考えてみませんか?

緑ケ丘地区そくさい会との交流会

令和5年度 アントレプレナーシップ教育推進事業

 令和5年7月28日から8月4日までの期間、2年生6名が「企業と連携したアントレプレナーシップ教育推進事業」に参加した。生徒たちで事業構想をつくり、企業の方2名と協力して、旧西海小学校をホテルにする事業計画を作成した。「どうしたら志賀町に宿泊するのか」「初期費用はいくらかかるのか」「子供と大人のメリットは何か」「情報発信の方法」など、電話や現地取材、インターネットで調べ、事業計画を作成した。8月4日にコンセールのとで、能登地域の7校で発表会を行った。生徒たちはよく頑張り、見事「銀賞」をとることができた。

R5アントレプレナーシップ教育推進事業

2年 インターンシップマナー講座

 7月13日(木)の5,6時間目に志賀ロータリークラブから所司さんと梢さんに来ていただいて、インターンシップに向けたマナー講座を行いました。

 5時間目には所司さんから「私にとってはたらくとは?お金を稼ぐことの大切さ」というテーマで、所司さんの経験を元にはたらくということについての様々な話をしていただきました。

 6時間目には梢さんからインターンシップに向けて、姿勢や挨拶を中心としたマナー、礼儀作法の指導をしていただきました。

 8月のインターンシップで学んだことを実践していってもらいたいと思います。

R5インターンシップマナー講座

1年 金城大学見学

 7月26日(水)、1年生が金城大学を訪れ、模擬授業を体験し、施設見学を行いました。

R5金城大学見学

1年 北陸電力㈱出前授業

 7月24日(月)、25日(火)1年生を対象に北陸電力株式会社より講師をお招きして、出前授業をしていただきました。1日目はエネルギーと環境について、2日目はキャリアについて講座とグループワークに取り組みました。

R5北陸電力㈱出前授業