河井っ子日記

河井っ子日記

クリスマス給食

今日の献立は,牛乳,ごはん,フライドチキン,小松菜サラダ,かぼちゃのポタージュ,クリスマスケーキです。
一足早い「クリスマス給食」 です!
     
 
フライドチキンは,カレー粉やバジルで味付けした河井共同調理場手作りの一品です。
汁物は,明日21日が冬至ということでかぼちゃのポタージュにしました。
 
冬至には「ん」のつくものを食べると,「運」が呼び込めるといわれています。
かぼちゃは漢字で書くと「南瓜(なんきん)」。まさしく「運」を呼ぶ食べ物です。
本来かぼちゃの旬は夏ですが,長く保存することができます。
冬至にかぼちゃを食べるのは,運を呼び込むだけでなく,冬に栄養を取るための昔の人の知恵です。 

全校集会

今日の全校集会では,3年生の発表がありました。
演奏は,ふじ山の合唱,山のポルカのリコーダー演奏,パフの合奏です。 
 
 
どれもよくそろい、とてもキレイな音色でした。
聴いていてビックリした様子が,どの学年の感想にも現れていました。
一生懸命練習した成果が,しっかり出ていましたよ。
 
3年生のみなさん,ブラボー!!
 
 

カニ給食

輪島の漁業協同組合さんから香箱ガニをいただき,6年生42名の給食に1人1ぱいずつ提供しました。
河井小ではここ数年、この時期に香箱ガニをいただいて6年生を対象に「カニ給食」を行っています。
 
朝届けられたいきの良いカニを,給食室で塩ゆでにしました。
 
 
配膳後には,漁協の方から香箱ガニについての説明と,上手な食べ方を教えていただきました。
今年から資源保護のため,漁にでられる期間が短くなり,香箱ガニはとても貴重になっているとのことです。
 
朝から「今日はカニ給食!!」と大はしゃぎだった6年生たちは,ニコニコしながら,習った食べ方を実践し,プチプチした外子や濃厚なみそ,こりこりした内子を味わっていました。
中には,全ての身や内子をキレイに取り出したものを, ごはんにのせて食べるという通な児童も・・・。
 
残念ながら、今日カニがあたらなかった他の学年の児童たちからは,『6年生になったら必ずカニ給食してね!!』というお願いがたくさん寄せられました。
 
貴重な香箱ガニをご提供して下さいました輪島漁業協同組合の皆様,本当にありがとうございました。

あえのこと給食

奥能登の農家には12月4日か5日に 田んぼから田の神様を家にお迎えし、一年間の収穫の感謝と、次年度の五穀豊穣を願う「あえのこと」という行事が伝わっています。
「あえのこと」は世界文化遺産にも登録されている行事です。 
 
あえのことでは、田の神様を 小豆飯や焼き魚、煮物、汁ものなど、能登でとれた食材をふんだんに使った料理や酒でおもてなしします。 また、お風呂にもご案内し、1年間の疲れをいやしてもらいます。
田の神さまにはそのまま家で年を越してもらい、翌年の2月9日に田に鍬をいれることにより、田んぼに戻ってもらいます。
 
 
今日の給食では、そんな「あえのこと」で神様をおもてなしする料理をまねて、一足早い「あえのこと給食」を提供しました。
 
献立は、小豆ごはん、焼き鮭、あいまぜ、里芋のみそ汁 です。
本当のあえのことでは、焼き魚は尾頭付きなのですが、給食では代用で切り身です。
 
小豆が苦手…という児童もいましたが、奥能登ならではの給食を味わっていました。

めざせ!輪島塗学芸員その3


 めざせ!輪島塗学芸員その3
 輪島漆芸美術館に,自分たちが書きあげた解説文をもって出かけた42名の6年生!
 
 寺尾先生・河原先生・華岡先生が待っていてくれました!ありがとうございます。
 まずは,1月10日に開催される成果発表展の場所を確認しました。
 「この場所で,100人を目の前にして発表することをイメージすると・・・。」
 見通しがもてて安心する子,緊張感がより高まった子,大丈夫だと自分に言い聞かせる子…。
 色々な表情が見てとれました。
 
 そして,高鳴る気持ちをおさえつつ,いよいよ自分が書きあげてきた漆芸美術品と御対面!
 
 「え~こんなに小さいの?」「え~!こんな柄が彫ってあったの?」「良く見たら魚がいた!」
 「こんなに細かい模様が描かれていたのか!」などなど食い入るように作品と向き合う42名の姿が見られました。
 
 印象的だった6年生のつぶやきを紹介します。
 「今まで,漆芸美術館はあんまり行きたくない場所だったけれど,すごく面白い場所だって分かったよ先生。自分の家族とも来たい。」
 
 国語科の学習を通して,解説文の書き方のテクニックだけでなく,輪島に住む地域の良さを実感できたからこその「つぶやき」です。本物の場を設定した言語活動は大きな可能性を秘めています!
 
 さあ!1月10日も超HAPPYを感じよう!