宇ノ気中学校の出来事

2024年1月の記事一覧

授業の様子より

 1週間が終わりました。それぞれのご家庭で、大変な日常が続いていることと思いますが、お子様を学校へ送り出していただき本当にありがとうございます。

  2年生の体育の授業では、1組VS2組の全員リレーを行っていました。スタート前からやる気満々でしたが、1組は順番がわからなくなってしまい、今回は2組に軍配が上がりました。

 また3年生は、総合の時間を使って私立一般と公立推薦の生徒の面接練習を行っていました。今日は、部屋に入るところ、挨拶するタイミング等々、多くのことを練習していました。緊張するでしょうが、自分の良さ、自分の思いをしっかりとアピールしてくださいね。

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アニーシャ先生の読み聞かせが始まりました!

 今年最初のALTのアニーシャ先生による読み聞かせが行われました。本日は「元気なマドレーヌ」というパリの寄宿舎で暮らす元気な女の子、マドレーヌのお話しです。

 『ある日の真夜中、マドレーヌの泣き声が寄宿舎に響き渡りました。マドレーヌは盲腸になり、入院することになってしまいました。寄宿舎のお友達がお見舞いにいくと病室にはおもちゃやキャンディがあふれ、羨ましったらありません。その夜、寄宿舎のお友達全員が「お腹が痛いよ~。盲腸だよ~。」と泣き叫びました』というお話しです。
  生徒の中には、読み聞かせに来るということ以上に、アニーシャ先生に会いに来る生徒も多く、とても楽しそうです。今日は3年生の英語の授業にも入っており、グループワークに参加していました。 

 アニーシャ先生、2024年もよろしくお願いします!

 

 

 

 

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生徒の元気な声、そして笑顔に助けられています!  

 昨日行った面談では、「地震が怖い」「親戚の家から通っている」「能登にじいちゃんとばあちゃんがいるので心配」など、いろいろな思いを持って生徒は学校に来ていることがわかりました。学校では、友達とおしゃべりしたり、笑顔を見せたりしていますが、ふと家に帰ると不安になったり、怖くなったりすることがあると思います。ぜひご家庭で①不安なこと、心配なことは口に出す②不安になる情報から離れる③身体を動かす④今できることに集中するなどがメンタルケアになるそうなので、やってみられてはいかがでしょうか。

 各先生は、学校生活の中で、楽しむこと、声をだすことなどを意識して授業をしていました。体育では、バレーボールのゲーム、国語では百人一首(上の句でとってほしいな~)を行っていました。

 生徒の元気な声、そして笑顔に助けられています。とにかく一日一日ですね。

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3学期が始まりました

 3学期がスタートしました。生徒や保護者の皆様は、まだまだ不安な時間を過ごしていることと思いますが、元気に登校してきた生徒の表情を見てほっとしました。本日の始業式は放送で行い、まず全校生徒、教職員で、能登半島地震で亡くなった方々への哀悼の意を表すために黙祷を行いました。

 校長先生からは、授業中や休み時間に地震による揺れがあった場合は、先生の指示や放送を待たず、机の下にもぐることや窓や棚の近くから離れるなど、「自分の命は自分で守る行動をとる」ことの話がありました。そして、暗く辛い年明けとなりましたが、今できることを精一杯やっていこうと全校生徒に伝えました。

 本日、急ではありましたが、津波が来たときの避難の確認そして、一人一人の生徒に対して面談を行いました。中学生はなかなか自分から困ったことや辛いことを言わない、言えない年齢ですが、私たち大人が一人一人の生徒に寄りそって心のケアをしていきたいと思います。保護者の皆様、心配なことがありましたら、ご相談ください。

 今日の給食は、お雑煮が出されました。こんな中でも給食を頂けることに感謝したいと思います。栄養教諭の細山先生、塚本給食センター所長、調理員の皆さん本当にありがとうございます。

 

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宇ノ気中学校の生徒の皆さんへ

能登半島地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

かほく市の小中学校は9日(月)に始業式を予定していますが、生徒のみなさんの中には、能登方面へ旅行やお里に帰省をしていて、避難をした人もいると聞いています。依然として断水や停電が続いている地区もあり、各地区で不安な日々を過ごしている生徒や地域の方々がたくさんおられます。

3学期が始まりますが、生徒の皆さん、不安なこと、困ったことがありましたら、担任の先生や近くの先生、大人に伝えてください。特に入試を控えた3年生は不安な思いがあって当然だと思います。一人で抱え込むことなく、話をしてください。

また、今後も余震が起こる可能性があります。引き続き、命の安全確保を最優先に考え、行動してください。(具体的な内容については、9日に伝えます)

暗く辛い年明けとなりましたが、被災した地域の一日でも早い復興を願い、そして私たちは今できることを精一杯、そして前を向いて進みたいと思います。

 

宇ノ気中学校長 本山 久美子

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