宇ノ気中学校の出来事

　１、２年生の国語の授業では「百人一首」を行いました。以前は、３学期の始業式のあとに学年ごとに百人一首大会を実施していたのですが、コロナ禍の数年前から大会をすることが少なくなりました。そのような中、本校では国語の授業で（学級ごととなりますが）百人一首を行っています。上の句だけで取ることができる生徒も何人かいて、対戦相手の表情は引きつっていました。また大河ドラマの「光る君へ」の登場人物の和歌を知っている生徒もおり、大変盛り上がっていました。

　１年生の数学に授業では「オリジナルの模様」の発表会を行っていました。この授業は「図形」の単元の導入として「同じ形を敷きつめる」という課題で作製しており、生徒は、図形を逆さまにしたり、立体に見せたりといろいろな工夫をしていました。また「ハート」「せみ」「鱗」などの大変ユニークな作品もあり、「オーッ！」と声があがっていました。

　大変寒い日となりました。今週は大雪になるという予報が出ていたり、インフルエンザが流行していることなど、大変心配です。

　校内の掲示板は、新学期になり新しい掲示物でにぎやかになっています。ＡＬＴのミカエラ先生は、アメリカで有名な「ドクター・スース」という作家のキャラクターを掲示しており、日本ではあまり見ることのないキャラクターに、掲示物を見た生徒は大変盛り上がっていました。

　また図書室前の掲示コーナーには、お正月の本や今年の干支の蛇が出てくる本の紹介などが掲示されています。

　冬休みの課題になっていた書き初めを各学級で展示しました。１年生は「不言実行」２年生は「新たな目標」３年生は「旅立ちの春」と各学年の状況に当てはまる題材となっています。何時間もかけて書いたのだろうと思う大変レベルの高い書き初めもありました。本日の放課後、各学年の先生方で審査をする予定です。

　 ３学期がスタートしました。雨風が強い登校時刻となりましたが、元気に登校してきた生徒の表情を見てホッとしました。各学級の黒板には担任の先生からのメッセージが書かれており、登校してきた生徒は嬉しそうでした。

　体育館の床の張り替え工事のため、本日の始業式はリモートで行いました。校長先生から、今年の干支の「乙巳」の話、３学期の持つ意味そして各学年にエールを送りました。生徒指導の先生からは、時間を守ること、下駄箱やロッカーの整理、挨拶や授業中の姿勢など当たり前のことをしっかりとやっていこうとありました。また、能登半島地震から１年が過ぎ、登下校中に地震の揺れが起こった場合は「落ち着いた行動をとってほしい」と話がありました。学習担当の先生からは、学習の基礎基本を見つめ直し、考えの土台となる知識や技能を高めていこうと話がありました。

　「魅力のある学校づくり」の実現のために、教職員一同力を合わせ努力してまいりますので、保護者の皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。