やすらぎ加賀教室の日誌

やすらぎ加賀教室の1年間

菜園に野菜を植えました

 長い連休も終わりましたが、皆さん生活のリズムが戻って来たでしょうか?
その連休明けの8日、暖かな皐月の日差しのもと、やすらぎ教室の菜園に野菜や花の苗を定植しました。
 キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、そして坊ちゃんカボチャ、黄色小玉スイカを植えました。
  
  まだ気温の低い日もあるので、キュウリやスイカなどは風よけの袋がけをしました。マリーゴールドはコンパニオンプランツとして、今年も植えましたよ。
        
   昨年から越冬したイチゴにも沢山の開花があり、早いものはもう大分実が膨らんでいます!  

         
                グラジオラスも、どんどん伸びています。
      
      4月末にビタミン菜の種を撒きましたが、1週間もしたら沢山のかわいい芽が顔を出していました!!


     ******** 皆さんにお知らせです  ********
     
       やすらぎ加賀教室に、SSW が来室することになりました。
       毎月2回、金曜日の午後2時から5時までおいでます。
       相談希望の際は、どうぞ教室まで連絡をください。
           ☛ TEL/FAX 0761‐72‐3220

桜満開

 今年は4月に入って少し寒い日が続いたせいか、開花がゆっくりだったので新学期が始まる日にも満開でした。
 聖城高校のすぐそばの熊坂川べりの桜並木も幻想的な桜色に包まれています。昨日は晴天で、本当に多くの人が散策していました。
  
          
   大聖寺町の「桜まつり」は13日から14日に行われます。それまで散らずにいて欲しい!
    
  グラウンドも桜で囲まれています。向こうに悠然と構えているのが、錦城山です。

           
            玄関に飾られた生け花にも桜が・・・

   やすらぎ菜園では、去年親株から取ったイチゴの小苗が沢山育っています。
   寒い冬を越えても元気一杯です。
              
    

      チューリップも蕾が膨らんでいます!
                 
      

  新学期に入って、環境が変わって落ち着かない人もいるでしょうね。困ったことや 
 心配なことがあったら、是非周囲の人に相談して下さい。
  やすらぎ加賀教室でもお話をきくことができますので、遠慮なく電話でもメールでも
 良いですからアクセスしてください。

 追伸:やすらぎ加賀通信4月号(127号)をアップしましたので、こちらもご覧下さい。      
   

いろいろ整いました

 もう弥生3月となりました。今日は、やすらぎ加賀教室のある加賀聖城高等学校の卒業式です。やすらぎ加賀教室が、ここに移転してきてやがて一年が過ぎようとしています。先月までに各部屋にエアコンがつき、また机が新調されて少しずつ、いろいろと環境が整えられてきました!
 全体に狭くて、十分な環境ではありませんが、それでも冷暖房が完備されたことと古かった机が新しくなったことは、とても嬉しいことで感謝しています。
            
            学習室の面談用の机です。角が丸くて、優しい感じになりました。
    
              
              職員室の机や椅子も新調して、全体が明るくなったようです。      

第4回事例検討会を開催しました

 1月25日(金)15:30~17:00、加賀市教育総合支援センター(のぞみ教室)2F研修室において、第4回の事例検討会をおこないました。講師に児童家庭支援センターいなみえんの浅田伸史心理主任、県教員総合研修センター教育相談課の前田真由美指導主事を迎え、市内各学校や関係諸機関から17名の参加を頂き開催されました。今回もPCAGIP法で進め、事例から支援の方向を皆で考える良い機会となったようです。

今回は、昨年度より欠席気味だったが今年度に入り欠席が増えている、高校2年生の男子生徒の事例です。学校では登校時には授業に参加し部活動にも楽しそうにしており、特に困り感はない様子ですが、家庭では何かと本人の気が休まらない状況のようでした。一つは祖父が認知症のため家庭が落ち着かないことがあったようです。しかし、祖父が入院してからも欠席は続き、本人も家庭も努力しているのですがなかなか改善が見られないようです。多くの質問から生徒の様子や家族のことが見えて来て、皆さんから支援のアドバイスが沢山出されました。

・家庭で本人を認めるように、エネルギーを充電できるようにするとよい。本人なりに考えている様子も見え、本人の中にエネルギーが溜まってくると登校できるようなので、家庭で充電ができるような関わり方をしてもらう。きつい言葉を言うと溜まりかけたエネルギーも一挙に消えてしまうので、使わないようにしてもらうと良い。

・本人が前向きになっていることを評価して伝えると良い。その際、可視的データなどで分かり易くしてあげる。家族にもそうしてもらうように伝えると良い。

・前向きになっていることを評価してあげることが大切。自分でどのくらいキャッチ出来ているのか気になる。本人が、自分がどのくらいできるようになっているのかを知ることが大切。何が効いたと思うか、どこを頑張ったのか訊いてみるのも良い。

・中学校でSCと関わったことを良い経験として、今も生かしているのが良い。

・担任が上手に関わっている、SCとの関わりも良い。家庭への支援という点でSSWの活用もして欲しい。母や祖母もSCと関わっていくこともよい。

・中学校との連携も必要、未然防止のためにも中学校時の情報を活用すると良い。

 最後に事例提供者からの、「今回祖父のことに気づくのがとても遅くなってしまった。もっと早い段階でどうかできなかったのか(と残念だ)。違和感はずっとあったが、気づけなった。」という感想に対して、
講師より

・何も聞かずに気づくのは無理。学校の先生が家庭のことを聞くことに抵抗があることはよく理解できる。SCとしての経験から、本人に何かあったら、「最近、何か変わったことはありませんか?」と、普段と違うこと、気づいたこと、良いことも(含めて)悪いことも拘わらずに訊いてみると良い。

・「違和感」を感じたその時が契機である。前年度の担任や中学でのこと、家庭のことなど情報を仕入れるとよい。との助言を頂きました。 
 
参加された皆さん、ありがとうございました。

        
         

どんどん読んで!!

 今年度の図書を購入しました。どちらかと言うと教員向けのもの、生徒向けのものがありますが、もちろんどの本も読むことができますよ。
 一部を写真に撮ってみました、気になる本があったら、どんどん手に取ってみて下さい。もちろん、今までの蔵書も沢山あります。