学校生活の様子
読書の木
今月の読書目標は「学校でも家でも本を読もう」です。七塚っ子は、お家でも本を読んでいるでしょうか。
今年も、みんなの読書の量を少しでも見える化し、本に触れてもらう取組として、「読書の木」を掲示していくことにしました。
葉っぱ、花、実、鳥など、冊数に応じてどんどん読書の木が彩られていく仕組みになっています。見てわかる通り、高学年になるにつれて、やはり本の内容が変わってくることもありますが、読書の個人差も広がっていく傾向があります。高学年はやはり時間もないのかもしれませんが、ぜひ少しでも読書の時間を自分で作って、1年間で自分が何冊読めるか挑戦してみるのもいいですね。読書は心の栄養です。たくさんの読んだ本から、自分の心に残るベストワンの本に今年も出会えるといいですね。
利他の心~地域の方に支えられて~
今日は水曜日。朝はげんきっず体操でスタートです。その後、ミニミニタイム、げんきっず委員が中心になって体力づくりに取り組んでくれました。
さて、今日の登校中に鍵を溝に落としてしまった児童がいました。蓋にねじがされていてなかなか取れず、見かねた近所の方や木津の区長さん、寺井設備さんたくさんの方が鍵を何とか拾ってわざわざ届けてくださいました。本当にありがとうございました。
誰かのために、心を尽くすことを「利他の心」と言います。自分自身の利益よりも他人の望ましい結果を優先する心、思いやりの心を指します。「利他」の反対は「利己」で、自分が良ければいいという心です。
学校はたくさんの「利他の心」に支えられています。今回の鍵を拾い届けてくださった方だけでなく、今日は今度紙芝居をしてくださる櫻井さんも打ち合わせに来てくださいました。また、ボランティアで校内の窓を一生懸命磨いてくださった保護者の方、図書ボランティアで長いこと図書館の飾りつけなどをしてくださっている方もいます。高学年の委員会での活動も、先日のプール掃除もみんな「利他の心」です。「誰かのために」という「利他の心」がこれからもずっと子供たちの中に育っていってほしいと願っています。
4年生 器械運動交歓会
今日は器械運動交歓会の本番です。4年生は朝から体育館で練習し、みんなで円陣を組んで気合を入れました。
七塚小学校は午後の部。給食を食べてから宇ノ気小学校へ向かいました。開会式が始まりました。教育長さんが「今までの成果を十分発揮してください」とエールを送ってくださいました。
大海小学校の演技が終わり、緊張のせいか、七塚小の4年生はトイレに行きたい人が続出!でも、でもちゃんと時間には間に合っていよいよ七塚小の発表です。マットも、鉄棒も、跳び箱も今までの成果をしっかり発揮しすることができました。最後にあいさつを終えたみんなの顔は、達成感でいっぱいでした。本当にかっこよかったです。そして、その後の宇ノ気小学校の演技を観ていた皆さんの目も姿勢も、とても真剣でしたね。今日1日はとてもたくさんのことを体験し学ぶことができました。そして今まで頑張ってきたことをしっかりと自分の力にして、次のステップにも力を発揮していけるといいですね。頑張った4年生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
5・6年生 プール掃除をしました
先週の大雨から一転し、今日は爽やかな好天に恵まれました。
今日の5・6限目には5・6年生によるプール掃除が行われました。
5年生はプールサイドの除草と小プールをとてもきれいにしてくれました。溝にたまった砂をかき出し、プールサイドのコンクリートに生えている草も、根っこから鎌の先を上手に使って、すべて取り除いてくれました。また6年生は、深いほうのプールの泥やプールの壁についている汚れをきれいに取り除いてくれました。
この後、2、3日干して、いよいよ水を張っていきます。どんどんきれいになっていくプール、それも自分たちできれいにしたとなれば、尚更愛着もわくことでしょう。コロナ禍で、思い切り活動できなかったプールでの活動ですが、今年はPTAの方のご協力で夏休みの開放もしていく予定です。安全に気を付けて、楽しく活動できることを心から願っています。
石川県学童話し方大会
今日は、かほく市出身で世界的な哲学者である西田幾多郎博士の忌日「寸心忌」の献花式がありました。そして寸心忌には西田幾多郎博士頌徳記念として「石川県学童話し方大会」が西田幾多郎記念哲学館で行われています。今年で70回を迎える大会に本校の3年代表児童も「はじまりは『しずかなよる』」と題して参加し、見事優秀賞を受賞しました。
講評をいただいた竪畑先生からは、「キーボードの演奏に始まりキーボードの演奏で終わるという構成が今までにないもので素晴らしかったです。話の内容そのものもとても素敵で、とても落ち着いた態度、ゆっくり一言一言がよく伝わる話し方がとてもよかったです。ぜひこの相手に伝わる話し方を自分の学校のお友達にも広めていってくださいね」とほめていただきました。また、心に響く話し方とは、①内容が豊かであること(借りものではない自分自身を語っていること)、②態度が優れていること ③話し方・話す技術があること(かおをみて、きちんと、くちを開けて、けんきょに、こえの大きさ・強さ・高さを考えて…「話し方のかきくけこ」)の3つだそうです。人に伝えるには、やはり心を込めて、相手をどれだけ意識して話すかが大切なのですね。逆にそんな話し方なら必ず相手に聞いてもらえるということかもしれません。とても勉強になりました。