日誌

学校生活の様子

低学年外遊び

げんきっず委員会と企画委員会が協同して、低学年対象の外遊びを企画運営しました。

肌寒いくもり空のなか、グランドいっぱいに1、2年生の児童が高学年の鬼から逃げ回っていました。

時には鬼を交代して、1、2年生の児童がつかまえようと全力で追いかけていました。

メディアやゲームでは味わえない外遊びの楽しさや心地よさを感じ、メディア時間の減少に少しでも

つながればうれしく思います。

5年道徳「くずれ落ちただんボール箱」

今日の道徳では、親切について考えました。

●落とした物を拾ってあげること。

●やさしくすること

●相手のことを考えて行動すること

…などの意見が出された後、資料を読みました。

 

スーパーで小さな男の子が崩してしまった段ボールを、二人の女の子が片付けていると、勘違いした店員に叱られてしまいます。後で、戻ってきた男の子のおばあさんにお礼を言われるのだけど、女の子たちは、店員に叱られたことをおばあさんには言いませんでした。

 

ここまで読んで、みんなら「言う?」「言わない?」と問いかけると、大多数の子が「言わない」と答えます。

この反応は意外でした。せっかく親切に片付けていたのに、「自分たちは悪くないのに、叱られたんだよ」と、おばあさんに愚痴りたくなるのではないかと予想していたからです。理由を尋ねると、

「自分から(手伝いますと)言い出したことだから。」

「おばあさんのせいで叱られたんじゃないから。」

「おばあさんに、余計な気を遣わせちゃうから。」

など、考えを深めて気づかせたいことがらを、あっさり答えてしまいます。

 

そこで、吉野弘の詩「夕焼け」から場面設定を拝借して投げかけてみました。

満員電車で座っていたとき、目の前にお年寄りが立ったとき、どうする?

「ゆずってあげる!」

そのお年寄りは、お礼を言って次の駅で降りたから、また座ってん。そしたら、また別のお年寄りが自分の前に立ってん。みんなならどうする?

「ゆずってあげる!」

その子もゆずってん。だけどそのお年寄りは、お礼も言わずに次の駅でおりてん、ひどくない? その子はまた座ってん。なのに、また別のお年寄りが周りから押されて目の前に来てん。その子どうしたと思う?

「ゆずってあげて、それからは座らなかった。」「もうゆずらんかった。」(半々くらい)

そうねん。その子、今度は立てんかってん。うつむいて、下唇をきゅっとかんで、ずっと座っとってん。どんなこと考えてたと思う?

「なんで僕ばっかり…」「ぼくだって疲れてるのに」「今さらゆずってあげるのは変かな」「もっと早くゆずってあげればよかった。」等、いろいろ想像することができました。

終末に改めて書いた一人一人の「本当の親切」から、多かったものを掲示しました。

 

「次の時間も道徳がしたい!」と声が上がりましたが、4限目は算数をしました。親切は、道徳の時間だけにしたり、考えたりするものではないからです。

 

 

 

ドリームスクールキャラバン 6年

 ドリームスクールキャラバンプロジェクトの一環として、プロバスケットボールリーグ金沢武士団の山本選手・中島選手をお迎えして、バスケットボール教室を行いました。パスやドリブルの仕方を楽しく教えていただいたり、プロと代表児童が勝負したりしました。子どもたちはプロの技に見入りながら、意欲的に取り組み、夢や目標を持つことやそれに向かって努力することの楽しさ大切さを感じることができたのではないでしょうか。

ドリーム・スクール・キャラバン

 

金沢サムライズというプロバスケットチームから、

木村コーチと山本選手と中島選手が来てくださり、

バスケットボールのポイントを教えてくださったり、

プロ選手とシュート対決やドリブル勝負をしたりしました。

このドリーム・スクール・キャラバンは、

全国で18校、石川県では1校だけにあたった取組だったそうです。

とても貴重な機会をいただけました。

↓ドリブル勝負(中島選手のドリブルしているボールをとれるかという勝負)

↓シュート対決

 

 

朝読書(4年生・5年生)

4年生が国語で学習したことを5年生に見せに来てくれました。

4年生の作品を見ながら話を聞いている5年生が

あたたかい眼差しでコメントしている姿を見て、

心があたたかくなりました。